2017年09月16日

独居老人の生活977 (懐旧という名の路面電車)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活977
                       (懐旧という名の路面電車)


   港湾都市ニューオーリンズのうらぶれた下町。

   Desire(欲望通り行き)と表示された路面電車から、

   孤独な未亡人ブランチ・デュボワが降り立った。

                                  ハリウッド映画 「欲望という名の電車」 

      欲望という名の電車 (1951) .jpg
     ☝ 1951年公開、 監督:エリア・カザン、
                 原作:テネシー・ウィリアムズ。


                   * *


@ 昨夕(15日)、 チェンマイの友人が教えてくれた。

 「明日から酒税がアップするけど知ってる?
  女房がウイスキー10本、 買ってきたよ」

酒税が上がるいう話は前々から出ていた。
別の友人は9月1日からアップと聞いて、 既に買い溜め済み。

いよいよ来たか(タバコも同様にアップらしい)。
ならばとジジイも行きつけの酒屋に立ち寄る。

夜6時半、 既に店は閉まっていた。
仕方なく、 バイクを飛ばして他の酒屋に行く。

この店は若干高いが、 明日になればもっと上がる。

「Beer Chang(小缶) 24個入り、 ください」

店主は値段を電卓で示す.....何と780バーツ。
「値上げは明日からですよ」 とジジイが言うと、

「〇@x〇#△xo@#X...」  早くも値上げしやがった。
このえげつない店はココをクリック。

何も買わずにその足でスーパー・リンピンへ.......
久し振りにカートを使い、 ビール売り場に直行。

Beer Chang(小缶) 24個入りで745バーツ。
さっき行った町の酒屋より安かった。

ちなみに行きつけの酒屋では、 同品がこれまで708B。

このあと酒税アップ率が高いと言われるワイン売り場へ。
ここで赤ワイン3本購入、 バイクで運ぶにはこの辺がいいとこ。

傍らの白人爺さんは、 カートいっぱいにワインを入れている。
30本くらいはあっただろうか。


pict-DSCN1938.jpg
         ☝ 昨夜慌てて買ったビールとワイン。


酒飲みにはタイも住みづらい国になっていく。
代わりにタバコ税率をもっと上げればいいものを......


                 * *


A  日本、 懐かしの路面電車。

ジジイの青春時代には、 都電が都内のあちこちを走っていた。
現在、 唯一荒川線が残るのみ。

これは早稲田(大学近く)と三ノ輪橋(荒川区)の12.2kmを結ぶ。
乗客数は減り続け、 1975年の3200万人から2010年には1800万人に.....

面影橋〜学習院間を走る都電荒川線。
              ☟
pict-面影橋 - 学習院下間.jpg
    ☝ 後ろの高層ビルは池袋サンシャイン60。


ジジイが最近乗ったのは50代の頃、 景色を見ているだけで楽しかった。  何とか存続して欲しいものである。

                 * *

では全国の路面電車(都電、 市電)を写真でどうぞ。
今も現役の電車もあり、 廃線になったものも.......
                   (1〜7の写真は 「週刊新潮」 より)


1. 銀座4丁目の都電(昭和42年12月撮影)

pict-DSCN1914.jpg
            ☝ 勿論今は走ってません。



2. 札幌三越前(S.46年12月)

 現在も札幌市民の足として走っている。 
pict-DSCN1915.jpg
           ☝ ジジイは乗ったことなし。




3. 呉市(広島)呉陸橋付近(S.41年9月)

 S.42年12月廃止。
pict-DSCN1916.jpg





4. 名古屋駅前(S.46年1月)

pict-DSCN1917.jpg 





5. 数寄屋橋日劇前(S.33年3月)

pict-DSCN1919.jpg
     ☝ 青春の思い出、 日劇の名も来年消えるとか。




6. 熊本市辛島町(S.38年5月)

 地震にも負けず、 今も走る熊本市電。
pict-DSCN1920.jpg





7. 大阪・阪急東口(S.44年)

 S.45年の大阪万博が開催された頃。
pict-DSCN1921路面電車.jpg
     


あああ〜懐かしい、 路面電車は街の華。

今から28年前(ジジイ44歳)、 ジジイは長崎に行く。
その時市電に乗車した記憶がある。

昨年(2016年)に事故を起こして運休もあったらしい。
しかし今も健在(注: 私企業の運営)。

pict-長崎電気軌道.jpg
          ☝ 長崎の夜はむらさき




大正時代から走る長崎の路面電車は長い歴史を刻む。
下は昭和9年の長崎の電車。
                ☟
pict-pict-長崎市電」S.9年12月.jpg




南が長崎なら北にもあるぜ。
は〜るばる来たぜ函館ー ♬、   函館市電は観光にも便利。

ジジイはこれに乗り、 五稜郭や函館山ロープウエイへ.....
2013年で開設100周年だった由。

pict-年函館路面電車100周年記念2013.jpg
   ☝ 北海道新聞社刊。





この函館市電も、 大正2年はこんなもの。
              ☟
pict-函館路面電車大正2年.jpg





北陸・福井市内には今も路面電車が走る。

S.9年に設けられたのが福井駅前停車場。
福井駅前〜田原町駅は短い距離だが通勤・通学の利用が多い。
                  ☟
pict-DSCN1935福鉄.jpg
           ☝ 福井駅前停車場付近。




福井駅前から、 芦原温泉・三国行きと越前市行きが出ている。
                  ☟
pict-福井鉄道.jpg



チェンマイ市内も負けちゃあいない。
立派に市内を路面車が走り、 市民や観光客の足となる。









 とても便利です。
pict-DSCN1293.jpg
                  ☝ 
     20Bでチェンマイ繁華街を走る赤いソンテウ。






たまにボル時もありますが......


チェンマイって ホントいいですね!

 (参考までに)
現在、残っている路面電車は、

@ 市が運営する市電。

札幌、   函館、   熊本、   鹿児島。


A 都道府県運営の路面電車は、 東京(都電荒川線)のみ。


B 民間会社が運営する路面電車は、

・東京(東急世田谷線)
・愛知(豊橋鉄道)

・富山(富山地方鉄道・富山ライトレール・万葉線)
・福井(福井鉄道福武線)

・滋賀(京阪京津線・京阪石山坂本線)
・京都(京阪京津線・同石山坂線、 京福嵐山線・同北野線)

・大阪(阪堺電気軌道阪堺線・阪堺電気軌道上町線)
・岡山(岡山電気軌道)・広島(広島電鉄)

・高知(土佐電気鉄道)
・愛媛(伊予鉄道)

・長崎(長崎電気軌道)         以上
                         



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 10:44| Comment(16) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

独居老人の生活884(巣立ち)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活884(巣立ち)


     己れの子どもを知るは賢い父親だ。

                                         シェイクスピア


この時期の日本では身近な所に燕が現れる。
繁殖期が4月〜7月なので巣の中にいる雛(ひな)、 餌をやる親燕だ。

ジジイ宅(東京)の最寄り駅にも毎年燕がやって来て、 乗客の目を愉しませてくれる。

pict-DSCN0926.jpg




 駅といっても駅の外ではない。
pict-DSCN0955.jpg




駅の階段の途中に巣を作り、 天敵カラスなどの襲来を防ぐ。

pict-DSCN0951.jpg


雛が飛べるようになると、 どこかに行ってしまう。
河川敷や溜池の葦原などに集まり、 数千〜数万羽の集団ねぐらを形成するとか。

そうなると親子の燕はバラバラになるのだろう。

越冬地は台湾とかフィリピンなどの暖かい地域。
あんな小さな体で遠方まで飛ぶのだからすごい。

               * *

人間も同じように、 巣(家)を作り子を育てる。
ジジイも1945年に生まれ、 親に育てられ、 巣立ちして家を出た。

親と暮らしたのは実質17年、 考えてみれば短いものだ。
親と離れて55年を生き、 ジジイは今日72の誕生日を迎えた。

寿命が縮まっていくようで、 おめでたい気はしない。
ただ元気で72歳を迎えたことはラッキー、 喜ばねば.....


誕生日といっても、 特にお祝いの言葉とかプレゼントがあるわけもなく、 通常の1日である。

ジジイがバースデープレゼントを貰ったのは過去1回だけ。
22歳の頃、 付き合っていた彼女がネクタイをくれた。

今でもその柄を覚えている....それ程ジジイには稀なこと。


生まれて此の方、ジジイ宅では誕生パーティーをやる習慣がない。 
そう思っていたら、 先日自宅でこんな写真を見つけた。

娘が4,5歳の頃、 ケーキをプレゼントしたのだろう。

pict-DSCN0567.jpg



pict-DSCN0568.jpg
                   ☝
 誕生日の写真はこの時だけ、 おそらくケーキも1回きりか。

                 
このように今度はジジイが巣を作り、 子を育てた。
その子供も大人になり、 親から離れて自立、 また同じように子を
育てている。

動物も人間もこの営みは同じ。
1つ異なるのは、 孫を可愛がる動物は人間だけ。

                * *

ジジイの初めての子は上の写真の雌、 可愛い娘で嬉しかった。
娘が成人になったらデート、 こんな自分を想像していたものだ。

ところが中学に入った頃から会話がなくなり、 高校では見向きも
されない。

ようやくデートに漕ぎ着けたのは、 娘が大学生の時。
ジジイが赴任先の米国から一時帰国、 久しぶりに顔を合わせて
ジジイは言った。

「洋服が欲しいだろ?  なんか買ってやるよ」

「わっ嬉しい、 伊勢丹(新宿)の前で待ってる」 と喜ぶ娘。

娘は成長していた...父娘が大人として認め合い打ち解けたのだ。

              * *

娘は長時間かけて10万円近い買い物(洋服2着ほか)。

「パパ、 ありがとう」、 ジジイが見たこともない娘の笑顔。

「さあ、飯でも食いに行くか」 

「これから友だちと会うから....じゃあね」


娘はジジイのカネが目当てだったのだ。

この頃の娘は純真だったのに.......
             ☟
pict-DSCN0566.bmp
          ☝ ジジイと娘(現在44歳)











チェンマイの若いオンナを責められない。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 09:04| Comment(11) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月05日

独居老人の生活858(これってあるかな?)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐858(これってあり?)


       子供と馬鹿は、 生活を陽気にする。

                                        ヨーロッパのことわざ


今日は5月5日、 日本では端午の節句で 「こどもの日」。
国民の祝日の一つで、 1948年に制定された。

ジジイは、 子供の頃に鯉のぼりを立てて貰ったことはなく、 ジジイの息子に立ててやったこともない。

pict-Koinobori-pr-420w-2.jpg


現在、 日本の14歳以下の子供の数は1,571万人(外国人含む)で、 36年連続の減少。 (総務省推計今年4月1日時点)

総人口に占める子供の割合は12.4%で、 43年連続の低下。
これは主要国31ヶ国のうち、ドイツの13.2%を下回り最低という。

タイ在住の同胞ご老人には、もっと子作りに励んで戴きたいもの。

                 * *

タイには子供の日があるんだろうか?

調べたらちゃんとある..... 1月の第2土曜日。
どのようにお祝いしているのか。 (分かりません)

世界で見ると、 6月1日を子どもの日にしている国が多い。

これは1925年、 ジュネーブの子供の福祉世界会議で、 6月1日が国際子供の日と制定されたことによる。

休校とか、 催事をしたり子供に贈り物をする地域もある由。

ちなみに、 子供の日を特に制定していない国もある。
アメリカ、  イギリス、  フランス。

                 * *

成人の日はどうなのか?
タイで成人式っていうの、 聞いたことがないが.......

他国にもあることはあるが、 儀式をやって祝い、 酒を飲んだりするのは日本の風物のようだ。

バンジージャンプ(バヌアツ)とか、 ライオンと戦う(マサイ族)など、 試練を経て大人になる国・地域ならあるらしい。

                  * *


チェンマイにはこんな店は絶対にない。



               ☟




  呉服店及びその貸衣装。
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日本の呉服店、 今ではめっきり少なくなって....
写真の店は新宿サンロード地下街で結構長く営業している。

しかしジジイは最近、 和服姿の女性を見たことがない。
冠婚葬祭や卒業式シーズンとはすっかりご無沙汰だからか。

               * *

日本の女性も着慣れないせいか、 着物姿にイマイチの感がある。
思い出すのが今から47、8年前、 ジジイは付き合っていた女の子とデート。

彼女が出席したパーティー後にホテルオークラで待ち合わせ。
そこの最上階にあるスターラウンジで飲んだ記憶がある。

その彼女、 和服姿で現れたのだが....何とガニ股歩き、 全く様になっていなかった。  大人になって初めて着たという。

チェンマイ大学などの日本祭で見かけるのが着物姿のタイ人。
当たり前だがなんかピシッと来ない....ガニ股か着付けのせいか。

そんなタイ人女学生を見るとホテルオークラの彼女を思い出す。
お恥ずかしい.......そのガニ股の女がジジイの妻になった。


                  * *


これならチェンマイにもありそうだが.........

  質屋。
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     ☝ JR高田馬場駅近くの老舗の質屋。




広告を出して、 質屋はまだまだ頑張っている。

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             ☝
 0178、 電話番号に合わせた店名には恐れ入りました。



ジジイも若い頃は質屋のお世話になった。

ジジイがその時学んだことは、 アクセサリーといってもカフスボタンやネックレスなどだが、 全く質草にはならないこと。

ジジイが4,5日東京のアパートを留守にした時だ。 
部屋を貸してくれという友人に、 ジジイの部屋を使わせた。

ドアの鍵はダイヤル式、 友人にナンバーを教えておけばいい。
で、 数日後ジジイが帰って来た時、 友人は既に去っていた。

見慣れた自分の部屋を見て ???
テレビがない、 驚いて友人に電話。

 「カネに困って質屋に持ってった」  と友人。

その当時、 ブラウン管のテレビは十分質草になったのだ。

ところでチェンマイの質屋、 見たことないが何処にある?


                * *


これは日本では見られない、 チェンマイならではだ。

それはパンティッププラザ隣の露店フードコートで出くわした。

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毎晩バンドが出演、 ライブを聴かせる。
この日はジジイが初めて見るバンド....珍しい。

ジジイばかりじゃない、 多くの客を魅了する。

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               ☟




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       ☝ 子供のバンド、 曲目はポップス、英語で歌う。




ギター演奏のテクニックは子供とは思えない。
少女ならもっと絵になるかも。
           ☟
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ドラムスのこの坊や、 お見事なバチさばき。

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日本にも子供のバンドは数多くある。
しかし客の前で、 夜の8時、9時過ぎの演奏(営業)は滅多にない。

これは日本の労働基準法で何かと規制があるから。

タイではどうなのか、 子供の深夜労働がOKとは思えないが....



     ”世界で最もすばらしいことは、

      自立の方法を知ることである”
                             モンテーニュ









 タイ人女性はこれをよく知っている。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 08:58| Comment(0) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする