2019年03月15日

独居老人の生活1470(変わりゆく光景)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1470(変わりゆく光景)


 ゆく河の流れは絶ずして、 しかももとの水にあらず。

 よどみに浮ぶうたかたは、 かつ消え、 かつ結びて、
 久しくとどまりたるためしなし。

 世の中にある人と栖(すみか)と、 又かくのごとし。

     (意味)
   川の流れは絶えないが、 それは、 もとの水とは違う。
   よどみに浮かぶ泡は、 消えたり生まれたりして、
   長く残っているものはない。
   世の中にある人、 家も、 またこのようなものである。

                                      鴨長明 (方丈記より)


@ 大津波に襲われて....

約7万本の松が植えられていた白砂青松の 「高田松原」。
多くの動物や希少植物が存在し、 多様な生態系が育まれていた。
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  pict-白砂青松の名勝高田松原.jpg
     ☝ 美しい光景がそこにあった。



夏には海水浴、 松に囲まれた遊歩道は市民の憩いの場。
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  pict-白砂青松の名勝高田松原2.jpg



8年前の2011年3月11日、 この地を大地震が襲った。
東北大震災の大津波は街を破壊。

しかし奇跡的に1本の松だけが生き残る。
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   pict-奇跡の一本松.jpg



高田松原は、 まさに陸前高田市の象徴とも言えた。
震災後、 周辺では復興関連の整備が進む。
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2017年1月、 高さ12.5m、 全長2qの防潮堤がほぼ完成。
美しい景観は防潮堤と共に消え去った。

pict-奇跡の一本松防潮堤.jpg



     一変した現在の高田松原。
  pict-DSCN5324.jpg
        ☝ コンクリの海岸となった。

                  * *


この壁はトランプ大統領の成果なのか?
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pict-DSCN5322.jpg
   

ここは米国とメキシコの国境ではない。
人も住んでいない所が、 高さ14.7mのコンクリートで包まれた。

コンクリートの上に人影が見えるが、 ダムではない。
宮城県気仙沼郊外に建設中の防潮堤なのだ。
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pict-DSCN5321防潮堤.jpg


しかし高さ15m程度の壁では、 東日本大震災クラスの大津波には効果なし。 建設する意味があるのだろうか?

同じ気仙沼市でも、 街の中心部では高さ5m以下の防潮堤だ。

高い壁だと海が見えなくなり、 津波の前兆現象が分からず却って危険。
住民が陳情し、 5mの高さに抑えて貰ったそうな。


このように三陸海岸は巨大な防潮堤に包まれ、 景観と観光資源を奪い、 人と自然を分断してしまった。

防潮堤利権で潤うのは政治家と建設業者。
気仙沼では300億円の費用=税金が使われているという。

学校や病院などを高台に移した方がベターかも.....
とにかく津波発生 → 高い所に逃げる、 これがベストであろう。

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A 街は弾圧によって....

中国の新疆ウイグル自治区の南西地方にあるのが ホータン市。
和田と書く。 (地図はココをクリック)

ウイグル族に対する中国共産党政権の弾圧と漢民族化は、 大きな成果をあげている。

2013年、 ホータン市内のバザールは賑わっていた。
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pict-DSCN5304ウイグル (1).jpg



   5年後の2018年、 そのバザールは姿を変えていた。
pict-DSCN5304ウイグル (2).jpg
        ☝ ひっそりと静まり返った通りに変貌。



バザールの前のモスクにはウイグル人が大勢訪れていた。
     (2008年)
pict-DSCN5304ウイグル (3).jpg



10年後、 そのモスクは取り壊されて跡形もない。
     (2018年)
pict-DSCN5304ウイグル (4).jpg
         ☝ 現在は駐車場になっている。


ウイグル族などの少数民族は、 外出する際には身分証を持参せねばならない。

街中には監視カメラ、 警察官、 検問所の数が急速に増加、 彼らは身分証を提示、 場所によってはスマホまで提示を求められる。

監視強化のため、 バザールの露店商にまでポリスに仕立てる。
防弾チョッキや盾を配布するようになった。
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pict-DSCN5330ホータン市2.jpg
     ☝ 2018年撮影、 露店を営む女性がポリスに変身。



 バザールの青空床屋も姿を消していく。
      (2014年撮影)
pict-DSCN5331ホータン市.jpg
               

スカーフを巻くムスリム女性はほとんどいない。
外での大っぴらな礼拝も今では禁じられている。

干し上がった川で礼拝をする人.....いつまで続く?
       (2016年撮影)
pict-DSCN5319ウイグル族.jpg
              

中国による弾圧で、 ウイグルの宗教・文化・伝統は消えていく。

自然の脅威ではなく、 そこには ”民族浄化” が進んでいる。

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B 栄華を極めた人も.....

街も変われば人も変わりゆく。
ベルサイユ宮殿での豪華な結婚式は絶頂の時だった。
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pict-ゴーン容疑者変えた年下妻.jpg
        ☝ カルロス・ゴーンを変えた年下妻。



それが一変、 現在では東京で保釈の身。
   外出すればメディアが追う。                     
pict-DSCN5309.jpg



2018年11月19日はゴーンにとって悪夢の日となる。
東京地検特捜部は、 金融商品取引法違反容疑でゴーンを逮捕。
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   pict-カルロス・ゴーン別荘.jpg
      ☝ 1番窮屈でショボい別荘暮らしとなる。



祖国フランスに電話したけれど・・

ゴーン: 「あーもしもし今、 日本で拘束されてるんだ」
フランス人: 「こっちでも黄色のに取り囲まれて大変だよ」
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pict-カルロス・ゴーン逮捕3.jpg



  そう、 フランス国内は黄色のベストで荒れていた。
pict-カルロス・ゴーン逮捕2.jpg



2019年3月6日、 ようやく保釈を得て表に出た。
  変わり果てた姿 → 変装して・・・
pict-変装カルロス・ゴーン.jpg



お迎えの車は君臨した日産の車ではなく、 スズキだった。
自分を売った日産車だったら、 戸惑ったであろう。
                   ☟
pict-DSCN5310.jpg



外出は自由だが、 日本の外には出られないゴーン。
  脚には日本の足枷がついているのだ。
pict-DSCN5312.jpg



そしてゴーンの変装ぶりは早速メディアのネタになる。
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pict-お笑い芸人のレイザーラモンRG.jpg
         ☝ お笑い芸人のレイザーラモンRG。



ではここでクイズ、 次の人は誰でしょう?
1枚だけ、 本物のカルロス・ゴーンが入ってます。

みんな有名人、 正解は最後に・・・
      (A)
   pict-DSCN5317.jpg



      (B)
   pict-DSCN5315.jpg



      (C)
   pict-DSCN5329ゴーン変装アップ.jpg



     (D)
   pict-DSCN5316.jpg



     (E)
   pict-DSCN5318.jpg


   <解答>
 (A) ショー・コネリー
 (B)ローワン・アトキンソン(Mr.ビーン)
 (C)カルロス・ゴーン
 (D)天地茂(俳優)
 (E)エミュー
   二足歩行はするが飛べないオーストラリアの非公式の国鳥。
   ペットとして世界各国で人気。


 祇園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。
 沙羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。
 おごれる人も久しからず、 ただ春の夜の夢のごとし。

今後は、 容疑者・カルロス・ゴーンの法廷闘争が続く。
フランス・ルノーでは、 ゴーンの側近重役3人が退任した。

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C この広場は変わったか?

ここはチェンマイの観光スポット・ターペ門。
その広場は鳩公害で悩まされていた。

  観光客が餌を与えていたからだ。
pict-DSCN4224.jpg
              ☝ 矢印は餌の売人。



”餌やり禁止” の看板で効果は見られるが、 まだまだ....
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pict-P_20190315_07043ターペ門の鳩5.jpg
         ☝ 今朝(15日)のターペ門広場。



  ならばと鳩退治、 水をぶっかけて追い払う。
pict-DSCN5326ターペ門放水車 (1).jpg
        ☝ 昨日(14日)午後のターペ門広場。


鳩は嘘、 今度は煙がやって来てチェンマイを包む。
PM2.5で世界最悪の大気汚染を記録したチェンマイ。

放水し、 少しでも広場の空気を綺麗にしようと.....
それより何とかならないものか、 この煙害。

pict-DSCN5326ターペ門放水車 (2).jpg


チェンマイは中々変わらない。

こんな放水なんて要らないよ。






 あ〜した あ〜めに なぁ〜れ!


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:43| Comment(2) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする