2019年06月20日

独居老人の生活1556(働くってことは・・)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1556(働くってことは...)


  働けど働けどなほ 

  我が暮し楽にならざり 

  じっと手を見る
                       石川啄木  (一握の砂より)


阪急電車では、6月1日から 「はたらく言葉たち」 と題した広告を電車内に吊り下げた。

阪急電鉄と、『はたらく言葉たち』 を出版したパラドックスが共同で企画。  上記の本から厳選した80を広告として起用。

しかしこれが時代錯誤と大炎上、 批判の多くは、 安月給で働く若者の実態と乖離しているというもの。


ではどのような広告(文面)か、 ちょいと見てみよう。

pict-はたらく言葉4.jpg
            ☝ 研究機関 研究者/80代

毎月50万円もらって毎日生き甲斐のない生活を送るか、
30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、
どっちがいいか。



pict-5はたらく言葉.jpg
           ☝外食チェーン 経営者/40代

私たちの目的は、お金を集めることじゃない。
地球上で、 1番たくさんのありがとうを集めることだ。

(ありがとうって言われても、 儲からなければ潰れるぜ)



pict-はたらく言葉7.jpg
              ☝ 自動車販売 

中古車をアフリカに販売したとき、お礼の写真が届いたんです。
私が売った車の後ろに、 何十人もの笑顔の村人がいて。
そのとき、 車の価値、 私の仕事の価値を知りました。



そのほか、
「自分の番でトイレットペーパーがきれても
 補充できんような奴は、 仕事もできん」

不動産会社 経営者/40代



「 ”働きやすい服” より、 ”働きたくなる服” を作りたい。
 そこに、 数値化できないデザインの面白さがあるんです」

アパレルメーカー デザイナー/20代



「1万円の仕事と、 100万円の仕事、
 金額よりも 想いの強いほうを選びたい」

ブライダル 管理職/30代



「時には川に行ってミーティングしようぜ。
山の頂上までピクニックして、 そこでプログミングしようぜ。

ITに振り回されないためにも、
自然とうまくつきあうような情操が必要」

ゲーム 経営者/30代


ジジイが1番傑作と思ったのがこれ。
               ☟
pict-DSCN5725.jpg
           ☝ 人材サービス 経営者

「甲子園に行きたかったら、 朝から晩まで、
 土日だって練習するでしょう。

でも、 社会に出たとたん、
それは 「ブラック企業」 になってしまう」


高校生が甲子園目指して野球やるのは、 仕事じゃないよね。
部活動の一環、 でも将来プロからドラフト指名があるかも...

そうなりゃ1億円の契約金、 億単位の年収も夢じゃない。
自分の好きなことをやるんなら、 土日だって練習するさ。

尚、 批判を浴びたこの企画(広告)、 後日、取りやめになった。

                * *

ジジイの孫(男)は小学生のとき、 母親(ジジイの娘)の命令で地元の少年野球チームに入団。

まるっきり向上心がなく、 二塁手の守備でも、 自分の真正面に飛んできた打球しか処理せず。 

つまり左右前後に全く動かない守備。
観戦していた娘がボヤいていた。

「みんな必死にやってるのに...私が恥ずかしくなるよ」

高いカネで購入したユニフォーム、 グラブなども泣いていた。

                * *

自分の好きな仕事をしている人はどの位いるんだろう?

しらべぇ編集部では、 全国の20〜60代男女1,500人を対象に仕事について調査を実施。

pict-自分は好きなことを仕事.jpg
                  ☝
    「自分は好きなことを仕事にできたと思っている」
      と回答したのは33%。

ジジイは ”好きで仕事” というより、 給料を貰うんだから仕方がない..という意識だった。

但し、 イイ上司の麾下にあった時はハッピー、 やる気を出して仕事をしたもんだ。


『はたらく言葉たち』 の広告にジジイが入れるならば、

「働き続けたその後に、 至福の時代が待っている」


ジジイはもう2度と報酬目当てに働くことはない。

毎日ブラブラ、 最高だネー。







チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 11:23| Comment(4) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
独居老人さん今晩は、ACEです。ただいまバンコクの定宿から発信しています。

ところでこの広告集良いのもあるけれど、ピンボケなのもあって何が言いたいのかよく分かりません。

仕事には色々あって
1.面白くて高収入
2.面白くないけど高収入
3.面白いけど中収入
4.面白くないけど中収入
5.面白いけど低収入
6.面白くなくて低収入

の6択だとだれでも1が良いし、6は嫌です。

しかし世の中1の仕事をしている方は1%もいないのではないでしょうか?

ひょっとして4〜6が半分以上ではないでしょうか?
Posted by ACE at 2019年06月20日 21:23
ACEさん:
コメントありがとうございます。
ピンボケの写真、スミマセンでした。
写真の文字を本文に追記いたしました。
”面白くて高収入”の仕事をしている人は幸せ。 僅少でしょうね。
例えばジジイは旅行好き、ならば海外の添乗員が務まるかと言えば無理でしょう。
本ブログは暇つぶしと好きで書いてますが、これで月に50万円でも入れば万々歳。
しかし1円たりとももらえません。 こんなもんですよね(笑)
Posted by 独居老人 at 2019年06月21日 07:04
日本では80代研究者の言葉に「俺は40代でも20万円ももらってないぞ、どの世界の話しなのか?」といった突っ込みがありましたが、経営者の言葉などは本心から出たものではなく他人の目を気にして取り繕ったもの、トイレットペーパーなどはコスト削減で交換するものもない気がしますね。私は経営者よりも前戦で汗・水流して働いている人達の方が「はたらく言葉」にふさわしい言葉をたくさん持っていると思います。
Posted by タオ・クワーイ at 2019年06月22日 09:46
タオ・クワーイ殿:
コメントありがとうございます。
ジジイは次の言葉が好きでした。
「どっちみち働かなきゃならないだ。 だったら楽しそうにやろう」
でも、自分が嫌な仕事のときは、笑顔は難しい。
やはり「得手に帆を揚げよう」、本田宗一郎の言葉だったか、成程と思いました。
Posted by 独居老人 at 2019年06月22日 21:02
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