2016年03月21日

独居老人の生活503(思い出の入院‐1)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐503(思い出の入院‐1)


       秘すれば花なり。

       秘せずは花なるべからず。

   他人に隠しているものは、 本当は大したものではない。  意外性が感動である。
  
                                   世阿弥 「風姿花伝」 



独居老人、 過去3回の入院経験がある。
先日風邪で臥せっていた時、 昔の入院エピソードを思い出した。

最初の入院はジジイが23歳の時。

病名は尿路結石、 昔なので超音波破砕装置がなく開腹手術。
手術は初体験だった。


入院して5,6日間は病室でブラブラ、 元気いっぱいだが検査を
受ける時以外は暇。

若い看護婦さんが部屋に来た時、 彼女たちとのお喋りが唯一の愉しみ。

23歳のジジイは個室にいたので、 看護婦も気兼ねなく駄弁る。

「カレ氏はいるの?」  「いませーん」 の話題は当然のこと。


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      ☝ イメージ画像です。




手術日の朝、 既に顔馴染みになった若い看護婦がジジイの病室に現れた。

 「浣腸しますので、 トイレに行きます」

 「昨日ひまし油飲んで 腹の中 空っぽ、
  もう出るモンなんか ナニもないよ」


このひまし油 (下剤) は不味くて飲むのに一苦労。
ファンタグレープに混ぜて、 やっとの思いで飲み干した。

それ以来、 ファンタグレープを口にしたことがない。
ひまし油が蘇り、 ウエっと吐きそうになるのだ。


可愛い看護婦さんはジジイの抵抗を無視、

  「はい、 一緒に来てください」

ジジイをトイレに連れて行く。


 「じゃあ自分でやるから浣腸頂戴」

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     ☝ ジジイはこんな浣腸だろうと.......



 「いえ、 ご自分ではできません、 私がいたします」

彼女が出したのは、 こんな感じの浣腸器 

                ☟

                ☟





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「は〜い、 お尻を出してください、 入れますから....」

「女性の前で恥ずかしいよ、 キミは恥ずかしくないの?」

 「やはり嫌ですね。 でも仕事ですから」


若かりし独居老人、 恋人にしたいような美人の看護婦を前にして、
和式便器にまたがり肛門を突き出す。 

 「随分大きい浣腸だね、 量が多過ぎない?」


つべこべ言うジジイの肛門に、 ブスリと浣腸の注射が入る。

生まれて初めて、 ケツの穴を若い女性に見られてしまった。


秘すれば肛門、 大したモノじゃないが.......
デッカイいぼ痔も何もなく意外性なし。 看護婦が感動する訳なし。

23歳のジジイは恥ずかしさでいっぱい。


「はい終わりました、 暫く我慢して 出さないでくださいね」

美人の看護婦さん、 そう言ってトイレから出て行く。


この時ジジイは言いたかった。

 「オレのを見せたんだから、 キミの肛門も見せろ!」



まったくもって看護婦と












  愛が芽生える........これって 難しいと思った。



チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 07:07| Comment(0) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月04日

独居老人の生活415(Shall we ダンス?)


今朝、 チェンマイの金曜朝市へ行く。
 「10バーツ分のインゲンをくれ」 と言った。

すると袋に詰めてくれたのがこの量。


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重さは分からないが、 勘定したら61本あった。
ひとり暮らしには多すぎる。 1日6本食べても10日かかる。

5バーツ分くれとは言いにくいし、 買うのも難しいものだ。




チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐415(Shall we ダンス?)


     「踊るんだよ」
   音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。
   何故踊るかなんて考えちゃいけない。
   意味なんてもともとないんだ。

  「耳を澄ませば求めているものの声が聞こえる。
   目をこらせば求められているものの姿が見える」

                               村上春樹 



先日バイクで走っていたら、 見えたのが人混み、 聞こえてきた
のが音楽。

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なんじゃいな、 とバナーを覗いてみると、pict-DSCN5013.jpg

ダンスパーティーがあるようで・・・・・・・。




ダンスは夜か、 昼はライブ音楽を聴きながらランチとお喋り。

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食い物の店が出ています。

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さてここは何処だと思います?

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         ☝ チェンマイのフランス領事館。

場所は北タイ情報紙「Chao」の地図(F-5)


バンドは子供、 学生かな。  でも腕前は中々のもの。

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フナッシーに負けないぞ。 
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               * *


夜の帳が下りれば 「ダンス・ダンス・ダンス」・ 村上春樹。

こんなに夜遅くまで、 売れてんかいな。
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タイのご婦人が着飾ってダンス会場にお出まし。

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やってますよー、 「Shall we ダンス?」 は周防 正行。
この映画は、 1998年日本アカデミー賞を獲得。

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踊る阿呆に観る阿呆で・・・・・・・・。
残念ながらビールもワインもありません。

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フランス領事館ならワインくらい売れよ! って言いたくなる。




この方はもう店仕舞いか、 夕飯食ってます。

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ではここで雰囲気を盛り上げましょう。
越路吹雪が歌う、 「ラストダンスは私に」 
               ☟
https://www.youtube.com/watch?v=_TC5d3IEcUU



いつまで続くのやら、 10時を過ぎてもまだまだ・・・・・・。
踊るのは殆んどがタイ人。

バンドが変わり、 より華やいだ雰囲気になる。

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フランス領事館が催したオープンハウス、 誰でもが参加できる。
さすがフランス、 粋なことをやるわ。

チェンマイの日本領事館では、 こんなことはできません。
庭園がないから無理。

              * *


独居老人、 何を隠そうダンスファン。
ジルバ、マンボ、 ルンバにブルース、 特にチークが大好き。

ジジイには生涯忘れられない青春の思い出がある。

そこは東京・大手町にある産経会館。
大学生(クラブ)主催のダンスパーティーに行く。


その頃ジジイは、 ダンスパーティー (ダンパ) などで女性と
初めて会った時の対応ルールを作っていた。 

4段階に分けて、

 優: その場で次のデートを申し込み、 日時を決める。
     
 良: 女性の電話番号を訊く。 「電話するからまた会おう」

 可: 自分の電話番号を教える。 「暇なとき電話してよ」

 不可: 「今日はどうもありがとう」 って別れる。



産経会館でのダンパで出会った女の子は 「可」 だった。
そして後日、 その娘はジジイに電話をかけてきた。

空家 (恋人なし) だったジジイは暇潰しに付き合うようになる。


そして数年後、 ジジイは 「可」 の娘と結婚した。

ダンスパーティーを見ると、 必ずその頃を思い出す。


「可」 の娘は結婚すると、 「良」 の妻と 「優」 の母に変わる。

ジジイも変わった。  「可」が 「不可」 の亭主に..........

そりゃそうだ。
亭主が外で酒飲んで、 「優・良」 の女を追っかけ回していたら、
「不可」 になるのは当たり前。



ジジイの思い出の歌で、 今日のダンスパーティーは終了。
1958年のヒット曲です。   (2分30秒)
              ☟  
https://www.youtube.com/watch?v=pSF2SoNaZSc   



チェンマイって ホントいいですね!



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 07:12| Comment(4) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月22日

独居老人の生活379(子供の一人歩き)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐379(子供の一人歩き)


      子ゆえに迷い、 子ゆえに悟る。

                                      坪内逍遥 (小説家)



この日のチェンマイ競技場、 朝6時15分の光景である。
どこの学校かは知らぬが、 大勢の生徒が集合していた。

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彼らが小学生には見えぬ、 おそらく中学生か。
まさか高校生ではあるまい。




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生徒は6時頃には競技場に到着、 このように整列し、 準備
体操後、駆け足や徒歩で400mトラックを回る。




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ユニフォームがカラフルで、 競技場が華やいだ感じになる。



大勢の生徒が早朝からどうやって競技場まで来るのか?
圧倒的に多いのが親に送って貰うこと、 車やバイクに乗って来る。

ジジイはこれまで見たことがないのが、 一人で歩いて来る生徒。
これは早朝に限らず、 日中でも滅多に見かけない。

まして夜間となると、 子供の一人歩きは勿論のこと、 2、3人で
連れ立って歩いてもいるのも見たことがない。


通学も同様で、 親の送迎かソンテオの乗合を利用しているようだ。

この辺りが日本、 特に東京とは異なっている。

               * *

なのでこんな10バーツショップでも、 子供一人がいる所を見たことがない。 場所は下の地図参照。

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           ☝ 10バーツショップ。



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この日はぶら下がっているレインコートを購入。 20バーツ。



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  マスク6枚を購入、 10バーツ。

               * *


日本の当たり前は外国人を驚嘆させる。
それは小学生の子供が一人で電車やバスに乗る光景。

こんなのは日本の都市部でよくある普通の光景だが、 タイを
含め海外ではビックリ仰天。

というのも、 欧米などでは子供を一人で外出させるだけで親が
罪に問われることがあると聞く。

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子供の一人外出が可能なのは、 日本の素晴らしい交通機関と
治安の良さにある。

               * *

ジジイの息子は小学4年生から塾通い、 夜8時過ぎのバスに
20分ほど乗って帰宅。

中学に入学したら、 今度は1時間以上かけての通学。
一人で私鉄 〜 JR山手線 〜 地下鉄を乗り継いでの登下校。

当然親は心配になる。
しかし暫くすると親子共に慣れてしまう。

中学2、3年の頃には渋谷で途中下車、 場外馬券売り場に
立ち寄り、 翌日発走の前売り馬券まで買う始末。

なんせ制服がないのでジーンズ/スニーカー姿で通学、 人目を
気にせずに済む。

校内で競馬予想紙を見ていても咎められることはないと言う。
私立(中学/高校)とはいえ、 東京には随分と緩やかな学校が
あるものと驚いた。


その内ジジイも金を渡し、 馬券購入を頼むようになる。
「当たったら1割やる」 という条件、 息子も喜んで請け負った。

その息子も現在40歳、 今では良き思い出に・・・・・。



とにかく ”案ずるより産むが易し”

世界で有数の大都会東京は、 世界一安全な都市と言っていい。
だから子供は一人で歩く。


ちなみにジジイが息子に頼んだ馬券は全部外れた。

息子も的中が少なかったのであろう、 いつの間にかやらなく
なった。

  子ゆえに悟る、








ギャンブルは儲からない。


チェンマイって ホントいいですね!



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 07:00| Comment(0) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする