2020年01月20日

独居老人の生活1750(爺さんは地図を読まない)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1750
                      (爺さんは地図を読まない)


 人生は地図のない旅とよくいわれているが、

 所々に道しるべが置かれている。

それぞれの人生の中に、 命の道しるべの経験があると思う。

                             鎌田 實 (医師、 作家)


友人のAさん(70歳半ば)とランチを食うことになった。
場所はジジイが北タイレストラン 「ファンペン」 を提案。

Aさんがまだ1度も行ったことがない処だったから。
色んな店に行き、 チェンマイ市街を覚えたいという。

1月11日(土) 12時30分、 店内集合...こんなLineで連絡。   
そしてジジイは次の地図を送信した。
  pict-DSCN6585.jpg


スマホでの地図の読み方は、 以前にジジイが十分に伝授。
最初にファンペンの位置情報(地図)、 次にグーグルマップを送る。

位置情報だけで良かったのだが、 店がどのような雰囲気かを知って貰うために、 グーグルマップも追加で送った次第。

グーグルマップには店や料理の写真も載っているから。

      位置情報。
  pict-DSCN6574.jpg
     ☝ ジジイが付けた赤線が 「ファンペン」



      グーグルマップ。
  pict-DSCN6578.jpg


ところが当日(11日)、 「ファンペン」 に行ったところ、 無休のはずが休みだった。

先に着いたジジイが店の前の道路で待っていると、 程なくAさんがやって来た。

仕方なく2人で別の店に行き、 そこで昼食をとる。
この日はこれで終わった。

                * *

昨日(1月19日)、 再度 「ファンペン」 で待ち合わせ。
時間も地図も前回(11日)に送ったものと全く同じ。

問題はここから始まった。
店に到着、 テーブルに座るやいなや、 Aさんがこう言った。

「位置情報の地図とグーグルマップが同じじゃない。
道路が1本違っていて、 どっちが正しいのか迷ってしまった」

「そんなバカなことは100%ありませんよ。
どちらも地図にあるファンペンにマークしただけですから」

「いや、 俺が見たときは絶対に違っていた、 自信がある」

店内でジジイが送信した2つの地図をチェック。

「ね、 同じでしょ?」 とジジイ。

「いや、 ここはファンペンだから同じに出てるだけ」 とこう主張するAさん。

              * *

ランチが終わり、 店から1qほど離れたカフェに移動。
そこでもう1度、 2つの地図をスマホで見てチェック。

「ね、 同じでしょ?」 とジジイは再び言う。

「ウーン、 自宅に帰ってじっくりチェックしてみますよ」

どこでチェックしようが結果は同じだが...

              * *

その日の夜、 ジジイはAさんにLineを送った。
「地図、 チェックされて如何でしたか?」

返信はすぐに届き、

「独居さんの言う通りでした。 
 目まで悪くなりました。 救いようがないですね」


Aさんは約1週間前にもこの店(ファンペン)に来ている。
であれば、 地図に頼らずとも簡単に再訪できるはず。

そう思うジジイは考えが甘かった。

Aさんはジジイが送った地図をベースに、 スマホのカーナビを見ながら運転する。

だから前に行ったレストランでも道を覚えることがない。
Aさんの頭には、 チェンマイの地図が入っていないのだ。

旧市街(お堀の内)は車と人が多く、 スマホを見ながらの運転(車)は危険を伴う。

何処へ行くにもカーナビ、 郊外など遠方なら分かるが、 チェンマイのダウンタウンでも...


ジジイはチェンマイに来た頃、 北タイ情報誌 「CHO=チャオ」 の地図に訪れたレストランをマーキングしていた。

大きな紙の地図に行った所を書き込む、 これでチェンマイの地図がジジイの頭に入った。

アナログ的だが、 スマホの小さな地図よりもずっと見やすく、 チェンマイ全体を把握できるのだ。

                * *

「女の子が喜びそうなレストランに彼女を連れて行きたい。
 独居さん、 いい処を教えてくださいな」

こう言うAさんにジジイは答えた。
「私のブログを読めば、 地図付きでいっぱい載ってますよ」

「ブログをどうやって見たらいいのか、 それが分からない」

Aさんは、 独居老人ブログを全く読まない。

そんなAさんをお連れして、 色んなレストランをご案内しているここ4ヶ月。

尚、 Aさんはチェンマイが初めてではない。
冬期ではあるが毎年数か月、 チェンマイ郊外でロングステイ。

5〜6年のいわばチェンマイ暮らしを体験済みの爺さんだ。
しかしチェンマイ・ダウンタウンには詳しくなかった。

最初お会いしたとき、 知っていた所は 「オーキッドホテル」、
その並びのセントラル、 YMCAくらい(その界隈で...)。

東京なら、 八王子に住んでいても山手線内の地域には疎いという状況と同じ。

ちなみにAさんは現在、 お堀(外側)まで徒歩2,3分という便利な場所(アパート)に引っ越しなさっている。

               * *

話は変わって2年ほど前になろうか、 ランチのため4人が集合。
その店が初めてという爺さん(76歳)に位置情報を送信。

ところがその爺さんは地図が読めず、 立往生。
何度も行ったことがある 「チェンマイ・プラザホテル」 に着いたとの連絡。

店はそこから車で4,5分の所。
ジジイはプラザホテルまでバイクで迎えに出向いた。

ランチの店は Soi などの入り組んだ通りにある訳ではない。
極めて簡単...と思っていたジジイが甘かったのだ。

その爺さんは、 結局1時間遅れで約束の店に到着した。
チェンマイ郊外に数年暮らす人でも、 チェンマイの地図が読めない。

Aさんもこの爺さんもなぜ地図が苦手か?

お2人とも日頃から地図に馴染んでいない、 つまり読む訓練をしていないからだと思う。

               * *
                
Aさん(70代半ば)は今、 20代前半のタイ人とデート中。
20代の美女じゃなければ興味がないという。 

50数歳も年下、 上手く口説ければいいが....

地図の読み方でお分かりのように、 Aさんの頭は半ボケ。

しかし、





色ボケの方は100%、 進んでいるようだ。


チェンマイって ホントいいですね!   




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:36| Comment(4) | 老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
道に迷って待ち合わせ場所のホテルと勘違いして学校に迷い込んだ爺さんの顛末…
7ー8年前、チェンマイ駅近くの私立校で授業中に娘が先生に呼ばれて警備員の詰め所に連れて行かれたそうです。そこには、日本人と推測される爺さんが椅子に座らされていたそうです。
ガードマンが言うには、何を聞いても「ジャパン」しか返事がない。それで、タイ日ハーフの中でも成績抜群な娘に白羽の矢が立った訳です。
娘が日本語で尋ねたところ、サンカンペーンの観光へ行く予定だったが、バスに一人乗り遅れて友人らとはぐれてしまった・・・
爺さんの名前、ホテル名、ツアー名等を聞いてガードマンに通訳。ガードマンは警察、ホテル、ツアー会社に連絡。暫くしてからツアー・ガイドが迎えに来たそうです。

Posted by 信天翁 at 2020年01月20日 15:11
信天翁殿:
迷子は旅行者のようですね。 西も東も分からないってことでしょう。
かってジジイが海外に行くときは、方向磁石とミニ懐中電灯が必携品、 現地の地図も出来る限り用意して出発しました。
今はスマホでほとんど代用、便利な時代になりました。
(それでも懐中電灯だけは持参してます)
外国の街に暮らす...その街の地図を頭に叩き込むことは大事だと考えております。
安全のためにも...コメントありがとうございました。
Posted by 独居老人 at 2020年01月20日 19:26

 華麗なる日々の独居青年 樣

 地図を読む行為、読図の前にまず自分の向いている方向が分からない人が多いようです。翁の様に方位磁針を持たなくても、日中太陽が出ていれば、その方向とアナログ時計で、大体の方角を知ることが出来ます。そして、地図の上に周りの状況を投影して、位置を知ることが出来ます。現在のナビの様に北方向を固定しないで、進む方向を上に表示する方法は、あまり良くないですね。Google maps を手に歩いている観光客は多くいますが、頭を上げて太陽の位置を確認して、という人はいませんね。
 70代の爺さんが、20代のタイ人男に優れている点を確認して、毎日が日曜日ということで、健闘を祈ります。でも、タイ人男もモノにするまではマメですから。

 スースー
Posted by タイ文字は文字化け? at 2020年01月22日 13:01
タイ文字は文字化け?殿:
コメントありがとうございました。
Posted by 独居老人 at 2020年01月23日 13:35
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