2017年05月15日

独居老人の生活864(喜びも落胆も、そしてまた・・・)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活864
                    (喜びも落胆も、 そしてまた・・・)


  もしこの世の中に喜びしか存在しなかったなら、

  私たちは決して勇気と忍耐を学ぶことはできません。

                                              ヘレン・ケラー


5月10日は喜びと落胆の2つがやって来た。
午後5時に鼻茸(鼻ポリープ)の摘出手術を受ける。

鼻茸は、 副鼻腔にできるポリープ状の病状で、 鼻の内部における粘膜が膨れて茸(キノコ)のような状態になったもの。

pict-Polype_nasal.jpg
    ☝ 鼻の穴から顔を覗かせる鼻茸(参考)


ジジイの場合、 片側の副鼻腔に大きなポリープがあり、 その孔は全く空気が通らない(息ができない)状態。


麻酔は麻酔薬を浸した脱脂綿を鼻の中に詰めるだけ。
痛みなし、 親指大のポリープがすぐ取れた。

”すぐ” と書いたが、 医師はポリープが大きくて苦労したようだ。
ジジイがその鼻茸を記念に持ち帰りたいと頼んだが答えはノー、 検査に回すとか。

手術代は12,660円(健保で3割負担)、 血止めの薬などで薬局への支払いが約500円。

摘出後は鼻の通りがスースーして爽快、 自転車に乗って帰宅。
出血するわけでもなく、 1〜2日の入浴を控えるだけ。

                * *

嬉しい気分でパソコンをスタートさせると、 通常の画面が現れず、 代わってOSがダメの表示。

数回スイッチのOnとOffを繰り返したが状況は同じ。
どうしたらいいもんか、 がっかり。

ビールはロング缶1個だけで我慢し、 テレビを見ながら夕食。
医師は、 「飲む量はお任せします」 と言ってくれたが、 ガバガバ飲んで夜中に出血でもしたら面倒だ。

飲めない上にPCが使えないとなると他にやることがない。
新聞を読んでいたら眠気がさし、 9時に就寝。

こうして嬉しさと落胆の2つを味わって1日が終わった。

               * *

翌11日、 PCを持って秋葉原へ。
PCの修理専門店を探すがどこにも見当たらず。

仕方なく 「LABIパソコン館」 に飛び込み修理係(4F)に相談。

pict-DSCN0458.jpg
                  ☝ 
 二人とも中国人で、 日本語は”読み・書き・話す”に堪能。


店員さんは、 修理に着手するだけで数千円かかり、 あとは修理内容によって費用が発生すると言う。
その料金表を見るとン万円のレベル。

ジジイのPC(約45,000円)は購入後4年10ヵ月を経過、 既に補修として3,500バーツ(約11,000円)を出費。

これ以上の修理代を支払うなら買い替えた方がベター...と友人の
アドバイスもあり、 その場で迷わず新PC購入。

ジジイは、 「ワード・エクセル不要、 主にタイで使用」 と告げる。
店員さんが薦める台湾製の 「ASUS」 を2秒で決める。

「ASUS」 は初耳だが、 中国/韓国製以外のメーカーなら何でもOK。
PCの色にも執着なし.....赤になった。

価格は59,184円(税込み)で、 5,626円のポイント(割引)付。
加えて旧PCのHD取り外し代に4,000円、 初期設定やらセキュリティで9,200円で計13,200円。

この13,200円には、 先ほどのポイント割引を利用。
13,200―5,626=8,089円の支払いとなる。

旧PCのデータを新PCにそっくり移すよう依頼。
この費用は容量などで決まるので、 作業後に判明。

結局この日のLABIへの支払いは、 合計67,300円。

               **

2日後の13日、 LABIから電話。 「旧PCのHDDが壊れており、 データの移し替えは不可能」 と言われる。

これにはガックリ。  アプリ、 写真、 原稿(ドキュメント)、 お気に入り、 単語帳などそっくり消失。

写真はブログ用にたくさん準備、 それだけに落胆度は大きい。


このあとも大変、 インターネットやブログサーバーのセットアップ等をどうするか、 お恥ずかしいがジジイにはできない作業なのだ。

だがジジイはラッキー。
13日の午後4時に、 元同僚との会食予定が既にあったこと。

新PCを受け取りに秋葉原へ行き、 その足で約束の場所へ......
居酒屋で元同僚は、 嫌な顔もせず立ち上げてくれた。

彼は明日札幌に戻る予定で、 作業可能日は13日だけ。
ギリギリ間に合って、 こうしてブログも発信できるようになる。

    pict-DSCN0474.jpg
                ☝ 
感謝あるのみ元同僚(PCに熟練)、 謝意として安酒を奢った。
「詳しく教えてやるから札幌に来い」 と言ってくれたが.....


ジジイは女には恵まれないが、 友人には恵まれる。










 両方に恵まれたい。


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:08| Comment(6) | 華麗なる生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

独居老人の生活863(#3 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?  タイ人とのコミニュケーション)



10日の午後、 ジジイのパソコンが壊れました。
今、 買い替えた新しいPCを使って書いてます。

前のPCのHDDが完全にダメで、 アプリ、 写真、 単語など保存していたものが全て吹っ飛びました。

ドキュメントに保存のブログ原稿5回分やら多数の資料も消失。
意気消沈、 今日のブログも思い出しながらの再作成です(涙)。

               * *

本日は前回の続きで最終回。
未読の方は#1、 #2を先にお読みくださいませ。


チェンマイ独居老人の華麗なる生活863
          (#3あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?)


    外国人とのコミュニケーションは、
    一般的に言語というツールを使って行う。

    しかし会話ができなくても、
    コミュニケーションをとることはできる。

    それは  「Money talks everything」
    お金が全てを物語る。



あのタイ人BさんはなぜUさん(69歳)に切れたのか?

Uさんには無意識でよくやる仕草がある。
それを目にするタイ人はどう思うか?

@ Uさんの気になる仕草。

Uさんは疑問などがあると、 欧米人に似た仕草をする。
腕を八の字に広げ、 掌を上にして肩をすくめ、 Oh noって感じ。

pict-aflo_lkgg424510.jpg


この仕草に対し、 タイ人がどう感じるかはわからない。
言えることは、 日本人の我々は滅多にやらない。

だが世界に出ると自然に出るのか、 昨日(13日)のこと。

下の写真は陸上100m上海大会で、 フライングして失格となった桐生選手。  「何でえ〜?」 と不満顔。

pict-桐生選手.bmp



特に問題があるのは ”サムズアップ” のジェスチャーだ。

我々はいいね!(Nice、 Good)とかOK! の時に使うが、 タイ
ではタブーで侮辱の意味があるらしい。

   pict-220px-Thumbs_up.jpg


もしUさんがこれをやったとしたら、 タイ人は怒るかも.....

(追記:15日午前10時45分)
読者の方からのコメントで、

「タイ人の妻はサムズアップに侮辱の意味なし..と言っている」
とのご指摘をいただきました。

wekipediaの記述は次の通り。、
『中東、 西アフリカ、 南アメリカ(ブラジルを除く)では侮蔑の表現となる。
その他、ヨーロッパやアジアの一部の国ではわいせつな表現』

以上の点、 ご留意ください。


下記のようにも言われているようで........
 参考までに、 海外でタブーの仕草だとか。
             ↓
pict-angry-travelers-guide-to-obscene-gestures-thumbnail2.jpg


              * *


次にUさんが頻繁にやるジェスチャーがワイ(合掌)である。
ジジイと異なること....彼はこのワイを誰にでもする。

食堂の若い女店員や街の若者にも、
「コップンカップ、 ありがとう」 と言いながらワイをする。

日本語の 「ありがとう」 だけ言ってワイの時もある。
野良犬にも気軽に 「こんにちわ」 って挨拶する感じか。

    pict-PM Yinluck 65692_715403988504059_1388678557_n.jpg


ジジイもたまにワイをするが、 自分より年上と思える相手だけ。
年長者からワイをされると寿命が縮まる..と信じているタイ人も
いると聞く。

相手構わずワイするのはどうなんだろう。
UさんはGoodと思っているようだが.......


                * * 


タイ人が切れた訳として、 次の可能性が高いように思う。

A 日本人は金持ちのイメージ。

Uさんは50歳で引退したので、 年金受給額はさほど多くない。
だからか、 Uさんには自分が金持ちだという認識なし。

彼は倹約家であり、 屋台やタイ飯屋の安い処が大好き。
ビールが60B程度なら大喜びする。

しかしタイ人から見ればどうか。
Uさんは、 毎年チェンマイに来て1ケ月を遊んで暮らす。

市場で働くタイ人の収入と比較すれば、 Uさんは如何に裕福か。

Uさんは市場での酒盛りに参加するとき、 2〜3回に1度は260
バーツのウイスキーを差し入れする。

彼はこれで十分礼を尽くしたと考えていた。
しかしUさんも彼らと一緒にそのウイスキーを飲んだりもする。

タイ人は、 彼が自分で飲む酒を持参したくらいに思っていたかも
しれない。
でもUさんは、 「オレは皆の友だち、 歓迎されている」 と思う。


Uさんは以前にもよく似た経験をしている。
それはバイクをレンタルする時だ。

彼は定宿アパートの受付嬢(40前後)に依頼していた。

「彼女には宿泊するたびに300バーツのチップを渡している。
 だから安くしてくれるし、 バイクはアパートで引き渡しさ」

こう自慢げに話していたUさんだが、 料金は相場より5割も高かった。  受付嬢にピンハネされていたのだ。

それを知ったUさんは、 臍を噛んで別のレンタル店を利用。
「彼女を友だちと思っていたのに......」 と。

              * *

ここで1つ仮定してみよう。

もしUさんが参加するたびに、 必ず千バーツ程度のジョニ赤などをプレゼントする。
加えて高級な寿司などを持参し、 彼らに提供していたら.....

要は気前よく奢ればいいのである。
そういう状況にあっても、 あのタイ人は怒るだろうか?

タイ人が日本人を招待する場合、 スポンサーとしての期待を秘めている。 69歳のUさんは最年長であり、 彼らの中で最も金持ち。

ところがどうだ、 Uさんは呼びもしないのに手ぶらで現れる。
で、 タダ酒タダ飯で楽しんで帰る(時もある)。

「あの日本人、 いつまでオレたちの好意に甘えてんだ!」


A)こんな不満が積もり積もって爆発、 Uさんを罵ったのか?

B) それとも彼の仕草がタイ人を怒らせたのか?

C) あるいはTPOを無視、 マナーの点で不快にさせたのか?

ジジイに答えは出せない。

尚、Bさんは酩酊して(酒癖悪くて)切れたのではないという。
となると間違いなく、 怒らせた原因はUさんにあると思っていい。


念のために書くが、 Uさんは好感の持てるお人柄だ。
だからこそジジイは8年間付き合っている。

批難ではなく、 彼にアドバイスさせて戴く。
もしタイ人と付き合うなら、 片言のタイ語を覚えて欲しい。

無理なら、 せめて 「指さしタイ語会話」 くらい持参しろ。
少しは理解し合えるし、 そうしたいという熱意だけは伝わる。

 「あの爺さん、 タイ語を覚える気など全くない。
  勝手に来て、 タダ酒飲んで笑ってるだけ」

こうタイ人から思われたら悲劇だ。

酒を酌み交わし、 ニタニタ笑っているだけで打ち解けた(間柄)と思ったらとんでもない勘違い。

そして友人・仲間と思い込んで入っていくと、 突然激昂される。
外国人とのコミュニケーションは簡単なもんじゃない(と思う)。

               * *

皆さんはどう感じられましたか?

タイ人Bさんは...なぜUさんに切れた?









さて、 なんだったんでしょうね?


チェンマイって ホントいいですね!

 (後記)
「チェンマイ卒業宣言」 をしたUさんだが、 ジジイはまた彼が来て
くれると思っている。

チェンマイ再訪の確率は50%。
ダメな5割は、 日ごろ不摂生なUさんがあの世に行く確率である。
待ってるよ、 Uさん!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:40| Comment(19) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

独居老人の生活862(#2 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?  タイ人とのコミニュケーション)


マクロン新フランス大統領の奥さんに仰天。
マクロン氏より25歳年上で、 出会いは教師と生徒の関係から。

マクロン(15歳)と同じクラスに夫人の子供がいたという。
下の写真、 母と息子に見えるのは当たり前か。
                   ☟
pict-br3dgzHg_20170509120438.jpg
          ☝ マクロン新フランス大統領夫妻。

                  * *


本日は前回の続きです。
未読の方は、 前回の#861から先にお読みください。



チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐862
          (#2 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?)


   友情のための最大の努力は、
   友人に我々の欠点を見せることではない。

   彼に彼の欠点を悟らせることだ。.  
   

                                  ラ・ロシュフーコー (モラリスト文学者)


何故、 顔見知りのタイ人はUさんに切れたのか?

ジジイの友人やジジイも過去、 Uさんの言動に不快な思いをした
ことがある。
その起因は何か?  これを辿って推察してみよう。


@ ジジイの友人の場合。

数年前、 ジジイの友人(元会社の同僚)をUさんに紹介した。
そして2度目の会食でのこと。

Uさんはこう言って友人が注文した冷奴に箸を入れた。

「私はちょっとだけ食べるのが好きなんです」

友人は怒る。

「取るなら一切れ分、持って行けばいい。
 四切れある冷奴の一つを半分に切る、 それも自分の箸で。
 汚らしいよ、 まだどこの誰かもよく知らないのに......」

  pict-th.jpg


ジジイがこの話を告げるとUさんはこう言った。

「私は他人の箸が入っても平気です。
 それで不快になることなんてありませんよ」

Uさんの癖で、 4人で食べれば4人の料理に箸を入れる。
勿論4人が同じモノを注文した場合は有り得ない。

要は、 皆で分け合って色んなモノを食べればベスト。
考えれば中々合理的な食べ方だと思う。
 
中華料理の感じだが、 違うのは自分の箸やフォークで人の料理を摘まむこと。
加えて、 他の3人がシェアーを望んでいるか...これが問題。


例えばある人が大好物のアワビの刺身を注文したとする。
この時餃子をオーダーしたUさんが言う。

「私の餃子をどうぞ。 アワビ2,3切れ貰いますから」

「嫌だよ」 と言って断るのも大人げない。
しかしその人は餃子なんか要らない、 アワビを全部食べたい。

こんな時戸惑う人がいるのでは......特に初対面の人などは。
結局大人の対応で 「どうぞ、 どうぞ」 ってなるのだが。

人間、 みんな大らかな性格であれば問題ないのだが.......
些細なことで不快になる。

マイペンライのタイ人だが人それぞれ、 気難しい人がいてもおかしくはない。


                  * *


A ジジイがUさんに気分を害したとき。          

過去に数回あるが、 至近時を例に挙げる。
それはランパーンに旅行した時のこと。

ジジイと友人Tさん(63)はライブカフェーで食事をしていた。

pict-DSCN9946.jpg



あとでやって来た作務衣姿のUさんは、 我々のテーブルの傍に突っ立ったまま、 ひたすらスマホをいじる。

ジジイが 「とにかく座ってよ。  注文するならして...」 と促す。
Uさんは座ったもののスマホを手にして、 Tさんに何やら使い方を訊き始める。

「そんなこと、ホテルに帰ってからやれば.....」 とジジイ。

「今やらないと100バーツ損するかも」 とUさん。

せっかくのいい雰囲気、 ライブに酔い痴れているのに......

この日はUさんが自分で決めた集合時間に20分遅刻。
そんなことも加味されたのだろう、 ジジイはカチンときた。

で、 ジジイは先に帰ると言って、 1人で別のライブハウスに行ったのだ。


今回のタイ人が切れた一件を聴いて、 ジジイはUさんに尋ねた。

「何故オレが気分を害したか...知ってます?」

「50%分かります、 場の雰囲気を壊したからでしょ?」

「あとの分からない半分って.....?」

「なぜ1人で席を立って帰ったのか、 これが理解できない」


すかさずジジイは応えた。

「一緒に居ても不快、 面白くない。
 だったらオレ1人、 ライブで飲んでた方が楽しいよ」

ジジイがもっと大らかになればいい。
だけどUさんに言いたい、 TPOに合わせることも大事だと思う。

Time(時間)、  Place(場所)、  Occasion(場合)。
これら3つに合った物や服装、 行動、 ふるまい。

              * *

タイ人との飲酒の場でも、 Uさんの言動にタイ人を不快するが何かがあったはず。 
Uさんはタイ語が話せないので、 彼の振る舞いの何かだと思う。

これまでのUさんに対する憤懣が積み重なり、 とうとう爆発したのかもしれない。

加えてUさんには癖というか、 無意識にやる仕草がいくつかある。
その中からタイではちょっと気になる行為を2つ、 次に挙げる。








ちょうど時間となりました。       (次回に続きます)


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:26| Comment(9) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする