2019年03月29日

独居老人の生活1483(中古バイクの嫁ぎ先-3、 名義変更編)



  前日(#1482)からの続きです。


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1483
                         (中古バイクの嫁ぎ先-3)


 この瞬間、瞬間に、 若さとか、 年寄りとか、 才能とか、

 力があるないとか、 金とか、 あらゆる条件を超えて、

その持てるぎりぎりいっぱいの容量で挑み、生きるということだ。

                                        岡本太郎 (画家)


ジジイが2,000バーツで売ったジャンクバイクは1ヵ月半後、 見事に蘇った。

で、ようやく所有者の名義変更の運びとなる。
新オーナーのNさんと一緒に陸運局へ出向くことに....

Nさんが言う。
「私の居住証明書は領事館で取ってきました。
 独居さんはパスポートを忘れずに持って来てください」

ここまでは良かったのだがその翌日、思いがけないことを言う。

「実は今、知ったのですが、 車の売買では売り手(seller)の居住証明書も要るんです。 半年前にルール変更があったとか」

冗談じゃない、 居住証明書(英文)の発行には640バーツかかる。
2,000バーツで売った二束三文の中古バイクに....

「車のルールがそうなら、 バイクも同じだと思います。
 すぐ領事館に行き、 証明書を取ってきてくれませんか」

こんなバカバカしいことはやってられない。

「取り敢えず俺の居住証明書は持たずに行ってみようよ。
  もし必要だったら、 その時また考えよう」

ということで3月26日午後、 ランプーン街道沿いにある陸運局へと出向いた次第。  (地図はココ)。 

                  * *

2人は先ず陸運局インフォメーションカウンターに行く。
ここで名義変更届の用紙をもらう。

ところがこの用紙、 全てタイ文字、 英語併記がない。
インフォメーション係員が鉛筆で、 sellerとbuyerとのサイン箇所を示してくれた。

テーブルを探してサインをし、 その下にある空欄が住所記入ではと推察。
ジジイが自分の住所を書き、 そのあとNさんも同様に記入。

実にいい加減なもんだ。
で、記入し終えた用紙をインフォメーション係に提示すると、 隣の建物に行けと言う。

そこは車検場になっている。
              ☟
pict-P_20190326_14354バイク名義変更4 (6).jpg



バイクの検査終了 → カードが渡され → 入り口近くで待機。
                   ☟
pict-P_20190326_14354バイク名義変更4 (5).jpg



検査済みの用紙を貰い、 再びインフォメーションへ.....
すぐ4番カウンターへ行けの指示 → 手続き開始。
                    ☟
pict-P_20190326_14354バイク名義変更4 (4).jpg


ここで売り手(ジジイ)の居住証明書も要求されるか、 ジジイは
内心ハラハラして見守る。

もし必要となると、 その発行手数料(640バーツ)をどっちが負担するかが問題に...

Nさん金持ちだが、 払ってくれそうにはとても見えない。
ジジイもカネを出すつもりは端からない。


結果、 杞憂に終わってホッとする。
ジジイはパスポートを提示しただけ。

簡単に名義変更手続きが完了(変更代:145バーツ)。
そして係員から貰ったのがこのカードと用紙。
               ☟
  pict-P_20190326_14354バイク名義変更4 (3).jpg
               ☝
  2日後にバイクの車両登録書を取りに来いということ。

ここでジジイの役目は終了。
このあと外に出て、 陸運局内で試乗して記念撮影。

動かなくなって早や2ヵ月経過したジジイの元愛車、 今ではNさんの手に....懐かしんで乗ってみた。
                ☟
   pict-P_20190326_14354バイク名義変更4 (2).jpg



   pict-P_20190326_14354バイク名義変更4 (1).jpg
       ☝ 颯爽と元愛車にまたがるジジイ(73)。


Nさんが誇らしげに言う。

「凄いでしょ?  ガラクタを新車レベルに再生したんですから。
 独居さんも、 あれだけの不良バイクによく乗ってましたね。
 まさに怖い物知らず、 死なずに良かったですよ」

「そうじゃない、 俺はボロバイクを巧みに乗りこなしてたんだ。
  それも高度なスキル、 天才的ライダーと言って欲しいな」

そしてジジイは元愛車に乗ってスーパーハイウエーに出る。
生まれれ初めて、バイクで時速80kmの疾走。

試乗を終えてジジイは言う。

「バイク、 6,000バーツで買い戻すよ」

「それを、 濡れ手に粟って言うんですよ!」


初めてバイクのオーナーになったNさんだ、 恋人のようにして可愛がることだろう。


ジャンクバイクを再生するという夢を叶えた独り暮らしのNさん。
次なる夢に向かって新たな挑戦が始まる!

それはそのバイクでドライブすること。

このようにして.....


                ☟




                ☟





pict-1552964007870ボロバイク (2).jpg
      ☝ 女の子にモテモテのNさん(イメージ画像)。



 この夢が叶うことは......まずないだろう。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:13| Comment(4) | 華麗なる生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする