チェンマイ独居老人の華麗なる生活1923(差別なき白黒)
女は黒と白以外のすべての色を考えつく。
黒にはすべてがある。 白も同じ。
その美しさは絶対的なものであり、
完璧なハーモニーを奏でている。
ココ・シャネル
@ プラオーが洪水に見舞われた。 (地図はココ)

ジジイはプラオーには何度となく行っている。
ここの村に素朴な温泉地があるからだ。
最後に訪れたのは何年前になろうか、 友人6人くらいが一緒だったと記憶する。
プラオーに着くと、 まず汚れている温泉風呂の掃除をしなきゃならなかった。
やる気があるのは2人だけ、 あとはジジイを含め掃除見物。
綺麗にした後お湯を満たし、 6人で温泉を堪能した。
その掃除をやった人の1人は既に鬼籍に...
残る1人はチェンマイを引き揚げて日本に戻っている。
プラオーの洪水ニュースでそんなことがフラッシュバックした。
6月26日の夜から27日早朝にかけて豪雨に見舞われた。
プラオーを流れるMae Ngad 川が氾濫、 地域の村が被害にあう。
加えて家屋や農場、 果樹園が大きなダメージ。



当局は被害状況を調査、 再発を考慮しチェック体制を敷いた。
(撮影:Jessada Arphorn氏)
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昨日、在チェンマイ日本国総領事館が注意喚起したように、 チェンマイ県は先週末、 豪雨被害が発生。
国道118号線(チェンマイ〜チェンライ)はドイサケット地区で寸断され、 通行止めに...


皆さま、 お気をつけくださいませ。
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A 昨日(6月29日)の武漢ウィルス新規感染(タイ)。
外国から帰国した7人が新規に感染。
6人はインドから帰国、 男性3、 女性3。
残る1人は米国から....
7人とも指定隔離施設にて陽性が確認された。
タイの国内(街中)での新規感染は1ヵ月ほど連続ゼロ。
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タイでは現在、次の医療品/設備が用意されている。
・10,349台のベッド利用が可能(重症者用)
・110万枚以上のN95 マスク、
・約51着分のPPE(個人用防護具)、
・11,096の人工呼吸器
加えて、ファビピラビル(商品名アビガン)が30万タブレットなど必要とされる医薬品をストックしている。
これはタイが懸念している第2波感染に備えるもの。
(source : The Nation)
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B 黒いからって差別はダメ、 でも...
ジジイは40歳代後半に4年近く、 アメリカのケンタッキー州に住んだことがある。
車が無いと動けないので、 ジジイは生まれて初めて車を購入。
通勤やスーパーへの買い物にほぼ毎日ドライブ。
夜も外食が多く、 自家用車で出かけた。
ジジイは夕食時100%、 レストランであってもビールを飲む。
で、車で帰宅するのだが、 過去4回、 ポリスに停止を促された。
ケンタッキーの街では、 一斉検問という取り締まりはなかった。
4回ともジジイが走行中、 後ろからこっそり追跡し → 突然パトカーの屋根の上の警報灯をピカピカさせるのだ。
これは 「車を停止しろ」 というパトカーの合図で従わざるを得ない。
3回はジジイの住むアパートのすぐ近く、 うち1回はアパートの専用駐車場に停止したほど。
ポリスはなぜジジイの車をストップさせたか?
もうお分かり、 飲酒運転の疑いがあるからだ。
酔っていると、 走る車が左右に揺れるらしい。
停車するとジジイは両手を上げ、 手のひらを見せながら車から出る。
で、口でプッと吹かせてアルコール検査。
または道路際に引かれた白線の上を歩けと命じられる。
ジジイは素直に従い、 ポリスの言う通りに歩いて見せた。
4回とも、 ジジイがポリスに殴られたとか、 嫌がらせを受けたことは1度もない。
ジジイは白人ではない、 ポリスも一目で分かる。
それでも彼らのジジイに対する態度は普通、 あっさりしたもの。
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なのでジョージ・フロイドさんが、 ミネアポリスで警官に殺された理由が分からない。
フロイドさんが素直に、 警官の言われた通りに従っていれば、 死ぬことはなかったのでは...
警官は、 肌が黒いからといって無闇やたらに暴行したりはしないと思う。

☝ 白人警官に押さえつけられたフロイドさん。
このあと彼は死亡した。
東京・渋谷で起きたクルド人男性のケースが当てはまる。
クルド人は、 警官の職務質問に抵抗し、 言う事をきかなかった。
だから警官に頭を押さえつけられ → 警察へのデモに発展した。
常識的行動をとっていれば、 ポリスは我々を守ってくれる。
ジョージ・フロイドさんもポリスの指示に抵抗したのだろう。
フロイドさんの過去を知れば、 さもありなんと思ってしまう。
彼はこれまでに何度も窃盗や薬物所持で逮捕されている。
2007年にはヒューストンで住居に侵入、 武装強盗の容疑で起訴された。
2009年に裁判で司法取引を受け入れ、 懲役5年の判決で服役。
先月、フロイドさんはミネアポリスの食料品店で偽造した20ドル札を使おうとした。
で、店員が偽札を見破り警察に通報、 今回の事件へとつながった。
ここで 「ジョージ・フロイドは如何にして殺されたか」
ビデオでご覧ください。 (8分46秒)
☟
https://courrier.jp/news/archives/201693/?ate_cookie=1593494066
ジジイはフロイドさんを殺した警官を擁護するつもりはない。
法律が加害者の警官を裁くであろう。
フロイドさんは前科者から、 死んで一躍ヒーローになった。
しかし彼は間違いなく警官の前でラリッていた。
(撮影のビデオにはそのようなシーンは出ていないが...)

それは肌の白い黒いに関係なく、 悪事をやっていなければ、 おとなしく警官のいう事に従えば良かった。
賄賂を要求されたわけでもなかろうに....
なお彼の死亡後、 検視官事務所によりフロイド氏には心臓疾患と直前の薬物使用の痕跡、 武漢ウィルスの感染が発表された。
https://www.youtube.com/watch?v=l7dvhrjvuz4
フロイドさんが黒人だったことが 「Black Lives Matter」 が蘇生。
白人=支配者、 黒人=奴隷という暗い歴史が不幸を呼ぶ。
もしこれが日本人だったら、 「Yelow Lives Matter」 は出なかったろう。

尚、 暴徒化した一部の抗議活動をANTIFAという極左組織が扇動..という見方が出ている。
加えて、 トランプ嫌いのCNNやABCら主要メディアが、 反トランプキャンペーンへと煽った..という話もある。
CNNなどは11月の大統領選挙でトランプを落選させたいのだ。
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「Black Lives Matter」 に世界の大企業は敏感。
2020年6月26日、 「ユニリーバー」 は、 スキンクリームのブランド広告から ”fair” の言葉を削除すると発表。

“Fair & Lovely” skin lightening cream。
“fair” は色白のという意味、 Fair skinは白い肌。
今後、 fair white light は使わないそうな。
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一方、 フランスの大手化粧品 「L’Oreal」 も同様の措置。

‘white/whitening,’ ‘fair/fairness,’ ‘light/lighting’
これらを全てのイブニングスキン製品から除くという。
しかしこれらのキャッチコピーがないとなると、 インドなどアジアや東南アジアの人々は購入衝動が減らないか?
タイ人女性には色白の肌に憧れている人がいっぱい居る。
黒や黄色の肌でもって差別するのが悪いだけでは?
「小麦色したかわいい子」 って言っちゃダメなんかい。
☟
https://www.youtube.com/watch?v=8ETeKHgrJKA
加えてこちらの方々が困ってしまう。
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☝ 歯は白い方が綺麗に見えるけど...
”ホワイトニング” が使えないと困るよなあ。

こっちは黒い白い、 色での差別は全くありません。
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☟

白が勝っても差別じゃないよ。
チェンマイって ホントいいですね!