チェンマイ独居老人の華麗なる生活1713
(友人・日野さんの新しい恋人)
無分別なことをやらかさないような恋人は、
決して、本当の恋人だとは言われない。
トマス・ハーディ (イギリスの詩人・小説家)
@ 昨夜は寒い中での晩ごはん、
友人2人と和食 「憩」 (エンプレスホテルから南に20m)で食う。
ここはまだ室内、 寒さはさほど感じなかった。
12月7日午後8時ころの外気温は14℃。

しかし二次会で行ったのが 「Jazz Cafe」 (地図はココ)
この店はオープンの建物で窓もなし。
ロックのライブで熱気ムンムンのはずだが、 寒さが我々を襲う。
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Beer Changのサービスレディは寒さで震え上がっている。
ジジイが彼女の手を握ったらその冷たいこと。
彼女が友人の顔に手を当てたら、 「ヒエッ!」 と爺さんが叫ぶ。
まさに彼女の手、 「冷えっ」 と書けるほどに冷え切っていた。
ところが同行の友人・日野さん(70)だけは超人というか異常。
ジジイは 長袖 T-シャツ + 長袖シャツ + 厚手のパーカーを着ていたのだが....

☝ 左が日野さん。
日野さんは半袖シャツ1枚のみ、 平気で冷たいビールを飲んでいる。
今も若き恋人Eちゃん(29歳)と週2回の H をする程のタフ爺さん。
燃える血潮と湧き上がる情欲が、 日野さんの身体を熱くさせているのだろう。
勃つか勃たないか..と言ってるジジイとは全く異なる。
一緒にいたKさん(75歳)が異議を唱えた。
「肥満体の人は体が脂肪で覆われ、 ミンクのコートを着ているようなもんだよ」
翌朝5時に起床、 寒いからか鼻水が出て止まらない。
12月8日午前6時過ぎの外気温は....

外が8℃ではいつもの早朝Walking、 やる気がしない。
で、朝ごはんの準備に取り掛かった。
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A 友人・日野さんの新しい恋人。
日野さん(70歳)は10年越しの恋人・Eちゃんと今もラブラブ。
それでも同じ相手では飽きが来る。

☝ 恋人Eちゃん(29歳)と日野さん。
男なら浮気の1つくらいしてみたい。
しかし彼女は 「他に女を作ったらこれよ!」
人差し指と中指でハサミを作り、 日野さんの股間をチョンの仕草。
チンコを切ると脅かされれば浮気心もシュンとなる。
しかし先日、 とうとう日野さんに新しい恋人ができた。
彼女はこんなに可愛い.....
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☝ 名前はクロ、 勿論メス猫だ。
もう1匹、 クロの子供(メスの猫)も引き取った。

知り合いのタイ人から譲ってもらったという。
実は子猫1匹を貰う約束で出向いたのだが、 母親猫がニャンニャン泣いて嫌がった。
親子を切り離すのは可哀想と、 情に厚い日野さんは2匹を貰い受けたという。
今では 「クロ!」 と呼べば2階に駆け上がり、 ベッドに横たわる日野さんの腹に乗っかって来るほどの相思相愛。
ニャーオとまさに猫撫で声で日野さんに甘えるのだ。
しかしクロは、 Eちゃんが日野さん宅に来ても徹底して無視し、
ニャンとも言わない。
クロはEちゃんを恋敵と見ているのかも。
Eちゃんとのセックス中はクロの侵入を防止、 ドアを閉める。
で、H が終わり日野さんがドアを開けたら、 何とクロはドアの外側にいたそうな。

☝ ニキ・アンダーソン著、 筑摩書房。
クロは、 部屋の中の2人のセックスを知っていた。
聞き耳を立ててじっと様子を窺っていたのかも....
* *
ある日、 日野さんが2階の寝室に入り、 ふとベッドを見たら....
クロの糞がベッドの上にたっぷり乗っている。
猫がそんなことをするとは....
この話を聞いたジジイ、 すぐには信じられなかった。
クロは復讐心からベッドにウンコしたのだろうか。
それとも犬が電柱などに小便し、 「ここは俺の縄張り」 とやるように、 猫は糞して縄張りを主張するのが本能か?
頭にはきたが仕方ない、 日野さんはシーツを洗濯するはめに...
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☝ 洗濯後、 部屋の中でシーツを干す。
日野さんはボヤく。
「やっぱし猫だよなあ、 滅茶苦茶やりやがる。
ちゃんとダメだと言い聞かせ、 躾てやりました」
そして嬉しそうに言う。
「Eちゃんは1度だってベッドの上に糞したこと、 ないですよ」
そう、 Eちゃんが猫なんぞに負けるわけがない。
猫撫で声だって、 猫のクロよりずっと上手。
「パパ...パパァ......
クリスマスに金のネックレス、 買って欲しいの〜」
チェンマイって ホントいいですね!
コメントありがとうございます。
日野さんが言うには、クロは既に妊娠してるって。
「生まれたらもらってやってください」と早くも言ってます。
譲り受ける前に交尾したらしいです。
今度産んだら、そのあと避妊手術するとか。
値段、訊いときますね。