チェンマイ独居老人の華麗なる生活1969
(タイの憲法はよく変わる)
民主主義とは、
好き勝手なことを言い、 命令には従うという制度。
ジェラルド・バリー
@ 一昨日の晩ごはん。
一昨夜(8月10日)はチェンマイの富裕層に人気の店に行く。
ということは、 かなり値段の高いレストラン。
店名が 「Palaad Tawanron」
チェンマイ大学の裏、 山の上にある。 (地図はココ)
行き方は、 ステープ通りを西に行き、 山に登る坂道(を行くとガレーレストラン)の手前で右折し、 あとは道なりで...

店内は広い。

若者のグループはいない。

ジジイの席の傍には滝が流れて・・

チェンマイ市街の夜景を眺めながらの夕食。

ジジイの注文は海老とフルーツ:360バーツ。

友人が干したポーク:290バーツ。

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ビールのツマミにぴったり、 友人とシェアして食す。
Beer Leo大瓶は99バーツ。 (全て税込み)
この日は2人で2本空ける。
クレジットカードOK。
ジジイは今キャッシュ不足、 最近はできるだけカードで支払う。
少々高くても、 クレカが使えるレストランを利用。
トイレに行くと、 そこから見る夜景がまた美しい。
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☝ ここで喫煙しながらのんびりと....
営業は11:00〜24:00、 定休日なし、 駐車場あり。
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A 今日のお尻。
下着の紐を引っ張りたい!

お婆さんのお尻じゃありません。
川村那月ちゃん(27歳)、 レースクイーンのモデルさん。
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オッパイも魅力的!

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75歳のジジイでも、 胸の谷間に顔を埋めたくなるんです。
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B 著名活動家が告発される?
2020年8月9日、 チェンマイ・ターペ門前で政治集会が開かれた。
そこにバンコクから駆け付けたのが人権派弁護士のアノン・ナンパ氏(35)。

8月7日に仮保釈されたばかりのタイで著名な民主活動家。
この時の保釈金は10万バーツとか。
彼は20分にわたり、 議会の解散や新憲法について演説。
そして16日のバンコク集会に参加するよう呼びかけた。


ナンパ氏が保釈条件を守っているか、 活動監視のためか、 バンコクから首相官邸の次官補もチェンマイに出張。
官邸次官補は弁護士でもあり、 その役割も果たす。

で、次官補は、 アノン・ナンパ氏をチェンマイ警察に告発した。
容疑は、
1.君主制を集会の場で侮辱した。
2.不敬罪を民主主義に沿って改正しようと煽動した。
3.保釈条件に違反した。
ワチラロンコン国王は、 刑法第112条、 名誉毀損罪での告発を差し控えるよう当局に指示している。
プラユット首相は、 国王の寛大さを利用または乱用しないように繰り返し国民に警告。
首相官邸次官補が述べる。
「国王に感謝するのではなく、 ナンパ氏は容認できない方法で乱用し続けています」
警察は、 全ての証拠とデータを集め、 国家警察本部に送ったという。
首相官邸次官補だってこれくらいのことをやらなきゃ、 「チェンマイに遊びに行ったのか?」 って言われちゃうよなあ。
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不敬罪を含めて憲法改正を訴える → 逮捕となると厳しい感じ。
ナンパ氏は巧みに話を変えたり難解な言い回しで、 王室批判を避けていた。
バンコクの政治集会ではもっと辛辣な国王批判が出たという。
「国王はほとんどタイを留守にしてドイツで贅沢暮らし。
国費(税金)を乱費している」 というような...
もし日本の天皇が長期にわたり日本から離れ、 フロリダ(米国)で遊んで暮らしていたら...
おそらく週刊誌などメディアが騒ぐ(批判する)だろう。
* *
ではタイの憲法改正を見てみよう。
2007年施行の旧憲法は2014年5月のクーデター後廃止され、 軍主導でまとめた暫定憲法が使われてきた。
で、2017年4月6日、 ワチラロンコン新国王の署名を経て新憲法が公布・施行された。
2016年8月の国民投票を通った憲法案に比べ、 国王の権限を強めたと解釈できる条文が含まれた。
タイではこれまでに軍事クーデターと憲法の廃止・制定が繰り返され、 新憲法は1932年の立憲君主制移行後で実に20番目。
ちなみにタイで憲法を改正するには、 内閣が改正案を国会に提出。
内閣以外でも、 国会議員の5分の1以上、 有権者5万人以上の署名などがあれば改正案を提出できる。
国会では改正案を3段階に分けて審議、 最終的には全国会議員の過半数の賛成で施行される。 (source : 日経、 西日本新聞)
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タイでは市民活動家が憲法改正を訴える。
日本では逆に、 活動家、 野党、 左翼メディアがそろって憲法改正反対を叫ぶ。
ジジイも ”いわゆる 平和憲法” 改正に賛成する1人だが、 改憲を主張しただけで右翼にされてしまう。
だけどどう考えてもおかしい。
1947年(昭和22年)5月3日に現憲法施行後、 73年間で1度も改定なし。
こんな国、 先進国はもとよりOECD加盟国(37ヵ国)でもあったけ?
(結論、ありません)
日本における憲法改正は国会の議決を経て、 最終的には国民投票を実施し、 その過半数以上の賛成で改正が決定する。
日本の野党は改正の論議さえしない始末、 アホか。
憲法に対する国民の主権を奪うな、と言いたい。
不倫のイメージから今や ”憲法オタク” に変身した...
山尾志桜里議員、 頑張ってや。
チェンマイって ホントいいですね!