チェンマイ独居老人の華麗なる生活2151(ホテルの風景)
歩み入る方に安らぎを。
去り行く方に幸せを。
元谷芙美子 (アパホテル社長)
ホテルといってもいろいろある。
年金生活では全く縁がないのが四つ〜五つ星ホテル。
貧乏の身、 泊まりたいとも思わない。
趣向を凝らしたホテルにも興味がない。
快適に寝られればそれで十分、 1泊くらいなら窓無しの部屋でもOKだ。
でも世の中にはジジイと異なり、 ちょっと変わったホテルに宿泊し、 話題と思い出作りを楽しむ人もいる。
今日はそんな世界のホテルを見てまいりましょう。
@ ドッグバーク・バークイン。
米アイダホ州コットンウッドの草原にそびえ立つ巨大なビーグル犬。

アート作品のようだが、 実はB&Bホテル 「ドッグ・バーク・パーク・イン(Dog Bark Park Inn)」 である。
このホテル、 胴体部分がベッドルームとバスルームになっており、 頭部がロフト風のセカンドベッドルームになっている。
事前に予約すればペットを連れての宿泊も可能だ。
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A ヤイズ・クレーン・アパートメント
オランダ/アムステルダム、 約31,000円/泊。


巨大クレーンを改造したこのアパートメントは港湾都市のアムステルダムにあり、 河口の夜景も美しい。
ネモ科学博物館やアムステルダム博物館は地域を代表するカルチャースポット。
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B アークティック・バス
スウェーデン北部の街ハラッズに、 ユニークなデザインが施されたホテルが 「Arctic Bath」。
ルーレ川の川面上に木材を寄せ集めた鳥の巣のような奇抜なデザイン。

メイン棟にはサウナやスパ、 そして円形の建物の真ん中にはコールドバス、 1年を通して楽しめる。

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C 「ジラフマナー(Giraffe Manor)」。
アフリカ、 ケニアの首都ナイロビ郊外にあり、 その名の通り、ジラフ=キリンが住んでいるホテル。

部屋は全12室。
キリンが部屋に首を突っ込んで餌をねだる。
キリン用の餌が用意されているとか。

宿泊料金は、 1部屋1,240〜3,975ドル(2019年8月)。
日本円換算で、 最安値でも1部屋あたり約13.5万円。

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D ベースキャンプ・ボン(ドイツ、 ボン)
「BaseCamp Young Hostel Bonn」 はユースホステル。

宿泊する場所がヴィンテージのキャンパーや寝台列車になっているのが特徴。
元倉庫だった場所の内外に、 キャンパー16台、 Airstream2台、 寝台列車2両、 その他にヴィンテージカーを設置。
これらの乗り物は全て、 移動用ではなく宿泊目的の車両だ。

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E ホテル・コスタ・ベルテ(コスタリカ、 ケポス)
中米コスタリカの熱帯雨林に、 実際の飛行機を利用して建てられたユニークなホテル。
飛行機の機体は、アビアンカ航空で実際に使用されていた、ボーイング727。

ホテル内にはエアコン、 バスルーム完備の客室が2つ設置されている。
ホテル周辺にはサンゴ礁が広がる美しいビーチリゾートもある。

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Fオテル・ド・グラス
カナダのケベック・シティ郊外、 1月から4月頃まで限定でオープンする雪と氷で作られたホテル。

2001年にオープン、 春になると壊され、12月になると、毎年テーマを変えてデザインされる。
真空の状態で凍らせた透明度の高い美しい氷は、 特別な製法のため皮膚に接着することがないという。
壁の厚みは約120cmで、 部屋にはバスルームや暖炉もついている。

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G 「氷のホテル」 星野リゾート・トマム
北海道勇払郡占冠村にある。
「氷のホテル」 は直径約8.5m、 高さ約3.5m。
アイスヴィレッジ内にある。

天井や壁のほか、 ベッドやテーブル、 椅子などのインテリアまで氷でつくられている。

チェックイン21:40〜22:00の間、
チェックアウト翌朝 8:00。
料金 :1泊1名あたり23,000円(税・サ込、 2019年)
定員 :1日1組2名まで、 愛犬と一緒もOK。
結婚式も挙げられる。

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H 峰山高原ホテルリラクシア
兵庫県神崎郡神河町上小田881一146
素泊まり22000円(2名1室)

雪が降らない街に住む人にとっては、 かまくらは憧れ。
かまくらの中で鍋料理やお酒を楽しみたい人はどうぞ。
ホテル中庭には、 雪のかまくらをイメージしたテント村 「アイスルータウン」 が登場。
イルミネーションがきらめく中で、 いつもと違う冬のひとときが体験できる。

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テントのホテルならチェンマイにもある。
I モンチェムリゾート。 (地図はココ)

標高1350mの山肌に張り付くように集落や棚田が点在している 「モンチェム」。
チェンマイから車で1時間ほど、 壮大な山の景色はタイ人観光客に人気の景勝地だ。

テント内は柔らかいマットレスが敷かれていて、 掛布団とまくらが用意されている。

料金は、 2人用テントで700バーツ(2,450円/泊)。
VIPテント(2人用)もある。 1,000〜2000バーツ/泊。
設備などがぐっと良くなる。
クイーンサイズマットレス、 寝具、 タオル、扇風機、 テントごとにトイレ&ホットシャワー、石鹸、シャンプー付き。
ドームテント(2人用)もあって、 1,000〜2000バーツ。
(条件はVIPと同じ)

奥様/恋人と行くなら、 こっちの方がロマンチックかな。
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J ホテルの中には 「アレレ?」 というのもある。
いつも安いホテルにお泊りの皆さまならもうご存じかも。
では行ってみよう! アレレッ?
凄く安いオーシャンビューのゲストハウスを予約..
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☝ 安いだけあった、 諦め。
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この部屋案内、 ウーン、 迷うよなあ。

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恋人と行くので、 プール付きのホテルを予約。
写真の撮り方で違ってくる。

☝ フランスにあるゲストハウス。
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韓国・済州島のホテルのプールはこんなんだった。
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フィットネスルームがあるというホテル。
運動しようと行ってみたら....
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トイレに工夫が凝らされていたホテル。
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☝ デッドスペースの有効活用。
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彼女に見られちゃったよ。

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俺はメタボ、 彼女は3段腹。
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☝ デブには使いづらいわ。
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上手く仕上げたネ〜、 このトイレのドア。
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酩酊して歩くと危ないな。
ドイツ・ケルンのホテル。

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床は平面、 カーペットのデザインで曲がって見える。
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素面(しらふ)でも転げ落ちそう。

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☝ 気が滅入る階段だね。
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オッサンが突っ立っている階段。

☝ オッサンは壁に描かれたもの。
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ジジイがチェンマイの旧市街にある 「スリプームゲストハウス」 に泊まっていた時のこと。
部屋の中のどこかで 「ジーン、 ジーン」 と唸るようにうるさい。
オーナーの息子(20代)に苦情を言った。
息子はジジイの部屋に来て、 うるさい音を聞き、
「ちょっと設定温度を下げていいですか?」
冷蔵庫を開けて、 温度のダイヤルを少し回した。
静かになった。
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ジジイがチェンマイの旧市街にある一軒家に住んでいた時のこと。
毎晩、 「グーッ、 グー、 グー」 の音が聞こえてうるさいのなんの。
オーナーの娘に苦情を言った。
「何だいあの音は? 夜間工事は仕方ないが、
10時頃には終えるよう言ってくれ」
オーナーの娘はこう回答した。
「もうしばらくすると止むと思います」
「カエルが鳴いてるんです」
チェンマイって ホントいいですね!