2018年09月07日

独居老人の生活1290(停電は忘れた頃にやってくる)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1290
                     (停電は忘れた頃にやってくる)


 想定外なんて言っちゃいけません。

 想定外のことへの対策を考えるのが危機管理なんです。

 災害に対する心得なんです。

                                    田勢康弘 (政治ジャーナリスト)


北海道は地震に見舞われ全域が停電に.......
約300万戸が真っ暗闇の中で過ごすという前代未聞のblackout。

札幌に住むジジイの友人(みな高齢者の1人暮らし)は3人いる。
内1人は、 10月からチェンマイで滞在予定。

「出発を早めて今すぐチェンマイに来たら?」 とジジイはメールで
 勧める。

すると今朝(札幌時間で午前2時)、 返信あり。
「復旧して電気OK、 普通の生活に戻りました」 

もう1人の友人は9時過ぎ(札幌時間)、
「電気は戻ったけどエレベーターが動きません、 部屋で寝てる
 だけです」 とLine着信。

2日ほどの停電で済んだようだが、 意外と脆(もろ)い北海道の
電力事情がジジイにも理解できた。

なぜ原発を稼働させないのか、 泊原発があるだろうに。
原発ゼロなんて愚か、 火力、 水力に原発があっていいと思う。

何はともあれ幸運だったのは地震発生が9月上旬だったこと。
これが厳寒の真冬だったらどうなるか、 友人3人は高齢だ、 あの世に行ってたろう。


 「禍を転じて福となす」

今回の停電が結果として、 北海道の人口増加になってくれればと、 ジジイは期待している。

                 * *

日本でお暮しの方には申し訳ないが、 チェンマイは極楽だとつくづく思う。
地震・台風は来ない、 停電も洪水もない、 厳寒の冬もない。
1年を通し実に平穏な日々だ。

ま、タイ人の若い奥さんや恋人をお持ちの方は、 我儘とおねだり攻勢に音をあげていらっしゃるかも。 

でも傍(はた)から見れば、 実に羨ましい日常だ。


何の憂いもないジジイは昨夕(6日)、 友人と和食店 「憩」へ。
地震も停電もないから安心して出かけられる。

食べ終えて、 次はその隣にあるジャズカフェに席を変える。
店名 「Jazz Cafe 285」、 毎晩ライブ演奏がある。 
 (地図はココ、  Street Viewはココをクリック)

ビールを飲み、 ライブを聴いていたその時だ。
突然暗闇が訪れた、 停電?  そんなバカな。

pict-P_20180906_215036憩の隣ライブ停電 (5).jpg
           ☝ 間違いなく停電でした。



  こちらはスマホの電灯(?)を使って食事。
pict-P_20180906_215036憩の隣ライブ停電 (4).jpg



  辺り一帯が停電か、 隣の 「憩」 を覗く。
  電気がちゃんと点いている。
pict-P_20180906_215036憩の隣ライブ停電 (6).jpg



  20分ほど経ってお店はキャンドルサービス開始。
pict-P_20180906_215036憩の隣ライブ停電 (3).jpg
                  ☝ 
      ロマンチックな雰囲気はありません。
      爺さんと一緒、 ロウソクはお通夜のよう.....



暗闇で飲むこと1時間、 爺さん2人の前途に光明が........
                  ☟
pict-P_20180906_215036憩の隣ライブ停電 (2).jpg



そしてライブ再開、 懐メロポップスが明るく耳に届く。
ジジイはビートルズナンバーをリクエスト...........イイネ!
                  ☟
pict-P_20180906_215036憩の隣ライブ停電 (1).jpg



北海道の皆さま、 斯くもチェンマイは、








 停電でも..........平穏なのです。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 11:25| Comment(6) | 食べる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月06日

独居老人の生活1289(チェンマイの犯罪あれこれ)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1289
                       (チェンマイの犯罪あれこれ)


 好首尾かつ好運にはこばれし犯罪は 美徳と称さる。

                                     セネカ  「書簡集」 より


ジジイでもチェンマイのポリスと接することがたまにある。
1番多いのが道路での検問。

他に直進禁止違反で捕まり、 裏通りに連れて行かれて500バーツをせしめられたこともある。

だがチェンマイ警察の仕事は交通違反取り締まりだけじゃない。
ちゃんと犯罪にも対処しているのだ。


@ 泥棒の取締り。

チェンマイ警察は3人の男を逮捕、 容疑は電線の盗み。
電信会社からの訴えを受けて捜査していた。

容疑者3人をメーサ、 メーリムで見つけ出して逮捕。
ピックアップトラックに積まれたスチールカッターと電線を証拠品として押収した。
                   ☟
pict-Wire Cutting Thieves.jpg


犯人は容疑を認める。
電線の中にある銅線がカネになるんだとか、 ポリスに拍手!

                 * *


A チェンマイ警察にはウソ発見器は不要。

先月中旬、 20歳のマレーシア人が警察署にやって来た。
通訳を通して若者は被害状況を語る。

pict-Malaysian Man Arrested.jpg
       ☝ 左が20歳のマレーシア人。


『バービア街のロイクロ通りで強盗にあいました。
犯人はブロンド髭の男で、 赤い帽子をかぶり、 キッチンナイフで
私を脅したのです。
私が路上に財布を投げると、 犯人はそれを掴み逃走しました』

警察は捜査を開始、 近くの住人やセキュリティ関係者ら状況を訊き、 強盗事件はなかったと判断。

マレーシア人の若者を狂言の廉で逮捕。
彼は所持金が底をつき、 父親から更なる送金をさせようと事件をでっち上げたと白状。


よくぞ嘘(狂言)を見破ったチェンマイ警察.......拍手!

犯人の若者は、 父親に何度もカネをせびっていたのだろう。
しかし、 もう少し頭を働かせればいいものを.......

「バイクで転んで大怪我をしたけど、 カネがないので病院に
 行けません。 すぐ送金、 お願いします」

これなら親も心配してカネを出すだろう。

そう、 かってジジイはこの手口でやられたことがある。
頼んできたのは息子じゃなくてチェンマイの女の子。

しょうがないので3千バーツを送金したが、 事故は嘘だった。
警察に届けても嘲笑されるだけ、 事件にもなりゃせんわ。

                 * *


B 〇〇の方から来ました。

日本では、 「消防の方から来ました」 と言って住民を騙す不届き者がいる。

チェンマイではこれが消防じゃなかった。
先月、 ホステルに現れたのは電力会社の係員、 ちゃんとバッジまで付けている。

その係員は、 ホステルのオーナーに告げた。
「電気料が未納なので、 電気を止めます」

オーナーはそれでは困るので、 その場で5千バーツを支払った。
たまたま延滞していて、 言い分に正当性があったのだ。

pict-Scam by Fake Electricity Officer.jpg
         ☝ 状況を語るホステルのオーナー。


しかしどうもおかしい、 そのあと詐欺にあったことに気付いて警察に届け出る。
警察では現在、 監視カメラで詐欺師の特定を急いでいる。

同時期に他でも同様の詐欺事件が発生、 こっちは1万Bの被害。
 (source: Chiangmai News)
                 * *

チェンマイでありそうなのがアパートの電気料金だ。
料金をチョロまかすのはアパートの従業員。

正規料金に上乗せして請求、 部屋を借りてる人は信用してそのまま支払う。

従業員の割のいいアルバイト、 ターゲットの最適は日本人。

理由は人を疑うことをしない、 お金持ちで鷹揚、 相場を知らない......日本人は絶好のカモかも。

加えてアパートの経営者が、 電気の基本料金を高めに設定している場合がある。 例えばそれが10バーツなら高過ぎか。

ちなみにジジイが住むアパートの電気基本料金は、4B/kWh。
 (注) 単位は多分kWhだと思うが、 よく分からない。

ジジイは月に平均60kw使用 → 240バーツ/月+15Bを払う。
エアコン使用はいつも6時間/月程度。

参考までに、 水道代の基本料金は32バーツ/リューベ。
ジジイは毎月5〜6リューベ使用、 ほぼ180B/月+15Bの請求。
 (注) 単位は多分リューベだと思うが、 よく分からない。

ということで、 ジジイが支払う電気・水道代は、 450B/月程度。
独居なので大してかからない。

                * *

年に1度、 チェンマイでロングステイを楽しむ友人がいた。
彼はアパートの受付の女性(当時30代後半)と顔見知りになる。

で、この爺さん、 毎年泊まるごとに彼女にレンタバイクを依頼。

「俺は土産もあげてるし顔なじみ、 安く借りてくれるんだ」

と喜んでいた。

ジジイがそのレンタル代を訊くと余りに高い。
友人を街のレンタバイク屋に連れて行き、 同機種の料金を訊く。

受付け女性が斡旋するバイクより1,000バーツも安かった。
彼女は1,000バーツを自分の懐に入れていたのだ。


チェンマイでも泥棒や詐欺師がいるけれど.......

1番注意しなきゃあいけないのは、







 ハイ、 オンナの色香です。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:02| Comment(2) | 華麗なる生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月05日

独居老人の生活1288(アベ・ヒトラー後編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1288(アベ・ヒトラー後編)


 平和を求める信条だけでは、 平和を築き上げることは
 できないということも分かっている。

 平和には責任が不可欠だ。  平和には犠牲が伴う。

                                バラク・オバマ (前アメリカ大統領)


ドイツではトルコ系移民の扱いをめぐって対立している。

そんな時、 西部の都市、 ウィースバーデンで開催された芸術祭に
エルドアン大統領像が出品された。

pict-pict-DSCN4443.jpg


独裁への皮肉で、 像にはすぐ 「トルコのヒトラー」 の落書き。

地元のトルコ系住民の抗議もあって、 金ピカ像は1日で撤去されたそうな。

こういうのは ”独裁” と言われても仕方ないだろう。

                 * *

ノーベル賞を受賞した初めてのアメリカ人は誰か?

1906年受賞のセオドア・ルーズベルト大統領である。

受賞理由は、 日露戦争をポーツマス条約の斡旋で終結に導いたこと。

   pict-セオドア・ルーズベルト2.jpg


但しS.ルーズベルトはこんな考え方の持ち主であった。

「戦争または戦争に類した行為で敢えて冒険をおかすものこそ、
  けだし最上の讃辞に値する人々である」

彼は平和主義者でなかったのだ。

                * *

大統領として2番目がウッドロウ・ウィルソンで、 1919年に受賞。

    pict-ウッドロウ・ウィルソン.jpg

受賞理由は、世界平和の達成に尽力し、 国際連盟設立を主導したこと。

                * *

3人目のアメリカ大統領の受賞はジミー・カーター。
彼だけは離任後21年も経った2002年に受賞している。

在職中に進めたエジプトとイスラエルの和平交渉の仲介を行ったことと、 人道的な取り組みに貢献したことが受賞理由とか。

                * *

核なき世界という理念で2009年に受賞したのがバラク・オバマ大統領。   
彼はそれを実現できずに大統領の任期を終えた。

ではオバマの受賞式での演説をご視聴ください。
    pict-オバマ大統領のノーベル平和賞受賞式.jpg


(2009年 Nobel Peace Prize Lecture by Barack Obama)
                ☟
https://www.youtube.com/watch?v=AORo-YEXxNQ


英語の演説ではチンプンカンプン、
ジジイがwikisourceの日本語訳から抜粋して.....
               ☟

・戦争はどのような形であれ、昔から人類とともにあった。
 その道義性が疑われたことはなかった。


・時を経て、集団間の暴力を規制する手段として法律が登場すると、 哲学者、 聖職者、 政治家が戦争の破壊的な力を制御しようとし、 そこで 「大義のある戦争」 という概念が登場した。


・それは、戦争は自己防衛の最終手段として、 適正な武力により、 可能な限り非戦闘員は犠牲にしないという条件に合致する場合のみ正当化されるというものであった。


・我々が生きている間に暴力的な紛争を根絶することはできないという厳しい真実を知ることから始めなければならない。


・国家が、 単独または他国と協調した上で、 武力行使が必要で道徳的にも正当化できると判断することがあるだろう。


・国民を守り保護することを誓った国家のトップとして、 私は現実の世界に対峙し、 米国民に向けられた脅威の前で手をこまねくわけにはいかない。


・誤解のないようにいえば、世界に悪は存在する。

非暴力運動はヒトラーの軍隊を止められなかった。
交渉では、アルカイダの指導者たちに武器を放棄させられない。


・時に武力が必要であるということは、 皮肉ではない。
  人間の欠陥や理性の限界という歴史を認識することだ。


・私は、バルカン諸国や、戦争に傷ついた他の地域でそうであったように、 武力は人道的見地から正当化できると考えている。


・だからこそ、 すべての責任ある国家は、 平和維持において、 明確な指令を受けた軍隊が果たし得る役割というものを認めなければならない。


・私は、なぜ戦争が好まれないのか理解している。

だが、同時に、 平和を求める信条だけでは、 平和を築き上げることはできないということも分かっている。

平和には責任が不可欠だ。 平和には犠牲が伴う。


まあ、 このような演説がノーベル平和賞式典で堂々となされた。

オバマは、 軍隊は必要、 戦争は人道的見地から正当化できる..と言っている。

オバマの考え方は当たり前、 世界の常識と言っていい。


いつもなら噛みつくはずの朝日新聞は、 オバマのこの演説を非難せず。 何故かすっとぼけていた。

仮に安倍首相が受賞し、同じ演説をやったとしよう。
野党&朝日新聞はこぞって、 未曾有の大批判を繰り出すだろう。

そこに中韓も呼応して糾弾の雨嵐。

 「安倍首相、 戦争を正当化!」

 「日本は軍事大国を目指す!」

 「平和を脅かす安倍首相の軍国主義!」

 「安倍首相、 ナチス政権再来を目論む!」

日本中が蜂の巣をつついたかのようになろう。

そもそも 世界の常識は、 「平和を祈り、 反戦を誓う」 や、 憲法で平和を保てると信じる日本とは180度異なる。

要は、 世界でこんな阿呆は日本人だけということ。
平和認知症は日本に蔓延する風土病なのだ。

                 * *

では日本の元首相はどうだろう。
下のポスターは、 民主党代表選(2010年)のもの。

    pict-2010年民主党代表選3.jpg

副総理だった菅直人と小沢一郎の一騎打ち。
小沢は陸山会問題の渦中にありながら立候補。

なので菅直人は 「オープン、 クリーン」 を掲げ、 小沢をそれとなく叩く中身のない演説ばかり。

選挙結果は菅直人の勝利、 これで菅首相が誕生したのだ。
                  ☟
pict-2010年民主党代表選2.jpg



その時に菅直人が出した選挙公報を読めばよく分かる。
                   ☟
pict-kan5_senkyokouhou.jpg

お読みになれないと思うので、 以下、ジジイが抜粋して.....

外交:

・「平和創造国家」 を標榜する外交を目指します。

・「東アジア共同体」 構想を推進します。

・核不拡散、 核廃絶、 PKO等に取り組み、 世界平和実現に努め
  ます。

・日本の主張を世界に発信します。


なんと薄っぺらい言葉、 平和に対する責任・犠牲の覚悟が感じられない。
こんなんで総理大臣になるのだから怖いものがある。

ナニ、 東アジア共同体だって?
これって大東亜共栄圏とおんなじ、 近衛文麿の再来かい?

核廃絶だって?  だったらどうやるのか具体的に言ってよ!


ジジイが呆れ返ったのは、 菅首相の中国訪問の時だ。

「日本の主張を世界に発信します」 と言っておきながら、 胡錦濤主席との会談ではノートを持参。
                   ☟
pict-菅直人首相と胡錦濤会談2.jpg
        ☝ ノートを見なきゃ世界に発信できないの?



それとも胡錦濤主席さまのご発言をメモするつもりだった?
                   ☟
pict-菅直人首相と胡錦濤会談.jpg


ジジイは、 こんな我が国家元首を見て愕然とした。

まるでどこかの県庁の課長が、 官邸の首相に陳情にでも行った
ように見える。

何とも無様で情けない姿を世界に発信したもんだ。

                * *

国内政策:
野党だった頃の民主党は、 自民党政治を 「官僚主導」 と批判していた。
そこで菅直人は 「官邸主導」 を強調、 自民との違いをアピール。

・政治主導で進めます。
・また、予算は総理大臣が直接指揮して編成します。

・省庁間で合意できない課題があれば、 機動的に関係閣僚会議を開き、 最終的に私が結論を出します。


今、 安倍首相がこれと同じ発言をしたら大騒動になるだろう。

 「どこまで続く安倍独裁政治、 首相が直接予算を決める!」

野党と朝日などメディアは鬼の首を取ったように糾弾しよう。


                   ☟


pict-安倍首相ヒトラー.jpg


「安部晋三は、 ヒトラー!」

つくづく思う。  野党と朝日の常識は、世界の非常識。


いや、非常識じゃないか。








 タダの馬鹿。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:34| Comment(0) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする