2023年05月23日

独居老人の生活2973(#43 忘れられない旅の思い出:スリランカ)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活2973
     (#43 忘れられない旅の思い出:スリランカ)


 平らな道でもつまずくことがある。

 人間の運命もそうしたものだ。

 神以外に誰も真実を知るものはないのだから。

                  チェーホフ(ロシアの小説家)


絵にも書けないような美しい風景を眺めて、
「ああ〜素晴らしい!」 と感動する。

でも生涯残る旅の記憶は、 思いがけない出来事にあると思う。
独居老人の 「忘れがたい旅の思い出・Top‐10」 をシリーズでお届けしてまいりました。
  
本日はようやく到達、Top‐1です。 

         * *

2004年12月26日、スマトラ島沖地震が発生した。
インドネシア・スマトラ島北西沖のインド洋で発生したマグニチュード9.1〜9.3の地震である。

津波が発生し、そのスピードはジェット機並み(時速約700キロ)で、スリランカ、インド、モルディブなどに津波が押し寄せた。

震源の東側となったタイ、マレーシアなどは、比較的遅いスピードだったが、それでもプーケット(タイ)に津波が到達したのは、地震発生から2時間30分後。

津波で流されてきたごみが散乱パトンビーチ.jpg
             ☝ 
  津波で流されてきたごみが散乱したパトンビーチ
                 (プーケット)
タイ政府は、津波に対する認識の甘さが被害を拡大させたとして、国家気象局長を更迭した。
一方1993年のインド洋での津波被害を調べ、警告を出していた元気象局長を総理府付高官として復権させた。


被害はほとんどが津波によるものであった。
スマトラ島沖地震での死者の総数は約23万人。

被災地の多くが津波の経験がなく、津波に関する警報も少なくて人的被害が拡大。

また被災者は500万人に達し、うち180万人に食糧援助が必要とされた。
衛生環境の悪化から感染症や伝染病の発生も懸念され、一部の被災地では治安が悪化。


スリランカでは約35,000人が死亡した。
家を失った者は83万人以上とされ、スリランカ政府は国家非常事態宣言を行った。

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            ☝
ジジイがヒッカドゥワで泊まったホテルでは、客はジジイ
1人。
というか宿泊できる整った部屋は1部屋だけだった。

ホテルは復旧工事の真っ最中、のんびり過ごすジジイは申し訳ない気がしたが、これも復興のお手伝いと割り切って楽しんだ。


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尚、スマトラ島沖地震によって死亡した日本人は37人、行方不明7人とされている。

        * *

ジジイがスリランカ旅行への航空券を購入したのは、このスマトラ島沖地震発生の約1ヶ月以上も前。

「HIS」で購入した格安チケットで、払い戻しは不可。
飛行機が運航すれば、乗らないと航空券がパーになる。

逡巡したがケチの根性が出た、とにかく行ってみようと...

で、成田を飛び立ったのが2005年1月23日、地震発生から約1ヵ月後であった。

キャセイ航空(香港経由)のコロンボ行きで、バンダラナイケ国際空港到着は深夜だった。

この空港がある都市はビーチがあるネゴンボ。
              (地図はココ
首都コロンボに行くには1時間以上はかかる、真夜中でもあり安全をみて空港からネゴンボへとタクシーで...

東京で1泊だけ予約しておいたホテルはジジイを歓迎。
ビールを飲んでほろ酔いになったところで就寝。

では、スリランカの旅の訪問地(1泊以上)、全行程をご覧ください。

成田空港 → ネゴンボ (路線ミニバス) → コロンボ(鉄道) →
キャンディ(運転手付きレンターカーをチャーター) →

アヌラーダプラ(シギリヤなど文化三角地帯観光)→
キャンディ(鉄道) → ヌワラエリア(鉄道) → エラ(タクシー) →
ティッサマハーラーマ(路線バス) → ゴール(ツクツク) →
ヒッカドゥワ(路線バス) → アルトゥガマ(路線ミニバス) →
コロンボ → 香港 → 東京(2月26日着)。

初めてのスリランカの旅は約1ヵ月間で2月20日まで。
帰途ストップオーバーして香港観光(6泊)、気ままな1人旅であった。


スリランカ地図.jpg

       * *

首都コロンボや内陸部のキャンディでは津波の影響が無く、スリランカの平穏な都市に見えた。

しかしキャンディで泊まったホテルはガラガラ、ホテルでの朝食はいつもジジイ1人で食べていた。

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        ☝ ジジイです、キャンディで...


ホテル内にある旅行代理店はオープンしていたが、客など来やしない。
シギリヤなど文化三角地帯の観光(運転手付きレンタカー)を申し込んだのだが、その時の運転手はジジイにこう言った。
「暇で暇で、地震発生以来、貴方が初めてのお客です」

この言葉がキャンディでの忘れられない旅の思い出だ。

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    ☝ ジジイとレンタカーの運転手(右)

       * *

さて最も記憶に残る旅の思い出は、南部の街ティッサマハーラーマ(地図はココ)滞在中のことだった。

小さな街で見所もなく、バスで近郊の観光地に行ったりして時間をつぶす。
そんな折、ホテルのスタッフが1人の若者を伴いジジイに話しかけてきた。

「サファリツアーに行ってみませんか?」

野生動物を見るには早朝がベストとか。
翌朝5時だったか、昨日スタッフと一緒にいた若者がガイド兼運転手で、ジジイを迎えに来た。

ピックアップトラックの荷台の両サイドに長い座席を作り、客をジャングルに連れて行く。

客はジジイ1人、津波以来ほとんど開店休業状態だという。
真っ暗闇の中を車が走る。

そして空が薄明るくなった頃にヤーラ国立公園到着、ジャングルを見て回る。

pict-DSCN0780.jpg
      ☝ 立っているのはジジイ


ここで見た野生動物が記憶に残ったわけではない。
サファリツアーが終わり近くなった頃ガイドはこう言った。

「貴女は日本人です、カフェ跡を見て行きませんか?」

で、ガイドが案内してくれたのは海に近い場所。

「このカフェで休憩していた日本人ツアー客8人が津波に襲われて亡くなりました」

高さ12mほどにも達した津波がきたのが朝8時30分頃(スリランカ時間)。

ジジイは呆然とその場に突っ立った。

pict-DSCN0783.jpg



残骸化したカフェは撤去されることなくそのままの状態。

pict-DSCN0781.jpg


約1ヵ月前、サファリツアーを楽しんでいた日本人らは一瞬のうちに...

そんな不幸が訪れようとは誰も想像していなかったはず。

ジジイがもし1ヵ月前にこの地を訪れていたら....
一寸先は闇、神のみぞ知る。





 ジジイはしばらく黙祷を捧げた。


チェンマイって ホントいいですね!

 <追記>
独居老人の「忘れがたい旅の思い出」 シリーズは今回にて終了です。

で、過去ジジイが旅した所を下記にご案内させて戴きます。
但し、ジジイが旅を記録し始めた頃(43歳)からです。

1989/4/1〜12  東京 〜アメリカ(仕事)

1989/6/8〜18     同上

1989/8/24 〜9/3  イギリス〜アイルランド。

      *

1990/8/25〜9/4 チューリッヒ(スイス)〜イタリア各地、
         フランクフルト(ドイツ)

      *

1991/2/11〜2/27 東京〜アメリカ(仕事)
1991/6/26〜7/4 ジャカルタ、バリ島、ジョグジャカルタ。

(1991/ 7月から米国ケンタッキー州に在住、この間に仕事でデトロイト、ナッシュビルやカナダ(トロント、ケベック)、メキシコシティなど数回訪れたが省略)

1991/ 9/上旬 シカゴ、スモーキーマウンテン他。

        *

1992/4/3〜 4/5  サンアントニオ(テキサス州)
1992/4/17〜4/20  プエルトリコ

1992/ 8/27〜9/8 ナイヤガラの滝、シカゴ、
         チャタヌガ、ナッシュビル(テネシー)

1992/10/23〜25   サバンナ(ノース・カロライナ州)
1992/11/26〜11/29   コスタリカ

       *

1993/3/29--3/31  フロリダ(キーウエスト、マイアミ)
1993/5/29〜31  モントゴメリー、モビール(アラバマ州)

1993/6/12〜13  セントルイス(ミズリー州)
1993/8/13〜15   デイトナビーチ(フロリダ州)

1993/9/10〜13  ニューヨーク〜ワシントン
1993/9/17〜18  シカゴ

1993/11/24〜27 エルパソ、メキシコ(シウダードファレス)、サンタフェ、アルバカーキ

        *

1994/5/28〜30  フィラディルフィア(ペンシルベニア州)
1994/6/17〜19   アトランタ(ジョージア州)

1994/6/30〜7/9   コロンビア〜ジャマイカ〜キューバ
1994/9/2〜5   コロラド(デンバー、アスペン他)

1994/11/24〜27   ラスベガス〜フェニクス〜
           ツーソン〜ノガレス(メキシコ)

      *

1995/2/2〜2/5    サンフランシスコ
1995/3/16〜20    ハワイ(オアフ島)

1995/4/29〜5/5    韓国(ソウル)

1995/8/4〜12    サンディエゴ → ロサンジェルス →
          サンタクルーズ → サンフランシスコ

1995/10/7〜10    香港

        *

1996/2/8〜13  香港

1996/8/9〜17  バンクーバー(カナダ) → シアトル
          → ポートランド(米国)

1996/12/30〜1997/1/4  上海、蘇州。

       *

1997/7/10〜26   バンコク、チェンマイ、ビエンチャン。
1997/11/30〜12/9  プーケット。

      *

1999/4/5〜4/19  マレーシア〜インド(仕事)
1999/6/3〜6/9  インド(仕事)。

1999/8/18〜21  北海道(道東、網走など) 
1999/10/25〜31   マレーシア(仕事)

1999/11/13〜16  松江〜津和野〜下関〜門司

         *

2000/1/13〜15  沖縄
2000/1/19〜3/6   モロッコ、ポルトガル、スペイン、
   フランス

2000/6/29〜7/24  マレーシア、インドネシア(スマトラ)
2000/8/5 〜8   福井

2000/9/28〜30   石巻〜宮島〜仙台〜作並温泉

      *

2001/9/5〜6  作並温泉、仙台

         *

2002/1/31--2/1  松江(島根県)
2002/2/24〜3/2   ハワイ島

2002/3/16〜18  広島〜宮島
2002/ 6/2〜4   呉(広島)

2002/6/27〜7/5 コタキナバル、サンダカン(マレーシア)

      *

2003/1/25--2/5  ベトナム
2003/11/1〜2  神戸

2003/11/28〜12/7   エジプト

     *

2004/6/9〜12  北海道・札幌〜小樽〜函館
2004/9/26〜10/3  大連〜瀋陽〜長春〜ハルピン。

      *

2005/1/23〜2/26  スリランカ〜 香港
2005/3/15〜22   マウイ島(ハワイ)

2005/9/27〜10/18 セブ〜ダバオ〜イロイロ〜バコウルド
        〜ドゥマゲティ〜タグビラン〜パングラオ
        〜セブ (フィリピン)

      *

2006/2/18--25   セブ〜ボホール島

2006/6/15〜28  ブリスベン〜ゴールドコースト〜
           メルボルン〜パース

2006/7/15〜16  軽井沢〜小諸
2006/11/10〜24   トルコ

      *

2007/3/17〜19  福井
2007/4/29〜5/1  倉敷〜松山〜四万十川〜高知〜高松

2007/5/17〜18   青森〜弘前〜角舘〜仙台
2007/8/27〜29    軽井沢

       *

2008/1/26〜2/16 プーケット〜ピーピー島〜
         ウボンラチャターニー〜ラオス〜
         チェンライ〜チェンマイ

2008/5/10〜21  台湾
2008/7/19〜20  軽井沢〜小諸〜清里

2008/8/24〜27  北海道・釧路〜根室
2008/12/19〜20  軽井沢

     *

2009/1/23〜2/21 チェンマイ〜ナーン〜ピッサヌローク〜
         スコータイ〜ウドンタニ〜ビエンチャン
         〜ルアンナムター〜ムアンシン〜
         フェサイ〜チェンライ〜チェンマイ

2009/4/2〜5  大阪〜松山〜広島
2009/4/24〜25  熱海

2009/7/4〜5  富士五湖
2009/8/18〜9/17  チェンマイ、ランプーン、チェンライ

2009/9/23〜24  川奈、伊東

     *

2010/1/5〜12  オーストラリア・ケアンズ

これから先はチェンマイを拠点にして旅行(省略)。
ちなみに本ブログを始めたのは2014年3月27日からです。

以上、1泊以上したジジイの旅、それぞれに思い出はいっぱい、冥途の土産にいたします。




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:16| Comment(0) | 旅の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月18日

独居老人の生活2942(観光客を狙え! 詐欺師たち)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活2942(観光客を狙え!)


観光客は
自分が訪れたであろう場所が定かではなく、

旅行者は
自分が訪れるであろう場所が定かではないのである。


                ポール・E・セロー(米国の作家)


 <海外観光地では詐欺師が闊歩>

海外旅行では見知らぬ街を歩いたりする。
そんな観光客を狙って、詐欺師が近づく。

ジジイも見事に引っかかった経験がある。
場所はスリランカ、路線バスの乗務員(車掌)を装った男が親切だった。 

バス停で待っていたジジイに近づき、バスが到着すると車内に案内して席を確保。

バスの発車寸前にチケット代を請求され、お金を渡すと男は姿を消した。

発車後、本物の車掌が現れ、車内でチケットを売って回る。
そこでジジイは詐欺にやられたことを自覚、鈍いことこの上なし。

         *

では観光地でのそんな詐欺の手口を見てまいりましょう。

・上着にケチャップなどをかけ、汚れを拭く振りをしてスル。

・写真を撮ってあげると笑顔で近づいてスル、
  または携帯やカメラを持って逃亡。

・「偽札をチェックする」と言うニセ警官や、「日本の紙幣を見せて」と観光客を装い、財布を出すとスラれてしまう。

・女性に花を押し付けて彼氏に法外な値段を払わせる。


・コップを使うマジックに夢中になってる隙に、仲間がスル。

・赤ん坊(人形)を押し付け、両腕が塞がっている間にスル。


・無料だとCDを渡され母国で流して欲しいと頼まれ、受け取ったら金を請求する。

・タクシー運転手にドラッグを勧められ、受け取るとニセ警官が現れ罰金を請求。

・タクシー運転手が遠回りして走る、または代金をボル。
  (ジジイはイスタンブールで遠回りされた)

・安い夜行バスに乗車、バッグの中身を盗まれる。


・ホテルの従業員を装った2人組が部屋の検査と称してやってきて、1人が気を引いてる間にもう1人が盗む。

・レストラン、タクシー、土産物店などで釣銭をごまかす。


・レンタカーのタイヤをパンクさせ、親切に無料交換を申し出ている間に物を盗む。

・スリを警告して財布やバッグを確認させ、観察する振りしてスル。

・混雑した電車の中でスル。
 (ジジイはリスボンで路面電車に乗る際にスラれました)


・タクシー運転手がトランクから荷物をおろす際に小さい荷物などを盗み、素早く去って行く。

・スマホをいじりながらレジ対応する店員がクレジットカード情報を撮影。

・観光客の母国語を勉強したいと近づき、金の無心やボッタクリのカフェに連れて行く。

・タクシー運転手や見知らぬ人に連れて行かれた所が宝石店。 母国でいかに儲かるかを聞かされ、買わされる。

・船の発着場所で机を置き、チケットをごまかして販売。
  (ジジイはプーケットで、ピーピー島行きで被害)


・川下り観光の山の途中で船頭が料金アップを要求、「嫌ならここで下船してくれ」と詐取。
   (ジジイの友人がフィリピンで...)

・「地図を買って」と広げ、気を逸らしているうちにスル。

・ビーチでマッサージ、高額な料金を請求。


・1人旅をする男性に女が近づき、ボッタクリのバー/クラブに連れて行く。

・壊れたカメラを渡され、撮影できないと返すと高額な修理代を請求される。

・ホテルのフロントを装いクレジットカード情報を聞き出す。


・聾啞者を装い、列車に乗り込む際に荷物を運んだり棚に上げたりしてお金を要求する。
   (ジジイがスリランカでやられました)

・ジプシーの子供が大勢で観光客を取り囲み、スリを働く。
  (ジジイはミラノ駅前で囲まれ、走って逃げました)


・ホテル名を告げてタクシーに乗車、しかし運転手は「もっといいホテルがある」と言って別のホテルに連れて行く。

・レストランやクラブ、タクシーでボラれる、これは頻繁。


皆さまもご用心くださいませ。


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 <ソンクラン、水かけ狂乱>

パタヤではソンクランが4月19日まで続くそうな。
チェンマイでは16日、水かけが最高潮に達した。

ではその模様を写真でどうぞ!

ここはチェンマイのショッピングモール「MAYA」。

コロナも大気汚染もどこ吹く風、大勢がマスクなしで水かけに興じた。

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こちらはドイサケット地区、川の中で水浴びだ。
              ☟
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40℃を超えるような猛暑、ソンクランでなくとも水を浴びたくなりますわ。 (写真は Chiangmai Newsより)


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 <道頓堀でグリコを見物>

一方ジジイは今、大阪を観光中で、晴天の昨夜、道頓堀に出かけた。

ここはなんとまあ、外国人観光客の多いこと。
戎橋からグリコを眺める、感無量!
             ☟
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グリコを背景にして、外国人観光客はグリコのように両手をあげて記念撮影。

ならばジジイも...恥ずかしいので両手は下げて...
           ☟
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「10円パン」という店があり、買う人の行列。
ジジイも10円ならばと、列の後ろに並ぶ。

ハイ、買って食いました! 「10円パン」
パンの中にはアンならぬチーズが入っていた。
          ☟
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値段は10円じゃなかった、500円。
これって詐欺みたいだけど、勘違いしたジジイがバカ。



近くの串揚げ店で初めて食べた「ボテチュウ」。
牛肉の煮込みのようだった、600円くらいだったか。
              ☟
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              ☝
味付けがジジイには甘すぎて...唐辛子をぶっ掛けて食す。


ジジイは過去、ゆうに20回以上は大阪に来ているが(出張含む)、のんびり道頓堀を歩いたことがなかった。

大阪城はまだ1度も観ていない。
しかしストリップの ”まな板ショー” は会社の上司が連れて行ってくれた。

生れて初めて見た大阪の ”まな板ショー” は今でもはっきり覚えている。

客が舞台に上がり、無料で踊り子と(本番)ヤッてた。

当時39歳のジジイ、タダなら俺も舞台に、と思ったが....






上司がいたので断念した。


大阪って ホントいいですね!



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2023年04月13日

独居老人の生活2937(Vetjetで大阪へ)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活2937(Vetjetで大阪へ)


 (大阪の)北の方に工場を持ってしかも
 自分の家を北に設けるとはアホなことだ。

 南に住め。 そして大阪の街を見て
 通るようにしなければ時勢に遅れてしまう。


             小林一三 (阪急東宝グループの創業者)


 <タイはソンクランで盛り上がる>

アユタヤ県のアユタヤ エレファントパレスとロイヤル クラールでは、4月13日から15日まで、象による水かけ祭を開催し、観光客を呼び込む。

こんな感じで水をかける象、写真でご覧ください。

まずは観光客を迎える象がお化粧して....
            ☟
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     ”象々” と入場行進。
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   こんなふうに象と水の掛け合いを・・
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1度にかける水量は象が圧倒的、観光客は水浸しか。
            ☟
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同じようなイベント、チェンマイでもやってんのかな?
   (source: Bangkok Post)


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 <Miss Grand Thailandがチェンマイで夕食>

ミスグランド タイランドの美女たちがソンクランを迎えた12日、「Siripanna Villa Resort Chiangmai(地図はココ)」に集結、ディナーを堪能した。

ではタイの美女たちをご覧ください。
           ☟
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pict-Siripanna Villa Resort.jpg
              ☝
  ジジイにはオカマのミスタイランドに見えてしまう。


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 <ミスソンクランが大集合、チェンマイ>

ソンクラン開催前に景気づけ、「ワット・シードンチャイ」でその美しさを披露した。      (地図はココ

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   こちらはジジイの趣味じゃありません。
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チェンマイにこのような美女がいるとは露知らず...
            ☟
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   どこに行けば美女と出会えるんでしょうか?
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ということで、時々カラオケ店に行くんです。


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 <チェンマイの大気汚染から脱出 → 関空に到着>

4月11日23:00、ジジイはチェンマイ国際空港を飛び立った。
目的地は関西空港、搭乗したのは「タイ・Vetjet」の関空行き直行便(片道8520バーツ、ネットで購入)。

ジジイが生まれて初めて乗ったチェンマイ〜日本の直行便だ。

4月11日夜8時45分、「Vetjet」のチェックイン(チェンマイ空港)で並ぶ乗客。

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             ☝
チェックインの際、ワクチンパスポートの提示を求められた。 加えて、機内持ち込みバッグの重量検査があった。



  夜10時頃、Vetjet便の搭乗口で待つ乗客。
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乗り込んだ機内でざっと見た感じ、搭乗率は9割くらいか。
ほとんどがタイ人、ジジイが知る日本人はゼロ。

           *

そして翌朝(4月12日)6時、飛行機は予定通りに関空着陸。
この時間帯に到着する便は、チェンマイからの他には香港便だけ。
だからか、外国人のパスポートチェックでは比較的空いていた感じ。
ジジイは日本人専用のレーンを歩いてイミグレへ。
前にも後ろにも、日本人はジジイ1人だけ。

パスポートを機械のチェック窓に乗せてすぐ終了。
ワクチンパスポートなんぞ、全くチェックなし。

このあとバッゲージクレームに進み、税関チェック。
税関申告書(従来通り)にササッと書き込んで、パスポートとともに提示。

税関係官はパスポートをチラリと見ただけで5秒、「はい、どうぞ」、ジジイはロビーに出た。

関空ではQRコードも不要、完全にコロナ以前と同じ。
但し、外国人は何やらQRコードを要求されていたようだ。

ま、5月8日からは全てコロナ前の入国条件に戻るわけだが、今回、実に簡単に日本入国が実現し、ようやくコロナが終わったかと感慨無量!

         *

午前7時13分関空発 JR直通快速に乗って大阪へと移動。
予約したホテルの位置が分からず、迷いながらも到着。

ホテルに荷物を預け、近くのスターバックスで身体を休める。
飛行機内では2時間ほど眠っただけ、椅子に座ってウトウト居眠りした。

お昼に地下鉄御堂筋線に乗車、「心斎橋」へ出かけた。
御堂筋を歩いて道頓堀へ...全くのお上りさんで辺りをキョロキョロ。
このカニを見て感激、「カニ道楽」。
            ☟
pict-かに道楽.jpg
            ☝
  あとは「グリコ」のネオンサインを見たいネ。

1時半頃、その辺にあった居酒屋でランチ。
アサヒドライ中瓶が480円、嬉しいねぇ、2本飲む。

        *

午後3時、ホテルにチェックイン。
4時頃から昼寝で爆睡、7時15分に目覚めた。

8時半に夕食、地下鉄新大阪駅にある居酒屋に入った。
店名「海鮮が安いだけの店」、通勤帰りのサラリーマン客でいっぱい。
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メニューを見たら、英語に加え、韓国、中国、そしてタイ語が書かれていて、すごく嬉しくなる。
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     しかしジジイは迷わずこれを注文。
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  チェンマイでは中々食べられない刺身の盛り合わせ。



   刺身盛り合わせ:980円、生ビール:480円。
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       ☝ 右はお通しで、ジャコとワカメ



あとはイワシと剣先イカの握り、加えて冷酒(390円)を。
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あー、やっぱし日本、刺身・寿司が旨い!
冷酒も美味しい! 

食に満足すると幸福感も満たされる。
性欲が無くなった分、反比例して食欲が旺盛になる。

残るは睡眠欲、ホテルに戻って・・
狭いながらも楽しいねぐら。

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ただ寝るだけの実に狭い部屋だが、1人ならこれで十分。

前回の大阪観光は2009年4月だったから、14年ぶりの大阪。
ま、今回がジジイ最後の大阪になるであろう。

関西の観光を....





冥途の土産に楽しみます。


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 10:30| Comment(2) | 旅の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする