2014年09月27日

独居老人の生活72(造語完結編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐72(造語完結編)


   毎日、今日が人生最後の日かもしれない、
   と考えるとすれば、
   いつか、必ずその考えが正しい日が来る。

                        スティーブ・ジョブズ(アップル創業者 )


大宅壮一にあやかってチェンマイの社会評論に挑戦してまいりましたが、造語シリーズは今回が完結編、そこで僭越ながら一言ご挨拶させて戴きます。

先ずこれまで記した独居老人の造語・迷言を振り返りましょう。

(1)ハゲカラス:
(2)「帰らざる青春」 は日本で暮らす爺さん。
   「甦る青春」   はチェンマイに暮らす爺さん。
(3)China Syndrome(支那症候群):
(4)ペット好きペット拒否症: 
(5)老若男女の仲:
(6)スケベメタボ:
(7)老い籠り:
(8)タイ国総和食屋:
(9)チェンマイ寿命:
(10)老囚の幸福:
(11)チェンマイの奇跡:
(12)チェンマイの喜劇:
(13)チェンマイの鬱積:
(14)チェンマイの悲劇:
(15)鯛鯖年:
(16)老人若体化:
(17)麗しきボディーガード:
(18)タイサダの恐怖
(19)完結編(の造語はこのブログ後半に出ます)


とまあ好き勝手にこじつけて作ってまいりました。
一つでも印象に残る造語があってくれれば嬉しいのですが・・・・。

これらはチェンマイで生活していて、私が目に付いたものを言葉にしました。
特に日本人爺さんに関する造語については、全て実際のモデルに近い方がおられまして、私が見聞した事をベースに書いた次第です。
「オレの事を書きやがったな、ふざけるな!」など怒りのコメントもなく、ご理解戴いたことに感謝しております。


唯一残念なことは、最後の(18)「タイサダの恐怖」なんですが、私は一物をチョン切られた実在の日本人を耳にした事がありません。
一人二人居ても不思議はないと思うのですが・・・・・・。

もし「オレがそうだ」とか、「オレの友人で近々切られそうな爺さんがいるよ」という方がおられるなら、是非ご一報ください。
私が今作成中の論文「タイ・伝統文化のタイサダ」の材料にしたいと思います。

そしてほんのお礼の気持ちですが、当方にて”切られた一物” の葬儀をさせて戴きます。
写真の日本人僧侶が参上し、経を読んで弔います。


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長年股間にへばりついて寝たり起きたり、貴方の命ずるままに小便や子作り、そして女遊びに精励恪勤したチンコです。
厳かなる読経のもと、静かに眠らせてあげてください。

加えて当方で、簡易なお墓なるものを用意させて戴きます。
こんな感じ。







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「オレのはウインナーソーセージほど小さくないよ」のご不満もおありでしょうが、日本人僧侶は大小、形に関係なく、厳粛に読経いたします。
尚写真のウインナーは傷みますので、撮影後直ぐにジジイが食いました。

このような法要はチェンマイならでは、世界初の快挙となるやも知れません。
僧侶は「もし実現すればギネスブックに登録したい」と仰ってます。
(勝手にこんなこと書いちゃて、坊さんが読んだら怒るだろうなあ)


好きモノの  切られムスコよ  いざさらば

            南無阿弥珍宝   合掌。

そう言うことで造語・迷言シリーズ、掉尾を飾るは
「切られムスコのお弔い」。


(注)写真の坊さんは、一般法要を営む際の相談に与っている由。
詳細は、北タイ情報紙「Chao」掲示板、「日本式葬祭」参照。

         * *

一物法要が終わったら、こんなカフェーレストランで故チンを偲びたいものです。
店名不明。場所はビン川沿い、ナワラット橋から南へ、スーパー・リンピンの直ぐ近く。北タイ情報紙「Chao」の地図(G-5)

この日のランチは友人の爺さんと一緒。
この友人は昔のカノ女から、「浮気したらこれだからね!」と股間を切る仕草を見せられ震え上がったそうな。 
彼曰く「マジで怖いです」。 カノ女との仲、よくぞ切ったものだ。

お店の入口
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川沿いのテラス
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店内は
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ケーキ類
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ジジイの注文はスパゲティ:89バーツ
Beer Chang大瓶は70バーツ
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友人が食べたのはポークライス:65バーツ
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アイスクリームとコーヒー:各40バーツ。
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店員さんはジジイのタイプ、メロメロ。
テキパキと動きとても感じがいい。
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この店は開店して間がなく、今回初めて訪れたもの。
可愛い店員さんに会いたい、通うぞ。

チェンマイって ホントいいですね! 
posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 05:42| Comment(0) | 造語シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月21日

独居老人の生活67(造語8タイサダの恐怖)


昨日に引き続き独居老人の造語・迷言シリーズ、その8です。
大宅壮一にあやかってチェンマイの社会評論に挑戦。
文中の造語や言葉そしてその解説は、ジジイの独断と偏見によるもので、全てに正しいとは限りません。予めお断りしておきます。


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐67(造語8タイサダの恐怖)


愛はガラスのようなものだ。
いいかげんにつかんだり、
しっかりつかみすぎたりすると 
割れる。
 
                       ロシアの諺



(18) タイサダの恐怖:

タイ人を女房(パートナー)にする日本人爺さんが持つ潜在的恐怖を言う。

「もしオレが浮気してバレでもしたら、女房にあそこをちょん切られてしまう、恐ろしくてとても出来ない」、これは浮気願望スケベ爺さんの嘆きの言葉。

タイ人女が阿部サダになる、これを略して「タイサダ」と呼ぶ。

老いたりとは言え日本男児、こんな事で怖がっていたらみっともないの一言。
隠れてバレないようこそこそやればいい。

バレても狼狽(うろた)えないことが肝要。
独居老人が保証する(と迄は言えないが)、滅多なことで女房はチョン切るものではない。

バレたら粛々とまな板の上に一物(いちもつ)を置き、「切れるもんなら切ってみろ!」 と堂々たる態度で言う。





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厳粛な雰囲気に圧倒された女房は「もう二度としないでね」と矛を納めるであろう。

え!実際に切られちゃったらどうするって?







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そしたら諦めてタンブン(施し)、切られたチンコを近所の野良犬にくれてやろう。

ナニー! そんな物、犬が食わないだと?

犬も食わない腐りかけの貧弱モンなら、女房だって切るわいな。

          * *

ということで、今日のランチはそのウインナーを入れた蕎麦。
独居老人、自宅で自らが料理する。
下は食材、キャベツ、莢エンドウ、エリンギ、葱。
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次は麺。
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ハイ出来上がり! で写真を撮る予定が、うっかり忘れて食べてから思い出す。 完食。
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               * *

頭禿げても浮気はやまぬ              日本の諺



浮気がバレたならば(タイサダ対策)、

ただひたすら女房に謝る、

土下座して詫びる(ここは日本式で厳粛に)、

「どうかしていた、悪魔がオレに乗り移った」と言って天を仰ぐ、

女房の太ももに取りすがり、武士道精神で男泣きする(注)、


ここらで9割方仲直りできよう。 それでもダメなら、


「50万バーツほどの貴金属をプレゼントさせてくれ」と言いながら、女房の顔を見てウインクする。

このあと女房を押し倒して熱いブンブン(Sex)、終わった後言う
「やっぱりお前が一番いい」。
これで99%解決。

それでも放免されなかったら、




武士道精神に則り、潔く切腹。
(ちょん切られたとあっては日本男児の恥)  

(注)武士道・男泣きの仕方は下をクリック(Youtube1分)
真似て真剣にやってください。
 http://www.youtube.com/watch?v=F9lOyCmxfH4

チェンマイって ホントいいですね!
posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 06:59| Comment(4) | 造語シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月20日

独居老人の生活66(造語7麗しきボディガード)


昨日に引き続き独居老人の造語、迷言シリーズ、その7です。
大宅壮一にあやかってチェンマイの社会評論に挑戦。
文中の造語や言葉そしてその解説は、ジジイの独断と偏見によるもので、全てに正しいとは限りません。予めお断りしておきます。

チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐66(麗しきボディガード)


すみれの花咲くころ  はじめて君を知りぬ

君を想い日ごと夜ごと  悩みしあの日のころ

すみれの花咲くころ  今も心ふるう

忘れな君われらの恋  すみれの花咲くころ
                       作詞:Fritz Rotter・白井鐵造


(17)麗しきボディーガード:


独居老人が偶に行く飲食店で気に入った女性がいる。
顔馴染みにもなった。

そこで「一緒に食事に行きませんか?」とデートに誘う。
「カアー(Yes)」の返事。

翌日喜び勇んで指定された待ち合わせ場所へ行く。
待たされること20分、ようやく彼女が現れた。

たまげた事に彼女の友達3人(女の子)が一緒に付いて来ている。
なんだこりゃあ。

このように、友人のデートの時に同行して来る女性を「麗しきボディーガード」と呼ぶ。

殆んどの場合、爺さんが全員を奢る羽目になる。
それも「Hot Pot」や「Shabushi」などの高額ブッフェ。
2千バーツくらい直ぐに吹っ飛ぶ。
結果は食い逃げされて終わり、爺さんの下心は微塵の如く砕け散る。

ジジイの友人は、「女と初デートの時、その女、友だち5人を連れて来てさ、オレおったまげたよ」とボヤいていた。

チェンマイでよくある話、女を食事に誘う時には「麗しきボディーガード」対策が必要である。

ここで麗しき乙女たちの宝塚歌劇団、「すみれの花咲くころ」をどうぞ。 Youtube、下をクリック(3分)。
http://www.youtube.com/watch?v=_R5j5zkneRg

          * *

独居老人、ライブ音楽を聴きたくなった。
そこでこの日の夕食は「Tiger Kingdom・In Town」へ行く。
場所はお堀の内の東側道路沿い、
北タイ情報紙「Chao」の地図(E‐4)

店内
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ライブバンド、カントリーなど欧米懐メロ。
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チキンのサテーとフレンチフライ(60バーツ/品くらい)
ビールはBeer Chang Export大瓶:90バーツ。
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左はヤムネーム(ソーセージサラダ)、右は何だったか忘れた。
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こういうレストランで恋人と二人だけのディナー、酒に酔い、音楽に酔い、彼女の色香に酔い、お堀の景色に酔い、ロマンチックな宵が過ぎて行く。
舞台装置は十分、しかし相手役が現れない。
来たー! と思ったらゾロゾロ付いて来る「麗しきボディーガード」。 やってらんないよ!

チェンマイって ホントいいですね! 
posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 06:18| Comment(0) | 造語シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする