”チェンマイ独居老人の生活” は低俗娯楽ブログです。
紳士・淑女、 18歳未満の方はご遠慮ください。
チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐546(Well-done?)
汝が生まれたとき汝は泣き、 汝の周囲の人々は喜び、
汝がこの世を去るときには汝の周囲の人々が泣き、
汝のみ微笑むようにすべし。
インドの諺
チェンマイは相当暑いらしい。
40℃以上の気温というからまさに亜熱帯。

☝ チェンマイの気温(4月末ころ友人が撮影)
日照りが続き、 メガットダムの貯水量は10%強にまで減少。
これではこの先、 断水 → 炊事やシャワーもダメ...が心配。
チェンマイにいる友人がLineをくれた。
暑さでゆでタコで同然、 完全にグロッキーだとか。
この人は肥満体だから特に暑さが...と思いきやさにあらず。
極痩せの75の爺さんは猛暑で食欲なし(性欲のほどは不明)、
ご飯が不味く感じて食べられない、とLineでボヤく。
それでも暑さで死んだという同胞爺さんは皆無、 皆さん猛暑に
耐え、 オンナの身勝手にも耐える毎日。
だれか一人くらい激暑であの世へ........
しかし皆さんお元気、 誰もくたばらない。
それでも万一に備えて、 今日のテーマは 「焼き場」。
* *
チェンマイ定住の友人が、 奥さんの親戚の葬儀に出席。
焼き場にも付いて行き、 故人を見送った由。
その時の模様を耳にしたジジイは、 「へえ〜!」
何せチェンマイで独り暮らしのジジイ、 火葬場には縁がない。
焼き場と聞けば、 ムーヤーン(ポークBBQ)の店を連想するほど。
ステーキレストランに行けば、 自分の好みでビーフの焼き方を指定できる。
人間の肉も同じ、 焼き方を選択できるんだとか。
先ず火葬場はこんな感じの所。 寺院と間違えそう。
(場所はココをクリック)

焼き方は3通り。
@ 電気焼き。

Aガス焼き。

B 薪・灯油焼き。

この中で1番安価なのがBの薪・灯油とのこと。
チェンマイから遠く離れた田舎では、 1日かけてじっくり焼く所も
あると聞く。 料金は数百バーツ程度らしいが........
もし料金レベルをご存知の方、 いらっしゃれば教えて戴きたく。
* *
プーカムホテルの北、 月曜市広場近くにある別の焼き場に行った友人の話。
そこでは焼いている途中で古タイヤに灯油をかけたそうな。
焼きの所要時間は約4時間、 これで頭蓋骨まで真紅の綺麗な
骨になる。
このまま空気にさらせば、 骨は数時間で灰に変わる。
お骨を所望する遺族は、 この段階で骨に灰を被せ、 空気を遮断して確保すればいい。
友人が行った時は、 遺族は焼く前に最後のお別れ、 そのあとは立ち会わず、 長老と友人たちで骨になるまで見守ったという。
4時間といえば長い、 酒池肉林の宴会しながら待つわけにもいかず、 ご苦労なことである。
因みにタイでは収骨する習慣がない由。
だからお墓を作らないのかも・・・・・・。
但し中華系タイ人は習慣が異なり、 墓を設ける人が多くいる。
ココ(クリック)はチェンマイにある彼らのCemetery(共同墓地)。
* *
こうなると、 家族に自分の死後の焼き方を指示しておきたくなる。
遺体とはいえ、 1日かけてジワジワ焼かれたのでは堪らない。
ひょっとしてまだ微かな意識があるかもしれない。
ジジイはアッと言う間の瞬間焼却があれば、 それを希望する。
これなら生きている人を待たせない。
皆さまは、 どんな焼き方をご所望ですか?
Well-done? それとも Medium-rare?
猛暑の最中(さなか)に焼かれると暑さ倍倍倍々・・増、
見届ける人も堪ったもんじゃない。
くれぐれもご自愛く戴きたく・・・・・・・。
加えて、 あなたが最も美しく撮れているお写真、 手もとにございますか?
焼かれる前に、

遺影の用意、 お忘れなく........
チェンマイって ホントいいですね!
野球帽にTシャツがトレードマークの独居老人殿のご友人も、まさかパスポートの写真まで野球帽って事は無いですよねー。
そろそろヤバイと思ったら、パスポート、預金通帳、そして支払請求書に署名をして貰ったものを預かって置くこと。既に署名が出来なければ、拇印でも可。
葬儀でも、その前の段階の病院への支払いや死亡診断書、役所で死亡証明書を作っもらうのも、金、金、金…
「葬儀互助会」の会則の一番目に明記してください。
ジジイのパスポート写真は男前に写ってません。
今東京にいるので、若いころの1番美男子の写真を選っております。遺影は30代の写真がベスト、やはり溌剌としてます。
50歳と今の70歳でも大きな変貌、同じ人物とは思えませんね。 歳は取りたくないですね〜。
あの世に行くにも、その前段階でも、カネ、金ですか? 地獄に行くにもカネ次第ってことですね。ありがとうございました。