チェンマイ独居老人の華麗なる生活2169(普通の人生)
人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。
人生がいつまでも始まらないのことが怖いのです。
グレース・ハンセン (米国の女流作家)
@ プラユット首相のワクチン接種が延期に...

プラユット首相は今日(2月28日)、 アストラゼネカ社製ワクチンを接種する予定だった。
しかしこれが延期、 その理由は明らかにされていない。
加えて新しい接種期日もまだ未確認。
保健省で接種準備が整っていない可能性が高いとメディアは推測している。
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A タイ国王が万仏節で功徳を施す。
2月26日夜、 ワチラロンコン国王はバンコクのエメラルド寺院で、 功徳を施す宗教儀式を行った。

スティダー妃、 シリワンナワリー・ナリラタナ王女、 チャオ・クン・プラ(国王の高貴な配偶者、 側室)のシニーナートさん(35)らが同行。


国王は式典に出席する国民にハンド消毒液と飲料水を提供した。 (source : The Nation)

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B 中年男性の7割が 「人生つまらない」…
「普通の人生」 に潰され、 家族のためにひたすら働く。
生きる意味とは何か。
先の見えない若者にとって、 悩ましい問題に違いない。
しかし、実は、 先が見えてしまった中高年男性にとってこそ、 切実なテーマだといえる。
35〜49歳の中年男性300人を対象にした調査で次のような回答が出た。
普段の生活で 「つまらない」 と感じる頻度が 「増えている」 「どちらかといえば増えている」 が72%にも達した。
大切な自分の人生なのに、この結果はあまりにも寂しい。

「普通」の男性は、 学校を卒業したらすぐに正社員として就職し、 1日8時間、週40時間は 「最低限」 で、 それ以上が 「当たり前」 という働き方を40年間にわたって続けていく。
こんな 「普通の人生」 はまっぴらごめんだと言ったところで、 結婚して家族を持てば 「一家の大黒柱」 として期待されるため、生活費、教育費、 さらには家のローンが重くのしかかり、 今さら道を外れることは不可能だ。
自由になるお金も時間もない。
ただひたすらに働き続けて、「こんな毎日に、いったいなんの意味があるのか」 と嘆きたくなるのも当然だろう。
多くの中高年男性が抱える漠然とした不安の裏側には、「卒業→ 就職→ 結婚→ 定年」 という 「たった一本の道を、ひたすら歩み続けるしかない」 という明確な原因が存在している。
「普通の人生」 を歩み続けることは、 確かに忍耐の連続であるが、 少し考えてみればわかるように、 そのルートから外れてしまった男性もいるはずである。
そして、その道は 「普通の人生」 よりも、 はるかに過酷に違いない。 (source : Business Journal )

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「普通の人生」 に潰され、 家族のためにひたすら働く...これでは結婚したいという気が起こらないか。
ジジイはサラリーマン人生の中で、 何度か会社を辞めたいと考えた。 一種の逃避かも。
しかし妻も子供もいる、 給料は絶対に必要だ。
で、辞めるに辞められなかった。
42歳のとき、 腎臓の病気で会社を6ヵ月も休んだ。
その間、 給料やボーナスが大幅減、 だが何とか生活はできた。
快復して出勤開始、 6ヵ月後に異動があり、 別の部署に移る。
そこがジジイの性に合っていて、 精神的にも元気を取り戻した。
60歳で待ってましたとばかりに無職になる。
年金受給は63歳から。 受給無しで3年間を預金で生活。
で、60歳以降は海外旅行三昧、 チェンマイが最も気に入って定住するようになった。
サラリーマン人生、 時には辛い時期もあったが、 楽しいこともいっぱいあった。
「普通の人生」 で終わったが、 今こうしてチェンマイ暮らしを楽しめるのは、 「普通の人生」 の賜物。
60歳から隠居、 今75歳のジジイだが、 この15年間は...
至福の時代、 「つまらない人生」 じゃないぞ。
チェンマイって ホントいいですね!