チェンマイ独居老人の華麗なる生活1869
(集団現象を数量的に把握すれば...)
世の中には 3つの嘘がある。
1つは嘘、 次に大嘘。 そして統計である。
ベンジャミン・ディズレーリ (イギリス首相)
@ パタヤのビーチ、 立ち入り禁止に...
武漢ウィルスの第2波を警戒し、 パタヤ当局はビーチを立ち入り禁止とした。

期間は5月9日から31日までで、 朝9時〜夜9時の12時間。
立ち入り禁止のビーチ等は次の8か所。
Pattaya beach, Jomtien beach,
Phra Thamnak beach, Cosy beach,
Wong Amat beach, Krathing Rai beach,
Lan Pho Na Kluea公園、 バリハイ埠頭。
但し、 ビーチ沿いの通りをランニングしたりするのはOK。
監視人を置いて、 管理するそうな。
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A パタヤからチェンライへのロードの旅。
コロナで困窮した家族3人が、 パタヤから故郷のメーサイ(チェンライ県)を目指して旅をしている。
旅行費用などあるわけがない。
で、旅の脚となったのがバイク、 こんなんで....
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1000qもの旅だ、 ハプニングは起きる。
まずバイクの故障、 補修するカネもない。
ところがここはタイランド。
困っている家族を助けるタイ人が現れて....
補修費用や食料などを渡して家族を支援した。
facebookにも投稿され、 各地で多くの人たちが家族を応援。
こうして遂に、 5月5日にはランパーンに到着。
情報を知ったポリスやボランティアが県境で待っていた。

体温チェックなどを受けて、 家族3人はチェンマイへと向かう。
もう目的地・メーサイに着いているかな。

人々の善意と助けで出来た長い長いロードツーリング。
コロナで暗い雰囲気のタイで起きた...心温まるニュースかな。
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B 各国の感染・死者数を比較しても...(武漢ウィルス)。
各国によるデータの取り方/出し方が同じならば比較も出来よう。
しかしその基準というものはない。
まずは死者数で見てみよう。
例えばアメリカは、 武漢ウイルスの感染症の死者がどの国よりもはるかに多い。
2020年4月23日現在、 4万6000人以上が亡くなっている。
(米ジョンズ・ホプキンス大学の集計)
しかし、アメリカの人口は約3億3000万人。
これは、西欧の5大国(英、 独、仏、伊、スペイン)の合計人口(約3億2000万人)とほぼ等しい。
これら5カ国の新型ウイルスの死者合計は、 4月23日現在で9万1000人を超える。 (米ジョンズ・ホプキンス大学の集計)
アメリカの2倍に近いのだ。
英エジンバラ大学の教授(データ科学)は、 比較を有益なものにするには、 2つの問題を考える必要があるとする。
「基本となるデータは同じ種類なのか?
疫学(伝染病の広がりに関する他の全要素)が違うとき、
2つの数字を比べることに意味はあるのか?」
* *
コロナの死者の記録方法は、 国によって違う。
例えばフランスは、 毎日発表する人数に介護施設で亡くなった人を含めている。
一方、イングランドは4月末まで、病院で死去した人数だけを発表していた。
但し4月29日から、 介護施設や自宅などでの死者数も含めるようになった。
死や死因をどう判定するのかについても、一致した国際基準がない。
ドイツでは介護施設の死者については、 ウイルス陽性と判定された場合に限り、 数に含めている。
一方ベルギーでは、 疑いありと医師が診断した死者は全て、 武漢ウイルス関連死に含めている。
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次に致死率を見てみよう。
死者の割合に大きな注目が集まっている。
だが、これについても様々な数え方がある。
1つは、 感染が確認された件数に対する死者の割合だ。
ウイルス検査で陽性と判定される人のうち、何人が死ぬのか?
つまり致死率だ。
しかしそもそも、 検査の対象が国によって大きく違う。
イギリスは、 病院に入院するほどの症状が出ている人を主に検査している。
そのため、 より広範に検査を実施している国より、 致死率はずっと高くなり得る。
たくさん検査をすればするほど、 陽性でも軽症な人や、 症状のまったくない人の数が増える。

感染者における致死率は、 人口全体を分母にする死亡率とは別物だ。
死亡率は、 国の人口に対して何人が死亡したかを計算する。
例えば、 人口100万人あたりの死者数などだ。
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政治的要因も影響する。
統制力の高い政治体制の国が発表するデータは、 信頼するのがなかなか難しい。
中国やイランなどが発表する死者数は正確なのだろうか?
はっきりしたことは言えない。
人口100万人あたりで計算すると、 中国の死者数は極端に少ない。
武漢市の死者数が一気に50%上方修正された後でさえ、 極端に少ない。
そうなると、 データは本当に信頼できるのか?
(とても信頼できません)
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人口要因もある。
人口は国によって現実的に違う。
平均年齢や居住地などの人口動態は特に重要だ。
イギリスとアイルランドはよく比較されるが、 これには問題が多い。
アイルランドの人口密度はずっと小さく、 農村地帯に住む人の割合がはるかに高い。
これら2つの国全体を比べるより、 アイルランドの首都ダブリンを、 同じくらいの規模のイギリスの都市と比較する方がよっぽど妥当だ。
年齢構成の点でも同種のものを比べているか、 注意する必要がある。
欧州とアフリカの国々の死亡率を比べても、 疑問が残る。
アフリカ諸国は若者の人口比率がずっと高いから。
死亡者は、 若者よりも老人がはるかに多い。

* *
医療制度の違い。
欧州諸国の多くが、 アフリカ諸国よりも充実した医療制度を有している。
その国の人は積極的に治療を求めるか、 病院まで簡単に移動できるのか、 優れた治療は有償なのか。
こうした要素はいずれも、 場所によって異なる。
* *
比較は困難。
では、数字の比較から、 役立つ情報は得られるのだろうか?
国によってなぜ状況が異なり、 打撃が比較的軽い国があるのはなぜか。
そこから何が学べるのか。 それが知りたいこと。
これまでのところ、 検査がもっともわかりやすい手本と思われる。
だが、どの国が新型ウイルスにうまく対処したかは、 この大流行が終わるまではっきりはわからない。
その時こそ次の流行に向けて、 本当に学ぶことができる。
(source : BBC News)
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C それでも敢えて比較してみよう。
今朝(5月8日)の日経新聞に、 1日にあたり検査数、 累計死者数、 10万人当りの ICU病床数が掲載されている。
1日あたり検査数 10万人当り 累計死者数 10万人当り
3/8の週 4/26の週 ICU病床数 (5/6日現在) 累計死者数
米 微少 約23万 34.7 73,095 22.21
伊 約1万 約6万 12.5 29,315 48.49
独 約2万 約5万 29.2 6,996 8.38
韓 約1.2万 約5千 10.6 255 0.50
日 微少 約8千 4.3 543 0.43
但し、 昨日(5月7日)の日経新聞にはこう書かれている。
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武漢ウイルスの重症患者などに対応する集中治療室(ICU)に相当する日本の病床数は、 2018年7月1日時点で1万7034床に上る。
人口10万人あたりでは13.5床で、 イタリア(12.5床)、 フランス(11.6床)、 スペイン(9.7床)、 英国(6.6床)を上回る。
ICU のみならば日本は4.3床となる。
以上、 これらの数字を見てどのように考えるかは人それぞれ。
一概に比較するのは難しいが、 参考まで..ということで...
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D Stephff 氏のマンガ....タイの外国人事情。
Stephff ことStephane Peray氏はフランス人。
彼は最初、 フランス海軍の船員として来タイ。
その数年後の1989年からタイで暮らし始めた。
彼のマンガはタイなど多くの新聞・雑誌に掲載されている。
彼の著書 「Farang Affairs(外国人事情)」 158頁。
只今1,100バーツで発売中。 (source : Bangkok Post)

ではそのマンガをチョットだけご覧ください。
亭主は古女房と・・

高級車と荷車バイクが混在するタイ。

日本人の爺さんも皆こんなもの。
若いカノ女には甘い、 ハイ、 愛の証(あかし)は....
☟

☝ 爺さんはATMってこと。
「お金も家も車も要りません、
あたしを愛してくださるのなら....」
というような若くて気立てのいい美女が...
爺さんを相手にするわけ、 ないわ。
チェンマイって ホントいいですね!