2019年07月07日

独居老人の生活1572(言語の力)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1572(言葉の力)


 一回でも、 腹の底から笑った事のある人間は、

 どうしようもない悪人にはならない。

                                カーライル (イギリスの思想家)


吉本興業の芸人が反社会的勢力のパーティーに出演(闇営業)。
これが今、 世間を騒がせている。

こんなことは昔からあったこと。
美空ひばりは山口組・田岡一雄組長の庇護のもと大スターに...

北島三郎は稲川会の宴席に出演、 これがバレて紅白歌合戦出場を辞退した。
小林旭、 細川たかしらも同様に、 ヤクザの宴席で唄っている。

俳優・若山富三郎か小林旭のどちらかと記憶する。
彼が暴力団幹部と一緒にゴルフした。

それを批判され、 返した言葉がすごい。

「組長たちとゴルフして何が悪いんだ?
カネを貰ったわけじゃない、 カネを渡してもいない。

ただコースを一緒に回っただけ、 世間に一切迷惑をかけてない。
ゴルフ場で一緒して、 何故いけないんだよ」

昔の芸能人は今と違っていた。

                * *

落語の月亭可朝は、 歌がヒットしてブレイクした。

pict-月亭可朝.jpg

”ボインは赤ちゃんが吸うためにあるんやで〜
お父ちゃんのもんと違うのんやで〜”

この可朝が野球賭博で捕まった。 で、刑事に訊いた。

「野球賭博はなんであきまへんのや」

若い刑事が呆れ顔で答えた。

「暴力団の資金源になっとるからに決まってるやろ!」

そこで月亭可朝は膝を叩いた。

「それやったら大丈夫ですわ、 わし、 トータルで勝って
ますさかい。
暴力団の資金を吸い上げている いうことですわ。
お上から表彰状 もろうてもええんとちゃいますか」


芸人はこのくらいのことは言って貰いたいもの。

               * *

俳優・加藤剛が、 女優志望の娘と共にTV番組に出演した。
娘は食事のとき、 食べるのがすごく遅いんだとか。

それを加藤剛が、

「いつまでもクチャクチャやってると、 口の中でウンコに
 なっちゃうよって言ってるんです」


二枚目俳優・加藤剛の言葉だったので、 強く印象に残った。

               * *

先代・林家正蔵の言葉は、 笑点で林家木久扇がよく物真似していたのでご存知かも....

正月、 林家正蔵の家(長屋)の餅にカビが生えてしまった。
で、 弟子が訊いた。

「どうしてカビが生えちゃうんでしょうね?」

「てめえは、 そんなこともわからねえのか、
  早く食わねえからだ」

                * *

ある結婚式でのこと。
司会から乾杯の音頭の指名を受け、 来賓の爺さんが発声。

この爺さん、 かなり緊張していたのだろう。

「では、 新郎新婦のご冥福を祈って....乾杯! !」

                * *

披露宴のクライマックス、 新郎新婦から両親に花束贈呈。
そして受け取った父親が挨拶。

新郎の父親は口下手、 で、ここは新婦の父が代わって言う。

「ふつつかな娘ですが....」 と言うつもりでいた。
しかし酔っていたからだろう。

「ふしだらな娘ですが.....」

あとで娘と奥さんから、 こっぴどく叱られたという。

                * *

芸能人はファンから色紙を頼まれる。
サインだけのもあるが、 蕎麦屋や居酒屋の壁に飾られたりする。

大相撲の元横綱・曙は、 色紙にこう書いたと聞く。

「春はあけぼの」


漫画家の手塚治虫、 こんな色紙なら貰って嬉しい。

                ☟

pict-手塚治虫の色紙.jpg

                 * *

噺家・柳家小さんの色紙は有名だという。
絵と文字を書いたが、 抜群に上手いと評判。

狸の文福茶釜をサラサラッと書き、 横に 「他抜」 とくる。
             ☟
   pict-柳家小さん.jpg

なぜ狸を他抜と書くのか、 小さん答えて曰く、
「他人を追い抜くくらいの気概を持て」 。


小さんの弟子の立川談志は色々、 何でもあり。
    若い頃は、
  pict-立川談志色紙.jpg
    ☝ 笑われるまでに 噺家さんざ泣き


ほかには 「ピエロの笑いには涙がある」  「伝統を現代に」
「狂気と冒険」  「勝手に生きろ」  「弟子ァ 馬鹿だ」



山のアナ アナで人気だった三遊亭圓歌はキザだった。
一文字色紙が多く、 墨で書く。
              ☟
   pict-三代目 三遊亭圓歌.jpg

ほかには、 「夢」  「和」  「藝」
イメージとはかなり違った色紙になっている。


ある噺家は居酒屋で色紙を求められた。
そこで咄嗟にこう書いた。

「愛は憎しみに変わり、
 アルコールはアセトアルデヒドに変わる」

受けなかったそうだ。

               * *

ジジイがチェンマイの人気居酒屋 「サムライキッチン」 で飲んでいた時。
この店の壁には、 懐かし映画や商品のポスターが飾られている。

ふと目に入ったのがそんな宣伝広告。 (黄色の矢印)
                 ☟
pict-DSCN5780サムライキッチン.jpg


美人局(つつもたせ)とは、 男が妻や情婦に他の男を誘惑させ、 それを種に相手の男から金品をゆすり取ること。

それが 「銘菓 美人局」 とは....凄い菓子があったもの。

とよく見れば、 ジジイの見間違い、 勘違い。

                  ☟

pict-pict-DSCN5780サムライキッチン.jpg


美人豆、 佐賀県武雄の名物で、 砂糖をまぶして固めた豆菓子。
看板はどういう訳か九州と和歌山に分布されている。
                  ☟
pict-pict-銘菓美人豆.jpg


「サムライキッチン」 にある看板は本物、 どこで入手したんだろう?

だけど 「美人豆」 を 「美人局」 と一瞬勘違いしてしまったジジイの愚かさ、 情けない。


念のために、 ジジイは美人局....






遭ったことなし、 やったこともなし。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:18| Comment(4) | バラエティー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする