チェンマイ独居老人の華麗なる生活1686(想像界の生きもの)
暗黒のなかでは、 我々の想像力は、
明るい光におけるよりもたくましく働くのを常とする。
カント (ドイツの哲学者)
@ こんな馬鹿と一緒じゃ堪らんわ。
2019年11月6日、 チェンマイ空港での出来事。
飛行機は15:40発のタイ・スマイル航空 (Thai Smile Airline)
バンコク行き、 その時の乗客は86人。
チェンマイ空港離陸の準備が整っていた時、 突然、白人の男性が自分の席から飛び出した。
そして緊急用ドアを開けたのだ。

駆けつけたセキュリティー係員が男を引きずり出す。
男の ID( 身元や国籍)、 動機は発表されていない。

飛行機は17:20 にチェンマイ空港を離陸(1時間20分の遅れ)、
スワンナプーム空港(バンコク)に向け飛び立った。
タイ・スマイル航空は、 希望する乗客に対し別の便のバンコク行き航空券を提供したという。

* *
離陸する前にドアを開けてくれたからまだ良かった。
これが空中で開けられたらどうなったことか。
キチガイは何処にでも.....乗り合わせたら堪らんわ。
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A 日仏友好、 浅草の夜。
昨年、 長く住んでいたチェンマイを引き揚げた T さん(65)は、 現在、瀬戸内海のとある島で独居生活を送る。
先日、 チェンマイのポン友、裸足のマラソンランナー・よも助さんと会うために日光(栃木県)に赴いた。
久しぶりの痛飲後、 T さんは別れを惜しみながら日光を後にし、 東武線で浅草へ....
浅草到着後、 瀬戸内に帰る高速バス時刻まで時間はたっぷり。
で、夕食でもと、 T さんは浅草の飲み屋に入る。
その店でたまたま知り合ったのがフランスからのツーリスト。
彼女も1人で食べていた。

男女2人が席を同じくして語り合う、 となれば必然的に.....
T さんからLineが届く。
「今、 彼女と食事中。
彼女も今日の夜行便でフランスに帰るそうです。
このあとホテルに誘う積もり、 1発ヤル時間はありますから」
「コンドームした方がいいよ、 病気が怖いから。
チェンマイから成功を祈ります」 とジジイ。
「私は何処に居ようとも、 コンドームは常に持ち歩いてます。
いつ何処でチャンスがあるか分かりませんから」
用意周到とはこのことだ。
しかしチェンマイでは全くチャンスがなく、 恋人も作れずに
寂しい帰国となった。
* *
ジジイが性交を祈った1時間20分後、 T さんから再びLine。

「今、 岡山行きに乗ってます。 彼女は飛行機の中かも....
乗客は4人だけ、 彼女のことを思うと寂しく感じます。
彼女も私のことが、 日本の良き思い出になるでしょう」
肝腎のホテルに行ったかどうかは記されていない。
ジジイはここで推理してみた。
居酒屋を出てホテルに行くにしても10分以上はかかる。
バス出発時刻の遅くても15分前にはバス停到着で行くはず。
H するには余りにも時間が足りない。
猿の交尾ならともかく....
おそらく居酒屋で飲んだ後、 店でバイバイしたに違いない。
もし成功(性交)していたなら、 フランス人女性はがっかりしたことだろう。
「日本人男性のアレ、 浮世絵とは全然違ってたわ」
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B 「驚異と怪異――想像界の生きものたち展」
場所:大阪・吹田市の国立民族学博物館。
2019年11月26日(火)まで開催中。
観覧料:
一般880円(600円)/大学生450円(250円)/高校生以下無料
( )は、 20名以上の団体料金、 大学等の授業で利用の方、 3ヶ月以内のリピーター、 満65歳以上の方の割引料金。
資料点数は約630点。
なぜ人類は、 この世のキワにいるかも・・しれない不思議な生きものを思い描き、 形にしてきたのか?
奇妙で怪しい、 不気味だけどかわいい、 世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合!
妖怪やモンスターの源泉にある想像と創造の力を探る特別展。
* *
喧々諤々だった愛知トリエンナーレとは異なり、 こちらは左翼プロパガンダは一切なし。
では興味のある皆さま、 作品の数々を写真でご覧くだください。
館内。

「ろくろ首のミイラ」

☝ ライデン国立民族学博物館(オランダ)
「人魚のミイラ」 湯本豪一氏所蔵(日本妖怪博物館)

「猫鬼の頭蓋骨」 湯本豪一氏所蔵

アメリカワシミミズクのカチーナ人形

ヴェヒガンテ衣装(プエルトリコ)

グリーンランド

以下白黒写真3点は 「週刊文春」 より。



マレーシアの木彫り人形

影絵人形(中国)

仮面 (クモ) (メキシコ)

仮面 (悪魔) (メキシコ)

絵画 「セイレーンと蛇」 (コンゴ)

首長人形 (大天使) (ペルー)

人魚のミイラ(ライデン国立民族学博物館)

人形魚の引き札(江戸後期、 日本)

彫像(鳥人)(リベリア)

彫像「セドゥナ」(カナダ)

木彫りの 「ナワル」 (メキシコ)

雰囲気をビデオでどうぞ! (3分)
https://www.youtube.com/watch?v=d6jmJrOoj4I
では最後の作品、 日本の現代を代表して....
驚異と怪異――現世の生きもの。
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☝ お笑いのハリセンボン、 箕輪はるか。
あだ名は 「死神」、 人間です。
こちらはお隣の国から.....
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”想像力は 知識という土台の上に作られる”
エリザベス・フェルプス (米国の女流作家)
チェンマイって ホントいいですね!