2017年05月31日

独居老人の生活879(東京に現れた北タイ温泉探検隊)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活879
                  (東京に現れた北タイ温泉探検隊)


   一生のうちにその人の中にある
   資源を使いきれる人などほとんどいないでしょう。

   まだ使われてない力が
   すべての人の深い井戸の中に眠っているのです。

                                リチャード・バード (アメリカの探検家)


先日チェンマイ田舎・新明天庵さんのブログで、 北タイ温泉探検隊員による写真展の案内を見た。

会場が東京・吉祥寺、 ならば必然的に東京滞在中のジジイが足を運ぶ。 ご一緒したのがこれまた同探検隊のWさん(77歳)。

展覧会を開いた隊員は青池さん(昭和20年生まれ)で、 Wさん、新明天庵さんのお仲間である。

そのWさんと吉祥寺駅前で落ち合い、 先ず腹ごしらえのランチ。
店は駅前広場、 象のはな子像の真向かいのビルにある。

店名 「戎」、 大阪の方ならお馴染み、 戎橋の 「えびす」。

pict-DSCN0928.jpg
      ☝ 店の入り口で、 北タイ温泉探検隊のWさん。




地下に降りる入り口には料理サンプルが置かれている。
値段は近くのサラリーマン向けで安め。

pict-DSCN0927.bmp




 店内は驚くほど広い。
pict-DSCN0934.jpg




Wさんと同じものを注文。  ハンバーグとポークで780円。
ビール大瓶が590円で、 2本/人飲む。 (税込み)
pict-DSCN0931.jpg




さすが日本と感じたのがこの箸入れ(ケース)。

pict-DSCN0929.bmp

箸の先端の部分をプラスチックでカバー、 直接手が触れないようになっている。  清潔にこだわる日本人には嬉しいアイディア。

こんなのチェンマイでは見たことがなく、 酷いのになると箸の上下がバラバラに入っている。 


                * *


ランチを終え、 徒歩でギャラリーに向かう。
温泉探検隊・青池さんの高校の同級生12人が出品。

pict-DSCN0935.jpg




なのでそれぞれ得意ジャンルの作品が並ぶ。
こちらは絵画。
pict-DSCN0937.jpg




青池さんは写真で参加、 主にチェンマイ県で撮ったもの。
では青池さんの作品をご覧なってください。


タイ人になってしまったのか?  18年余の回想とある。

pict-DSCN0944.jpg




青池さんは、 酒、 タバコ、 博打、 女をやらずに生涯独身。
一体何を楽しみに生きているのか..とジジイは思ってしまう。

そんな下世話な男の遊びに見向きもせず、 ひたすら温泉巡り。
温泉芸者とも無縁、 ヤルのは温泉開発、 土管で浴槽作りもやる。

そしてボランティアでこんな看板まで作り、 地元を盛り上げる。
カレン族メトー地区の温泉場、 タイ日の国旗が.....いいね!

pict-DSCN0940.jpg




女など無用、 温泉に浸かって清らかな心と身体。
Wさん(左)と青池さん(右)。

Wさんは酒は嗜むが超愛妻家、 「若いオンナにも興味なし、 女房と温泉がいい」 とはご本人談。
pict-DSCN0941.jpg




何だい、 こんな可愛い娘(こ)がいるじゃないの!
ジジイも温泉探検隊に入りたい。

pict-DSCN0946.jpg
                 ☝ 
  チェンダオの土管温泉、 中央の女の子はジジイの好み。
  この子と混浴したら天国温泉だろうなあ。




ここにも女の子、 いいねえ。
「北タイ女体探検隊」 があったらジジイはすぐ入隊だ。

pict-DSCN0942.jpg
       ☝ 左端が青池さん、  右端が新明天庵さん。




青池さんは温泉だけじゃない、 登山や秘境巡りもご趣味。
そのほかこちらの隊員としてもご活躍。

 チェンマイ餅つきキャラバン隊。
pict-DSCN0943.jpg
                  ☝
   余命幾ばくもない爺さんたちが、 魂を込めて餅をつく。
   まさに 「神風餅つき隊」 の感。

(注) 餅をつきながら倒れた人はまだいないそうです。



pict-DSCN0947.bmp
          ☝ 命をかけて杵をふる青池さん。



ボランティア活動として、 イベントでお呼びがあれば道具一式揃えて参加する。

搗(つ)き立ての餅はその場で振る舞う(無料)ので人気抜群、
タイ日交流に果たす役割は大きい。

餅つきキャラバン隊は、 「チェンマイ・日本人定住者集いの会」 の活動の一環としてやっている由。


青池さんはここでも杵を振り、 餅をこねての大活躍。

このようにして夜は1人で眠るだけ、 昼はボランティア活動で
タイに貢献.....こんな爺さんもチェンマイにいるのだ。

オンナ目的の爺さんだけじゃない、 真面目な方が多いってこと。












 ジジイにはこんなの.....無理だわ。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:46| Comment(0) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

独居老人の生活863(#3 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?  タイ人とのコミニュケーション)



10日の午後、 ジジイのパソコンが壊れました。
今、 買い替えた新しいPCを使って書いてます。

前のPCのHDDが完全にダメで、 アプリ、 写真、 単語など保存していたものが全て吹っ飛びました。

ドキュメントに保存のブログ原稿5回分やら多数の資料も消失。
意気消沈、 今日のブログも思い出しながらの再作成です(涙)。

               * *

本日は前回の続きで最終回。
未読の方は#1、 #2を先にお読みくださいませ。


チェンマイ独居老人の華麗なる生活863
          (#3あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?)


    外国人とのコミュニケーションは、
    一般的に言語というツールを使って行う。

    しかし会話ができなくても、
    コミュニケーションをとることはできる。

    それは  「Money talks everything」
    お金が全てを物語る。



あのタイ人BさんはなぜUさん(69歳)に切れたのか?

Uさんには無意識でよくやる仕草がある。
それを目にするタイ人はどう思うか?

@ Uさんの気になる仕草。

Uさんは疑問などがあると、 欧米人に似た仕草をする。
腕を八の字に広げ、 掌を上にして肩をすくめ、 Oh noって感じ。

pict-aflo_lkgg424510.jpg


この仕草に対し、 タイ人がどう感じるかはわからない。
言えることは、 日本人の我々は滅多にやらない。

だが世界に出ると自然に出るのか、 昨日(13日)のこと。

下の写真は陸上100m上海大会で、 フライングして失格となった桐生選手。  「何でえ〜?」 と不満顔。

pict-桐生選手.bmp



特に問題があるのは ”サムズアップ” のジェスチャーだ。

我々はいいね!(Nice、 Good)とかOK! の時に使うが、 タイ
ではタブーで侮辱の意味があるらしい。

   pict-220px-Thumbs_up.jpg


もしUさんがこれをやったとしたら、 タイ人は怒るかも.....

(追記:15日午前10時45分)
読者の方からのコメントで、

「タイ人の妻はサムズアップに侮辱の意味なし..と言っている」
とのご指摘をいただきました。

wekipediaの記述は次の通り。、
『中東、 西アフリカ、 南アメリカ(ブラジルを除く)では侮蔑の表現となる。
その他、ヨーロッパやアジアの一部の国ではわいせつな表現』

以上の点、 ご留意ください。


下記のようにも言われているようで........
 参考までに、 海外でタブーの仕草だとか。
             ↓
pict-angry-travelers-guide-to-obscene-gestures-thumbnail2.jpg


              * *


次にUさんが頻繁にやるジェスチャーがワイ(合掌)である。
ジジイと異なること....彼はこのワイを誰にでもする。

食堂の若い女店員や街の若者にも、
「コップンカップ、 ありがとう」 と言いながらワイをする。

日本語の 「ありがとう」 だけ言ってワイの時もある。
野良犬にも気軽に 「こんにちわ」 って挨拶する感じか。

    pict-PM Yinluck 65692_715403988504059_1388678557_n.jpg


ジジイもたまにワイをするが、 自分より年上と思える相手だけ。
年長者からワイをされると寿命が縮まる..と信じているタイ人も
いると聞く。

相手構わずワイするのはどうなんだろう。
UさんはGoodと思っているようだが.......


                * * 


タイ人が切れた訳として、 次の可能性が高いように思う。

A 日本人は金持ちのイメージ。

Uさんは50歳で引退したので、 年金受給額はさほど多くない。
だからか、 Uさんには自分が金持ちだという認識なし。

彼は倹約家であり、 屋台やタイ飯屋の安い処が大好き。
ビールが60B程度なら大喜びする。

しかしタイ人から見ればどうか。
Uさんは、 毎年チェンマイに来て1ケ月を遊んで暮らす。

市場で働くタイ人の収入と比較すれば、 Uさんは如何に裕福か。

Uさんは市場での酒盛りに参加するとき、 2〜3回に1度は260
バーツのウイスキーを差し入れする。

彼はこれで十分礼を尽くしたと考えていた。
しかしUさんも彼らと一緒にそのウイスキーを飲んだりもする。

タイ人は、 彼が自分で飲む酒を持参したくらいに思っていたかも
しれない。
でもUさんは、 「オレは皆の友だち、 歓迎されている」 と思う。


Uさんは以前にもよく似た経験をしている。
それはバイクをレンタルする時だ。

彼は定宿アパートの受付嬢(40前後)に依頼していた。

「彼女には宿泊するたびに300バーツのチップを渡している。
 だから安くしてくれるし、 バイクはアパートで引き渡しさ」

こう自慢げに話していたUさんだが、 料金は相場より5割も高かった。  受付嬢にピンハネされていたのだ。

それを知ったUさんは、 臍を噛んで別のレンタル店を利用。
「彼女を友だちと思っていたのに......」 と。

              * *

ここで1つ仮定してみよう。

もしUさんが参加するたびに、 必ず千バーツ程度のジョニ赤などをプレゼントする。
加えて高級な寿司などを持参し、 彼らに提供していたら.....

要は気前よく奢ればいいのである。
そういう状況にあっても、 あのタイ人は怒るだろうか?

タイ人が日本人を招待する場合、 スポンサーとしての期待を秘めている。 69歳のUさんは最年長であり、 彼らの中で最も金持ち。

ところがどうだ、 Uさんは呼びもしないのに手ぶらで現れる。
で、 タダ酒タダ飯で楽しんで帰る(時もある)。

「あの日本人、 いつまでオレたちの好意に甘えてんだ!」


A)こんな不満が積もり積もって爆発、 Uさんを罵ったのか?

B) それとも彼の仕草がタイ人を怒らせたのか?

C) あるいはTPOを無視、 マナーの点で不快にさせたのか?

ジジイに答えは出せない。

尚、Bさんは酩酊して(酒癖悪くて)切れたのではないという。
となると間違いなく、 怒らせた原因はUさんにあると思っていい。


念のために書くが、 Uさんは好感の持てるお人柄だ。
だからこそジジイは8年間付き合っている。

批難ではなく、 彼にアドバイスさせて戴く。
もしタイ人と付き合うなら、 片言のタイ語を覚えて欲しい。

無理なら、 せめて 「指さしタイ語会話」 くらい持参しろ。
少しは理解し合えるし、 そうしたいという熱意だけは伝わる。

 「あの爺さん、 タイ語を覚える気など全くない。
  勝手に来て、 タダ酒飲んで笑ってるだけ」

こうタイ人から思われたら悲劇だ。

酒を酌み交わし、 ニタニタ笑っているだけで打ち解けた(間柄)と思ったらとんでもない勘違い。

そして友人・仲間と思い込んで入っていくと、 突然激昂される。
外国人とのコミュニケーションは簡単なもんじゃない(と思う)。

               * *

皆さんはどう感じられましたか?

タイ人Bさんは...なぜUさんに切れた?









さて、 なんだったんでしょうね?


チェンマイって ホントいいですね!

 (後記)
「チェンマイ卒業宣言」 をしたUさんだが、 ジジイはまた彼が来て
くれると思っている。

チェンマイ再訪の確率は50%。
ダメな5割は、 日ごろ不摂生なUさんがあの世に行く確率である。
待ってるよ、 Uさん!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:40| Comment(19) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

独居老人の生活862(#2 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?  タイ人とのコミニュケーション)


マクロン新フランス大統領の奥さんに仰天。
マクロン氏より25歳年上で、 出会いは教師と生徒の関係から。

マクロン(15歳)と同じクラスに夫人の子供がいたという。
下の写真、 母と息子に見えるのは当たり前か。
                   ☟
pict-br3dgzHg_20170509120438.jpg
          ☝ マクロン新フランス大統領夫妻。

                  * *


本日は前回の続きです。
未読の方は、 前回の#861から先にお読みください。



チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐862
          (#2 あのタイ人はなぜ日本人に切れたのか?)


   友情のための最大の努力は、
   友人に我々の欠点を見せることではない。

   彼に彼の欠点を悟らせることだ。.  
   

                                  ラ・ロシュフーコー (モラリスト文学者)


何故、 顔見知りのタイ人はUさんに切れたのか?

ジジイの友人やジジイも過去、 Uさんの言動に不快な思いをした
ことがある。
その起因は何か?  これを辿って推察してみよう。


@ ジジイの友人の場合。

数年前、 ジジイの友人(元会社の同僚)をUさんに紹介した。
そして2度目の会食でのこと。

Uさんはこう言って友人が注文した冷奴に箸を入れた。

「私はちょっとだけ食べるのが好きなんです」

友人は怒る。

「取るなら一切れ分、持って行けばいい。
 四切れある冷奴の一つを半分に切る、 それも自分の箸で。
 汚らしいよ、 まだどこの誰かもよく知らないのに......」

  pict-th.jpg


ジジイがこの話を告げるとUさんはこう言った。

「私は他人の箸が入っても平気です。
 それで不快になることなんてありませんよ」

Uさんの癖で、 4人で食べれば4人の料理に箸を入れる。
勿論4人が同じモノを注文した場合は有り得ない。

要は、 皆で分け合って色んなモノを食べればベスト。
考えれば中々合理的な食べ方だと思う。
 
中華料理の感じだが、 違うのは自分の箸やフォークで人の料理を摘まむこと。
加えて、 他の3人がシェアーを望んでいるか...これが問題。


例えばある人が大好物のアワビの刺身を注文したとする。
この時餃子をオーダーしたUさんが言う。

「私の餃子をどうぞ。 アワビ2,3切れ貰いますから」

「嫌だよ」 と言って断るのも大人げない。
しかしその人は餃子なんか要らない、 アワビを全部食べたい。

こんな時戸惑う人がいるのでは......特に初対面の人などは。
結局大人の対応で 「どうぞ、 どうぞ」 ってなるのだが。

人間、 みんな大らかな性格であれば問題ないのだが.......
些細なことで不快になる。

マイペンライのタイ人だが人それぞれ、 気難しい人がいてもおかしくはない。


                  * *


A ジジイがUさんに気分を害したとき。          

過去に数回あるが、 至近時を例に挙げる。
それはランパーンに旅行した時のこと。

ジジイと友人Tさん(63)はライブカフェーで食事をしていた。

pict-DSCN9946.jpg



あとでやって来た作務衣姿のUさんは、 我々のテーブルの傍に突っ立ったまま、 ひたすらスマホをいじる。

ジジイが 「とにかく座ってよ。  注文するならして...」 と促す。
Uさんは座ったもののスマホを手にして、 Tさんに何やら使い方を訊き始める。

「そんなこと、ホテルに帰ってからやれば.....」 とジジイ。

「今やらないと100バーツ損するかも」 とUさん。

せっかくのいい雰囲気、 ライブに酔い痴れているのに......

この日はUさんが自分で決めた集合時間に20分遅刻。
そんなことも加味されたのだろう、 ジジイはカチンときた。

で、 ジジイは先に帰ると言って、 1人で別のライブハウスに行ったのだ。


今回のタイ人が切れた一件を聴いて、 ジジイはUさんに尋ねた。

「何故オレが気分を害したか...知ってます?」

「50%分かります、 場の雰囲気を壊したからでしょ?」

「あとの分からない半分って.....?」

「なぜ1人で席を立って帰ったのか、 これが理解できない」


すかさずジジイは応えた。

「一緒に居ても不快、 面白くない。
 だったらオレ1人、 ライブで飲んでた方が楽しいよ」

ジジイがもっと大らかになればいい。
だけどUさんに言いたい、 TPOに合わせることも大事だと思う。

Time(時間)、  Place(場所)、  Occasion(場合)。
これら3つに合った物や服装、 行動、 ふるまい。

              * *

タイ人との飲酒の場でも、 Uさんの言動にタイ人を不快するが何かがあったはず。 
Uさんはタイ語が話せないので、 彼の振る舞いの何かだと思う。

これまでのUさんに対する憤懣が積み重なり、 とうとう爆発したのかもしれない。

加えてUさんには癖というか、 無意識にやる仕草がいくつかある。
その中からタイではちょっと気になる行為を2つ、 次に挙げる。








ちょうど時間となりました。       (次回に続きます)


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:26| Comment(9) | 交遊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする