2019年03月06日

独居老人の生活1460(クリント・イーストウッド)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1460
                         (クリント・イーストウッド)


  みんなとても注意深くなっている。

  今はそんなご機嫌取りの時代だ。

  軟弱な時代になった。
                             クリント・イーストウッド(俳優、 監督)

上記の言葉は、 メディアの言葉狩りに疑問を呈し、 ポリティカル・コレクトネスを強制する風潮を批判している。

                * *

クリント・イーストウッドは今年5月末で89歳になる。
クリントは芸名で、 本名はクリントン。

しかしクリントの方が響きがよくカッコいい。
88歳だがまだまだ元気、 定年の無い稼業だから今も現役。

ハリウッドのご多分に漏れず女性関係は派手。
1953年に結婚 → 1985年離婚、 妻との間に1男1女。

1996年に再婚 → 2013年離婚、 二度目との間に1女。
再婚相手は初婚で生まれた娘と同年代、 若い女が好みのようだ。

婚外子として1男2女、 合計5人の女性との間に7人の子供が....

クリントはなぜ元気?  それは健康維持に熱心だからか。
タバコは一切吸わない。

食事では野菜類を用いたダイエットを継続、 多種類の野菜や果物や豆腐、 その他大豆製品を多く摂っているという。

ジジイはダイエットはしていないが、 ほぼクリントと同様の食事で、 魚をメインにしている → 健康長寿に期待!

                   * *

ジジイがクリント・イーストウッド初めて見たのがテレビドラマ
「ローハイド (1959〜1965 年)」。
               ☟
https://www.youtube.com/watch?v=eRD8NSpwlGY

ジジイが西部劇映画ファンになったのは 「ローハイド 」 の影響がある。 10代のジジイは夢中になって見たものだ。
                ☟
   pict-『ローハイド』出演時のイーストウッド、フレミング、ブラインガー.jpg



 続いて1964年の映画、 「荒野の用心棒」 がヒット。
pict-『荒野の用心棒』出演時のイーストウッド1960s.jpg



このあと 「夕日のガンマン」 と西部劇モノがヒット。
               ☟
   pict-クリントイーストウッド2.jpg



そして大スターの地位を不動のものとしたのが 「ダーティハリー」 シリーズだった。
                    ☟
pict-クリントイーストウッド.jpg

ハリーが使うマグナム(拳銃)が印象的で、 ジジイは米国赴任中にマグナムを購入、 射撃場でぶっ放していたものだ。


1971年には 「恐怖のメロディ」 で監督業もスタート。
監督として約40本を手掛け、 「許されざる者」 「ミリオンダラー・ベイビー」 でアカデミー作品賞とアカデミー監督賞を受賞した。


ジジイが直近で見た彼の主演映画(監督)は、 2008年の 「グラン・トリノ」。
              ☟
   pict-クリントイーストウッド3.jpg



イーストウッドが10年ぶりに監督+俳優として出演。
それが2019年3月8日、 日本で全国公開される 「運び屋」だ。
                ☟
   pict-『運び屋』.jpg
     
88歳のイーストウッドが監督・主演を務めるのだから凄い。
これにはジジイも憧れるし、 勇気も湧いてくる → 俺だって....


ストリーは、 家族より仕事一筋で生きてきたクリントだったが、 今は金もなく、 孤独な90歳の老人になっていた。

商売に失敗、 自宅も差し押さえられて苦渋していた時、 ある仕事を持ちかけられる。

それは車の運転さえすればいいという。
簡単な仕事だと思って引き受けたが、 それはメキシコの麻薬カルテルの 「運び屋」 だった。

90歳を前にして、 美女を相手にお色気シーンもあるとか。

pict-運び屋.jpg
                    ☝
全米の警察が探す運び屋は “90歳の老人” だった..という実話
サスペンスの傑作だ。

上映時間:116分。
ブラッドリー・クーパー、 ローレンス・フィッシュバーン、 アンディ・
ガルシアら実力派が出演。

では予告編をどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?time_continue=14&v=MFvM7wcCuk4

                  * *

クリント・イーストウッドの全作品は69本(俳優および監督)。
ジジイはそのうち45本を観ている。

で、 ジジイが独断と好みで選んだトップ10 は以下の通り。
                       (  )は公開された年。

10位: ザ・シークレット・サービス(1993年)
 9位: ミリオンダラー・ベイビー(2004)

 8位: 恐怖のメロディ(1971)
 7位: マディソン郡の橋 (1995)

   pict-マディソン郡の橋 (1995).jpg

ジジイは原作(小説)を先に読み、 映画は後で観た。
不倫モノ本で、 世界的ベストセラーに....

しがないカメラマンと田舎で退屈してる農家のオバさんが、 ひょんなことから知り合って男女の仲に....

2人で4日間を過ごし、 最後はカメラマンが町を去って行く。
数年経ち、 オバさんの夫が死んだ後カメラマンを探すオバさん。

ある日彼の遺品が届き、そこには 『永遠の4日間』 という写真集が入っていた。
スケベなオッサンとオバさんが性交を楽しんだという話だが....

小説や映画になるとロマンチックな物語に仕上げる。
ではTOP-10を続けよう。

 6位: アイガー・サンクション (1975)
 5位: ダーティハリー(1971)

 4位: 許されざる者 (1992)
 3位: 目撃 (1997)

 2位: 荒鷲の要塞 (1968)

そして第1位は、アルカトラズからの脱出 (1979)

                 * *

「運び屋」 はクリント・イーストウッドの最後の主演映画になるかも....
是非とも観たいがチェンマイではなかなか難しい。

この映画の中で、 主人公が語る台詞がいいんだとか。


「もっとゆっくり生きろよ。

 俺みたいに人生を楽しめ!」






ハイ、 そう致します........チェンマイで。


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:04| Comment(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月27日

独居老人の生活1423(日本映画祭 in チェンマイ)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1423
                       (日本映画祭 in チェンマイ)


  人生に確かなことなんてない、

  それだけが確かなことなんだ。

                                映画 ビューティフル・マインドより


2月8日〜10日の3日間、 Japanese Film Festival 2019
開催される。

pict-Japanese Film Festival 2019.jpg


場所はShopping Mall 「MAYA」 SFX Cinema (地図はココ
入場料:80バーツ、 1月14日から予約可。

上映される邦画は次の通り、 じっくりお選びください!

1.ちはやふるー@ 3部作。
2.ちはやふるーA 
3.ちはやふるー結び

上映期日: 2月10日(日) 14:00〜(3.結び)

   pict-ちはやふる.jpg


「ちはやふるー結び」 は競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの青春を描いた末次由紀のコミックスを映画化。

広瀬すず主演、 2部作の続編にしてシリーズ完結編。

監督:小泉徳宏

キャスト:広瀬すず、 野村周平、 新田真剣佑。

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=_RNBBfU9_Eg

                * *

4.曇天に笑う ( Laughing Under the Clouds)

   pict-曇天に笑う.jpg  

2018年公開、 上映時間:94分

人気漫画 「曇天に笑う」 を、福士蒼汰の主演で実写映画化。
「踊る大捜査線」 「幕が上がる」の本広克行監督作品。

監督:本広克行、  原作:唐々煙

キャスト:福士蒼汰、  中山優馬。

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=w3ABLKXRAR4

               * *

5.人生フルーツ (Life Is Fruity )

   pict-人生フルーツ.jpg


ニュータウンの一角にある平屋で暮らす建築家夫婦を追ったドキュメンタリー。

名古屋近郊、 高蔵寺ニュータウンに夫婦で50年間暮らす90歳の夫・修一さんと87歳の妻・英子さんの津端夫婦。

妻は敷地内の雑木林で育てた野菜や果物で得意の料理。

敗戦から高度成長期を経て、 現在に至るまでの津端夫婦の生活から、日本人が諦めてしまった本当の豊かさを見つめなおす。

ナレーションを樹木希林が担当。

監督:伏原健之   製作年:2016年  上映時間:91分

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=Y6geEC5-p44

                 * *

6.夜明け告げるルーのうた(Lu over the Wall)

2月9日(土) 14:00〜

「夜は短し恋せよ乙女」 も手がけた湯浅政明監督の完全オリジナルによる劇場用長編アニメ。

人間の少年と人魚の少女の出会いと別れを丁寧かつ繊細な描写でつづる。

2017日本アニメーションファンタジー映画

   pict-LuOvertheWall.jpg

湯浅政明監督、 上映時間:112分

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=N46q32wq0BM

               * *

7.未来のミライ (Mirai)

2月10日(日) 16:00〜

   pict-未来のミライ.jpg


甘えん坊の4歳の男児くんちゃんと、 未来からやってきた成長した妹ミライの2人が繰り広げる不思議な冒険物語。

冒険を通して、 さまざまな家族の愛のかたちを描く。

「バケモノの子」 「おおかみこどもの雨と雪」 の細田守監督が手がけるオリジナルの長編劇場用アニメーション。

製作年:2018年  上映時間:98分

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=YC8I3Rq24fo

                * *

8.ミックス ( Mixed Double)

2月9日(土) 16:30〜

   pict-ミックス。.jpg


新垣結衣と瑛太がダブル主演を務め、 卓球を題材に、 男女混合ダブルス(ミックス)を通じて巻き起こる人間模様を描く。

監督は、「エイプリルフールズ」 を手がけた石川淳一。

2016年のリオ五輪で男子シングルス銅メダルを獲得した水谷隼をはじめ、 石川佳純、 伊藤美誠ら本物の卓球選手も登場する。

監督:石川淳一、  脚本:古沢良太

キャスト:新垣結衣、 瑛太、 広末涼子

製作年:2017年  上映時間:119分

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=oEMqDA_BRVM

                * *

9.写真甲子園 0.5秒の夏
  (Shashin Koshien Summer in 0.5 Seconds)

公開日 2017年11月、  上映時間:117分

   pict-写真甲子園 0.5秒の夏.jpg


全国高校写真部日本一を決める「全国高等学校写真選手権大会」(通称・写真甲子園)を題材にした青春ドラマ。

監督は 「ぼくらの七日間戦争」 「早咲きの花」 の菅原浩志。

高校生役には、 「仮面ライダーエグゼイド」 の甲斐翔真、 「忍びの国」 の平祐奈、 「帝一の國」 の萩原利久ら。

秋野暢子、 河相我聞、 千葉真一らベテラン勢が脇を固める。

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=wXQzs48Lqc8

                * *

10.祈りの幕が下りる時 ( The Crimes That Bind)

2月8日(金) 19:00〜

東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。
東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化。

   pict-祈りの幕が下りる時.jpg

監督:福澤克雄

キャスト:阿部寛、 松嶋菜々子、 田中麗奈。

上映時間:119分

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=EBA2vHuiLoU

                * *

11.羊の木 (The Scythian Lamb)

2月9日(土) 19:00〜

公開日 2018年2月、  上映時間:126分

   pict-羊の木.jpg


吉田大八監督が錦戸亮を主演に迎え、 山上たつひこ原作・いがらしみきお作画の同名コミックを映画化したヒューマンミステリー。

目の前にいる人を疑うか、 信じるか。
人間が肌で感じる拒絶や許容を、 繊細な心理描写で描き出す。

キャスト:
錦戸亮、 木村文乃、 北村一輝、 優香、 市川実日子

予告編:
https://www.youtube.com/watch?v=ux4FOQowmc0

               * *

12.焼肉ドラゴン (Yakiniku Dragon)

2月10日(日) 18:30〜

公開日 2018年6月   上映時間:126分

   pict-焼肉ドラゴン.jpg


高度経済成長と大阪万博に沸く1970年代。

関西のとある地方都市で小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む夫婦・龍吉と英順は、 静花、梨花、美花の3姉妹と長男・時生の6人暮らし。

「血と骨」 など映画の脚本家としても活躍する劇作家・演出家の鄭義信 (チョン・ウィシン) が長編映画初メガホンをとり、 自身の人気戯曲 「焼肉ドラゴン」 を映画化。

キャスト:
真木よう子、 井上真央、 桜庭ななみ、 大泉洋、 大谷亮平

予告編:
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=yEUcGimyqpM

                 * *

さて皆さまが観に行きたい映画、 ございますか?

ジジイはまずアニメはダメ、 宮崎駿の作品でさえ観たことなし。
次に青春モノやジャニーズ系が出演する映画には拒否反応。

となると 「人生フルーツ」、 「祈りの幕が下りる時」、 「焼き肉ドラゴン」 くらいしか興味が湧かない。

もう少しイイ映画がありそうなものだが.....

上映期日、 時間は次のfacebookで.....
             ☟
https://www.facebook.com/events/1318059408336797/permalink/1318066238336114/


チェンマイで観る日本の映画、 何が嬉しいたって入場料の安さ。
80バーツ(現レートで270円)、 イイネ!


貧しい年金生活者にもやさしいチェンマイ。





チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:08| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月17日

独居老人の生活1383(洗脳映画)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1383(洗脳映画)


  プロパガンダとは、

  自分が信じていないことを他人に信じさせること。

                                 アバ・エバン (イスラエルの政治家)


ジジイの子供の頃はまだテレビが普及しておらず、 最大の娯楽は映画だった。

なので映画による影響は大きいものがある。
ハリウッド西部劇を観れば、 騎兵隊が善でインディアンは悪と思い込んでいた。

とんでもない、 先住民の ”インディアン” を殺戮して土地を奪ったのは、 移住した ”アメリカ人”なのだ。

真田幸村が主人公なら、 徳川家康は狸爺の悪人となる。
幕末では勤皇の志士が善で、 徳川幕府は悪。

新選組なら近藤勇が善で、 芹沢鴨は悪人になった。
清水次郎長や国定忠治はカッコいい正義の親分、 ヒーローだ。

このように知らず知らずのうちに子供だったジジイは洗脳された。

これらの制作に関わった映画会社の社長や監督は、 洗脳する目的ではなかったはず。

単に勧善懲悪の映画がヒットするから作っていたと思う。


しかし戦前戦後には、 政府のプロパガンダのための映画が制作されていた。
その代表的な作品が、 ナチスを称賛する映画だ。

まずナチスが政権を獲得した1933年、 アドルフ・ヒトラーは直々に監督を依頼、 ニュルンベルク党大会の映画を作らせる。

その才能を高く評価された監督がレニ・リーフェンシュタール。
              ☟
    pict-レニ・リーフェンシュタール.jpg   


公開された映画が 『信念の勝利』。
しばしば割引料金や、 時には無料でも公開された。

ドイツ国民のうち2千万人ほどが、 この党大会記録映画三部作の第一作を見たという。


レニは1902年ドイツ生まれ、 元女優でもあった。

彼女はこのあと、 ナチス独裁を正当化し、 国威を発揚させるプロパガンダ映画を作り続ける。

               * *

1935年に公開されたのが 『意志の勝利』。

    pict-意志の勝利.jpg   


1934年に行われた国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の全国党大会の様子が記録されている。

突撃隊の整然たる行進が美しい。
またナチ党諸部隊のヒトラーの前での閲兵行進も圧巻。

ジジイはこの映画を観に行ったことがある。
渋谷だったか、 小劇場での公開。

途中の居眠りなし、 飽きさせない見事な出来栄え。

pict-(意志の勝利).jpg


チョットだけご覧なってください。
Triumph of the Will(意志の勝利)
              ☟
ビデオスタート後7分40秒から出てきます。
https://www.youtube.com/watch?v=p7hJVaTW45M


こちらは兵士の点呼。  (2分56秒)
https://www.youtube.com/watch?v=fS7IZhOhuZw

               * *

レニ・リーフェンシュタールが続いて監督した映画が 『オリンピア』。

ベルリンオリンピック(1936年)の記録映画でヴェネツィア映画祭最高賞(ムッソリーニ杯)を受賞した。

これは5分32秒で....
         ☟
https://www.youtube.com/watch?time_continue=11&v=HHt927h9B5Y

               * *

レニ・リーフェンシュタールは第二次世界大戦後、 米軍とフランス軍によって逮捕される。

精神病院に収監されるが、 裁判では 「ナチス同調者だが、 戦争犯罪への責任はない」 との無罪判決 → 釈放となる。

しかし戦後、 ナチスの協力者として非難、 黙殺されている。

現役の映画監督として復帰し、最後の映画作品となったのが2002年、 『ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海』。

その翌年の2003年、 長年助手を務めたホルスト・ケトナーと結婚し、最期は彼に看取られて死亡(享年101)。

ナチスとレニ・リーフェンシュタールについては、 この本が参考になった。
                ☟
    pict-ナチスと映画.jpg


最後にヒトラー演説でも......  2分26秒
             ☟
https://www.youtube.com/watch?v=OEiQj-FjCRc

                * *

日本でもプロパガンダ映画が作られた。
戦後GHQによる 「助言」 とはいうが強制的に....

目的はいずれも日本人に贖罪意識を植え付けること。
軍国主義者と政府の人間が侵略戦争を導いたことを匂わせる
内容だ。


『犯罪者は誰か』 (大映)
1945年12月27日公開、 上映時間77分。

監督:田中重雄、
出演:阪東妻三郎、 見明凡太朗、 浦辺粂子。

観客実績は約300万人といわれる。

  <あらすじ>
自由主義思想を抱く代議士植森隆平は日本戦うべからずと主張し戦争防止に努めていた。

国内の雰囲気は軍国主義的色彩は濃厚となり、 植森の身辺には圧迫が加えられる。
衆議院に於ける彼の演説は非国民の烙印。

植森は憲兵隊に拘引され拘置所に....
この間B29の本土空襲は激化し、 植森の妻は防火中に死亡。

妻の死を知らされても、 彼は自説を曲げなかった。

戦後、 拘置所を出た植森を待つものは敗戦の現実。
平和日本建設に邁進する若人達と新しい時代の曙光であった。

               * *

『民衆の敵』 は1946年に東宝が製作、 上映時間:83分

今井正監督の戦後第1作、 第1回毎日映画コンクール監督賞受賞作品。
出演:藤田進、 花柳小菊、 河野秋武、 志村喬。

戦時中に増産映画の名手であった今井監督が、 戦時中の工場での財閥の横暴を描く。
尚、 東京大空襲シーンは円谷英二の特撮(遠望のみ)。

左翼映画だったが観客数は約200万人。

              * *

『戦争と平和』 は1947年公開(東宝)、 100分。

監督:亀井文夫、 山本薩夫 
主演:池部良、 伊豆肇、 岸旗江、 菅井一郎

  pict-戦争と平和 (1947年.jpg


憲法普及会の企画で、「戦争放棄」 がテーマ。

D・W・グリフィス監督の 『イーノック・アーデン』 を下敷きに、 戦争が引き起こした二重結婚の悲劇を描いた反戦映画。

完成したフィルムはGHQの検閲で30分近くが削除された由。

映画の最後に 「平和憲法」 で未来があるといったナレーションが入る。

観客は大ヒットで550万人だったとか。

pict-戦争と平和 東宝1947.jpg

「流亡の曲」 この映画の主題歌です。
               ☟
https://www.youtube.com/watch?v=UBbeGIBJ7zY

               * *

GHQが日本の映画会社に助言と称して作らせた映画は9本と聞く。
観客はプロパガンダとは気づかずに熱狂して観たのだ。

映画に加え、 ラジオドラマやドキュメンタリーでも、 GHQの洗脳は行き届いていたという。

米国は国民も国も戦争好き。  しかし日本を骨抜きにするマインドコントロールは徹底していた。

そしてその影響は現在まで続く。
日本は侵略戦争した悪い国、

”反戦を誓い平和を祈る”   平和憲法が日本を守る...

日本は御伽噺の国になってしまった。

一方で、 他国ではプロパガンダの映画やドラマが今も強烈。
韓国で、 中国で、 悪い日本をこれでもか..と描き続ける。

日本はおとなしくじっとしている。






人のいい国です、 わが日本。


チェンマイって ホントいいですね!

 <お暇なら>
NHKの反戦ドキュメンタリーです)

前編「昭和の戦争と平和」 
https://www.youtube.com/watch?time_continue=75&v=yv7O0CSX100

後編「昭和の戦争と平和
https://www.youtube.com/watch?v=IJdEveFfaYk





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