チェンマイ独居老人の華麗なる生活2112
(飛んで火に入る夏の虫)
お前がいつの日か出会う禍は、
お前がおろそかにしたある時間の報いだ。
ナポレオン・ボナパルト (フランスの皇帝)
@ タイの新規感染216人(2020/01/02)

国内感染は214人、 うち182はタイ人、 32人は移民労働者。
隔離検疫施設での新規感染は2人のみ。
タイ人の県別ワーストランキング:
以下7都県は全てバンコク周辺と湾岸沿いにある。
(地図はココ)
サムットサコン:37人
チョンブリ:32
ラヨーン:27
ノンタブリー:25
サムットプラカーン:23
バンコク:18
チャンタブリー:10 以下省略。
尚、 移民労働者の感染32のうち、 30人はサムットサコン。
1月2日時点で、 サムットサコン集団感染以降、 53の県に拡大した。 (source : The Nation)
「タイランドハイパーリンクス」 によれば、 チェンマイ県でも1月2日、 2人の新規感染を発表。
それが何と日本人男性(59歳と64歳)でびっくり。
2人は2020年12月28日〜29日、 チェンマイ → シラチャ(チョンブリ県)に旅行。
30日にチェンマイに戻り、 空港からタクシーで 「アストラコンドー」 (地図はココ)へ。
ジジイではとても入居できない高級コンドーで、 チャンクラン通りにそびえ立つ。
2021年元日、 コロナ検査で陽性判明、 特に症状はなかったという。
こんな時期にチョンブリに行って遊べば、 飛んで火に入る夏の虫。
チェンマイのジジイの友人が1月上旬にシラチャ行く予定をしていた。
その友人から1週間ほど前、 Lineで 「中止するつもり」 との連絡あり。
* *
チョンブリ県知事は、 感染急増にもかかわらず、 県全体のロックダウンを解除した。
観光客はチョンブリ県を自由に訪問でき、 14日間の自己隔離は必要なしという。
県当局はパタヤのカウントダウンを中止にし、 高リスク地区を対象に部分的封鎖を課した。
それでも観光客はまだパタヤを訪れている。
パタヤとその他バンラムン地区は、 昨年12月30日から封鎖に...
バーやクラブを含むほとんどの娯楽施設が閉鎖されている。
(source : Bangkok Post)
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A スーパーで三密(東京)。
昨日(1月2日)の午後、 ジジイは近所のスーパーへ買い出しに行った。
新年だからか、 いつもと違って客で溢れている。
ジジイはカートに食料品を入れてレジの長い長〜い列に並んだ。
通常なら並んでもせいぜい3〜4人、 この日は数えきれないほど。
並んで待っていると、 後ろから鼻水をすする音がした。
振り向くと50歳前後のオッサンがジジイから50pほど離れて立っていた。
オッサンはカートを使わず、 籠を手に持っている。
彼の後ろにも列、 どうしても前列の人(ジジイ)に接近してしまう。
せめて1.5mくらい間隔を空けてくれればいいものを...
オッサンはマスクをしていたが、 やはり感染が心配。
ジジイは列から出て別の列に移り、 最後尾に並んだ。

☝ イメージ画像
すると今度は若い女性2人が来てジジイの後ろに付ける。
20歳前後と高校生の姉妹のように見えた。
2人ともカートなし、 籠を手にしてジジイに接近、 その間隔は50〜60pほど。
黙って並んでいればいいものを、 女2人だ、 ペチャクチャお喋り。
マスクをしているとはいえ、 気分のイイもんじゃない。
ここでジジイは考えた。
マスクを着用しており、 ソーシャルディスタンシングに関係なく詰めて並ぶ方が常識か。
それとも長蛇の列ではあるが、 感染予防で間隔を空けて並ぶべきか。
後で知った、 いつもは空いているこのスーパーがなぜ混雑していたか。
すぐ近く(100mほど)にある大手スーパーが休業していたから。
そんなことを知らずに行ってしまったジジイ。
これではジジイが 「飛んで火に入る夏の虫」 だ。
レジを済ませ、 店から出ようとドアの所に行くと、 店長と思しき男性が立て看板を置いているところ。
そこには次のような事が書かれていた。
「只今混雑のため、入店制限を行っております。
ここは閉鎖、 あちら → の入り口からお入りください」
こんなのを、 遅きに失した対応と言う。
ジジイも....
枝野幸男と同じ口振りだわ。
チェンマイって ホントいいですね!
(注)
政府が ”GoToトラベル” の一時停止を決めた時、 立憲民主党・枝野幸男代表はこう言って批判した。
「遅きに、 遅きに失した対応だ!」
で、立憲民主党は観光に関わる人々の票を失してしまった。
運輸、 旅行社、 ホテル、 レストランなど飲食業、 レジャー施設、 イベント業、 土産店など数多ある。
皆さん、 枝野の言葉を恨めしく思ったろう。 以上