チェンマイ独居老人の華麗なる生活1554
(訪れてみたい海外の都市ベスト20)
旅の効用とは現実を直視することによって
想像力を抑えることであり、
物事がどのようなものであるか考える代わりに、
それらをありのままに見ることである。
サミュエル・ジョンソン(イギリスの文学者)
ジジイは旅行が趣味で、 30歳から海外にも出るようになった。
かなり旅したつもりだが、 未踏の地は数多い。
皆さまが訪れた街(都市)で、 1番お気に入りは何処ですか?
また、 今後行ってみたい街は?
今日は人気の都市をピックアップ、 写真でお楽しみ戴きます。
皆さまは20都市のうち何か所、 足を踏み入れたでしょうか?
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@ 観光旅行の人気番付けならここが断トツの1位か。
パリ。

ジジイはまだパリに行ったことがない。
フランスではトゥールーズ → モンペリエ → ペルピニャンだけ。
2000年2月、 バルセロナ → アンドラ公国 → ピレーネ山脈 → バスでトゥールーズに辿り着いた。
アンドラ公国では2泊したがやることがなく、 退屈したことを覚えている。

☝ ジジイが泊まったホテル(アンドラ公国)
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A ここも訪れてみたい人気都市。
バンコク

バンコクにはかれこれ40年前か、 初めて訪れた。
生まれて初めてマッサージパーラーに行ったのがバンコク。
Biginner's luck、 とても初々しく可愛い娘が相手してくれた。
1997年7月のこと、 52歳だったジジイはバイアグラなしでも勃起した。 その後22年、 随分と衰えるもんだ。
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B ロンドン。

ジジイがロンドンを旅したのは1989年8月下旬。
1人旅の11日間、 英国とアイルランドを周った。

☝ 今から30年前のジジイ。
ロンドン到着もホテル予約なし、 で、歩道にあった公衆電話からガイドブック案内のホテルに電話し予約、 地下鉄で向かった。
そのホテルには1泊だけ、 近くに遥かに安いホテルがあったのですぐ移った。
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C シンガポール。

ジジイは1度だけ、 シンガポールに滞在している。
1979年頃だったか1人旅、 マレーシアから鉄道で入国した。
魅力のない都市で、 2度と行きたいとは思わない。
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D ドバイ (アラブ首長国連邦)

ジジイの未踏の地。
よほどカネと暇と体力があるならともかく、 特に行きたいとは思わない。
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E 東京。

若いタイ人女性を口説くには次の台詞が効果抜群とか。
「オレの恋人になれば、 何回でも日本に旅行できるよ」
ドバイなどと異なり、 東京は人工都市ではない。
日本の歴史と文化がムンムン溢れる、 それが東京だ。
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F ニューヨーク。

ジジイは1993年8月、 48歳で初めてニューヨークを訪れた。
この時は3泊した後、 列車でワシントンに移動。
夜、 ニューヨーク名物の JAZZ Barに行き、 ライブを聴いてるうちに居眠り、 相当飲んでたから...
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G ソウル。

ジジイが生まれて初めて訪れた外国が韓国でソウル。
30代前半、 会社の上司(課長)と2人でツアーに参加。
ツアーは全部で7人、 ソウル → 扶余 → 慶州 → 釜山と周る。
やはり妓生との思い出が1番強い(好印象)。
帰国後、 同行の上司が社内でジジイの夜の行動を吹聴したため、 ジジイは ”女好き”、 ”助平” のレッテルを貼られてしまう。
それ以来異動すると、 ジジイは、 「酒好き、 旅好き、 女好き」 になっていた。
これまで韓国には計4度、 訪れている。
最後にソウルを訪れたのは1995年(ジジイが50歳の時)のゴーデンウィークで、 娘や孫が一緒だった。
ということは、 24年間、 韓国とはご無沙汰ということ。
今後も行くことはないだろう。
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H クアラルンプール(マレーシア)

1979年頃(ジジイ33か34歳の時)、 ペナン滞在後、 バターワースから夜行列車に乗り、 クアラルンプールに到着。
ここで数日滞在後、 前述のシンガポールに向かった次第。
クアラルンプールにはその後、 4回訪れている。
最後の訪問は2000年6月下旬、 ソウルで登場の元上司(ジジイより14歳年長)との2人旅(個人旅行)。
元上司とは異動後も引退後もずっと付き合いがあり、 旅行もよくご一緒した。
ジジイが一時帰国すると必ず会食。 しかし今年はダメ、 転んで腰を骨折。
ジジイがチェンマイに戻る前日(今年6月1日)、 電話で来年こそ..ということでお別れ。
お元気な声だったのだが、 その2週間後、 肺炎からあっという間に死去(享年87)。
人の命というのはあっけないもの、 そのうちジジイだって....
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I 香港。

ジジイの最初の香港訪問は30代前半、 中国旅行のスタート地点だった。
香港 → 深圳 → 広州 → 桂林などを周り、 最後にまた香港。
香港から広州までは鉄道で移動。
30人ほどの団体旅行で、 添乗員も同行。
ジジイは前述の元上司と一緒にツアー参加。
香港観光は一応あって、 ショッピングやタイガーバームガーデン(2000年に閉鎖)など。
その後3回、 香港に滞在している。
ジジイが一時帰国の際は、 香港経由〜成田が多い。
だが1度もストップオーバーしたことがない。
物価高だし、 もう行きたい所もない。
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J イスタンブール(トルコ)。
ジジイは2度、 トルコ旅行をしている。

1回目は38歳の頃で、 ゴールデンウイークを含め16日間の休暇をとり、 1人で各国をまわった。
よくぞ16日間も休めたもの、 これは会社のみんな(周囲)がジジイの旅行好きを知っていたから。
イスタンブールにはソフィヤ(ブルガニア)から鉄道で入国。
真夜中に出発した列車がイスタンブールに着いたのは午後3時を過ぎていた。
15時間の乗車でうんざり、 しかしまだホテル探しがある。
駅員に訊いたら 「あの坂道を上がった丘に幾つかあるよ」
荷物を背負い、 エッチラ坂道を上った記憶が鮮明にある。
このイスタンブールには飾り窓があり(今はどうか?)、 ショートで3000円くらいだった。
娼婦がコンドームを持たず、 「問題ない」 に、ま、いいかでズブリ挿入。
帰国後もずっと病気を心配していた...(結果セーフ)。
最後のトルコ訪問は2006年11月、 ジジイが61歳のとき。
2週間でトルコを1周する旅行、 結構寒かった。
イスタンブールの飾り窓を探したが、 見つからなかった。
場所の記憶が曖昧で、 辿り着けなかったと思う。
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K バルセロナ(スペイン)。

ジジイがバルセロナを初めて旅したのは2000年2月。
約2ヵ月間の1人旅の行程で訪問。
この時はマドリードから鉄道で → アリカンテ(5日滞在) →
(バスで)バレンシア → (バスで)バルセロナに到着。
この後フランスに入り、 鉄道でまたバルセロナに戻る。
そして夜行の船に乗り、 マジョルカ島に渡った。
マジョルカに4日間滞在後、 飛行機でバルセロナに帰った次第。
2ヵ月間の旅の終わりは、 バルセロナから成田に飛んだ。
ホテルの予約はせず、 全て移動ごとにホテル探しからスタート。
ホテル代は1500円〜2000円/泊が多かったと記憶。
2ヵ月間の旅費総額は約62万円(成田出発から成田着まで)。
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L アムステルダム(オランダ)

空港でのトランジットはあるが、 ジジイはアムステルダムに1度も降り立ったことがない。
飾り窓の雰囲気を味わいたいが....
もう老いぼれた、 行きたいという欲求も起きてこない。
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M ミラノ(イタリア)

☝ ドゥオーモ。
ジジイがミラノに行ったのは1回だけ。
1990年9月上旬、 1人旅のワンシーンといえる。
この時は成田 → チューリッヒ → ローマ → ポンペイ → フィレンツェ → ボローニャ → ベニス → ベローナ → ミラノ → フランクフルト → 成田。
ミラノのドゥオーモは勿論見物。
その近くでランチ、 料理がズラーっと並んでおり、 自分で好きなものを選ぶ。
その料理の中にワイン(小瓶)が置かれていて、 若いイタリア人女性が当然のように取っていた。
さすがイタリア、 そう感心した記憶がある。
ジジイもワインを飲んだことは言うまでもない。
ミラノの郊外を見たくなり、 路面電車に当てもなく乗車。
終点で下車、 すぐ近くのスーパーマーケットなどでブラブラ。
帰りも電車、 途中車内で睡魔に襲われ爆睡。
終点で、 乗客のイタリア人男性がジジイの肩をポンと叩き、 起こしてくれた。
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N 大阪。

京都・奈良よりも、 外国人が訪れたい都市は大阪のようだ。
なるほどジジイもそう思う。
安価な食い物がいろいろあって素晴らしい。
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O 台北(台湾)

ジジイが台北を訪れたのは、 韓国旅行と同じ年。
韓国はゴーデンウイーク、 台湾は夏休みを利用した。
台湾はジジイ初めての海外1人旅、 今から40年以上も前のこと。
この時は台北 → 花蓮 → 台東 → 高雄 → 台中 → 台北。
2度目の台湾旅行は2008年5月。
前述の元上司との2人旅、 これが彼との最後の旅となった。
ジジイは63歳、 元上司は77歳の年である。
元上司は、 「歳で身体がキツい、 もう海外は諦めるよ」
この時の思い出は、 台湾の新幹線に初めて乗ったこと。
なんてこと、 なかったが....
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P ローマ(イタリア)

ローマに地下鉄があるのでエーっと思った。
至る所遺跡だらけ、 よくぞ掘った(作った)もの。
ローマ滞在中は結構地下鉄を利用した。
名所旧跡をあちこち周ったが、 どうやって行った(移動した)のか、 記憶にない。
ローマの歌とともに観光をどうぞ!
☟
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=2woZ7cmsG0U
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Q 上海。

ジジイの上海初訪問は1996年12月31日、 51歳の時。
本来は30日夜の到着予定だったが、 空港が霧のため着陸不可。
成田に引き返し、 幕張プリンスホテルに1泊させられた。
翌朝、 再度搭乗、 無事上海の地を踏んだ。
出発前日の12月29日、 東京在住の伯母が死去。
既に上海に飛び立ったという嘘(も方便)で、 葬儀は欠席。
四捨五入で90歳の大往生、 旅行を中止しても故人は喜ばないだろう。
尚、 葬儀には大学生の息子に1万円と交通費を渡し、 代理出席させた。 息子はお年玉と言って喜んで出かけた。
ちなみに、 息子が伯母と顔を合わせたことは1度もない。
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R ウィーン(オーストリア)

ジジイがウィーンを初めて訪れたのは38、9歳の頃か。
ということは今から35,6年前のこと。
1人旅、 路面電車に乗り、 気ままに街を見て歩いた。
映画 「第三の男」 のラストシーンはウィーンの墓地。
ここで男女の何とも言えない心理が..... ジジイは映画を思い浮かべながら墓地の中を歩いた。
☟ (43秒)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=N8Njr-jbj2s
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S プラハ(チェコ共和国)

プラハには行ってみたかったが....
もう旅する気力、体力、 金力に乏しい年齢か。
最近は飛行機に乗るだけで億劫になる。
せいぜい5時間くらいが限界のようだ。
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以上、 訪れたい都市人気20をご覧戴いた。
入らなかった都市でも魅力的なところは数多い。
サンフランシスコ、 バンクーバー、 ニューオリンズ、 ホーチミンシティ、 カサブランカ、 ダブリン、 カイロ等々。
皆さまの思い出の都市、 行ってみたい街は何処でしょう?
ジジイには1つだけ、 自信を持ってお勧めできる街がある。
ここを見ないで死んだら損...と言いたい。

☝ チェンマイ。
チェンマイって ホントいいですね!