2023年04月02日

独居老人の生活2927(今日も煙の中)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活2927(今日も煙の中)


  現実に触れよとは、

  切実な経験をせよということである。


                    安倍能成 (教育者、 哲学者)


<チェンマイの病院は大気汚染患者でいっぱい>

    チェンマイ市内。
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          ☝ 写真はThe Nationより



タイ北部の大気汚染は危険なレベルに達しており、呼吸器系の問題に苦しむ人々がチェンライとチェンマイの地元の病院に押し寄せている。

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チェンマイ大学医学部は、多くの居住者が喘息や炎症などの呼吸器疾患の治療を受けていると発表。

スアンドーク病院(1,400 床)には、2023年1月1日から3月31日までの間に 12,671 人が呼吸器系の治療で来院した。

入院病棟の過密状態により、かなりの患者を治療できなかったという。
チェンマイ県ドイ・ステープ 国立公園当局は、山火事はここ数日、拡大し続けていると報告した。

タイ保健局のデータによると、2023年1月1日から3月19日までの間に、大気汚染関連疾患の病院に入院した患者数は合計173万人に上った。

       * *

空気清浄機の購入ラッシュで売り切れも。

チェンライ県では、空気清浄機が売り切れの店が続出。
いつ入荷されるかわからないという。

昨日、チェンライ県メーサイ地区の粉塵レベルは、1 立方メートルあたり534マイクログラム。

チェンライ県ドイ・ルアン国立公園の森林火災が村に広がることを恐れて、パフン村などの住民は昨日避難した。

CTN News.jpg



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地方当局によると、乾燥した天候と堆積した植物の残骸により、火災は5日間止むことなく燃え続けている。
       (source: CTN News)

       * *

ジジイは今朝(4月2日)、日課のWalkingのためチェンマ競技場へと出向いた。

このところ大気汚染のため、Walkingは止めていたのだが、少し歩かないと身体がなまってしまう。

朝7時過ぎ、競技場のトラックを歩いていたのは3人だけ。
こんな大気汚染のひどい中、Walkingする人は変わり者か。

pict-P_20230402_070043チェンマイ (1).jpg



    ビルが霞んでぼんやり・・
pict-P_20230402_070043チェンマイ (5).jpg


ジジイは不織布のマスクを着けて歩いたが、マスクのせいか、やはり息苦しくなる。

いつもなら1時間ほどは歩くのだが、30分で切り上げ競技場を退散。
次の目的地「Jing Jai マーケット(ココ)」へとバイクを飛ばす。

「Jing Jai マーケット」も人が少なかった。
ジジイは毎週来ているが、いつもの半分くらいの来訪者だった。
pict-P_20230402_070043チェンマイ (2).jpg



いつもなら客が座って食事をしているのだが...
            ☟
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2023年4月2日午前8時頃のロイクロ通り。
前方に見える3つのビルは、左からル・メルディアン、ロイヤルランナー、スリウォンの各ホテル。
           ☟
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        ☝ 太陽がボケて見える。


4月2日午前11時現在のチェンマイのAQI は183で、相変わらず世界の都市・大気汚染ワースト。

タイ国内を見ると、午前11時30分現在、
              (  )内は AQI
 1 Mae Sai, Chiang Rai(411)
 2 Mae Rim, Chiang Mai(388)
 3 Pai, Mae Hong Son (371)
 4 Mae Taeng, Chiang Mai(364)

 5 Thung Chang, Nan(338)
 6 Chiang Rai, Chiang Rai(319)
 7 Mae Hong Son, Mae Hong Son(269)
 8 San Sai, Chiang Mai(264)
 9 Phan, Chiang Rai(262)
10 Doi Saket, Chiang Mai(237)

        * *

完璧な人間とは、次のような人物のことである。

 イギリス人のように料理し、
 フランス人のように運転し、
 アメリカ人のように正義漢ぶらず、

 イタリア人のように冷静で、
 スペイン人のように謙虚で、
 ポルトガル人のように勤勉で、

 ベルギー人のように役に立ち、
 オランダ人のように気前よく、
 インド人のように上品で、

 ロシア人のように酒を飲まず、
 トルコ人のように計画性があり、
 イラク人のように温厚で、
 
 ルクセンブルグ人のように存在感があり、
 中国人のように物静かにお喋りし、
 韓国人のように井の中の蛙にならず、

 ベトナム人のように泥棒せず、 
 フィリピン人のようにプラスチック品を海に棄てず、
 タイ人のように借金しないで貯蓄に励み、

 日本人のようにユーモアがあり、
 チェンマイ住民のように...





世界一きれいな空気を吸って満足する人のことである。


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 14:14| Comment(0) | 華麗なる生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月29日

独居老人の生活2865(#62チェンマイ百景:街角にて)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活2865
                  (#62チェンマイ百景)



  最高の料理は、最高のセックスと似ている。

  あればあるほど、もっと欲しくなる。


                   ガエル・グリーン (フランスの女優)


 <選挙が近いからか>

チェンマイ市内を歩くと次のポスターが目に付く。

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    また別の人のポスターが・・
  pict-P_20230129_080151.jpg


タクシン派のプアタイ党(タイ貢献党)のポスターで、下院議員選挙向けのようだ。

上掲の2人はチェンマイのこの界隈(選挙区)から立候補するのだろう。
尚、解散がなければ、今年5月に選挙がある予定。


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 <居酒屋ぐでんぐでんは2月1日から再オープンか>

同店(地図はココ)は昨年12月31日からずっと閉店になっている。
ジジイは潰れたのかなと思っていたが、店のシャターの貼り紙を見て分かった。

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             ☝
「スタッフの都合により、1月末までお休み」と書いてある。
予定通り、2月1日から営業再開してくださいね。


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 <シャングリラホテルにも大型観光バスが待機>

最近、高級ホテルの前に観光バスが何台も待機するシーンをよく見かける。

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観光客のチェンマイ来訪が復活しているようだ。
観光客はどこから来ているのか?
           ☟
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    ☝ 韓国人がバス2台に乗って観光か。



ホテル前の路上にも観光バスが2台、停車していた。
            ☟
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    ☝ こっちは韓国人用ではないみたい。


それにしても日本人の影が薄いねぇ〜


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<チェンマイの写真館>

チャンクラン通りの「シャングリラホテル」近くに写真館がある。
「Tellit Waeng チェンマイスタジオ」
          ☟
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伝統的タイドレス、公務員の制服、イブニングドレスなどの衣装で撮影するらしい。

家族写真、恋人同士の熱々写真など、記念にイイネ!

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撮影代は1500バーツと書かれているが...


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 <インド人が作った歩道橋>

チェンマイ市内のワロロット市場の西岸から東に渡る歩道橋がある。 (地図はココ

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             ☝
 正式な名称は「Chansom Memorial Foot Bridge」


この橋は1966年まではバンブーブリッジ(竹の橋)だった。
   Bamboo bridge in the early 1960’s..jfif



  Bamboo bridge in the 1960’s..jfif


竹の橋.jfif



bamboo bridge, 1953..jfif
             ☝
  カド・ルアン(手前)と川に架かる竹の橋、
  川向の東岸がワットケット地区。 1953年撮影)


ここに1966年、著名なインド人実業家モティラム・クラナ氏らにより、コンクリートの歩道橋が建設された由。

建設費は、ほとんどが彼自身の資金と、インド人コミュニティの数人からの寄付による。

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今年1月、ナゲシュ・シンインド大使と在チェンマイ・インド総領事館関係者が「チャンソム・メモリアル・フット・ブリッジ」を訪れた。

老朽化した橋は2016年、自治体によって改修され、おそらくタイで唯一パンジャブ語の看板がある公共の場所だという。

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 <昨日の昼ごはん>

昨日(1月28日)、「Jiang Jai Market」へ行く。
          (地図はココ

ジジイは毎週通っているが、昨日は初めての食べ物に挑戦。
何せジジイはボケ防止のために、週に2回は初経験をすることにしている。

     で、この日はこれを購入。
  pict-P_20230128_073958JJ marcket (1).jpg
          ☝
Set Bのタロイモの春巻きをチョイス(40バーツ)。
実は買った時、「TARO」の意味が分からなかった。



    豆腐も揚げている。
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  pict-P_20230128_073958JJ marcket (2).jpg



  自宅に持ち帰り、ランチで食した次第。
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            ☝
   左はフランスハム(90バーツ)で、
   リンピンスパーで買ったもの。


ジジイの自炊は、外で買ってきたフードを家で食べるというケースが多い。
でも「タロイモの春巻き」はパリパリしていて美味しかった。
フランスハムは練り辛子をつけて...これも旨い。

はい、ジジイは....




 食欲は満たされております。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 15:36| Comment(0) | 華麗なる生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月16日

独居老人の生活2852(日本人の思い込み)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活2852(日本人の思い込み)


 言論の自由を、「他人を言葉で傷つける自由」と

 勘違いしている人が実に多い。


                   ながれおとや (なぞなぞ作家)


 <事故と事件、チェンマイ県ほか>

対象地域は、在チェンマイ日本国総領事館の管轄県。

@ 2022年12月の死亡事案3件
 (70歳代男性2名、80歳代男性1名 )いずれも病死。


A 2022年中での事故事件
在留邦人にかかる被害事案等について。

当館が認知した邦人関係事案は交通死亡事故4件 、
傷害1件、 窃盗1件、詐欺1件、旅券紛失5件。

在 チ ェ ン マ イ 日 本 国 総 領 事 館より。
(電話 052-012500  FAX 052-01250)


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 <日本人爺さんの勘違い>

チェンマイに住み始めたとき、誰にも思い込みや勘違いがあったはず。

今日はそんな勘違いの数々を、ジジイの独断と偏見でお届けします。


@ チェンマイのタイ人は英語が話せるという思い込み。

ある爺さんはタイ飯屋に行き、店員さんに英語で話しかけていた。 通じるわけがない。

ジジイの友人は和食店「サクラ」に行き、ママさん(オーナー)に英語で話かけた。

ジジイは友人に言った。
「ママさんは日本語の方が理解できるよ」

チェンマイで英語が通じるのは、ホテルや航空会社のレシェプション、英語でやる観光ガイド、大病院、外国人客がメインの高級レストランなど、つまり外国人を相手に仕事する所になる。

大学で英語を専攻している学生なら、そこそこの英語を話すことは言うまでもない。

ジジイが住むアパートは、外国人(主に白人)がほとんど。
外国人のパートナーのタイ人がわずかにいる程度。

それでも数人いるスタッフの中で英語堪能はマネージャーのみだ。

        *

A タイは「微笑みの国」だという思い込み。

ホテルやバー、クラブ、マッサージ店でも、ま、タイ人女性はにっこり微笑んでくれる。

pict-微笑み.jpg
          ☝ イメージ画像


知り合ったタイ人女性も皆、ジジイに微笑んでくれた。
その可愛い笑顔にうっとりし、タイ人女性は優しいと勘違いして口説く。

爺さんは間もなく気付くのだ。
あの微笑みは、お金が絡むときの「サービス笑い」だった..と。
ジジイの友人(70歳代)には40近くも年下の恋人がいる。
友人が言う。
「彼女がニコニコっとして俺に話しかける時がある。
 100%オネダリの時、俺は彼女の笑顔を見ると逃げ
  たくなるよ」

微笑み = カネといえる。

       *

B レストランの勘定は正確だという思い込み。

日本で、ちゃんとした店が勘定を間違えて請求したら問題になる。
逆に言えば、日本の店が請求する勘定は正確で、客は安心して支払うことができる。

しかしチェンマイのレストランは日本と同じではない。
実によく間違える、それも決まって高めに請求。

なのでジジイは、勘定書きを1品1品チェックする。
「これ、間違ってるよ」と言えば、「あ、そうですか」で終わり。
勘定ミスを指摘し、謝られたことは1度もない。

       *

C お金さえ出せば、タイ女性を口説けるという思い込み。

カラオケ店やバービア、マッサージパーラーに行けば、お金次第で女性を抱ける。

しかし銀行員や公務員、学生などの一般女性は、風俗店女性と同じではない。

pict-タイ人女性.jpg
          ☝ イメージ画像


いいとこの娘さんが、爺さんを相手にするはずがない。

そりゃあ、支度金前払いで10億バーツ、毎月のお手当100万バーツあげるよ」と誘えば、彼女は爺さんのもとに来るかもしれない。

ある日本人爺さんが、チェンマイに住む少数民族の女性(28歳)に「毎月のお手当3万バーツ、週1回のセックス」という条件で、パートナーになってくれ口説いた。

しかし返事は「ノー」だったという。

その女性は弟とアパートに暮らしている。
仕事らしい仕事はしていない。
食事(高級レストラン)だけは爺さんに付き合う。 

ジジイはその話を又聞きしたとき、信じられなかった。
なぜ「ノー」なのか、3万バーツももらえるのに...

とまあ、お金に釣られて誰でもが、爺さんのパートナーや恋人になるとは限らない。

       *

D タイ人はみな貧乏という思い込み。

チェンマイに住むタイ人や少数民族の人たちには貧乏な人が大勢いる。
しかし裕福なタイ人も多いのだ。

高級和食レストランやライブバンドが入った高級レストランでも、タイ人客でいっぱいだ。

ジジイは、「この俺の方が貧しいわ」と思ってしまう。

       *

E 外でも普通にキスができるという思い込み。

白人は、また日本人でも、外で彼女と抱擁や接吻したりする。
ジジイも日本では、所構わず肩を抱いたりキスしたりした。

場所は路上や公園、お堀沿い、川べり、ビーチ、空港、駅などが多い。
しかし一般タイ人女性に同じことをすれば、彼女は嫌がるだろう。

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          ☝ イメージ画像


ジジイはチェンマイに来て以来、タイ人男女が表でキスしたり抱き合っているのを見たことがない。

タイ人は人目につく所では、キスなどしないようだ。
ところが日本人爺さんの中には、日本にいた時と同じようにやってしまう。

車で彼女の自宅前に送った時など、爺さんはサヨナラの意味で彼女を抱き寄せキスしようとする。

これは大きな勘違いで、好感を持たれるわけがない。

ジジイは以前、タイ人女性のバイクの後ろに乗せてもらった時、腕を彼女の腹に回してギュっと抱きしめた。

腕を払いのけられ、すごく怒られた。
で、ジジイの自宅(部屋)に入ったら、「ここでなら好きに触ってもいいわよ」と言われた。

       *

F 「若い美女には100%恋人がいる」という思い込み。

これは日本でも同じで、若い女性だから必ずカレ氏がいるとは限らない。
カレ氏とは付き合っていたけど別れてしまった..という場合だって多いのだ。

タイ人の男は浮気者が多いので、別れる女性もそれだけ多いということ。

若いタイ人女性にカレ氏がいたとしても、別れる確率は高い。
我々は諦めずに、彼女の破局を待つのもいい。

とにかく「チャンスは寝て待て」
チャンスが目の前に来たなら「果敢に攻めよう」

どんな美女にだって、空き家(カレ氏なし)の時があるのだ。

       *

G 年は取ったがまだまだモテるという思い込み。

「俺のカノ女は俺にぞっこんだよ」という勘違い爺さんが多くいる。
爺さんに惚れてるんじゃない、彼女は爺さんのカネに惚れている。

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         ☝ イメージ画像


老醜ひどい爺さんと若い女性とに恋愛が生まれ確率は、宝くじ1等賞に当たる確率レベル。

しかしご本人の爺さんは、自分はハンサムだと思い込んでいる。
若い美女とのロマンスを夢見る爺さんに出会うと滑稽に思える。

       *

H タイ人女性は我が儘、自分勝手だという思い込み。

間違いなくタイ人女性はたくましく、タイは女性主導の社会(家庭)だと思う。

で、我々は、タイ人女性は自己中心、我が儘...と思い込んでしまう。

ハイ...




その思い込みの通りです。

微笑みにご注意ください。


チェンマイって ホントいいですね!






posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 15:11| Comment(0) | 華麗なる生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする