チェンマイ独居老人の華麗なる生活1997(旧女性刑務所の内部)
人間の胸は驚くほど大きく膨らむ、
と希望は感じているに違いない。
ヘンリー・ハスキンス (米国の作家)
@ 航空券購入、 いざ日本へ....
昨日(9月8日)午後、 航空券を買いに旅行代理店に行く。
カネがなくなり一時帰国、 日本に帰らざるを得ない。
ジジイは当初、 今年の帰国を4月20日に決め、 航空券も購入済み。
しかしタイ航空が運休、 仕方なく同便の出発を10月6日に延長。
ところが10月6日便も10月26日まで全面運休となってアウト。
で、タイ航空をキャンセルし、 払い戻しして貰うことに....
入金(払い戻し)には6ヵ月以上はかかるかも...と旅行代理店の担当者は顔をしかめて言う。
ちなみに購入済みのタイ航空チケットは、 来年、2021年12月末まで延長できる。
前書きが長くなったが....
昨日、 購入した航空券は全日空、 夜行便しかなかった。
チェンマイ出発は10月下旬の夕方。
バンコクエアーウエイズ(PG226) → バンコク → (NH850)
羽田着 朝5:55
問題は帰りの便、 いつタイに戻れるか分からない状態だ。
一応 2021年1月中旬で予約、 あとは入国規制の状況次第。
尚、帰りの便は、 タイ入国後の14日間の隔離を想定せず、 バンコク乗り換えでその日のチェンマイ到着で予約。
まあ、予定通り行く...そんな希望はとても持てないが...
隔離があっても戻れるものなら、 年内にはタイに戻りたい。
全日空の料金は、 往復で30,950バーツ(約11万円)。
但しジジイはクレジットカード利用の為、 3%の上乗せで31,875バーツを支払った。
キャンセルしたタイ航空の場合、 夜の羽田着で25,750バーツ。
全日空30,950− 25,750 = 5,200バーツ(18,200円)の増(負担)になった。
*********************
A 国際郵便(タイ → 日本)
現在、 一般郵便物(ハガキや手紙)に関し、 タイ → 日本には送付できない状況にある。
で、 友人のRさんは9月2日、 EMS(Express Mail Service:国際スピード郵便)を使ってチェンマイから日本年金機構に送付。
何を送ったか、 「年金の現況届」 で、 Rさんは2ヶ月間待っていたが、 もう仕方なくEMSを利用したという。
EMSの料金は720バーツ。
もう1人の友人Qさんは8月21日、 年金機構に住所変更届を送付。
利用したのは 「E-バケット」、 いわば Airmailの書留か。
その料金は最安値の150バーツ(郵便局はカムティアン)。
8/21に出した郵便物は、 9月7日に滞りなく年金機構に到着。
こうなるとRさん、 570バーツ(720−150)をどぶに捨てたようなもの。
Rさんが無知という訳ではない。
彼はセントラル・カドスワンケーオの郵便局で確認していた。
郵便局員は次のように説明したという。
☟
「日本への郵送は小包のみOK、 手紙・書類は不可です。
料金は最小(1s以下)で560バーツです」
その後、Qさんが150バーツで送付したことを知ったRさんは、 今度は駅近くの郵便局に出向いて訊いてみた。
そこでは、 E-バケットなら150バーツで送付可能と説明。
つまり同じ郵便局員でも能力に差があるということだ。
同じ会社員、 医者、 プロ野球選手、 大工などでも、 その技量や能力に大きな違いがあるってことだ。
風俗店の女の子にも、 性格やテクニックで違いが...と思う。
Rさんは運が悪かった、 でも570バーツの損くらい平気かもネ。
*********************
B かっての女性刑務所の内部を覗こう。 (チェンマイ)
ジジイは旧女性刑務所横にあった 「女囚マッサージ店」 には何度か行ったことがある。
旧市街に位置し、 観光スポットとしても大人気。
その旧女性刑務所は、 メーリムの旧男性刑務所に引っ越した。
ちなみに新しい男性刑務所はメータン地区に建設されている。
旧女性刑務所の跡地は公園になるとか色々取り沙汰されていた。
最近ようやく再開発の目途がついたようで、 どんな施設が誕生するか楽しみだ。
* *
今日は廃墟となっている旧女性刑務所を覗いてみよう。
撮影日:2013年1月25日
撮影者:Phumipat (Oat) Jiarajetchais氏。






ポストボックス。




前国王のお写真が貼られている。










1つの便器に50人ほどが使用していたとか。

以上、 近々すべてが瓦礫となって消滅する。
現在、 刑務所では更生のための教育が行われている。
ボランティアによる英語レッスンもその1つ。

手に職を・・

洋裁の勉強。



ジジイは女囚マッサージ店の横にあったカフェにもよく通った。
女囚たちがコーヒーなどを作り、 ウェイトレスもやっていた。
服役者とは思えない普通の感じの若い女性たち。
ドラッグ関連で逮捕された人が多いという。
チェンマイ旧市街、 旧女性刑務所の跡地が、 素晴らしい観光スポットとして甦ることを期待したい。
勿論、 娑婆で....
希望を持って 彼女たちが甦ることを....
チェンマイって ホントいいですね!