2015年12月04日

独居老人の生活415(Shall we ダンス?)


今朝、 チェンマイの金曜朝市へ行く。
 「10バーツ分のインゲンをくれ」 と言った。

すると袋に詰めてくれたのがこの量。


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重さは分からないが、 勘定したら61本あった。
ひとり暮らしには多すぎる。 1日6本食べても10日かかる。

5バーツ分くれとは言いにくいし、 買うのも難しいものだ。




チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐415(Shall we ダンス?)


     「踊るんだよ」
   音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。
   何故踊るかなんて考えちゃいけない。
   意味なんてもともとないんだ。

  「耳を澄ませば求めているものの声が聞こえる。
   目をこらせば求められているものの姿が見える」

                               村上春樹 



先日バイクで走っていたら、 見えたのが人混み、 聞こえてきた
のが音楽。

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なんじゃいな、 とバナーを覗いてみると、pict-DSCN5013.jpg

ダンスパーティーがあるようで・・・・・・・。




ダンスは夜か、 昼はライブ音楽を聴きながらランチとお喋り。

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食い物の店が出ています。

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さてここは何処だと思います?

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         ☝ チェンマイのフランス領事館。

場所は北タイ情報紙「Chao」の地図(F-5)


バンドは子供、 学生かな。  でも腕前は中々のもの。

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フナッシーに負けないぞ。 
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               * *


夜の帳が下りれば 「ダンス・ダンス・ダンス」・ 村上春樹。

こんなに夜遅くまで、 売れてんかいな。
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タイのご婦人が着飾ってダンス会場にお出まし。

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やってますよー、 「Shall we ダンス?」 は周防 正行。
この映画は、 1998年日本アカデミー賞を獲得。

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踊る阿呆に観る阿呆で・・・・・・・・。
残念ながらビールもワインもありません。

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フランス領事館ならワインくらい売れよ! って言いたくなる。




この方はもう店仕舞いか、 夕飯食ってます。

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ではここで雰囲気を盛り上げましょう。
越路吹雪が歌う、 「ラストダンスは私に」 
               ☟
https://www.youtube.com/watch?v=_TC5d3IEcUU



いつまで続くのやら、 10時を過ぎてもまだまだ・・・・・・。
踊るのは殆んどがタイ人。

バンドが変わり、 より華やいだ雰囲気になる。

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フランス領事館が催したオープンハウス、 誰でもが参加できる。
さすがフランス、 粋なことをやるわ。

チェンマイの日本領事館では、 こんなことはできません。
庭園がないから無理。

              * *


独居老人、 何を隠そうダンスファン。
ジルバ、マンボ、 ルンバにブルース、 特にチークが大好き。

ジジイには生涯忘れられない青春の思い出がある。

そこは東京・大手町にある産経会館。
大学生(クラブ)主催のダンスパーティーに行く。


その頃ジジイは、 ダンスパーティー (ダンパ) などで女性と
初めて会った時の対応ルールを作っていた。 

4段階に分けて、

 優: その場で次のデートを申し込み、 日時を決める。
     
 良: 女性の電話番号を訊く。 「電話するからまた会おう」

 可: 自分の電話番号を教える。 「暇なとき電話してよ」

 不可: 「今日はどうもありがとう」 って別れる。



産経会館でのダンパで出会った女の子は 「可」 だった。
そして後日、 その娘はジジイに電話をかけてきた。

空家 (恋人なし) だったジジイは暇潰しに付き合うようになる。


そして数年後、 ジジイは 「可」 の娘と結婚した。

ダンスパーティーを見ると、 必ずその頃を思い出す。


「可」 の娘は結婚すると、 「良」 の妻と 「優」 の母に変わる。

ジジイも変わった。  「可」が 「不可」 の亭主に..........

そりゃそうだ。
亭主が外で酒飲んで、 「優・良」 の女を追っかけ回していたら、
「不可」 になるのは当たり前。



ジジイの思い出の歌で、 今日のダンスパーティーは終了。
1958年のヒット曲です。   (2分30秒)
              ☟  
https://www.youtube.com/watch?v=pSF2SoNaZSc   



チェンマイって ホントいいですね!



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 07:12| Comment(4) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月22日

独居老人の生活379(子供の一人歩き)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐379(子供の一人歩き)


      子ゆえに迷い、 子ゆえに悟る。

                                      坪内逍遥 (小説家)



この日のチェンマイ競技場、 朝6時15分の光景である。
どこの学校かは知らぬが、 大勢の生徒が集合していた。

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彼らが小学生には見えぬ、 おそらく中学生か。
まさか高校生ではあるまい。




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生徒は6時頃には競技場に到着、 このように整列し、 準備
体操後、駆け足や徒歩で400mトラックを回る。




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ユニフォームがカラフルで、 競技場が華やいだ感じになる。



大勢の生徒が早朝からどうやって競技場まで来るのか?
圧倒的に多いのが親に送って貰うこと、 車やバイクに乗って来る。

ジジイはこれまで見たことがないのが、 一人で歩いて来る生徒。
これは早朝に限らず、 日中でも滅多に見かけない。

まして夜間となると、 子供の一人歩きは勿論のこと、 2、3人で
連れ立って歩いてもいるのも見たことがない。


通学も同様で、 親の送迎かソンテオの乗合を利用しているようだ。

この辺りが日本、 特に東京とは異なっている。

               * *

なのでこんな10バーツショップでも、 子供一人がいる所を見たことがない。 場所は下の地図参照。

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           ☝ 10バーツショップ。



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この日はぶら下がっているレインコートを購入。 20バーツ。



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  マスク6枚を購入、 10バーツ。

               * *


日本の当たり前は外国人を驚嘆させる。
それは小学生の子供が一人で電車やバスに乗る光景。

こんなのは日本の都市部でよくある普通の光景だが、 タイを
含め海外ではビックリ仰天。

というのも、 欧米などでは子供を一人で外出させるだけで親が
罪に問われることがあると聞く。

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子供の一人外出が可能なのは、 日本の素晴らしい交通機関と
治安の良さにある。

               * *

ジジイの息子は小学4年生から塾通い、 夜8時過ぎのバスに
20分ほど乗って帰宅。

中学に入学したら、 今度は1時間以上かけての通学。
一人で私鉄 〜 JR山手線 〜 地下鉄を乗り継いでの登下校。

当然親は心配になる。
しかし暫くすると親子共に慣れてしまう。

中学2、3年の頃には渋谷で途中下車、 場外馬券売り場に
立ち寄り、 翌日発走の前売り馬券まで買う始末。

なんせ制服がないのでジーンズ/スニーカー姿で通学、 人目を
気にせずに済む。

校内で競馬予想紙を見ていても咎められることはないと言う。
私立(中学/高校)とはいえ、 東京には随分と緩やかな学校が
あるものと驚いた。


その内ジジイも金を渡し、 馬券購入を頼むようになる。
「当たったら1割やる」 という条件、 息子も喜んで請け負った。

その息子も現在40歳、 今では良き思い出に・・・・・。



とにかく ”案ずるより産むが易し”

世界で有数の大都会東京は、 世界一安全な都市と言っていい。
だから子供は一人で歩く。


ちなみにジジイが息子に頼んだ馬券は全部外れた。

息子も的中が少なかったのであろう、 いつの間にかやらなく
なった。

  子ゆえに悟る、








ギャンブルは儲からない。


チェンマイって ホントいいですね!



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 07:00| Comment(0) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月24日

独居老人の生活357(観客いろいろ)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐357(観客いろいろ)


   人生なんて食って、 寝て、 やって、 終わり。

                                                立川談志



色んなホールで色んな観客、 今日はそんな思い出話です。



(1) 山本直純指揮のコンサートで。

山本はテレビのチョコレートのCMソング、 「大きいことはいい
ことだ!!」 で一躍人気者になった。

彼は指揮者として名を馳せたが、 作曲家の顔も持つ。
そのヒット曲の中でも一番親しまれた作品がこれ。

勿論ご存知でしょう、   ココをクリック、 懐かしいですよ。


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コンサートはジジイが50代のころ、 場所は東京・「武蔵野市民
文化会館」。

オーケストラは 「新日本フィルハーモニー」 だったと思う。


山本直純は演奏と演奏の合間にお喋りをする。
これが彼の特徴で、 巧みな話術で観客を魅了する。

この点では、 クラシック音楽版さだまさしとも言える。


この日も山本は得意の話術を挟む。
3,4分話したころか、 ジジイの斜め後ろにいた爺さんが大声
で叫んだ。

  「山本さーん、 早く演奏やってくれー!」


この時山本直純がとった行動が忘れられない。

  「はい、 分かりました」

一言返して楽団に向くやいなや演奏を開始した。 その間数秒。

その後のお喋りは一切なし。
何処にもある普通のコンサートで終わってしまった。


何のための山本直純指揮コンサートか、 喋りを止めさせたあの
爺さんが恨めしい。

山本直純、 その数年後の2002年死去、 69歳だった。




(2) 東京・新宿末広亭で。

10代目桂文治(前名:桂伸治)の一席が始まり、 その佳境に
入るころである。

突然、 客席から赤ん坊の泣き声が飛び込んできた。

チョッとの間、噺を続けていた文治、 やむなく言う。

「赤ん坊のお客さん、 噺の邪魔になるので席を外して貰えま
 せんか?」

お母さん、 赤ちゃんを抱いて会場の外に出た。


独居老人その時思った。

このお母さん、 赤ん坊が泣き出した時、直ぐトイレにでも行け
ば良かったのにと・・・・。

そうすれば噺家から何も言われずに済んだろう。

何よりも、 ”大人の遊び場所” に赤子や幼児を連れて来ない、
これが常識かも。

桂文治も、 お母さんも、 他の観客も、 みな残念な思いをした
のでは・・・・・・。

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その桂文治は2004年、 鬼籍に入った。  享年80歳。





(3) 「大友康平とハウンドドッグ」 コンサートで。


独居老人50代後半の時、 場所は渋谷公会堂。

彼らのコンサートに行くのは初めて。
前から一度、 生(ナマ)で聴いてみたいと思っていたのだ。

ジジイは会場の後方座席に着き、 開演を待つ。


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       人差し指サイン 大友康平



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演奏が始まるや観客は総立ち、 座席で飛び跳ねたり手拍子を
打ったりで忙しい。

ジジイの隣席の女たち(30代前半か)は大熱狂。

こうなると座っていたのではステージが見えない。
ジジイも仕方なく立ち上がり、 一人突っ立ったまま聴き入る。


ジジイより11歳年下の大友康平はタフ、 延々2時間近くを
休憩なしで歌いまくる。

ジジイは疲れを感じ、 コンサート後半は椅子に座って休み、
また立ち上がっては休みの繰り返し。

爺さん一人では盛り上がりようもなく、 若い観衆の熱気に押さ
れて会場を後にした。


「大友康平とハウンドドッグ」、 熱きロックンロールに酔い
シビレる。

しかし、 己の年齢を痛感したコンサートでもあった。


では大友康平のヒット曲、 興味がございましたらクリック。
           ☟   (2分47秒)
https://www.youtube.com/watch?v=vIGuKnKZ1lo





(4) 立川談志ひとり会で。

ジジイが60歳前後の頃だったか、 場所は武蔵野市公会堂。
東京・吉祥寺駅(南側出口)から徒歩数分の所にある。


独演会と言っても弟子数人が前座をつとめる。
談志一席の前に現れたのが立川談春。

現在の彼は、「最もチケットが取れない落語家」 と言われる程の
人気者。

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       人差し指サイン 立川談春


その談春の一席、 まくらを振る。
それを端折って書けば、

「次が師匠の談志ですが、 お客さん、 寝ないでくださいよ。
 オレやめたーって、 談志、 途中で帰っちゃいますから。
 居眠りするなら今のうち、 よろしくお願いします」


以前に談志が客の居眠りに怒って噺を中断、 高座をおりてしま
うという事件があったのだ。

ジジイもその騒動は耳にしており、 談春のまくらにアハハー。


そして取りをとるのは勿論家元・立川談志。


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談春の事前注意(まくら)が効いたのか、 談志の名人芸がそう
させたのか、 居眠りする観客は一人もなく、 会場を沸かせて
終了した。


個性の強い噺家だったからか、 談志が大嫌い、という人も多く
いたようだ。

ジジイは ”大好き” の方で、 彼の若い頃からよく足を運んだが
全てにハズレなし。  いつも彼の噺に魅了された。


立川談志、 2011年死去、 享年75歳。


            * *

小噺を一席。

「只で金が儲かる法」 を教えるという。

その料金が2千バーツ。

「間違いないですね、 本当に只で儲かるんですネ?」

「間違いないよ」  で、 2千バーツ渡したら、


「俺と同じことをやれ・・・・・・・・・・」

                       立川談志ジョーク集より



お後がよろしいようで・・・・・・・、


チェンマイって ホントいいですね!



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 06:29| Comment(2) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする