2019年12月18日

独居老人の生活1721(女たちの闘い-5:国家指導者)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1721
                     (女たちの闘い-5:国家指導者)


 売り子が首相になり、
 
 路上活動家や教育を受けていない人々が閣僚に入った。

                               マルト・ヘルメ (エストニアの内相)

冒頭の発言は、 ヘルメ内相が、 就任したばかりの隣国フィンランドのマリン首相を中傷したもの。


@ フィンランドの新首相。

前運輸・通信相のサンナ・マリン氏(34)の首相は就任は世界から注目された。  何がっていうと、

  1.世界で最年少の女性首相。
pict-フィンランドの新首相2.jpg


2.貧しい家庭から出た首相。
3.女性のパートナーを持つ母親の下で育った首相。

4.美人首相。
5.事実婚の夫と1歳の子供がいる首相。

pict-サンナマリン首相の夫.jpg


6.4年前に国政に進出、 短い政治経験で誕生した首相。

7.他の4党と連立政権を組んでなった首相。

pict-フィンランドの新首相.jpg
                  ☝
右から、緑の党党首・オヒサロ内相、 マリーン首相、 中央党党首・クルムニ副首相兼財務相、 左翼同盟党首・アンデション教育相


8.その5党の党首は全員女性で、 うち4人が35歳以下。

9.新内閣は女12人、男7人、 平均年齢47歳という女性上位。

pict-ELbglonWoAAXWsO.jpg
        ☝ 公務で欠席の閣僚が数名いる。


てなことで喝采を浴びて誕生した内閣だが、 マリン首相の闘いはこれから始まる。

まず連立という基礎に立っており、 他の4党との政策調整は簡単じゃない。

マリン首相は 「話し合いで意見をまとめて...」 とは言うが...
女同士の闘いが見られるかもしれない。

サンナ・マリン首相の詳細はwikipedia(ココ)でどうぞ。


  ***********************


A ノーベル平和賞受賞者・ミャンマーの国家顧問。

2019年12月10日、 アウン・サン・スー・チー国家顧問がオランダに現れた。

ジェノサイド(集団虐殺)の罪で提訴された自国政府の代表として、 ハーグの国際司法裁判所(ICJ)に出廷のためだ。

pict-アウンサンスーチー2.jpg


イスラム教徒の少数民族ロヒンギャを1万人以上殺害したジェノサイドは、 ミャンマー軍が主導した組織的犯罪...という裁判。

pict-ロヒンギャ.jpg
              ☝ ロヒンギャ難民。


2017年、ミャンマー 軍による激しい弾圧で、 ロヒンギャ約74万人が隣国バングラデシュに避難した。

危機にあるロヒンギャ難民、 ビデオでどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=1WF8eEi6YiE


翌日の審理でスーチーは、 「内政上の衝突であり、 ジェノサイドではない」 と反論。

ロヒンギャ迫害の訴えは 「不完全で誤解を招く」 ものだと主張した。

尚、裁判の結果によりミャンマー政府の誰かを収監...などはない。

pict-ロヒンギャ2.jpg
     ☝ ロヒンギャ女性の闘いは永遠に続くのか?


アウン・サン・スー・チーのミャンマー国内での人気は依然高い。

アウンサンスーチー氏を支持する人、しない人。
                ☟
https://www.youtube.com/watch?v=b2FPtNl2-BM


しかし国際社会では迫害を認めない彼女を批判。

スー・チーの1991年のノーベル平和賞受賞はなんだったのか?
そんな疑問が高まっており、 剥奪しろとの声も....

 
彼女は長年自宅軟禁されていたが、 ミャンマーの民主化運動のリーダーで、 人権と民主主義の象徴だった。

しかしロヒンギャ問題には沈黙、 国際社会での人権運動家の名声はが急降下。

何てことはない、 彼女は、 仏教徒が圧倒的多数を占める国内世論の支持を得るために、 反ロヒンギャに回っただけ。

彼女の人権とは、 ミャンマー人だけが対象だったわけだ。


アウン・サン・スー・チーの闘いの相手は、 今やかっての軍事政権ではない。

長い間彼女を支援してきた、 国際社会との闘いに変わった。

                * *

国際社会は、 同じイスラム系でもウィグル族に対しては意外と冷たい。
中国政府による弾圧を強く非難するのは米英くらい。

この件で中国政府幹部が、 ハーグ国際司法裁判所に出廷したという話は聞いたことがない。

ウィグル族は、 宗教を嫌う中国共産党政権によって迫害されている犠牲者だ。

なぜ世界のイスラム国家が、 中国を批難しないのだろう。

なぜ日本の人権派政治家や活動家は中国を批難しないのか。






自分とこ(自国)だけで、 忙しいか。


チェンマイって ホントいいですね!   





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:29| Comment(0) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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