チェンマイ独居老人の華麗なる生活1454(厳かなるイベント)
貧乏であれ、 豊かになれば必ず志を失う。
一世世俗に背くべし。
道元 (曹洞宗の開祖)
チェンマイで1人暮らしのジジイは毎朝お茶を飲む。
これでもジジイにとっては、 厳かなる朝の行事なのだ。
で、電熱ヒーターで湯を沸かす → その間パソコン使用。
沸騰 → 以前はピチャと音が聞こえた → スイッチを切りに行く。
ところが最近その音が聞こえない → 耳が遠くなっていたのだ。
精力とともに、 耳にも少しずつ老衰が訪れている。
* *
2月24日、 日本文学研究者のドナルド・キーン氏が亡くなった
(享年96)。
日本文学を世界に伝える一方、 日本人にも古典文学の魅力を再確認させた。
写真は今から57年前の1962年、 菊池寛賞受賞の祝賀パーティの模様。
☟ (週刊文春より)

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左から、 高見順、 三島由紀夫、 大蔵弥太郎(狂言師)、
ドナルド・キーン、 有吉佐和子。
ジジイがまだ16歳の頃だ、 写真の5人は全て鬼籍に.....
あの世行き、そろそろジジイの番がまわって来る。
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同じドナルドでも、 こちらの方は意気軒高というか賑やかだ。
昨日(27日)はハノイで2度目となる米朝首脳会談。
そして夜は2人の夕食会。

☝ サーロインとキムチが出たそうな。
トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦したことがバレてしまった安倍首相。
野党やメディアは 「恥さらしもいいとこ」 と安倍首相を批判。
ちょっと待ってくれ。 推薦して何が悪いのか?
オバマなら推薦OKだったの?
習近平、 文在寅、 金正恩....皆ノーベル平和賞に相応しい?
野党や日本のメディアは推薦する安倍首相を持ちあげるかも。
金大中は2000年6月、 史上初の南北首脳会談を実現。
そして彼は、 その半年後にノーベル平和賞を受賞する。
しかし後でバレてしまった。
金大中が組織的な 「受賞工作」 を行い、 北朝鮮に5億ドルを不法送金していたことが....
トランプは2度も米朝首脳会談をやっている。
それだけでもノーベル平和賞受賞に値すると思う。
アメリカ大統領から、 「推薦してよ」 と頼まれれば、 日本の首相は機嫌よくOKすればいい。
推薦なんてカネもかからず、 最高のヨイショだと思う。
核を持たない日本、 米国の核の傘があればこそ。
米国追随、 アメリカのポチと批判されようが、 日米安保があるから日本の平和が保たれている...これが現実だ。
もし北朝鮮が次の要求をしてきたら、 日本はどうするのか。
「100兆円の補償金を払え、 払わなきゃあ、 核をぶち込むぞ!」
口先だけの平和なら、 オバマやジジイにだって言える。
核を保有せず米国頼みの日本の防衛、 推薦状を100枚出したって損はない。
こうして揶揄するメディアもある。
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しかしトランプは、 経済戦争や国境の壁をやり出したが、 武力侵攻(戦争)は1度も始めていない。
彼の言動や政治手法に疑問な点もあるが、 ノーベル平和賞に推薦した程度でガタガタ言うな。
ノーベル平和賞なんて...ただの政治ショーじゃないか、
ジジイはそう思っている。
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今ベトナムの若者に人気なのがこんな髪型。
トランプヘアーモードじゃないよ。
☟

金正恩カットなのだ。

チェンマイの日本人爺さんもこの髪型にしたらイイと思う。
若い女性にモテるかも....あっ、 もう髪がないか。
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トランプ大統領を推薦した安倍首相は忙しい。
2月24日は国立劇場にお出まし。
「天皇陛下御在位30年記念式典」 の開催だ。
劇場入り口でお出迎えする安倍首相と菅義偉官房長官。
☟ (週刊新潮より)

10周年は小渕恵三、 20周年は鳩山由紀夫首相の時だった。
過去は即位の礼が行われた11月12日に開催。
しかし4月30日で退位される平成天皇、 11月までは待てない。
で、 2月開催となった次第。
式典では 「歌声の響き」 が唄われた。
作詞:天皇、 作曲:皇后、 伴奏者:皇太子。
歌ったのは沖縄出身の歌手・三浦大知。 (週刊文春より)

☝ 左端に安倍首相の姿が見える。
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安倍首相は今年2月23日で在職日数2617日を迎え、 吉田茂を抜いて歴代4位に浮上。
昨秋の総裁選で3選を果たした安倍首相は、 再来年の9月までその座を維持できる。
これまで内閣改造を含め、 計10回の組閣を実施。
そのうち9回も入閣した菅官房長官(70)は、 目下在職歴代1位を更新中。
安倍首相は次の期日で首相在位日数を抜いていく。
2019年6月に伊藤博文、 同年8月に佐藤栄作を....
2019年11月22日には、 桂太郎(在職2886年)を抜いて歴代
1位に躍り出る。
こうなったらジジイは何としても、 安倍晋三の名が歴史に刻まれる瞬間を見てみたい。 (SOURCE : 週刊新潮)
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トランプ/金正恩両首脳の夕食会には及びもつかないが、 チェンマイの和食店も侮れない。
サクラで食った中華丼(70バーツ)

「サクラ」 で嬉しいのはビールが値上げなし、 今も安い。
Beer Chang大瓶が70バーツ、 おまけにピーナツのツマミ付き。
ここよりビールが安い店は 「サムライキッチン」 の59Bだけ。
あの 「憩」 だって今は69バーツする。
中華丼も70バーツと安いので、 貧乏人のNさんにその価格を教え、 先日サクラで一緒にランチ。
するとNさんはカツ丼を注文。
その勘定が140バーツ、 貧乏人Nさんが仰天したのは当然。
彼はメニューを見ずに注文、 カツ丼も70バーツと勘違い。
なるほど親子丼は70バーツ、 しかしカツ丼だけは違うのだ。
「サクラ」 の1品は量がとても多い。
Nさんは食べてる途中で 「半分は持ち帰るよ」 と....
勘定の際、 ジジイはホッとする。
これで彼は、 昼70、 夜70バーツの食事代で収まった。
やはり貧乏人は、 しっかり値段を確認してオーダーすべし。
「サクラ」 の地図はココをクリック。
ドナルド・キーン祝賀パーティ、 ノーベル平和賞、 米朝首脳会談夕食会、 天皇在位30年式典と続いたが....
最後でせこく...なっちゃった。
チェンマイって ホントいいですね!