チェンマイ独居老人の華麗なる生活1891(周りの目は恐ろしい)
人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。
武者小路実篤 (作家)
@ 日系企業が5つの病院に寄付(タイ)。
その企業はタイの 「味の素」。
現金と500万バーツ相当の味の素製品を寄贈、 合計で525万B。

寄付は、 「Bamrasnaradura 感染病研究所」 に加え次の病院。
「Siriraj 病院」 「Ramathibodi 病院」 「Rajavithi 病院」
「チュラロコーン国王記念病院」。
寄付の目的は、 武漢ウィルス感染治療にあたる病院への感謝の意と支援。 (source : The Nation)

味の素の製品は多品種。
年寄りはアミノサンの振りかけを連想するが、 冷凍餃子や唐揚げ、 マヨネーズ、 醤油、 缶コーヒーなど。
チェンマイでは、 日本人爺さんの個人による寄付が盛んになされている。
車、 家、 貴金属、 スマホなど、 恵まれないタイ人女性に寄付。
1人500万バーツ以上を寄付した爺さんなら、 ジジイの友人だけでも10人以上は優にいる。
但し、 今回のパンデミックとは関係ないが....
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A コロナで困窮は人間ばかりじゃない。
バンコクから南に車で走って約3時間、 ビーチのある観光地として人気なのがホアヒン。
だがこの地も例外ではない。
武漢ウィルスの影響で街は閑散、 観光客のいないチェンマイと同じだ。
このホアヒンには山の方に猿が生息している。
その数1000匹以上、 これまでは観光客が与える餌で腹を満たしていた。
猿の群れは2ヵ所に分かれ、 1つは 「ワット・カオカイラート」。
もう1か所が 「カオヒンレックファイ・ビューポイント」 周辺。
ところがその餌をくれる人間の姿がパッタリ途絶えた。
となるとホアヒン猿軍団は食い物求めて街へ出る。
住宅地に進入、 ゴミ箱でも何でもあさる。
困ったのが住民たち。
で、猿の群れがいる所に食い物を配達するようになった。
こうしておきゃあ猿たちは街にやって来ない。

☝ Khao Hin Lek Fai Viewpoint (地図はココ)


☝ 猿のしっぽがこんなに長いとは....
(source : khaosod)
タイ全土、 町のあちこちで、 職を失くして困窮する人たちに食品を無料提供(支援)するボランティアがいる。
猿もいわば失職して困窮、 腹を空かすのは当然。
”朝立ちや 猿も腰蓑 ほしげなり”
人間と同じってことだ。
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B 周りの目のうるさいこと。
ジジイの元会社の後輩が定年後に郷里に戻った。
その郷里の福井で、 地元企業(大手化学会社)の社長が武漢肺炎に感染。
彼が言うには、 社長は東京に出張し、 高級クラブで楽しんだ際に感染した由。
社長は福井第1号の感染者になったが、 社長と接触した多くの人も武漢ウィルスに感染。
福井はウィルス拡大で、 一時騒然となる。
社長は治療を受けてその後回復、 自宅で更に隔離療養。
社長の自宅近くの電柱には、 「この町から出て行け!」 の貼り紙が出ていたという。
これを聞いたジジイ、 後輩に言った。
「なんて陰湿な町なんだ、 田舎は嫌だなあ」
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このようなお節介というか、 変な正義感を持った連中があれこれ非難するケースが日本で見られる。
日本では ”コロナ自粛” とか ”自粛警察” などと呼ぶらしい。
次の貼り紙は、 シャターに....
「この様な事態にまた営業しますか、 バカ」
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停車中のバイクナンバープレートには 「自粛しろ」 の落書き。
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こんな貼り紙に店主は困惑。

これだけの文字、 書いた人は余程の暇人なんだろう。
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あくまで自粛要請であり、 法的効力はない。
各店の判断だが、 黙っていられない正義の使者がいるようだ。
警察や役所に連絡(告げ口ってことか)したりもする。
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日本では、 マスク着用もあくまで要請(お願い)。
マスクなしでもお咎めはない。
カタール政府は外出時のマスク着用を命じ、 違反者には禁固3年と罰金最大20万リヤル(590万円)を科すと発表。
フランスでは、 地下鉄やバスの利用者に対し、 マスクの着用を義務付け、 違反者には日本円で約15,000円の罰金を科す。
マレーシア、 シンガポールもマスク着用を義務付けており、 違反者には罰金を科す。
これらは法的に規制する事例である。
ところが日本、 マスクをしていないと非難される。
電車内やコンビニならいざ知らず、 人通りのない路上でも....
小澤征悦との熱愛を報じられたNHKの桑子真帆アナは、 “ノーマスク” で叩かれてしまった。

☝ 左は俳優の小澤征悦。

おそらく自宅近辺(の路上)である。
有名人にとってマスクは変装アイテムの “王道”、 人目につくならマスクをするもの。
NHKのニュース番組で見る桑子アナ(32歳)、 ジジイ大好き。
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ズームアップしてもお綺麗。

でも桑子アナはバツイチ、 前の亭主はこの方。
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☝ フジテレビの谷岡慎一アナ。
離婚後、 俳優の小澤征悦(間もなく46歳)とくっ付いた。
小澤は指揮者・小澤征爾の息子で、 元カノは滝川クリステル。
小澤征悦はキャスターのアナがすきなんだろう。
話が脱線 → 元に戻して・・
ジジイは早朝散歩の際、 ノーマスクで道路を歩き回る。
人とすれ違うことはわずか、 文句を言われたことはない。
日本のように余りにも人の目が厳しいと住みづらくなる。
ならばいっその事、 法律で規制してくれた方が気が楽だ。
お上からの要請あれば、 キッチリ応じて協力するのが日本人の
特性か。
とは言っても....
周りの目って 嫌なもんだ。 (とジジイは思う)
チェンマイって ホントいいですね!