2020年09月13日

独居老人の生活2001(食い物は大事に・・)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活2001(食い物は大事に・・)


 人口は幾何級数という比例で増加するが、
 食物は等差級数でしか増加しない。

 そのため食物の奪い合いとなり、
 強者は勝って生き、弱者は敗れて滅びる。

                            ダーウィン  (種の起源より)


@ いつになったら活気が戻るのか?

チェンマイのナイトマーケットは毎晩すごい賑わい。

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pict-チェンマイ舞メインのナイト マーケット.jpg
             ☝ チャンクラン通り。



それが2020年3月、 武漢ウィルスで一変した。
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                  ☝
    チェンマイの人気観光スポット、 ナイトマーケット。
       (2020年9月12日午後6時20分撮影)


ナイトマーケットは今年3月下旬、 政府の命令により閉鎖されたが、 6月1日には解除されている。

しかし9月の今日になっても、 道路脇歩道で営業する屋台は依然として再開せず。

武漢ウィルス流行前は、 この歩道は混み合っていて歩くにも難儀したほど。

道路には客待ちするツクツクやソンテウがぎっしり並び、 このチャンクラン通りはいつも渋滞していた。

アヌサーン市場の1部エリアだけは再開されたものの、 毎晩 閑古鳥が鳴いている。

チェンマイ・ナイトマーケットは、 外国人観光客が訪れることで活気を帯びる。

コロナで観光客の入国を拒否するタイ。
この状態が1年も続くようなら、 チェンマイはその辺の田舎町になるだろう。

ナイトマーケットで仕事していた売り子さんたち。
キャバレットショーのオカマダンサーたち、 すべて失業。

みんな毎日、 どうやって食べているんだろうか?


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A 美味しそうな野菜。

昨日、 スーパーの 「リンピン」 に行き、 野菜を見ていた。
棚にあったこのキャベツは日本のものと同じ種類のキャベツ。

1個のキャベツを半切りにして売られている。
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これはイイ、 買おうと思って裏に記されている値段を見た。
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キャベツ半切りの値段が351バーツ(約1,230円)。
おったまげた、 誰がこんな高いキャベツを買うんだろう。



オーストラリアからの輸入品のようだ。
隣にあったホウレン草も値段を見てみた。
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   ☝ 小さな箱に入ったこれだけで249バーツ(約870円)



     貧乏人のジジイはこんな野菜で十分。
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             ☝ タイ産で25バーツ。

チェンマイにも金持ちがいるんだなあ。


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B 突然の 「節約令」 (中国)

習近平が2020年8月11日、 最高指令を突然出した。
「飲食店での浪費をやめ、 節約習慣をしっかり育てよ」 と...

この後、 中国各地に怪しげな 「節約熱潮(節約ブーム)」 が押し寄せた。

遼寧省ではレストランでの食事で、 例えば10人なら8人分だけ注文する 「Nマイナス2」 節約法が出現。

湖南省では、 食べる前に測った体重によって料理の品数を決める対策が呼び掛けられた。

北京ダックの名店・全聚徳は、 「浪費制止監督員」 という新ポストを設けて客に 「皿に残すな!」 と要求。

pict-習近平が突然の「節約令」.jpg


中国馬業協会は、 「馬のエサ節約のための懇談会」 を主催し、馬も主席の最高指令に従わなければならなくなった。

冗談のような本当の話だが、 過去にも節約令はあった。

1968年2月、 人民日報は中国政府が公表した 「節約して革命をやろう」 というプロパガンダを掲載。


今年の中国はコロナと洪水のほか、 アメリカとの貿易戦争の影響もあって、 政府の食糧備蓄に関心が集まっている。

近年、 国が備蓄倉庫を大点検すると、 必ずと言っていいほどどこかの倉庫で絶妙なタイミングの火事が発生した。

人々は、 古代中国の勅使が各地を巡って食糧備蓄を大点検するとき、 地元の汚職官吏が使い込みを隠蔽するため、 ひそかに倉庫に放火した話を連想した。

そもそも現代中国の備蓄倉庫は耐火性が非常に高く、 放火以外で火災など起き得ない。

共産党幹部の汚職事件を連想し、人々の不信感はいっそう増す。

洪水は必ずしも庶民の家屋を倒壊させないが、 中国の歴史で食糧危機はいくつもの政権を倒壊させてきた。

実は、 食糧危機は思ったよりずっと深刻なのではないか。
     (source : Newsweek )

                * *

洪水被害は出たが、 広い中国の1部地域だけ。
作物を食い荒らすバッタの襲来はまだのようだ。

そんな状態の今の中国で、 食糧危機なんてあるのかなあと...
自給自足の農業国、 工業製品を輸出して稼ぐ中国のイメージ。

何となくジジイはそう思っていたのだが、 意外にもそうじゃなかった。

輸出も多いが輸入も結構多いのだ。 

各国の輸入額.png

人口が多いせいもあるだろうが、 日本よりも多く輸入している。



では一体どんなものを輸入してるのだろう。

        <国別資源輸入額上位3カ国>

img_nr20001_06.png
                  ☝
輸入額単位:百万USドル  1人当たり輸入額単位:USドル

上の表の右端が農産物・食料品の輸入だ。

中国は人口1人当たりの輸入は少ないが、 全体の輸入額としては米国に次いで第2位。


国連統計では、 中国の2016年の食用野菜・果実などの輸出量は1066万トンで、 10年前の35%増。 

一方、 輸入量はこの10年で1.9倍に急増。
輸出を大きく上回り、 輸入国に転落。 

既に野菜・果物の輸入量は、 輸出量はを上回っているのだ。

特に中国農業の厳しい衰退を示しているのが大豆。
1993年に94%だった自給率が → 2016年には13%に急落。

中国の大豆の輸入は断トツで多い(2017年)
                ☟
  米中貿易戦争と中国大豆市場.jpg
            

中国の野菜類・農産物は農薬がいっぱいと言われている。
もう化学肥料と農薬への依存が限界にきている。

10アールあたりの農薬使用量は1.7sで世界1位、 米国の7倍とか。

この影響により穀倉地帯である華南の16の省で、 土地の生産性が低下しているという。 (中国統計年鑑)

               * *

こうなると習近平国家主席だって言いたくなろう。

「洪水で今 大変なんだ、 バッタだって来るかも。
 だから食料は大事に使え、 残すんじゃないぞ!」

豊かになった中国人、 粟や稗を食っても満足しない。
人間、 食えなくなったら何でもやる。


ましてや食品は売ってるのに....

カネがないから買えない、 食べられない。

チェンマイのタイ人が、 





そうならなきゃイイいが....


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 14:10| Comment(4) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする