チェンマイ独居老人の華麗なる生活1364(覇者の奢り)
人は増長したり、 調子がいいときに失敗するんだ。
盛者必衰は世の習いというだろ。
これはどこかで不自然な振る舞いをしているからだ。
不自然な振る舞いは、 どこかで行き詰まる。
これが自然の鉄則だよ。
老子 (中国春秋時代の哲学者)

日産自動車から会長職を解任されたカルロス・ゴーン(64歳)はまだ東京で拘置されている。
役員報酬の過少申告の疑い(金融商品取引法違反)。
2011年3月期〜15年3月期の役員報酬を約50億と有価証券報告書に虚偽の記載。
ゴーン氏が実際に受け取っていたのはその倍の計約100億円。
それにしても得ていたカネは桁違い、 巨額の報酬である。
ゴーン氏はルノーからは幾ら(報酬を)取っていたのだろう?
2017年は10億円に近いとも言われているが.....
なぜあれほどにカネに貪欲だったのか?
ブラジルの大統領選挙に出るためとか(噂)。
ゴーン氏は多重国籍者で、 ブラジル、 フランス、 レバノン。
「週刊Friday」 の報道によれば、 カネの入用はオンナ。
これならジジイも成る程と思う。
ゴーン氏は30歳で結婚、 相手はゴーン氏と同じレバノン出身の
リタさん(当時19歳)。 結婚後30年連れ添う。
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リタ夫人との間には、 女子3人、 男子は1人の子供がいた。
リタ夫人は2010年頃、 夫に愛人がいることに気付く。
そして2012年、 ゴーン氏と愛人の暴露記事が出る。
その相手は同じくレバノン出身のキャロルさん(現52歳)。
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☝ 2012年、 ニューヨークでの2人(Fridayより)
これでリタ夫人から離婚訴訟が起こされ、 泥沼裁判に....
リタ夫人は 「ゴーンには世界各地に愛人がいる」 と告発。

☝ リタ夫人はゴーン氏のDVをも証言。
(週刊文春の記事)
結局、 慰謝料を支払い離婚成立。
具体的な金額は不明だが、 円換算なら10億以上だったらしい。
加えてゴーン氏は個人住居を6軒所有、 東京、 パリ、 ベイルート、 リオデジャネイロ、 アムステルダム、 ニューヨークにある由。
おそらく住居のある各地には愛人がいる(いた)と思う。
これではカネが入用になるはず、 金欲には限りがない。
2016年、 ゴーン氏は愛人だったキャロルと再婚、 豪華結婚披露宴をベルサイユ宮殿の大トリアノン城を貸切って催す。
これには数10億円のカネが吹っ飛んだろう。
日産の役員やその他日本人は招待されたのか。

☝ 庭園側から見たヴェルサイユ宮殿。
晴れて夫婦(めおと)になったお2人。

キャロルには連れ子がおり、 ゴーン氏は子だくさんの身に....
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☝ 現夫人と連れ子たち。
連れ子たちは母親のキャロルに言っただろう。
「お袋、 よくやった! 金持ち見つけて...」
ゴーン氏には日産からは巨額の退職金が出るそうな。
ところで税金、 ゴーン氏は世界を駆け回っていたが、 それぞれの国で納めていたのか?
日産からの報酬の約半分は税金として日本で納めていたはず。
では、有価証券報告書に記載しなかった報酬に対する納税は?
これは脱税していた可能性が無きにしも非ず。
税務署は調査してるんだろうか。
とにかくゴーン氏は日産などからの報酬で贅沢三昧。
その陰にはコストカットで泣かされた下請け企業も多数。
ゴーン氏は資産価値の高い自社工場も切り捨てた。
村山工場(東京)を売却、 その跡地にはイオンモールが進出。
座間工場(神奈川)も売られて、 同じくイオンモールが営業中。
どうでもいいことだが、 ジジイは上記2工場を訪れたことがある。
村山のイオンモールには買い物を兼ねて見物にも行った。
ゴーン氏(64)は金欲に加え、 性欲も旺盛なようだ。
”英雄、 色を好む”、 カネと権力があればあの顔でもモテる。
「でもゴーンさん、 まだありませんよ、 住居と愛人!」
チェンマイに来て、 作って頂戴な。
チェンマイって ホントいいですね!