2018年12月04日

独居老人の生活1372(金持ちと貧乏人:料理自慢編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1372
                     (金持ちと貧乏人:料理自慢編)


  料理は、 材料や調理技術も大切だけど、

  心を込めて作らなきゃ、

  絶対においしい料理なんかできないです。

                                   村上信夫 (フランス料理のシェフ)


ジジイの友人には裕福な爺さんもいる。
その守倉さん(76歳、 仮名)は日本に自宅を持ち、 且つチェンマイにも家(奥さん名義)を所有。

現在30幾つ年下のタイ人奥さんとチェンマイで暮らしている。
勿論自家用車も所有、 奥さんの運転手としても走り回る。

奥さんが和食店 「愛 巴」 のバフェ(700バーツ/人=約2,400円)を食べたいと言えば、 「ハイ」 と即答で連れて行く。

pict-DSCN4940.jpg
                   ☝
   北タイ情報誌 「Chao」 掲載の 「愛 巴」 の広告。
   並みは499Bだが、 赤矢印の箇所にはこう書かれている。
               ☟
「鍋、 刺身サラダ、 高級握りなどのブッフェは699バーツ」
金持ちの守倉さんご夫婦は勿論、 699Bの方を注文する。

金持ちの日本人を見つけたタイ人女性は幸せだ。
これが同じ日本人でも貧乏人の亭主なら、 カオマンガイ(40B)になるのだから。

お金持ちにはグルメが多いようで、 守倉さんはいつも旨いものを食べていらっしゃる。

だからか料理が好きで、 自らが腕を振るうことも度々。
男性機能の衰えを料理でカバー、 日々奥さんにサービスする。

ところがその奥さんが実家に帰ってこの日は守倉さんお1人。
ならば自分でツマミを作り、 旨い酒で至福の時を過ごそうと....

うるさい女房が留守、 この時の一人酒はまた格別であろう。
どんな美女でも毎日一緒では鬱陶しいだけだ(と思う)。

で、守倉さんはこんな写真を送信してくださった。
                  ☟
pict-pict-P_20181202_183502料理 (5).jpg

その説明文には、

A) 炒めたウインナーにタコ足の刻みを入れケチャップをかける。
B) 炒めた竹輪の穴に胡瓜を挿入し、 輪切りにしてほおばる

C) 湯がいたオクラを1口で食い込めるように切り、 鰹節をかけ、
   醤油をさす。
D) 胡瓜をカニカマで挟み込み、 爪楊枝を突っ込む

これらを肴にして、 ちびちび舐めるようにして飲む酒はいいもんですよ。
(注) 下線部はジジイが守倉さんの説明文を弄(いじ)って、
    表現を書き換えております。


随分と手間暇かけて(肴を)作るものとジジイは驚いた。

こんなモノ、 ジジイならウインナー、 カニカマ、 胡瓜、 竹輪、 オクラをそのまま手を加えないで食べるだろう。

守倉さんはこれに反論して言う。
「肴は見た目、 おかずは味、 手間をかけた分だけ美味しくなる」

その通りだと思う。 だから通は食器にもうるさい。
犬・猫が餌を食うのとは違うのだ。

 「食器は料理の着物である」  
  北大路魯山人(芸術家)


それにしても守倉さんのLine(説明文)を変えて読むと、 食欲というより性欲をそそられてしまう。

”挟み込み”、 ”突っ込む”、 ”穴にxxxを挿入”、 ”ほおばる”、
”食い込む”、 ”xxxをさす”、 ”ちびちび舐める” 等々。

何かいやらしいことをしてる感じ。

                 * *

一方、 貧乏人の料理は至ってシンプル。

18,500バーツの中古バイクに乗る貧乏人はこの独居老人。
ジジイのある日の夕飯レシピをご覧なってください。

まずこの食材を洗ってから刻む。
名称が分からない、 市場で試しに買ってきた。
                  ☟
pict-P_20181202_183502料理 (1).jpg
   ☝ 初めて食べたが、 それほど旨いもんじゃなかった。



   次はオクラを薄く刻む。
pict-P_20181202_183502料理 (3).jpg



下は2点とも和食惣菜店 「大阪のおかん」 で購入。
                  (地図はココ
左は鯖を焼いたもの:35バーツ、 右は菜の花のゴマ和え:25B。
尚、 菜の花は量が多過ぎて半分使用、 残りは翌日に食う。
                  ☟
pict-P_20181202_183502料理 (4).jpg


食通のジジイは、 買ってきた惣菜をそのままでは食べない。

鯖の上部にあるのはショウガ。
菜の花には先ほどのオクラなどを添え、 細ネギも加える。

しかしこれだけでは物足りない。
で、 前日の残りの豚の耳(左)と大根(細切り)も.....
                   ☟
pict-P_20181202_183502料理 (2).jpg
      ☝ アルコールはビ−ルとタイの焼酎(130B/瓶)
        清酒なし、 貧乏人には高すぎて....

豚の耳は市場の惣菜店で購入30バーツ、 半分食べたので15Bの勘定になる。

貧乏人でも栄養価満点で豪華ディナーを味わうことができる。

また料理が何であれ、 食えば本能は充たされる。

旨そうに食うのが作法、 その技術を芸術にまで高める、 これがジジイの料理の基本だ。


お分かりのように、 ジジイの料理にはいやらしい事が1つもない。

”挟み込み”、 ”突っ込む”、 ”穴に挿入”、 ”ちびちび舐める” など一切なし。


「飽きるところから新しい料理は生まれる」 
    北大路魯山人

「飽きるところから新しい女ができる」     独居老人







舐めて穴に挿入......アノの時にしたいもの。


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 11:50| Comment(12) | 食卓シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする