2015年02月27日

独居老人の生活196(#2アンコールワットへ)


昨日アップの#195の続きです。
未読の方は、そちらを先にお読み戴きたく・・・・・・・・。


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐196(#2アンコールワットへ)


  旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る
       
                       松尾芭蕉


シェムリアップ1日目。

シェムリアップのホテルでの異変、こう書くと大げさだが、独居老人、体調を崩したのである。 体が重く、だるく感じる。

持参した体温計で計ってみると37度4分あり。

参考迄に、ジジイの旅行時の必携品は3つ、

(1)小さな懐中電灯。
(2)方角磁石。
(3)体温計。


予想だにせぬ発熱で”夜の街探訪” は中止。

Hさんには無理を言ってホテル近くのレストランで我慢して貰う。
ホテルの場所は街中、食い処が多くありこんな時は便利。


疲れからの発熱であろう、眠るに限る。
ビールを飲み、満腹になってそのままベッドへ。

この先どうなるのか、不安な気持ちで寝入る。

              * *


シェムリアップ2日目。

体温下がらず、朝食後部屋に戻りベッドに横たわる。 

諦めてこの日は1日、寝て休養する事に・・・・・・・。
遥々チェンマイから来て情けないが、平熱にならなきゃあ動きようがない。
Hさんは一人で何処かへ出掛ける。

独居老人、外出はホテル近くでランチの時だけ。
食欲はないが、ビールを飲めば料理も旨く感じる。
直ぐにホテルに帰り眠る。



夜になって、嬉しいことに体温は平熱に戻る。 万歳!
それじゃあ出掛けようと、友人Hさんとシェムリアップの繁華街
「パブ・ストリート」に行く。

白人観光客で大賑わい、ここがカンボジアかと目を疑う。

街をブラついた後、立ち並ぶレストランの一つに入り夕食。

食後はこれ以上遊ぶ気になれず、ツクツクを拾ってホテルへ。
疲れからか、歩いて帰る気力なし。

Hさんに申し訳ない気持ちでいっぱい。

               * *

シェムリアップ3日目。

目覚めよく体温平熱、体調は回復したようだ。 嬉しい!

Hさんは、ジジイと別行動でアンコールワット・ツアーに参加。
日本語ガイド(現地人)付きで30ドル(昼食含む)。

参加者は日本人2人だけで、運転手とガイドを入れて4人。
ランチはカンボジア料理、オプションのビール代が高かったそうな。



独居老人はガイド付き観光が全く苦手。

ガイドの説明を聴いていると退屈するのだ。
加えてガイドに付いて歩くだけで苦痛を感じる。


そう言う事で朝9時過ぎ、ホテルの前からツクツクに乗り、
ジジイ一人でアンコール・ワットへと向かう。

運転手とは、”往復で6ドルの2時間待ち” で話をつけたのだが、
アンコールワットに着いた途端「1時間だけ待つ」と言い出した。

こんな若いあんちゃん(運転手)と関わり合っても詮無いこと、
4ドル渡して帰らせる。



いよいよ世界有数の遺跡「アンコール・ワット」に入場である。

pict-010.jpg

pict-008.jpg


とにかく暑い。
扇子をパタパタさせながら、広い遺跡内を一人で歩く。
疲れると日陰に座って休憩。

独居老人、アンコールの歴史・文化に然程関心がある訳でなく、
単なる物見遊山。
「ハイ、観てきたよ!」の典型的ミーハー旅行者である。

              * *

ジジイはこれまでに、色々な遺跡を見物してきた。
(  )内は国とジジイが訪れた時のアバウトの年齢。

ボロブドゥール(インドネシア、45歳の時)

ビールばかり飲んでいたら熱中症にやられ死ぬか思った。 
一人旅の心細さを実感。 水分補給、帽子か日傘をお忘れなく!


アジャンタ、エローラ(インド、37歳)

ゴム草履で歩いていたら、段差に足の親指をぶつけて激痛。
スニーカー履く方がいいかもね。


ハラッパ(パキスタン、38歳)

長時間の凸凹道ドライブと45度の外気温で体調不良。
トイレに入り、嘔吐と下痢を同時にやる(これって大変よ)。


シギリヤロック(スリランカ、60歳)
200m上まで歩いて登る、足腰の弱さ、老いを痛感。


トロイの木馬(トルコ、61歳)
行ったのが12月、寒い、つまらない、最悪。


ピラミッド(エジプト、58歳)
凄い!と思う。 石の積み上げで出来ていた。


コロッセオ(イタリア・ローマ、44歳)

ここにどうやって行ったのか思い出せない。
ただ一人で、これかー! と呆然としていただけ。


パルテノン神殿(ギリシャ・アテネ、36歳)

ここもどうやってたどり着いたんだろう。タクシー?
とにかく一人で訪れた。 歳月と共に記憶が薄れて行く。


かなりの遺跡を見物したが、いつも「これかー!」と感激のみ。
知識として何も残っていない。


写真はその一つ、トロイの遺跡にある木馬のレプリカ。
pict-mokuba-s.jpg

いくらジジイでも、こんなレプリカに感動する訳なし。
申し訳ないがトロイ遺跡はどうでもいい遺跡、トルコには他にたくさんの凄い遺跡がありますよ。

                * *

さてアンコールワット、2時間ほど遺跡内を歩いてギブアップ、
ビールが欲しい。

遺跡正門を出て、そこでツクツク(4ドル)を拾いシェムリアップに戻る。

一人で昼食、ビール大瓶2本を飲んでいい気分。
ホテルに帰って直ぐ昼寝、夕方5時までひたすら眠る。



夕飯は昨夜と同じで、Hさんと「パブ・ストリート」へ。
食後、ライブハウスに立ち寄り懐メロポップスを堪能。

シェムリアップの夜は治安良く、病いの不安もなく更けていく。

               * *

たったこれだけのアンコール・ワット観光、ジジイはこれで
十分満足。
何よりも体力回復を優先、明日は陸路でタイに入国だ。



  ジジイが夢見たアンコール・ワット、










   ただ寝に行っただけ。



こりゃダメだ。

この続きあり、いずれまた・・・・・・。

チェンマイって ホントいいですね!


posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 00:31| Comment(7) | カンボジア旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アジアの至宝、世界遺産 アンコール遺跡の観光にたったの2時間ですか.....。なんと、もったいないことを.....。

10年以上前の 2001,2 年頃、アンコール遺跡を特集するテレビ番組『NHK美の回廊をゆく 東南アジア至宝の旅』の最初と最後のナレーションは「世界で最も美しい仏教遺跡が世界で最も辺鄙なところにある。」でした。延べ長さ 800mに及ぶ アンコールワット第一回廊に描かれた繊細な彫刻、第二第三回廊壁面に浮かび上がる数々の美しい女神 デバダー(舞姫)のレリーフ、広大なアンコールトム遺跡のバイヨンにある四面仏や穏やかな微笑をたたえた観世音菩薩像などを紹介していました。
この番組に刺激され、この遺跡を見ずして死ねるかと翌2003年1月、当市のアマチュアビデオクラブの有志九人と共にバンコク、ポイペト経由、陸路で一週間(現地五日間)の旅を企画し行ってまいりました。同行したビデオクラブ員の中にプロ並みの撮影技術を持った方が居りこの方が投稿したビデオがNHKや埼玉テレビで何度も放映されていました。当時はまだ主要道路以外の地雷が取り終えていなっかったせいか観光客もまばら、時間帯や場所によっては貸しきり状態で素晴らしい構造物や彫刻をじっくり見て回ることができました。

ところで管理人さんは多くの世界遺産や遺跡を観光してきたようですが感動されたのはピラミッドだけですか?お年を召されると美しい物をみてもほとんど感動しなくなってしまうものなのでしょうか?
美しい女性にはしょっちゅう感動されているようですが ..........。
 
Posted by Ramock Tarun at 2015年03月06日 16:42
Ramock Tarunさん:歴史・文化に高い関心をお持ちなんですね。ジジイも2日がかりのアンコールワット見物を計画したのですが、病気に負けました。やはり体力がないとダメ。
遺跡はトロイとハラッパを除き全て感動致しました。 ジジイは建築物よりも景観に感動するタイプかも知れませんね。女性だけは美観と肉体に惹かれますが・・・・。
Posted by 独居老人 at 2015年03月07日 06:56
トイレについて一言。
歳をとってからトイレが近いのは完全に排尿していないからです。小生は前立腺ガンの疑いで検査を受けたときに排尿後のエコー検査を受けたのですが、排尿したにもかかわらず2,300CC残尿があってそれが頻尿の原因だとわかりました。独居老人氏も前立腺肥大による頻尿のような気がしました。酒の飲み過ぎは前立腺に悪いようです。小生は宴会の後、突如として排尿停止に陥り前立腺抉り出しの手術を受ける羽目になりました。場所が場所だけに排尿停止なんてことになるとかなりヤバイです。担当医の話によれば忘年会や送別会のシーズンには良く排尿停止になった患者が救急車で運ばれるとのことでした。イヤハヤの経験でありました。
Posted by かっちゃん at 2015年03月07日 17:42
かっちゃん殿:医学的アドバイス、ありがとうございます。爺さんになると多くが前立腺肥大で悩むようです。手術するとHの方がダメになると聞きました。かっちゃん殿はもうお起ちにならないんでしょうね。同情申し上げます。 
Posted by 独居老人 at 2015年03月07日 19:51
It's no use crying over spilt milk.(済んだ事を嘆いても仕方がない。)ですが.....

記事の終わりのほうに、「ジジイが夢見たアンコール・ワット、」と、あります。3日目に体調が回復したのであれば、ここは臨機応変、次の予定地コーラートの2泊を1泊にして、4日目を二大遺跡のもうひとつ、アンコールトム観光にした方が良かったのでは.....宿のキャンセルと延泊で4,5千円が無駄になりますが、再訪するにはその10倍以上かかります。

それより何より不思議なのは、この(アンコールワット へ)の旅から一年二ヶ月後の今年1月にプノンペンを再訪したこと(パームシュガーを買うために?)。そのあと、前回見逃したアンコール遺跡の観光に向かうでもなく、ビール付き昼食のあとは夕方まで昼寝、またビールを飲んで夜寝、チェンマイの生活となんら変わりない11日間の旅に大枚10まい.....あーもったいない。に同感!

とはいえ、旅に出るということは、あの世への旅の予行演習、Hさんにとっては最愛の奥様をひとり残して旅立つことは大いに意味があったことでしょう。Hさん予約の窓なし部屋や水シャワーに一言文句を言うでもなくHさんの予行演習にひたすら付き合ってあげる面倒見のよさが、チェンマイであれだけ多くの子分(友人)達が管理人さんを慕って集まってくる要因だったのですね。勉強になりました。
Posted by Shachou Nomoney at 2015年03月09日 11:45
Shachou Nomoney:何かとアドバイスありがとうございます。一言で言えばミーハー旅行、然程にアンコールワットへの情熱がなかったと言えましょうか。ジジイ未踏の夢見た遺跡、とは言え健康重視、予定をこなす事を優先しました。ジジイの旅のやり方はのんびりグータラ、いつも昼寝して夜は酒と食事に音楽、観光は付け足しかな。写真だって余り撮らないんですよ。現在はブログのネタ目的で撮影してますがね。Hさんにホテルで不満を言うなんてことは有り得ません。だってHさんも知らないホテルなんですから。当たり外れは女と同じ、普通にあることですよね。
Posted by 独居老人 at 2015年03月09日 23:28
゛飲まねえ社長さん゛お久しぶりです。
その節は楽しい時間を過ごす事が出来ました。有難う御座いました。お礼のメールを差し上げましたが… 届いておりますでしょうか。この場をお借りして、再度、お礼申し上げます。
Posted by 信天翁 at 2015年03月09日 23:29
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