2019年05月06日

独居老人の生活1516(#34忘れられない旅の思い出:ボルネオ編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1516
                (忘れがたい旅の記憶‐34:ボルネオ編)


二人の人間が愛し合えば  ハッピーエンドはあり得ない

                                  ヘミングウェイ (アメリカの作家)


絵にも書けないような美しい風景を眺めて、
「ああ〜素晴らしい!」 と、 感動する。

でも生涯残る旅の記憶は、 思いがけない出来事にあると思う。

独居老人の 「忘れがたい旅の思い出・Top‐10」 をシリーズで
お届けしております。  本日はそのTop‐7です。 

                * *

ジジイがボルネオ島(マレーシア)、コタキナバルの地を踏んだのは、 2002年6月27日のこと。

初訪問で、 ジジイは57歳になって間もない頃。
同行者は元会社の上司 Tさん(71歳)、 9日間の2人旅。

ゴルフをやらない我ら2人、 時間潰しは観光だけだが、 興味あるものは何も無い。

そこで電車に乗って他の街に行こうと.....
ホテル前からタクシーに乗り、 市内にある駅へと向かった。

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1時間ほどの乗車で終点、 そこが我らが目指した街。
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         ☝ 今から17年前のジジイです。



下車して街に入ったが、 観光には興味なくその辺をブラブラ。
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昼時になりランチでも...良さそうなレストランが見つからない。
比較的小綺麗な食堂に入り、 ビールを飲みながら食欲を満たす。

侮っていたが、 美味しい料理を出す店だった。
勘定が幾らだったか忘れたが、 驚くほど安かったことだけ覚えている。
観光地のコタキナバルを離れて地方に来れば物価は安い。

帰りは、 同じ電車ではつまらないので路線バスを利用。
車中、 ジジイは爆睡、 コタキナバルに到着して起こされた。

               * *

コタキナバルに4泊した後、 我らはサンダカンに移動。
  (地図はココをクリック)

往きは路線バス、 ランチ休憩を含めて約6時間半の移動だ。
                 ☟
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バスは疲れるということで、 帰りは飛行機を使うことに...
航空券はサンダカン市内の旅行代理店で購入、 空席があってホッとした。

サンダカンでは、 ジャングルツアーに参加。
 その時に1泊したロッジ、 ランチでのんびり・・
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                ☝
ジャングルでは、 夜が退屈、 やることがない。
飲んで酔って後は眠るだけ。

「マッサージ嬢を呼んで...」 などというサービスはなし。

                 * *

ではボルネオでの ”忘れられない思い出” とは何なのか?
それはコタキナバルの街から小舟に乗り、 小さな島に行った時のこと。

小舟の乗車券を買おうとしていた時、 偶然2人の日本人観光客がやって来た。

彼女たちも同じ島に行くという。
で、 4人で小舟に乗車、 10分ほどで島に到着。

ビーチで彼女らが持参したシートに座らせて貰い、 3人でスノーケリングを楽しむ。

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71歳の元上司は水着の用意なく、 泳ぎたくもないということで、 ずっと荷物の番をやっていた。

小さな島だが、 ビーチと美しい海は観光に持って来い。
レストランもあり、 ランチはそこで済ました。


午後4時頃、 小舟に乗って島を出発、 コタキナバルに戻る。

船頭から借りたスノーケリング器具の料金が1200円ほど、 予想以上に高かったが仕方ない。

値段を確認せずに借りたほうが悪い。

                * *

夕食をご一緒に...とジジイが彼女ら2人を誘う。
勿論快諾、 「再度落ち合いましょう」 とそれぞれホテルに帰る。

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   ☝ 左から元上司、 A嬢(29)、 Y嬢(28)、 ジジイ(57)


A嬢は会社員、 Y嬢はフリーランサー、 2人は豪華リゾートホテルに泊まっていた。

ちなみにジジイたちは、 2000円/泊ほどのシティホテル。

                * *

夕食は海鮮レストランで....
彼女らが水槽にある牡蠣(カキ)を生で食うという。

誘われてジジイも生で....すごく心配したが、 異常なしだった。
元上司は下痢、 肝炎を恐れて口にせず。

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  ☝ ジジイ(57)、 Y嬢(28)、 A嬢(29)、 元上司(71)


食事後、 「カラオケで唄おうよ」 と2人を誘う。
元上司は、 「疲れた、 もう帰って寝るから」 と辞退。

タクシーに乗り、 3人でカラオケ店へ。
ところがカラオケ店はチェンマイと同じ、 女の子を連れ出す店。

マネージャーが 「お好きな女性を選んでください」
ジジイは 「日本語か英語を喋る人で...」 とリクエスト。

付いたホステスはジジイにベッタリ、 サービス満点。
Y嬢がジジイに言う。

「私たちに遠慮なく、 どうぞ頑張ってください」

「もう歳ですよ、 そんな元気、ないから.... 」 とジジイ。

               * *

1時間ほど唄ったあと、 「次はディスコに行こう!」
カラオケ店のマネージャーに場所を訊く。

着いたディスコに客はいなかった。
時間が早すぎたのだ、 おまけに冷房が効きすぎて寒い。

寒さを凌ぐため、 3人で踊る。
しかし深夜になると地元の若者がごっそりやって来た。

日が変わって午前1時前、 我らはディスコを後にした。
帰りのタクシーの中で、 ジジイは誘う。

「中森明菜のコンサートに行きませんか?
 チケットを持ってます、 どちらかお1人、付き合って!」

時間的に余裕があるY嬢がOKし、 東京での再会を約束。

               * *

東京で再会したのだが、 そこからジジイの 「貢ぐくん」 がスタート。

レストラン食べ歩き、 クラシックコンサート、 大相撲観戦、 イベント見物など、 Y嬢との週1,2回のデートは楽しかった。

1年ほど経った頃、 人気のない通りを2人で歩いていた。
ここがチャンス、 ジジイはおもむろに肩を抱き寄せキス....

しようとしたら、 Y嬢はこう言った。

「某県に私の恋人がいること、 ご存知でしょ?
 あなたは友人、 それ以上の関係になりたくありません」

ジジイはバカバカしくなり、 諦めることにした。
結局、 Y嬢の手も握ることなく付き合い終了。

その後、 A嬢とは2,3回、 2人で食事を共にしたがそれだけ。
口説こうなんて気はさらさらなかった。


2人は現在、 45、 46歳になる年、 オバさんもいいとこ。 
Y嬢は、 遠距離恋愛のカレ氏と結婚したろうか?

ちなみにA嬢の近況は、 wikipediaを見れば分かる。
彼女はその後有名人(芸能人ではない)に...メディア注目の女性になっていた。


ボルネオ、 コタキナバル、 忘れられない旅の思い出、

それは57歳、 純情老人の......







 切ない失恋の旅だった。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 11:19| Comment(2) | 旅の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
A嬢は、誰かな?
Posted by at 2019年05月06日 21:12
お名前未記入殿:
コメントありがとうございます。
ウーン、書くと相手に悪いので...敢えて伏せました。
会わなくなって数年後、新聞を読んでいたらA嬢が写真とともにガバっと取り上げられていました。
驚きましたね、その後TVでも1時間番組に出ずっぱり。
今はその仕事を辞めてますので、まあ普通の人でしょうか。
ということで、名前はご勘弁くださいませ。
Posted by 独居老人 at 2019年05月07日 11:33
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