2019年04月14日

独居老人の生活1498(ホイアン観光-2:江戸時代、 ホイアンに暮らした日本人)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1498(ホイアン観光-2)


   茶の花香より  気の花香

      意味:
    来客をもてなすには、 香り高いお茶を出すよりも、
    真心を込めて相手を歓迎することが大切である。


ダナン〜ホイアン観光は今回が最終回。
”江戸時代、 ホイアンに暮らした日本人のロマンは如何に...”


今日はホイアン旧市街を見てまいりましょう。

ホイアンにもちゃんと市場がある。 (地図はココ
ま、東南アジア、 どこの市場も似たり寄ったりだが.....

  編み笠(帽子)がチェンマイとは違った光景だ。
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昼間は観光客の出が少なく、 のんびりした感じの旧市街。
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   川面に浮かぶ小舟。
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   これが夜になると客を乗せる観光船に・・
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   ホイアンは夜景が美しい。
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   川沿いで食べる人。
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   橋だって煌びやかに・・
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でも日中のホイアンはのんびりしたもの。
ホテルの無料自転車に乗って見て回る.......暫しの休憩。

ジジイはビール小缶(2万ドン:27バーツ)を飲む。
店内では現地の人が賭け事(カード)に興じでいた。
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ホイアンと日本は昔から馴染み深い。
遠来橋というJapanese Bridgeが今も存在する。
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幅3m、 長さ18mの瓦屋根付きの太鼓橋。
1593年に日本人が橋を架け、 当時の日本人町と中華街を結んでいたとか。

現代のベトナム語では Chùa Cầu(橋寺)とも呼ばれ、 その名が示す通り、 橋の中に祠が設けられている。
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 夜は灯りが点いて綺麗、 記念写真を撮る人でいっぱい。
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  でも昼間、 橋を裏側から見ると・・幻滅かも?
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日本は江戸時代、 その頃のホイアンで日本人街の長を務めたのが角屋七郎兵衛。

朱印船貿易に携わり、 21歳の時(1631年)、安南(現在のベトナム)に渡った。
だが、 その2年後に鎖国令が出たため、 七郎兵衛は二度と日本に戻れなくなる。

海外との連絡が緩和された後、 彼は手紙を故郷に送った。

「心配せんでええで、 俺は元気で楽しい生活をしてるで」 

この手紙は故郷の松阪市に残存している。

角屋七郎兵衛は中国船に投資、 日本へ黒砂糖や絹布を輸出して生計を立てたが、 1672年にホイアンで生涯を終えた(享年61)。


当時ホイアンの人口は4000人前後。
ホイアンの日本人町には200〜300人が住んでいたという。
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「朱印船時代の日本人」 ―消えた東南アジア日本町の謎
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      ☝ 小倉 貞男著 (中公新書)

この本を読んでホイアンを訪れると、 街の情緒がぐっと湧き、 当時の世界が描き出されよう。

21歳でベトナムへ....そして日本に戻ることなく40年、 七郎兵衛の胸中いかん。

チェンマイで暮らし、 日本には戻らない戻れないという人がおられるかも。
380年前のホイアンと比べれば、 今のチェンマイは天国。

「俺は元気で楽しい生活をしてるで」 の七郎兵衛でまいりましょう。 

                  * *

この日のランチは旧市街の西の外れ、 通りで見つけ偶然入る。
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   2階がエアコン席。
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おや変だ、 客に白人が1人もいない。
そして聞こえてくるのは韓国語。

メニューを見て合点がいった、 ここは韓国レストラン。
店名:「Youn's Kitchen」

ブルゴギを注文:15万ドン(204バーツ=720円)。
ビールRarue小瓶が3万ドン(41バーツ=144円)、 2本飲む。
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少し甘い味、 しかしキムチなど付き出しが辛めで丁度いい。
雰囲気よく店員の接客も言う事なし。

帰りがけに店長らしき人がジジイに言う。
 「あなたはコリアンですか?」

ジジイは笑って、
「アニョハセヨ、 カムサハムニダ」 と答える。

他にアニョハシムニカ(元気ですか?)、 ジジイの韓国語はこの
3つだけ。

                * *

角屋七郎兵衛に加え、 もう1人ホイアンに縁ある日本人がいた。

肥後熊本の武士出身で、 長崎在住の豪商・荒木宗太郎。
ベトナム女性を妻に娶って日本に帰った商人だ。

15世紀、 明の支配を脱した後、 フエを中心とした中部は阮(グエン)氏が実権を握り200年以上続く。

ホイアンを訪れた荒木宗太郎は1619年、 阮氏の娘と結婚した。
例えるなら、 オランダ人が大友宗麟の娘と結婚したようなもの。

驚くことに現地妻ではなく、 自分の朱印船に乗せて長崎に連れて帰ったのだ。
彼女は夫の屋敷に住み、 娘1人に恵まれる。

アニオーさんと呼ばれて親しまれた彼女は、 1度もベトナムに帰ることなく、 宗太郎死亡の10年後、 1645年に長崎で没している。

今でも本石灰町おくんち祭りの出し物は御朱印船。
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                 ☝
  長崎出身の方ならご存知、 アニオー姫が登場するとか。

                  * *

2017年11月、 APECに参加中の安倍首相はホイアンを訪問。
その時、 長崎駅に置かれていた朱印船をホイアンに寄贈。

その朱印船だが、 ホイアンで簡単に見ることができる。
場所は前述の 「Youn's Kitchen」 の近く。 (地図はココ
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   こんな説明文がある。
pict-P_20190411_115957_p長崎の船 (3).jpg


では2018年、 安倍首相のホイアン訪問の模様です。
                ☟
https://www.youtube.com/watch?v=RbIYqVWJgug


江戸時代、 ホイアンと日本には交易を通じてロマンがあった。

現代、 チェンマイと日本爺さんには性交を通してロマンがある。

時代は変われども、 ロマンはいつまでも男の夢なのだ。

                 * *

2019年4月12日朝、 ホイアンをGrabで出発 → ダナン空港へ。
50分で空港着、 チェックイン後、 表の両替屋に向かう。

ジジイは1,700,000ドンも残してしまった → バーツに両替。
2,000バーツが戻ってきた(一般レートなら2,300B)。

入管手続きを終え、 チェンマイ出発ゲート#6で搭乗を待つ。
そこにあるレストランは...やはり韓国ダナン。
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            ☝ 客は韓国人かな?


飛行機は予定通り午後12時15分、 チェンマイ空港到着。
飛行機を出た途端、 我々を待ち受けた大歓迎の人並。

「Welcome to Chiangmai」 のバナーを出し、 首の花飾り、
記念品などをプレゼントしてくれた。
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いよいよソンクラン、 この贈り物だけは役に立ちそうだ。

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              ☝ 防水用の携帯入れ。


ダナン〜ホイアン観光の、 ジジイ唯一のお土産となった。

もてなしは気持ちが大切。

やっぱり.......








チェンマイって ホントいいですね!

 <後記> 参考まで。
ダナン〜ホイアン観光、 費用総まとめ。

1.航空賃:Air Asia.

CNX発 6:55 → バンコク 8:10着
                  9:50発 → ダナン 11:30着。
航空賃は2840バーツ(行き)。

ダナン 10:30発 → CNX 12:25着(直行便)。
航空賃:1916バーツ(帰り)。

往復合計:4756バーツ(約16,600円)。  ネットで購入。


2.ホテル: agodaで予約。

HALINA Hotel (ダナン):
920バーツ/泊=約3200円(朝食込み)x 3泊。
  
VENUS Hotel (ホイアン):
朝食込みで629,200ドン/泊(860バーツ:3010円)X 2泊。

  5泊合計:4,480バーツ(15,740円)


3.Grabタクシー:

ダナン → ホイアン:30万ドン(410バーツ:1435円)
ホイアン → ダナン空港:41万ドン(559バーツ=1,970円)

Grab合計:969バーツ(3,400円)


1+2+3 合計=10,205バーツ(36,000円)

これに飲食代等の出費がプラスになります。      以上






posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:03| Comment(4) | 旅の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする