2017年05月14日

独居老人の生活863(#3 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?  タイ人とのコミニュケーション)



10日の午後、 ジジイのパソコンが壊れました。
今、 買い替えた新しいPCを使って書いてます。

前のPCのHDDが完全にダメで、 アプリ、 写真、 単語など保存していたものが全て吹っ飛びました。

ドキュメントに保存のブログ原稿5回分やら多数の資料も消失。
意気消沈、 今日のブログも思い出しながらの再作成です(涙)。

               * *

本日は前回の続きで最終回。
未読の方は#1、 #2を先にお読みくださいませ。


チェンマイ独居老人の華麗なる生活863
          (#3あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?)


    外国人とのコミュニケーションは、
    一般的に言語というツールを使って行う。

    しかし会話ができなくても、
    コミュニケーションをとることはできる。

    それは  「Money talks everything」
    お金が全てを物語る。



あのタイ人BさんはなぜUさん(69歳)に切れたのか?

Uさんには無意識でよくやる仕草がある。
それを目にするタイ人はどう思うか?

@ Uさんの気になる仕草。

Uさんは疑問などがあると、 欧米人に似た仕草をする。
腕を八の字に広げ、 掌を上にして肩をすくめ、 Oh noって感じ。

pict-aflo_lkgg424510.jpg


この仕草に対し、 タイ人がどう感じるかはわからない。
言えることは、 日本人の我々は滅多にやらない。

だが世界に出ると自然に出るのか、 昨日(13日)のこと。

下の写真は陸上100m上海大会で、 フライングして失格となった桐生選手。  「何でえ〜?」 と不満顔。

pict-桐生選手.bmp



特に問題があるのは ”サムズアップ” のジェスチャーだ。

我々はいいね!(Nice、 Good)とかOK! の時に使うが、 タイ
ではタブーで侮辱の意味があるらしい。

   pict-220px-Thumbs_up.jpg


もしUさんがこれをやったとしたら、 タイ人は怒るかも.....

(追記:15日午前10時45分)
読者の方からのコメントで、

「タイ人の妻はサムズアップに侮辱の意味なし..と言っている」
とのご指摘をいただきました。

wekipediaの記述は次の通り。、
『中東、 西アフリカ、 南アメリカ(ブラジルを除く)では侮蔑の表現となる。
その他、ヨーロッパやアジアの一部の国ではわいせつな表現』

以上の点、 ご留意ください。


下記のようにも言われているようで........
 参考までに、 海外でタブーの仕草だとか。
             ↓
pict-angry-travelers-guide-to-obscene-gestures-thumbnail2.jpg


              * *


次にUさんが頻繁にやるジェスチャーがワイ(合掌)である。
ジジイと異なること....彼はこのワイを誰にでもする。

食堂の若い女店員や街の若者にも、
「コップンカップ、 ありがとう」 と言いながらワイをする。

日本語の 「ありがとう」 だけ言ってワイの時もある。
野良犬にも気軽に 「こんにちわ」 って挨拶する感じか。

    pict-PM Yinluck 65692_715403988504059_1388678557_n.jpg


ジジイもたまにワイをするが、 自分より年上と思える相手だけ。
年長者からワイをされると寿命が縮まる..と信じているタイ人も
いると聞く。

相手構わずワイするのはどうなんだろう。
UさんはGoodと思っているようだが.......


                * * 


タイ人が切れた訳として、 次の可能性が高いように思う。

A 日本人は金持ちのイメージ。

Uさんは50歳で引退したので、 年金受給額はさほど多くない。
だからか、 Uさんには自分が金持ちだという認識なし。

彼は倹約家であり、 屋台やタイ飯屋の安い処が大好き。
ビールが60B程度なら大喜びする。

しかしタイ人から見ればどうか。
Uさんは、 毎年チェンマイに来て1ケ月を遊んで暮らす。

市場で働くタイ人の収入と比較すれば、 Uさんは如何に裕福か。

Uさんは市場での酒盛りに参加するとき、 2〜3回に1度は260
バーツのウイスキーを差し入れする。

彼はこれで十分礼を尽くしたと考えていた。
しかしUさんも彼らと一緒にそのウイスキーを飲んだりもする。

タイ人は、 彼が自分で飲む酒を持参したくらいに思っていたかも
しれない。
でもUさんは、 「オレは皆の友だち、 歓迎されている」 と思う。


Uさんは以前にもよく似た経験をしている。
それはバイクをレンタルする時だ。

彼は定宿アパートの受付嬢(40前後)に依頼していた。

「彼女には宿泊するたびに300バーツのチップを渡している。
 だから安くしてくれるし、 バイクはアパートで引き渡しさ」

こう自慢げに話していたUさんだが、 料金は相場より5割も高かった。  受付嬢にピンハネされていたのだ。

それを知ったUさんは、 臍を噛んで別のレンタル店を利用。
「彼女を友だちと思っていたのに......」 と。

              * *

ここで1つ仮定してみよう。

もしUさんが参加するたびに、 必ず千バーツ程度のジョニ赤などをプレゼントする。
加えて高級な寿司などを持参し、 彼らに提供していたら.....

要は気前よく奢ればいいのである。
そういう状況にあっても、 あのタイ人は怒るだろうか?

タイ人が日本人を招待する場合、 スポンサーとしての期待を秘めている。 69歳のUさんは最年長であり、 彼らの中で最も金持ち。

ところがどうだ、 Uさんは呼びもしないのに手ぶらで現れる。
で、 タダ酒タダ飯で楽しんで帰る(時もある)。

「あの日本人、 いつまでオレたちの好意に甘えてんだ!」


A)こんな不満が積もり積もって爆発、 Uさんを罵ったのか?

B) それとも彼の仕草がタイ人を怒らせたのか?

C) あるいはTPOを無視、 マナーの点で不快にさせたのか?

ジジイに答えは出せない。

尚、Bさんは酩酊して(酒癖悪くて)切れたのではないという。
となると間違いなく、 怒らせた原因はUさんにあると思っていい。


念のために書くが、 Uさんは好感の持てるお人柄だ。
だからこそジジイは8年間付き合っている。

批難ではなく、 彼にアドバイスさせて戴く。
もしタイ人と付き合うなら、 片言のタイ語を覚えて欲しい。

無理なら、 せめて 「指さしタイ語会話」 くらい持参しろ。
少しは理解し合えるし、 そうしたいという熱意だけは伝わる。

 「あの爺さん、 タイ語を覚える気など全くない。
  勝手に来て、 タダ酒飲んで笑ってるだけ」

こうタイ人から思われたら悲劇だ。

酒を酌み交わし、 ニタニタ笑っているだけで打ち解けた(間柄)と思ったらとんでもない勘違い。

そして友人・仲間と思い込んで入っていくと、 突然激昂される。
外国人とのコミュニケーションは簡単なもんじゃない(と思う)。

               * *

皆さんはどう感じられましたか?

タイ人Bさんは...なぜUさんに切れた?









さて、 なんだったんでしょうね?


チェンマイって ホントいいですね!

 (後記)
「チェンマイ卒業宣言」 をしたUさんだが、 ジジイはまた彼が来て
くれると思っている。

チェンマイ再訪の確率は50%。
ダメな5割は、 日ごろ不摂生なUさんがあの世に行く確率である。
待ってるよ、 Uさん!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:40| Comment(19) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

独居老人の生活862(#2 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?  タイ人とのコミニュケーション)


マクロン新フランス大統領の奥さんに仰天。
マクロン氏より25歳年上で、 出会いは教師と生徒の関係から。

マクロン(15歳)と同じクラスに夫人の子供がいたという。
下の写真、 母と息子に見えるのは当たり前か。
                   ☟
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          ☝ マクロン新フランス大統領夫妻。

                  * *


本日は前回の続きです。
未読の方は、 前回の#861から先にお読みください。



チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐862
          (#2 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?)


   友情のための最大の努力は、
   友人に我々の欠点を見せることではない。

   彼に彼の欠点を悟らせることだ。.  
   

                                  ラ・ロシュフーコー (モラリスト文学者)


何故、 顔見知りのタイ人はUさんに切れたのか?

ジジイの友人やジジイも過去、 Uさんの言動に不快な思いをした
ことがある。
その起因は何か?  これを辿って推察してみよう。


@ ジジイの友人の場合。

数年前、 ジジイの友人(元会社の同僚)をUさんに紹介した。
そして2度目の会食でのこと。

Uさんはこう言って友人が注文した冷奴に箸を入れた。

「私はちょっとだけ食べるのが好きなんです」

友人は怒る。

「取るなら一切れ分、持って行けばいい。
 四切れある冷奴の一つを半分に切る、 それも自分の箸で。
 汚らしいよ、 まだどこの誰かもよく知らないのに......」

  pict-th.jpg


ジジイがこの話を告げるとUさんはこう言った。

「私は他人の箸が入っても平気です。
 それで不快になることなんてありませんよ」

Uさんの癖で、 4人で食べれば4人の料理に箸を入れる。
勿論4人が同じモノを注文した場合は有り得ない。

要は、 皆で分け合って色んなモノを食べればベスト。
考えれば中々合理的な食べ方だと思う。
 
中華料理の感じだが、 違うのは自分の箸やフォークで人の料理を摘まむこと。
加えて、 他の3人がシェアーを望んでいるか...これが問題。


例えばある人が大好物のアワビの刺身を注文したとする。
この時餃子をオーダーしたUさんが言う。

「私の餃子をどうぞ。 アワビ2,3切れ貰いますから」

「嫌だよ」 と言って断るのも大人げない。
しかしその人は餃子なんか要らない、 アワビを全部食べたい。

こんな時戸惑う人がいるのでは......特に初対面の人などは。
結局大人の対応で 「どうぞ、 どうぞ」 ってなるのだが。

人間、 みんな大らかな性格であれば問題ないのだが.......
些細なことで不快になる。

マイペンライのタイ人だが人それぞれ、 気難しい人がいてもおかしくはない。


                  * *


A ジジイがUさんに気分を害したとき。          

過去に数回あるが、 至近時を例に挙げる。
それはランパーンに旅行した時のこと。

ジジイと友人Tさん(63)はライブカフェーで食事をしていた。

pict-DSCN9946.jpg



あとでやって来た作務衣姿のUさんは、 我々のテーブルの傍に突っ立ったまま、 ひたすらスマホをいじる。

ジジイが 「とにかく座ってよ。  注文するならして...」 と促す。
Uさんは座ったもののスマホを手にして、 Tさんに何やら使い方を訊き始める。

「そんなこと、ホテルに帰ってからやれば.....」 とジジイ。

「今やらないと100バーツ損するかも」 とUさん。

せっかくのいい雰囲気、 ライブに酔い痴れているのに......

この日はUさんが自分で決めた集合時間に20分遅刻。
そんなことも加味されたのだろう、 ジジイはカチンときた。

で、 ジジイは先に帰ると言って、 1人で別のライブハウスに行ったのだ。


今回のタイ人が切れた一件を聴いて、 ジジイはUさんに尋ねた。

「何故オレが気分を害したか...知ってます?」

「50%分かります、 場の雰囲気を壊したからでしょ?」

「あとの分からない半分って.....?」

「なぜ1人で席を立って帰ったのか、 これが理解できない」


すかさずジジイは応えた。

「一緒に居ても不快、 面白くない。
 だったらオレ1人、 ライブで飲んでた方が楽しいよ」

ジジイがもっと大らかになればいい。
だけどUさんに言いたい、 TPOに合わせることも大事だと思う。

Time(時間)、  Place(場所)、  Occasion(場合)。
これら3つに合った物や服装、 行動、 ふるまい。

              * *

タイ人との飲酒の場でも、 Uさんの言動にタイ人を不快するが何かがあったはず。 
Uさんはタイ語が話せないので、 彼の振る舞いの何かだと思う。

これまでのUさんに対する憤懣が積み重なり、 とうとう爆発したのかもしれない。

加えてUさんには癖というか、 無意識にやる仕草がいくつかある。
その中からタイではちょっと気になる行為を2つ、 次に挙げる。








ちょうど時間となりました。       (次回に続きます)


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:26| Comment(9) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

独居老人の生活861(#1あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか? タイ人とのコミュニケーション)



皆さまはタイ人と付き合ったことがありますか?
オレは懇ろな間柄でやってるよ....コレ、相手は恋人ですよね。

そうではなく、 普通のタイ人やその仲間との交流です。
その過程でアレっと戸惑ったり、 関係が不穏になったりしたこと..
ありませんか?

外国人とコミュニケーションをはかるのは結構難しいもの。
言葉の壁、 風俗習慣の違いもありますからね。

今回はそんな身近な問題を取り上げてみました。


                * *


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐861
           (#1あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?)


    他人は互いにわかり合えないものです。

    わかり合えないからこそ、 言葉があるのです。


                                   養老孟司 (解剖学者、 元東大教授)


友人Uさん(69歳)には本ブログに何度かご登場戴いた。
その彼がチェンマイを ”卒業する” と宣言。

彼は毎年1回チェンマイを訪れ、 いつも1ヶ月滞在している。
今年も3月下旬に来て、 ソンクランやランパーン観光を楽しんだ。

チェンマイの居酒屋でUさんと知り合ってから8年は経とうか。
50歳からスタートした彼のバックパッカー・旅の話は面白い。

生涯独身を貫くUさんは酒豪、 酒好きなジジイとウマが合う。

タイ人女性と恋に...そんなラブストリーは全くないが、 チェンマイに惚れこむUさん。

その彼が何故チェンマイ・ロングステイを止めるのか?
チェンマイに厭きた?


pict-DSCN9933.jpg
        ☝ 左はTさん(63歳)、 右がUさん。


               * *


Uさんがポツリと言う。

『タイ人の裏を見てしまって嫌気がさしました。
 微笑みの国って言うけど、 あれは上辺だけ.....』


この経緯(いきさつ)は次の通り。

Uさんは以前定宿にしていたアパート近くでタイ人Aと知り合った。
彼が歩いていたら、 自宅前で飲食していたAさんたちと遭遇。

誘われてご馳走になったのが付き合う切っ掛け。
タイ人のAさん(中年男性)は近くの市場で野菜を売っている。

Aさんは店仕舞い後の夜、 大概売り場で市場の人たちと酒を飲み交わす。

そこにUさんは呼ばれ、 市場(飲み会)に通うようになった。
但しAさんの店を含め、 市場での買い出しはほとんどない。

そんな親しい付き合いになって今年で4年目。
今では呼ばれなくてもUさんは顔を出し、 一緒に飲む間柄に.....

手ぶらでは行き難いから、 2、3回に一度は260Bのウイスキーを差し入れる。

   pict-dffd7dfcebda349d_S2.jpg
        ☝ 市場のイメージ画像。    


で、 今年もこれまで同様、 Aさんの野菜売りの ”酒場” に顔を
出し、 何度か一緒に飲食していた。

ところが異変が起こったのは4月中旬。
いつものように楽しくやっていたその時だ。

Aさんの仲間でUさんとも顔馴染みのBさん(タイ人男性)が突然
怒り出し、 Uさんを罵ったという。


Uさんはタイ語が全くダメなので、 何を言われたのか意味不明。
だからなぜBさんが切れたのか、 理由が分からないと言う。

ただ言い回しや表情で怒鳴られたことは分かる。
親友のAさんは、 その時Uさんを庇(かば)い立てしなかった。

雲を掴むような話、 Uさんは黙ってその場を去ったが、 今でも怒らせた原因に思い当たる節がないそうな。


そこで冒頭のUさんの言葉、
「タイ人の裏を見てしまって嫌気が.....」

事の顛末を聴いたジジイはUさんに言う。

「タイ人の彼らだって同様に思ってるかも....日本人の裏を見た」

一緒にいたTさん(日本人、 63歳)はこう語る。

 「Uさんは入り込み過ぎですよ」


この見方にはジジイも同じ見解だ。
では何故、 顔見知りのタイ人Bは切れたのか?

ジジイはUさんの行動パターンを勘案し、これを推論してみたい。


思い起こせば、 過去にもUさんの言動に不快な思いをした人たちがいる。

  自分で無意識にやっていることを、
  もっと意識をしなければならない。
    
                        イチロー(プロ野球選手)


先ず、 こんなところを手掛かりに原因を探ってみよう。










長くなりますので、 次回に続きます。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:05| Comment(0) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする