2021年07月17日

独居老人の生活2308(老いの設計)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活2308(老いの設計)


 男は50にして老いに志し、

 60にして、 ボケの設計をせねばならない。


                   三浦朱門(作家)のパロディ


@ チェンマイのコロナ新規感染(2021年7月16日)

チェンマイ県発表、 7月16日は76人。

  pict-1626435637029.jpg
      (Chiangmai Newsより)

死亡は0人、 死者累計28名。

チェンマイ県内コロナ新規感染者数の推移:

6月1日:6人 → 3 → 1 → 3 → 1 → 1 → 2 →
2 →1 → 1 → 6 → 1 → 4 → 1 → 0 → 1 → 1 →
1→ 2 → 3 → 3 → 2 → 1 → 7 → 10 → 1 → 6 →
4 → 6月30日:4人 →
7月1日:6人 → 5 → 5 → 7 → 17 → 26 → 29 → 31 →
30 → 31 → 31人 → 19 → 30 → 48 → 66 → 76(16日)
  
         * *

昨日お伝えしたポンイェン地区クラスターの件。

Charoenritチェンマイ県知事は7月16日午前、 ポンイェン地区の校舎を利用した野外病院を訪れた。 (地図はココ

村で陽性と判定された子供と教師の集団を収容する。
加えてこの地域の公共の場所やハイリスクの場所は、 今後2週間は閉鎖される。

pict-field hospital opens in Pong Yang.jpg


県知事は、 すべての村人に村から出ないよう、 また外部の人々の入村を禁止するよう求めた。

ポンイェンでは一昨日に43人のコロナクラスターが確認され、 村全体(700人)が隔離を命じられている。


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A 2021年7月16日のタイ全土の新規感染は9,692人。

うち刑務所で615人、 海外からの入国/隔離で15人が陽性。
死者は67人、 死亡累計3,099人、 感染者累計381,907人。

刑務所と海外からの入国を除く国内の感染は9,062人。
             ☟
バンコク都:2,195人、 サムットサコン県:653人、 サムットプラカン県:607人、 チョンブリ県:530人、 ノンタブリ県:456人、 チャチュンサオ県:374人、 ヤラー県:264人、 パトゥムタニ県:243人など。


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B タイ政府、 ワクチン異種混合接種を承認。

タイCovid-19タスクフォースは、 最初の接種としてシノバック(中国製)、 2回目の接種として英アストラゼネカワクチンの使用を承認した。

この決定に関し、 Covid-19状況管理センター(CCSA)は、 保健省の勧告に従ったものと発表。

同省は7月16日、 医学部を含む他の機関における研究を検討し、「結果は満足のいくもの」 と述べた。

2番目(アストラゼネカ)は、 最初(シノバック)の接種の3〜4週間後に接種する。

また計画通りに、 アストラゼネカを2回接種することもできる由。

タイ疾病管理局の専門家も、 委員会の決定を全面的に支持した。

pict-AstraZeneca for second jab.jpg
    ☝ 接種のために並ぶタイ人(バンコク)


現地の委託製造業者であるサイアムバイオサイエンス社は生産目標を未達、 その影響でタイはアストラゼネカの確保に苦労している。

これにより、 各地で予定されていたアストラゼネカの接種が延期に...

保健省副大臣は今週、 次のように述べた。

「国が発注した6,100万回分について、 アストラゼネカ側から納期遅れの提案があった。
今年12月の接種期限は、 来年5月まで延長になろう」
   (source : Bangkok Post)

           * *

2回目のワクチンにアストラゼネカを打つと言ったとて、 そのワクチンを調達できないようではどうにもならない。

その目途がつかなきゃ1回目だって接種できない。

尚、チェンマイの多くの病院(私立と公立)では、 昨日お伝えしたように、 混合ワクチン接種を停止している。

昨日のタイ政府の公式発表で、 混合ワクチンをスタートさせるのかな?

とにもかくにも、 ジジイが予約(登録)したアストラゼネカ(無料)の接種はいつになるやら....来年かな?


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Cタイで、 日本人がコロナに感染すれば....

以下のニュースを読み、 ジジイは身につまされた。

2021年7月6日、バンコクでXさん(79)がコロナに感染して死亡した。
タイ在住日本人では、 日本大使館が把握する初の犠牲者だった。

pict-バンコクのタイ人向けワクチン接種。この会場はシノバックのみ.jpg
            ☝
    バンコクのタイ人向けワクチン接種。
    この会場はシノバックのみ


彼の死はタイの日本人社会を動揺させている。
感染者が急増するなか、 医療崩壊に近い現実を知らされてしまったからだ。

駐在員の家族の帰国を決めた会社もある。

「助けろよ。 俺を助けろよ」

入院までの Iさんの世話をしたAさん(51)は、 いまでも彼が発したその言葉がふっと蘇ってくる。

Aさんはサービスアパートに勤務している。
Xさんはそこに10年以上暮らしていた。

ロングステイビザをとり、物価の安いタイで年金暮らしを選んだひとりだった。

この制度は20年ほど前にはじまった。

当初は60歳代をタイで暮らし、 70歳以降の本格老後は日本というスタイルが推奨されたが、 実際は70歳をすぎてもタイで暮らす老人は少なくなかった。

Xさんは毎朝、ロビーに置かれた新聞を読み、 喫煙所での一服が日課だった。

6月下旬、Xさんが姿を見せなくなった。
心配になったAさんらスタッフが、 部屋のドア越しに声をかける。

「大丈夫。 2、3日寝れば治る」

Xさんの声が返ってきた。
彼の要望でコーラ5缶と氷をドアノブに吊りさげた。

翌日はお粥、サンドイッチ……それにコーラ。
食欲はないようで、 コーラだけでしのいでいる感じだった。

コロナに感染? 
スタッフはドア越しや電話で入院をすすめる。

「タイの病院は金ばかりとる。 俺は嫌だ」

頑なに入院を拒んだ。
やがてドア越しに声をかけても反応がなくなり、電話にもでなくなった。

Aさんらは防護服に身を包んで部屋に入った。
Xさんはベッド脇に突っ伏していた。

周囲の床が塗れている。
トイレに行こうとして倒れたのかもしれない。

まだ意識はしっかりとしていた。
その時、 彼が叫んだ言葉が、「助けろよ」 だった。

出張PCR検査を依頼した。 翌日、陽性と判明した。

タイでは入院が必要と診断されると、保健省の管理センターから入院先を指示されるシステムになっていた。

しかし連絡はない。 空きベッドがほとんどない状態に陥っていたのだ。

サービスアパートのスタッフが電話にかじりつき、 片っ端から病院に電話をかけ続けた。

朝からはじめたが日が落ちても、 ベッドひとつがみつからなかった。
言葉や治療費の面で、 ひとり暮らしの日本人であることはマイナス材料だった。

身寄りがタイにいないため、 本人の病状によっては加入保険の確認がとれない可能性があったのだ。

夜になり、 ようやくベッドがひとつみつかった。
正面攻勢は全滅だったが、 タイ人の知り合いのコネが効いた。

「タイ人のコネがなかったら、
  Xさんはずっと入院できなかった気がする」

Aさんはいう。 翌朝、Xさんは入院。
病院から日本の連絡先を知らせてほしいという連絡が入る。

そこで日本の高齢化社会の現実をつきつけられた。

Xさんには弟がいたが、 彼がバンコクに暮らした10年の間に認知症が進み、 対応ができなくなっていた。

さて、どうしようか。 不運はさらに続いた。
入院先近くの化学工場で爆発事故が起きてしまう。

半径5キロ以内の住民に避難指示。
Xさんは系列病院に移送されたのだが、翌日……(死亡)。

「タイにいる日本人は、 日本にいる日本人以上の感染予防が必要なんですね」

老後をバンコクですごす知人は不安そうに語った。
(以上 「AERA dot」 下川裕治氏の記事を転載)


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D コロナの感染は心配だが、こっちも心配。

昨日(16日)、 ジジイはチェンマイ金曜朝市で枝豆を買った。

  pict-DSCN7822.jpg
      ☝ 40バーツ/s


ジジイはこれを持って向かいの野菜売り場に移り、 そこで大根や新生姜などを購入。

勘定の際、 ジジイはこの枝豆を陳列されている野菜の上にチョイと置いた。

帰宅して朝食が終わり、 朝市で買った物を冷蔵庫に入れている時に、 枝豆が無いことに気付いた。

腹立たしいが枝豆は欲しい、 見つからなければまた買えばいい...そんな思いで再度金曜朝市にバイクを走らせた。


置き忘れたと思う野菜売り場に直行、 しかし無いと言う。
ならばと向かいの枝豆を買った売り場に行くが、 無い....

その時だ、 向かいの野菜売り場の後ろの方に座っていたアンちゃんが、 「これか〜」 とばかりに枝豆を掲げた。

76歳のジジイ、 かなりボケ症状が進んでいるようだ。

          * *

一昨日(15日)、 久しぶりで手打ち蕎麦を食べに行った。
店名:บุญปั๋น ซารุ&ด้ง (BoonpunZaruAndDon)                
           (地図はココ

pict-P_20210715_193147_vHDR_On手打ちそば (1).jpg


ジジイは手打ち蕎麦165バーツとビアシン大瓶110バーツ。
同行の友人が親子丼150バーツとビア110バーツ。

勘定の時、 ジジイは友人から260バーツを貰い、 1,000バーツ札を店員さんに渡した。

お釣りは465バーツ、 店員さんはテーブルに置く。

店を出て、 次の写真を撮っていた時だ。
             ☟
pict-P_20210715_193147_vHDR_On手打ちそば (2).jpg
       ☝ 手打ち蕎麦屋の正面。


店員さんがジジイに近づいてきて、「お釣りです」 と差し出した。

465バーツだったので、 チップには多すぎる。
で、ジジイに忘れ物を返しに飛んで来たわけだ。

同行の友人(70代)がジジイにこう言った。
「完全にボケが入ってるね」

この爺さんに言われるようではジジイもお仕舞いだ。

友人はジジイが一緒の時に、 この半年間で3回も....

100バーツ札と間違えて、 1,000バーツ札を渡している。




2人とも、 ”ボケの設計” が必要だ。


チェンマイって ホントいいですね!   




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:14| Comment(7) | 老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする