チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐170(#3懐かしき女優)
金じゃないんだよ!
世の中にはもっと大事なものがあるんだ
映画: 三丁目の夕日(続)
独居老人、金よりも大事なものって何か? を考えてみた。
そこに浮かんだモノはただ一つ、「愛」。
しかし両親はあの世、子供たちは去って行ってしまった。
愛する女もいない。そして金もない。
無為徒食、思い出だけに生きている。
と言うことで、懐かしき女優シリーズ第三弾は東宝です。
その昔、新東宝がありましたね。
大倉貢ワンマン社長が好き勝手にやってた印象が強い。
所属女優高倉みゆきとの関係について
「女優を2号(妾)にしたのではなく、2号を女優にしたのだ」の発言は有名。
作品としては「明治天皇と日露大戦争」が大当たりを取った。
嵐寛寿郎が明治天皇役を演じる。
天皇を扱うというタブーを破ったのもこの新東宝。
ここの看板女優が前田通子(1934年〜 )

役柄で化粧が濃く、脱いだりしたので妖艶な感じだが、普通は下の写真のように美人。

津島恵子(1926〜2012年)
「七人の侍」、「ひめゆりの塔」の演技は抜群。

東宝と言えばこの女優。
池内淳子(1933〜2010年)。
三越の店員を経て新東宝からデビュー、その後テレビにも進出、
よろめき女優で人気。

俳優の柳沢真一と23歳で結婚、しかしスピード離婚。
老けても品のいいお婆ちゃんになった。

続いて淡島千景(1924〜2012年)
宝塚出身。森繁久彌とのコンビが印象的。

駅前シリーズで森繁との濡れ場、森繁が勃たない事から生卵を食べまくるシーンがジジイの目に浮かぶ。
その頃は若かりし独居老人、まさか己が勃たなくなるとは考えも及ばなかった。
老いの目立たない女優、淡島千景だったが・・・・・。

この人は森繁の社長シリーズによく出演。
新珠三千代(1930〜2001年)宝塚出身。

ジジイはどう言う訳かSEXアピールを覚えなかった。
生涯独身を貫く。それでいて男スキャンダルが出なかった。
昔の女優は隠し方が上手かったのかな。
こちらは松竹歌劇団(SKD)出身。
草笛光子(1933年〜 )

元亭主が作曲家芥川也寸志。
テレビ「光子の窓」も人気があった。
非常に美しく老婆になった草笛光子。

ではここで懐かしい「光子の窓」、草笛満子の歌をどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=AFGvm86rfAI
同じ画面に「シャボン玉ホリデー」が出てます。
独居老人、こっちも観てしまいました。
香川京子(1931年〜 )
「東京物語」などお嬢さん役が多い印象だが、ジジイは黒澤明監督の1965年作品「赤ひげ」の狂女役が記憶に残る。
黒澤作品においては、三船敏郎と、女優としては最も多い9回の共演回数を誇る。

1963年、産経新聞の記者と結婚。
亭主の転勤で米国に引越し、ニューヨーク住まいも経験した。
2011年に第24回東京国際映画祭の会場で日本人初となるFIAF賞(国際フィルム・アーカイヴ連盟賞)が授与される。
その時のお年を召した香川京子、若い感じだね。

いよいよジジイのオナペット女優第二位が登場。
はい、司葉子(1934年〜 )です。
大阪の新日本放送に入社(社長秘書)。
「家庭よみうり」の表紙がきっかけでスカウトされ東宝と契約。

ポスターの文面が昔らしいね。
”再びあの人の胸で泣けたけど
今は帰らぬ懐かしき純愛の日!” 嗚呼泣けちゃうよ。
森繁久彌の社長シリーズではレギュラーだった。

独居老人、会社に行けばこんな美女に会えると期待して実社会に入る。 現実は厳しい、裏切られたね。
そんな事で司葉子の会社員姿を思い描くと勃起したのだ。
これでは起つモノも勃ちません。
お婆さんになって化粧が濃くなり、昔の面影なし。

1969年に当時大蔵官僚だった相澤英之と結婚。
後に相沢は国会議員(司の郷里鳥取県から立候補)になる。
医者の息子は相田翔子(歌手・タレント)と結婚。
酒井和歌子(1949年〜 )
黒沢年雄とのコンビが印象に残る。
未婚で男の噂が全く出なかった、どうなってんだろう?

バカでも入れる目白女子短期大学出身、酒井和歌子は美女だが才媛ではないかも(失礼)。
その美女にも老いて陰りが・・・・・・。
酒井和歌子。

その頃東宝美人女優で活躍してたのが 、
藤山陽子(1941年〜 )
美人過ぎて冷たい感じがしたね。
左は若き日の高島忠夫。

1967年26歳で結婚し引退、映画人生は短かった。
昔は24、5過ぎたら”行かず後家” って言われたからね。
男だって30過ぎて独身でいたらインポかホモか変態と言われた。
現在ならゴロゴロいる。良き時代と言えるのかな。
この人を落とすところだった。
団玲子(1935〜2003年、享年68歳)

ファニーフェイスの元祖?
1966年31歳で結婚、39歳で引退した。
他に浜美枝、重山規子、久慈あさみ等いるがカット。
この女優は東宝というよりフリーの方。
宮本信子(1945年〜 )
1967年の大島渚監督「日本春歌考」でデビュー。
(この映画は当ブログ‐148(ココ)でも取り上げてます)

この映画で伊丹十三と共演、これが縁で1969年結婚。
伊丹とは28年の夫婦生活を送り、1997年未亡人となる。
伊丹十三監督、宮本信子主演の映画は数多く、殆んどヒットした。
ではその代表作「マルサの女」、お暇ならどうぞ!
Youtubeでたっぷり2時間7分です。
https://www.youtube.com/watch?v=H1tKafnfAag
ついでに「マルサの女ー2」2時間7分です。
https://www.youtube.com/watch?v=sBsiirsylRU
映画女優と言うよりテレビの印象が強いのが
坂口良子( 1955年〜 2013年、享年57歳)
1971年(昭和46年)、ミス・セブンティーンコンテストで優勝し、芸能界入り。
映画では東宝作品が多かった。

31歳で地上げ屋の不動産屋社長と結婚、バブル崩壊で社長が倒産、多額の借金を負う羽目に・・・・・(離婚)。
2012年に事実婚状態にあったプロゴルファーの尾崎健夫と入籍、その後半年チョッとで鬼籍に入った。
娘(坂口杏里)も女優になったが、地上げ屋の父親似なのかも。
坂口良子の娘、女優坂口杏里。

気の毒だが母親に似ても似つかぬ醜女。
本人は女優と言ってるが、他の女優が怒るよね。
本日はブスで締め、それでも現役の可愛い子ちゃんです。
ジジイの友人Xさん(60歳)は次のような選択を迫られた。
27歳の醜女がいいか、48歳の美女がいいか、Xさんは48を取ったのがです。
「48歳の妖艶なる色香に嵌って1発ヤリ、逃げられなくて結婚したんです。」
坂口杏里を見れば頷けるXさんの発言です。
え! オレはそれでも若い方がいいって?
こりゃダメだ。
懐かしき女優、まだ続きますよ。
チェンマイって ホントいいですね! (プノンペンから発信)