チェンマイ独居老人の華麗なる生活1574(言葉の力-2)
私は、 今日、 引退を致しますが、
我が巨人軍は永久に不滅です!
長嶋茂雄 (引退セレモニーでの挨拶)
以前、 本ブログで取り上げたのが長嶋茂雄語録。
だがミスターにはまだまだエピソードがあったのだ。
今日はそんなミスタージャイアンツをお楽しみください。

@ 長嶋がゴルフ場へ行った時のこと。
ゴルフ場近くの農家の人が 「長嶋さんにプレゼントしたい」 と
山から採ってきた山芋を差し出す。
「こんなに長い山芋は滅多に採れないんです。
どうぞ受け取ってください」
そしたらミスター、 「どうもありがとうございます」 と言いながら、
膝で山芋をパキッと2つに折って車のトランクに放り込んだ。
そして颯爽と帰っていったという。
* *
A 長嶋がレポーターになった時。
有名ゴルフ大会のレポーターを任されたミスター。
「今日の風はこんなに強いんですよ」 と
芝をむしって飛ばして見せた。
ミスターは風向きを考えていなかった。
芝が全部、 ブワッと自分の顔にかかっちゃた。
そのあと長嶋の後ろにいるギャラリーが、 カメラに向かって手を振ったり、 ピースしたりと大はしゃぎ。
カメラマンが 「後ろ、 しゃがめ、 しゃがめ!」 と手で合図。
と、長嶋はいの一番にしゃがみ込んでそのままレポート。
* *
B トライアスロン大会のスターターを任された時。
その日はあいにくの雨。
長嶋がスタートのピストルを撃ったが、 雨でシケちゃってるから音が鳴らない。
何回か引き金をひくが、 それでも鳴らない。
困ったミスター、 口で叫ぶ。
「ドーン! ドーン! 皆さん、ドーンですよ!」
* *
C 現役の頃、 若手選手に車の運転を頼む。
走行中、 「そこを左折してくれ」 と言ったが、 言うのが遅くて交差点を通り過ぎてしまう。
仕方なく若手選手はしばらく行って U-ターン。
さっきの交差点に戻って来た。 そしたらミスター、
「ほら、 今度こそ左折だ」
U-ターンして来たのだから右折、 若手選手は戸惑ったという。
* *
D 長嶋がデート中のこと。
独身のミスターがデートしてたら、 記者たちにしつこく追いかけられた。
頭にきて一言。
「いい加減にしてよ、 僕にもデモクラシーがあるんだ!」
* *
E 握手を求めたファンが長嶋に言う。
「私、 長嶋さんと同じ誕生日なんです」
するとミスターは、
「へー、 で、 あなたの誕生日はいつなんですか?」
* *
F 長嶋が現役の頃。
巨人の同僚選手・富田勝が、 「カーブの打ち方を教えてくれ」
こう言われたミスター、
「球が来た、 曲がった、 打て」 と教えた。
* *
G 同じく現役の頃。
試合終了後、 銀座に飲みに行ったことを記者団に聞かれ、
「午前2時に寝て5時に起きる。
僕は5時間寝れば十分なんです」
* *
H 同じく現役の頃。
「ホテルに帰って、 シャワー食べて、
うどんを浴びたらもう12時だった」
これもミスターの単なる言い間違い。
* *
I 同じく現役の頃。
「今年初めての開幕戦で.....」
* *
J 長嶋が監督時代のこと。
ピンチを迎え、 ミスターはマウンドへ行く。
そしてピッチャーにこうアドバイス。
「カーブでカウントを稼いで、 決め球はカーブだ!」
* *
K 同じく監督時代。
「代打、 後藤」 と主審に告げる。
そのとき後藤は、 代走で出塁中だった。
* *
L 長嶋が解説者時代の頃。
緊迫した試合の流れについて、 アナウンサーから聞かれて一言。
「この試合は1点でも多く取った方が勝ちでしょうね」
* *
M 長嶋がレストランに行った時。
ミスターが鶏肉料理を頼んでこう言った。
「アイ アム チキン」
(週刊ポストから引用)
* *
今後、微力ではありますが、 巨人軍の新しい歴史の発展のために、 栄光ある巨人が明日の勝利のために、
今日まで皆様方から頂いたご支援、 ご声援を糧としまして、
さらに前進して行く覚悟でございます。
長い間皆さん、 本当にありがとうございました。

☝ 長嶋茂雄、 後楽園1974年10月14日)
長嶋って ホント いいですね!
<追記>
本ブログ#1315(2018年10月5日)でお届けした長嶋語録。
まだお読みでない皆さま、 以下に再掲しましたのでどうぞ!
* *
長嶋が数え年61歳の時に放った言葉。
「エー、 初めて還暦を迎えまして....」
*
ミスターは 「好きな四文字熟語を」 と言われ、 渡された色紙に
こう書いた。
「長嶋茂雄」
*
駅でたまたま新婚旅行客の一団と一緒になり、 何か言葉をかけてあげてと言われて...
「皆さん、 がんばってください」
*
「キューバもアイアンからウッドに変わって.....」
金属バットから木製バットになった時の長嶋発言。
*
「長嶋さんの打撃論は?」 と記者に問われ、
「打つべきときに、 打つべき球を打つ」 とてもシンプル。
*
千葉・佐倉出身の長嶋茂雄が対談で.....
「どうして千葉からいい選手が出るんですかね?」 の質問。
ミスタージャイアンツは、
「東京に近いからねエ」
よく分からないのがミスターの持ち味だった。
*
ペナント争いのシーズン中、 誕生日にホームランを打った選手に
「凄いな、 俺はバースデイアーチ、 打ったことないよ」
ちなみに長嶋の誕生日は2月20日、 まだキャンプ中。
*
長嶋が巨人の監督時代に....
「ジャイアンツの監督は大変ですよ、
毎日がジャイアンツ戦ですから」
*
オープン戦が終わりいよいよ開幕、 抱負を訊かれた長嶋監督、
「開幕10試合を7勝4敗でいきたい」
*
長嶋監督が、 ピンチヒッターに耳元で指示。
「打つとみせかけてヒッティングしろ」
どうすりゃいいんだろ?
*
主審にピンチヒッターを告げに行く。
この時バントの構えをしながら、
「代打、 バント土井」 主審も泡食ったろう。
*
試合開始前に予想を訊かれ、
「伯仲してます、 一点でも多くとった方が勝つでしょうネ」
*
「野球の勝負は家に帰って風呂に入るまでわかりません」
☟

*
長嶋がスランプの打者にバッティング指導をした。
「来た球を打て!」
*
デーブ大久保が長嶋監督に、
「監督、少しスィングがおかしいので見て貰えますか」 と素振り。
監督 「うーん、 どれどれ」
バットを持ってしばらく素振り。 大久保にバットを返して
「どうだった? オレのスウィング」
*
ミスター主催の少年野球教室にて...
「球がこうスッと来るだろ、 そこをグゥーッと構えて腰を
ガッとする、 あとはバァッといってガーンと打つんだ」
*
槇原投手が完全試合継続中に、
「槇原が緊張するからパーフェクトと言ってはダメだぞ」
と槇原の横で言う。
*
サヨナラ勝ちをした後のインタビューでコメント。
「いやぁ興奮を通り越してエキサイティングしました!」
以上。