2019年12月27日

独居老人の生活1729(ポーランドで連想するのは?)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1729
                  (ポーランドで思い浮かべるのは?)


 結婚するとき、
 私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。

 今考えると、 あのとき食べておけばよかった。

                       アーサー・ゴッドフリー (米国の放送局エンターテイナー)


<米国政府がチェンマイの古い建物保存のために資金援助>

在チェンマイ・アメリカ総領事館のオニール総領事が2019年12月18日、 150,000ドル(16,500,000円)の贈呈式に出席。

セレモニーは 「The Lanna traditional house museum」
(ランナー伝統家屋博物館)で... (地図はココ

チェンマイ県やチェンマイ大学から関係者が出席した。

資金は伝統ある家屋や米の納屋などの保存に加え、 ランナーの次世代工芸アーティストの養成を目的とする。

pict-US Government grants.jpg


セレモニーに出席したアメリカ大使館のヘルス代理大使は次のように述べた。

「アメリカはタイの文化と歴史に対し敬意を払っております。
今回の支援で、 両国の良き関係が末永く続くことを願います」

とまあ、 米国はチェンマイの歴史と文化にカネを出した。

                * *

一方、 日本の場合はどうか。
日本も米国に負けず劣らずやっている。

「草の根・人間の安全保障無償資金協力」 と銘打って。

2019年12月17日、 「チェンマイ県チャイプラカーン郡の校舎建設計画」の引渡式典が執り行われた。

式典には在チェンマイ日本国総領事館の松本洋総領事が出席。

日本政府は、 校舎建設にかかる総額1,671,000バーツ(約5,447,460円)の支援を行った。

この度校舎が完成し、 児童たちに安全で快適な学習環境を提供。

pict-草の根・人間の安全保障.jpg
             ☝ 赤の矢印が松本総領事。

その他にも支援はいっぱい、 ココをクリック。


カネを出すの米国や日本など、政府だけとは限らない。

チェンマイの爺さんたちは、 恵まれないタイ人女性に多額の資金援助を行っている。 それも自腹で...

ジジイの友人(74)はここ数年で、 タイ人女性4人それぞれに家と車を贈与、 しかし全部、 売られて逃げられた。

ま、それで女性はカネを得て、 暫しの幸福感を味わった。
日本政府はこういった爺さんに勲章をあげていいと思う。

勲章がダメなら、 年金を無税にして欲しいもの。

                * *

2019年12月20日、 前述の在チェンマイ日本総領事館・松本洋総領事の講演会が催された。

講演テーマは、
「ポーランドってどんな国? これまでの勤務経験から」

場所はYMCAで、 主催は 「在住者クラブ」 という日本人会。
ジジイもポーランドに興味があって参加。

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              ☝ 松本洋総領事。


総領事はスピーチが上手で分かり易く、 聴衆を魅了した。

ポーランドで思い出す人名といえば...で講演がスタート。
総領事は3名のポーランド人を挙げられた。

コペルニクス(享年70)、 キュリー夫人(享年66)、 そして
フレデリック・ショパン(享年39の通説)。

3人とも名前は知っていたが、 ショパンを除きあとの2人がポーランド人とは思い浮かばなかった。

ジジイがパッと浮かぶポーランド人は、 アンジェイ・ワイダ(享年90)。

映画監督で、 たくさんの名作を世に送り出した。
数ある秀作の中で、 ジジイが最も好きな映画は1957年公開の
「地下水道」。


また、ポーランドでジジイがすぐ連想するのは、 ワルシャワ・ゲットーとカチンの森の2つ。

ナチスとソ連に蹂躙された悲劇の歴史がここにある。

                 * *

ポーランドでジジイが思い浮かぶ無名人は2人。

1人はケンタッキー州にある大学の言語学教授で、 奥さんもポーランドからの移民だった。

ジジイが勤務する会社(米国)の英語教師(社員の英語教育)として、 週1回、 教えに来ていた。

ジジイも時々顔を出していたら、 「大学が日本語講座を設けるので、 その講師になって欲しい」 との要請あり。

勿論ボランティアで、 週1回、 授業は午後5時スタート。
ジジイは勤務を早退し、 日本語講師として1年間、大学に通うことに...

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                   ☝
 左端がポーランド移民の教授、 中央がジジイ(47歳の頃)
 他はジジイの左横(白のスーツ)女性を除きすべて受講生。

ちなみにジジイのボランティア活動は後にも先にもこれ1回。

そんなことで教授と仲良くなり、 レキシントンにある教授の自宅でご馳走になったり、 彼が来日した際は東京の拙宅に来て貰ったりした。


もう1人はMさんという日本人の女医(内科)。
ジジイは今から32年前(42歳の時)、 ネフローゼ(腎臓病)で都内の病院に2ヶ月半入院。

その時の担当医がM先生で、 退院後も通院でお世話になった。
そのうち担当医が男性医師に替わっていた。

「M先生はどちらに行かれたのですか?」 と医師に訊く。

「ポーランド大使館の医務官として今ワルシャワにいますよ」

それを聞いてジジイは 「ヘー、 何でまたポーランドへ」 と思ったものだ。
大使館に派遣される医務官は、 アフリカや発展途上国が主で、 先進国は少ない。

当時のポーランドはまだ社会主義国、 優秀な医師がいなかったのかな?


M医師は評判がよく、 患者の人気も高かった。
しかし女性という観点では色気なし、 美人とは言えなかった。

M医師は独身だったのか、 その後の消息は分からない。
年齢でいえば現在、 60代後半か。

ケンタッキーの教授もM医師も既に高齢者、 お元気かな?
てなことを思い浮かべ、 松本総領事の講演を拝聴していた。


最後に進行役から 「何かご質問あればどうぞ」 の呼びかけ。
ジジイが手を上げようかと思ったら、 誰かに先を越された。

ポーランドに関する学術的な質問、 それがよかった。

もしジジイが質問していたら....

「ポーランドの女性は美しいと聞きますが本当ですか?」
 
そして 「その賞味期限はどのくらいでしょうか?」


あちらの国の女性...若い頃は美人でも、 数年後には....

                 ☟

   pict-やさしい魔法使い.jpg
        ☝ 魔法使いのお婆さんのように....

または、



       若い頃       →      
pict-肥った外国人女性2.jpg
                             ☝
                      ビヤ樽になっちまうよ。



チェンマイって ホントいいですね!                




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2019年12月26日

独居老人の生活1728(恋人たちのクリスマス)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1728
                          (恋人たちのクリスマス)


 愛とは、 限りない寛容、 些細なことから来る陶酔、

 無意識な善意、 完全な自己忘却である。

                                シャルドンヌ  (フランスの小説家)


@ 桁違いも甚(はなは)だしい請求書。

今月下旬、 アユタヤに住むビジネスウーマン(55歳)が電気代の請求書を見てびっくり仰天。

pict-8m baht electricity bill.jpg

彼女が語る。
「私は過去、 1度も支払いを怠ったことはありません。
 毎月の電気代は通常18,000バーツ/月くらいです。

 私は昨日届いた請求書を見てショック、 8,037,742バーツも
 あったからです。 すぐに問合せました」

係員がやって来て平謝り。
新たに請求書を発行、 請求額は 13,328バーツだったという。 

pict-8m baht electricity bill 2.jpg


なんで800万バーツもの請求金額になったのか、 そこがよく分からない。

宛先(請求先)が違っていればすぐ気づき、 ショックは受けないだろう。

何でもありのタイだが、 それにしても....


  *********************


A 外務省・海外在留邦人数調査統計(2019年版)
   (2018年10月1日現在の結果)

「海外で暮らす日本人」 上位20の国が発表された。

全体としては、2017年: 135万 → 2018年: 139万人(4万人増)。
長期滞在者が約1万人増の88万人、永住者が3万人増の51万人。

ここ7年ほどは、 永住者の伸び率が目立つという。
では見てみよう、 「海外で暮らす日本人」 トップ10。

 1位 アメリカ合衆国 /446,925人 前年比+4.9%
 2位 中華人民共和国 /120,076人 前年比−3.3%

 3位 オーストラリア /98,436人 前年比+1.2%
 4位 タイ /75,647人 前年比+4.0%

 5位 カナダ /73,571人 前年比+5.1%
 6位 英国 /60,620人 前年比−3.6%

 7位 ブラジル /51,307人 前年比−2.1%
 8位 ドイツ /45,416人 前年比−0.8%

 9位 フランス /44,261人 前年比+3.6%
10位 大韓民国 /39,403人 前年比−0.9%

順位は前年と同じで変わらず。
北米(アメリカとカナダ)が1985年以来ずっと1位を保つ。

全体のおよそ76%がこの10位以内の国に暮らしている。
我がタイランドは海外在留邦人全体の約5.4%を占める。

                * *

では11位〜20位を見よう。

 11位 シンガポール /36,624人 前年比+0.6%
 12位 マレーシア /26,555人 前年比+8.8%

 13位 台湾 /24,280人 前年比+15.3%
 14位 ベトナム(2ランク↑)/22,125人 前年比+28.1%

 15位 ニュージーランド /20,822人 前年比+5.9%
 16位 インドネシア(2ランク↓)/19,612人 前年比−0.5%

 17位 フィリピン /16,894人 前年比+2.0%
 18位 イタリア /14,600人 前年比+3.2%

 19位 メキシコ /11,775人 前年比+5.0%
 20位 アルゼンチン /11,561人 前年比+0.9%

                 (以上、 2018年10月1日現在)


目立つのがベトナムの急増(前年比+28.1%)
メーカーを中心に、 日系企業が1920社が進出している国だ。

都市としては、 特にホーチミン在住者が増加。
長期滞在者も永住者も両方増えている由。

外務省の統計だから、 ベースは在留届けを出している邦人数だと思う。

チェンマイには領事館に在留届けをしていない人も結構いる。
従って彼らのような人を含めれば、 もっと増えるはず。


  **********************

B 昨日(12月25日)の晩ごはん。

クリスマスで最も賑わうのはイブ(24日)ではなかろうか。
そして昨日(25日)がキリスト降誕祭(クリスマス)。

やはりこの両日は、 恋人たちが愛を語る聖しこの夜か。
てなこと言いながら H するカップル、 愛の確認作業だ。

ではムードを出して.....「Silent Night」
                 ☟
https://www.youtube.com/watch?v=kf16EBNTxGI


2019年12月24日、 ジジイがまず出会ったのがこちらのお2人。
                  ☟
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      ☝ 聖しこの朝で、 チェンマイのお粥店。

ジジイが朝食を食べていたら、 満席のため相席となった。
facebook に載せると言ったら快くOK、 でパチリ。

タイ人カップルで、 昨夜は熱戦の夜だったのだろう。
右側は間違いなく男性、 女性ではありません。

                 * *

クリスマスイブ、 午後7時過ぎに友人・日野さんからLineが入る。
「今、 ワインを飲んで、 彼女とステーキ食べてます」
                ☟
   pict-1577323755818沢谷 (1).jpg



ああぁぁぁ羨ましい!  このあと 聖き1発なんだとか。
    好きにヤレヤレ。
pict-1577323755818沢谷 (2).jpg
     ☝ 日野さん(71)と10年越しの恋人(30歳)。



部屋で1人寂しく食ってたジジイ、 グラスのジンをグイと飲む。
ならばと翌25日、 暇な友人を誘って出かけた次第。

行ったのは 「Level 9 Rooftop Bar」。
場所はコンピュータープラザが目印。  (地図はココ

  エレベーターで9階へ....ここが入り口。
pict-P_20191225_210122_vHDR_On入り口.jpg



   店内もムードあるイルミネーション。
pict-1577279582299.jpg



  ライブはタイのヒット曲ばかり。
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  注文はBruchette Smoked Salmon:150バーツ。
   Beer Chang大瓶:100バーツ。
pict-P_20191225_203422_vHDR_On.jpg



  メインディッシュは豆腐料理:180バーツ。
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   友人はCrab(カニ)の揚げ物:180バーツ。
pict-P_20191225_211707_vHDR_On料理クラブ.jpg

ジジイが食べたサーモンと豆腐料理はとても旨かった。
少々高い料金だが、 ま、いいか..の気持ちになる。

(注) 上記価格に7%のVat(税)の上乗せあり。


  トイレに行った時に.....スカートをまくってる女。
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         ☝ マリリンモンローの人形だった。



この日はクリスマス、 ジジイらの周りはカップルだらけ。
                  ☟
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   ここも・・
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  愛の語らい。
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  こちらは何を話しているのか・・
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  カップルのオンパレード。
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  ムードたっぷり。
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  並んで座る2人は熱々ムード。
pict-P_20191225_215729_vHDR_Onズームアップ.jpg

                ☟

   無粋だとは思ったが、 快く応じてくれた。
  ナイスカップル!  ズームアップ。
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尚、 「Level 9」 の営業時間は、
11時00分〜16時00分、  17時00分〜0時00分。

               
ではここで、 ジジイの1番好きなクリスマスソング。
 「O Holy Night」  
             ☟
https://www.youtube.com/watch?v=V7uiqRCW6I8


ジジイの席から空を見ると、 上の方にポツンと明かりが...
      黄色の矢印。
   pict-Screenshot_20191225-202052.jpg
              ☝
 西の方向だから、 おそらく ドイ・ステープ(山)だろう。


今宵のカップルは皆、 来年の今月今夜も、 今年同様ラブラブで
過ごして欲しい。





でも愛はガラスのように脆い。  半分は破局かな。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 14:09| Comment(4) | 食べる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月25日

独居老人の生活1727(倒壊、 崩壊、 あぁそうかい)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1727
                      (倒壊、 崩壊、 あぁそうかい)


 反省する者が立っている土地は、

 もっとも偉いラビが立っている土地よりも尊い。

                                タルムード (ユダヤ人の名言集)


@ この女性(ひと)だーれだ?

洋菓子店でホイップクリームを混ぜている。
  真剣な眼差しだ。
pict-DSCN6459小保方晴子 (1).jpg



仕事が終われば、 たまの息抜きは麻雀で....
都内の雀荘でマスクをしたまま牌を打つ。
                ☟
pict-DSCN6459小保方晴子 (2).jpg



割烹着姿は以前のまま。
しかしかっては牌を持たず、 手にしていたのは試験管。

もうお分かり、 この有名人ですよ。
                 ☟

pict-小保方晴子にハマる.jpg


「STAP細胞はあります」 と叫んではみたが....
結局、 理化学研究所を追われ、 現在は洋菓子店に勤務。

既に千葉県の男性と事実婚。
彼の家に入り、 そこから都内まで通勤している由。

ホイップクリームを混ぜてSTAP細胞現象が生じるとは思えない。
ケーキ作りに理化学の研究が活かされれば、 ま、いいか。

小保方晴子さん(36歳)の近況報告でした。   (source : 週刊新潮)


  **********************


A チェンマイのお年寄りがデモで訴える。

2019年12月20日、 チェンマイのお年寄り100人以上が市庁の前に集合し、 次のことを訴えた。

「年金額を月当たり3000バーツにアップしてほしい!」

pict-increase monthly pension.jpg


現在、 タイ人で60歳以上のお年寄りは10,670,000人、 タイの人口の16%を占めている。

そして支給される年金は600バーツ/月(20バーツ/日)。
あまりに低くて、 とても生活していけないという。

デモのリーダーがこう主張する。

「300万人以上の老人が経済的に成り立たない状態です。
政府は他の分野にカネを使い、 老人に恩恵はありません。

我々もかっては労働者や生産者でタックスペイヤーでした。
今こそ支援を必要としているのです」

彼らの訴えがどこまで通じるか....厳しいだろうなあ。

                 * *

我々チェンマイ在留邦人もチェンマイ総領事館に訴えたいよ。
「一刻も早く円高政策をとって欲しい!」

ジジイは2019年1月13日以来、 数回にわたり両替をしているが、 1万円=3,000バーツを超えたことは1度もない。

  1月13日は、 1万円 → 2,800バーツ。
  12月19日は、 1万円 → 2,752バーツ(両替はSK)

7年前には1万円 → 3,800〜4,000バーツもあったのに...
これではお手当の工面がつかず、 恋人の1人も持てやしない。

円安は日本国内の輸出企業が潤うだけ。
海外の年金生活者に恩恵なし、 懐が苦しくなるだけ。

なんとかならないものか、 為替レート.....トホホのホ。


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B なぜこんな事が起きるのか?

2019年12月6日、 ケニヤの首都・ナイロビでの出来事。
6階建ての集合住宅が倒壊したのだ。
                  ☟
pict-DSCN6403ナイロビ.jpg


12月6日時点で少なくとも4人が死亡、 瓦礫の中から21人が救出された。

過密都市のナイロビで、 安全基準に達していない危険な建物が
粗製乱造されているという。

倒壊した建物の後ろに見える建物も危なっかしいな。
   (source : Newsweek)

                * *

危ない建造物は、 過去にも人的被害をもたらしてきた。
ちょっと振り返ってみよう。

pict-ダッカ近郊ビル崩落事故 2013年(バングラデシュ).jpg
   ☝ ダッカ近郊ビル崩落事故 2013年(バングラデシュ)


2013年4月23日、 バングラデシュの首都ダッカ近郊の町で、 8階建のビル 「ラナ・プラザ」 が崩壊、 1,127人が死亡。

無理やり設置されていた大型発電機の振動が原因で崩壊。

もともと商業用ビルとして建てられたが、 衣料品・縫製品の工場がビル内に作られた。

工場を想定しておらず、 しかも建設の際に基準を満たしていない鉄筋やれんがなどを使用。

各階に4台ずつ設置された発電機の振動でアウト、 崩壊した。

                * *

この建物もいい加減な造りだった。

   韓国の三豊百貨店崩壊(1995年)
pict-三豊百貨店崩壊事件 1995年(韓国).jpg


安全性を完全無視した無茶な構造で崩壊

建設中に方針変更、 5階建の商業施設を建てることになる。
4階建を急遽5階建にすること自体が無謀で、 安全性を無視。

見た目を重視し中央部の柱を取り除きエレベーターを設置。
加えて柱を細くしたり鉄筋の数を減らしたりの手抜き。

おまけに80トンの給水タンクまで設置した。
1995年6月、 重さに耐えきれず、 建物は両端を残して崩壊。

502人死亡の惨事を招く。

                * *

崩壊するのは建物ばかりではない。
大規模ダムだって.....

フランスのマルパッセダム決壊(1959年)

カンヌ近郊のリヴェリアという場所にあるコンクリートダム。
1952年に建設が開始され、 1954年4月に完成した。

特徴は 「薄さ」 で、 高さ66m対し、 最大の厚さが6.7m。
これは当時最も薄いアーチダムと言われた。

pict-マルパッセダム決壊事件 1959年(フランス).jpg


完成から5年後の1959年12月、 降り続いた雨と強風に耐えきれずに崩壊。
水が麓の街を襲い、 421人が死亡。

土地の基礎調査の不足により構造上無理が生じ崩壊した由。

                * *

ダムなら中国も....

  板橋ダム決壊(1975年)
pict-板橋ダム決壊事故 1975年(中国).jpg


1958年に大躍進政策が始まった時、 国家的プロジェクトとして建設が加速し、 大躍進の終了後もダム建設は続いた。

しかし1975年8月、 大型台風が河南省を直撃し、 淮河の水量は急速に上昇。

わずかな時間で板橋ダムなど58基のダムが決壊。

洪水が町を襲い多くの人が溺死。
さらに疫病や飢えなどの二次災害が人々を襲い、 推定で17万人が犠牲になったという。

                * *

テロによる倒壊もあった。

2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロ事件。
イスラム過激派テロ組織アルカイダによる4つのテロでの惨事だ

一連のテロ攻撃による死者は2996人、 負傷者は6000人以上。
インフラ等への物理的損害による被害額は最低でも100億ドル。

テロ事件としては史上最大の被害に....
驚いたのがニューヨークの世界貿易センターの崩壊だ。

pict-9.11米同時多発テロ.jpg



pict-9.11で崩壊のWTC.jpg



  pict-世界貿易センター第1ビル 北タワー 崩壊.jpg



pict-WTC世界貿易センタービル崩壊.jpg


同ビルの不動産開発事業者がアメリカン航空とユナイテッド航空を相手取って起訴。

飛行機をハイジャックされた両航空会社に対しても損害賠償を求めたもの。

両航空会社が9510万ドル(約107億円)を支払って和解した。

加えて保険会社から45億5000万ドル(約5100億円)を受け取ることで和解している。


世界貿易センターの崩壊に関し、 忘れられない一言がある。

 「ザマァみろ!」

社民党の女性国会議員が発した言葉だ。
この崩壊だけで2750人以上が犠牲になったというのに....

               * *

これらは倒壊してないが....
pict-DSCN6458.jpg
      ☝ シリアの首都・ダマスカス郊外。 (Newsweekより)

戦争や紛争は都市や町を破壊する。
人が住めなくなればそこは死の街。

人間は、 反省しない生き物なのか。

歴史を語っているのではない。
現在のシリアにはこのような建物の町がある。


安寧を享受する日本人には想像外の世界。
シリアに限らず、 中東・アフリカなど何処にでも起きる崩壊なのだ。

pict-残骸解体エリア、若い女性.jpg



歴史あるこの街は、 今日も平和...活気づいている。
 ジジイは幸せ。
                 ☟
pict-チェンマイの街.jpg

                 ☝


チェンマイって ホントいいですね!   





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