2018年11月04日

独居老人の生活1345(人生いろいろ、処刑いろいろ)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1345
                      (人生いろいろ、処刑いろいろ)


   何もいりません。  全て終わりました。

                      マリーアントワネット
                     処刑される日の朝食について聞かれた時に言った一言。


今から31年前の1987年、 朝日新聞阪神支局へ散弾銃を持った男が侵入して発砲、 小尻知博記者(享年29)が亡くなられた。

犯人は赤報隊と名乗ったが、 事件は未解決のまま。

安田純平さんは人質から解放され、 無事に帰国できた。
助かって良かった..... しかし彼が英雄だとは思わない。

特に何かを成し遂げた訳でもないから。

長期の人質生活に耐えたことはご立派、 それなら 「我慢比べ大会」 としての優勝カップを差し上げればいい。

                  * *

こちらのジャーナリストは耐える余裕もなく殺されてしまった。

サウジアラビアの著名ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏は10月2日、 イスタンブールのサウジ総領事館を訪問。

遺体は領事館内で酸をかけられ溶かされたという噂もある。

カショギ氏は危険を察知しサウジから米国に亡命、 ワシントンポストに寄稿していた。

彼は結婚届けのため総領事館に入ったのだが、 まさか自分が殺されるとは.....

ジジイがチェンマイ総領事館に行き、 そこで殺されるようなもんだ。

サウジ政府は 「死亡は喧嘩の末の事故、 関わった18人を逮捕した」 と発表。
逮捕を逃れた実行犯の1人はサウジ帰国に成功、 ただ残念ながら忽ち交通事故で死亡する。

そんなに上手く交通事故に遭って死ぬものか、 不思議でならぬ。

トルコ情報機関は10月23日、 同国を訪問中の米中央情報局(CIA)長官と 「すべての証拠」 を共有した発表。

証拠とは映像や録音テープなど。

                   * *

アメリカは証拠を握ったとてそう簡単には動けない。
サウジは親米派、 加えて高額兵器の大のお得意様なのだ。

今年、 12兆円規模の武器輸出で合意している。
                   ☟
pict-DSCN4816.jpg
                   ☝
    2018年3月、 ムハンマド皇太子とトランプ大統領。
    トランプが兵器の説明をしている。


現在サウジアラビアの実権を握るムハンマド皇太子(33歳)は、 昨年6月に皇太子就任。

彼は現国王の息子で、 初代国王アブドゥルアズィーズ・イブン・サウードの孫。

既にライバルになりそうな王族を逮捕したり財産没収して政敵を排除、 完全な独裁体制を築いたと言っていい。

その皇太子の事件関与が今後の焦点になるが、 欧米が及び腰では闇に包まれたままで終わるかも....

実行犯は皇太子のボディーガードと報じたメディアも....

                  * *

ジジイはサウジアラビアには行ったことがない。
そもそも観光旅行目的では入国できない。

20世紀初め、 王族が群雄割拠していた頃、 イギリスの支援でサウド王国を作ったのがイブン・サウド。

現国王はイブンの25番目の息子になる。
徳川将軍と同じようで、 何人もの妻がおり、 40数人の子供がいたとも.....

ムハンマド皇太子は女性の運転免許を解禁するなど、 近代化に向けての動きはあるが.....

    pict-pict-サウジアラビア 女性 運転.jpg


しかし死刑制度は昔のまま、 最も厳しい死刑制度を維持しており、 人口当たりの死刑執行数は世界最多。

サウジでは日本やタイでは考え及ばないことが起きている。

つい最近では10月29日、 サウジでメイドとして働いていたインドネシア人女性が処刑の身に....
                ☟
   pict-サウジのメイド.jpg


彼女は雇用主から数カ月に渡って性的暴行を受けていた。
2010年、 レイプしようとしたその男を殺害 → 死刑判決。

殺意もなく正当防衛だと訴えていたが、 インドネシア本国に
通知なく突然処刑された。

                  * *

サウジアラビアでは簡単に死刑になる。

例えば、 殺人、 窃盗、 麻薬の密売、 同性愛、 不倫、 婚前性交渉(ズィナーの罪)、 強姦、 売春、 国王に対する冒涜。

タイならば人口の半分は死刑であの世に行きそうだ。
ジジイなど、 とっくの昔に処刑されている。

今も公開処刑があって我々を驚かせる。
該当者は主に 「不道徳な行為を行った者」、 基準が曖昧な....

死刑の手段は斬首刑、 絞首刑、 銃殺刑、 石打ち。
死刑以外では、 公開ムチ打ち刑もある。

ちょっとその光景を覗いてみましょう。
(気の弱い方はスルーしてください)

   これはムチ打ち刑。
pict-DSCN4814サウジの公開処刑 (1).jpg



   公開されている。
pict-DSCN4814サウジの公開処刑 (2).jpg



   これも公開ムチ打ち刑。
pict-日本人は サウジの公開処刑2.jpg



    イランのムチ打ち刑は立たされて・・ちょっと違う。
  pict-日本人は サウジの公開処刑イラン.jpg



   石打ちの死刑(サウジ)だと思う。
pict-日本人は サウジの公開処刑4.jpg



      こちらは絞首刑のようだが・・
   pict-日本人は サウジの公開処刑5.jpg



   これだって公開する。
pict-日本人は サウジの公開処刑.jpg



最も可哀想だったのが19歳の女の子の処刑(1977年)。
彼女はサウジのサウード王家の女性。
                 ☟
pict-日本人は サウジの公開処刑3.jpg


交際相手と海外への駆け落ちを図ったが捕まってしまう。

相手の男性は在レバノン・サウジアラビア大使の甥で、 彼女が
レバノンへ留学して恋に落ち、 男女の仲に....

イスラーム法で重罪とされるジナ(私通、 婚外・婚前性交渉)を犯す関係は、 2人がサウジに帰国した後も続いた。

彼女は公開処刑により銃殺刑、 相手の男は斬首刑に.....


国連の人権委員会なんぞ、 日本に来て 「人権軽視」 などガタガタ言う前に、 サウジアラビアに行ってみろと言いたい。

まあ、サウジには日本のようなアカい人権団体なし、 従ってご招待なしか。


1977年(処刑)といえばジジイが32歳の時。
トルコ(今のソープ)にも行き、 妻子がありながら他の女性とも付き合ってもいた。

日本に生まれて良かった。
酒も飲めて、 浮気もできる、 婚前交渉は勿論OK。

で、73まで生き長らえ、 ここで楽しい余生を送っている。








チェンマイって ホントいいですね!
posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:28| Comment(2) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする