2018年10月04日

独居老人の生活1314(独裁っていうのはね・・)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1314(独裁っていうのは...)


  政治とは、 まさしく国民にかかわる事柄に、

  国民を関与させないことである。

                          ポール・ヴァレリー (フランスの詩人・批評家)


@ 中国人記者がイギリス人関係者を平手打ち。

先月30日、 英保守党がイベントを開催、 議題は香港における 「自由の衰退」。

取材に来ていた中国人記者が登壇者の説明中に大声で抗議。
保守党の関係者は女性記者をなだめながら退出を求めた。

するとこの中国人記者は悪態をついて退出を拒み、 叫び続けて
関係者を平手打ち。

まあこの記者、 取材じゃなくイベントを妨害しに来ただけ。
ビデオでご覧あれ(2分22秒)。
               ☟
https://www.youtube.com/watch?v=MzW6bQteVQ0


それじゃあ中国共産党主催のイベントで、 同様のことをイギリス人や日本人がやったとしてもOKなの?

とんでもない、 豚箱暮らしか良くて国外追放だろうよ。
何でも自国の都合で解釈、 疲れる国だよ中国は.....

                  * *


A 中国のアフリカ植民地政策。

中国の海外進出には目を見張るものがある。

それはかっての帝国主義同然、 表だって武力を使わずないだけ、代わりにカネの力で植民地化していく。

今やカンボジアは中国の九米留(クメール)省、
ラオスは羅雄(ラオ)省と言っても過言ではない。

経済援助(融資)をテコに、 その影響力を強大なものにする中国。
スリランカでは借金返済ができず、 インド洋の要衝ハンバントタ港が中国の租借地に....

その期間は99年、 スリランカ領土が割譲されたと言っていい。

マレーシアのマハティール新首相は、 危機感を抱き中国プロジェクトを中止。
マハティールは中国から賄賂を受け取っていなかった。

また将来ともに賄賂は無用、 93歳、 カネを使う前にあの世。
何の欲もしがらみもないから中止にできた。

                * *

中国帝国主義のターゲットはアジアだけではない。
それは貧乏国の多いアフリカにも....

9月3日〜4日にかけて、 北京で中国アフリカ協力フォーラムが
開かれた。

習近平は一帯一路にアフリカを取り込むことを念頭に、融資などの名目で3年間で総額6兆6000億円余りを拠出すると表明。


影響力を確固たるものにしようとしている中国だが、 アフリカ各国では反発も起きている。

ナイロビで工事中の長距離鉄道は、 国立公園の真ん中を線路が通り抜ける。 自然保護団体の間に強い憤り。

また工事管理者は中国人、 ケニア人はこき使われる身、 差別もあるという。 これは当然で、 何事も中国人が優先される。


加えて、 増え続ける対外債務の懸念も....

既にケニアの対外債務は20年で10倍に膨らみおよそ500億ドルを突破したとか。

専門家は増え続ける債務に警鐘を鳴らす。

「これは債務の罠であり、 債務外交です。
  新たな形の植民地主義です」

                * *

中国の影響力増大はザンビアでも顕著。

pict-北京で2国間協議,ザンビアのエドガー・ルング大統領(2018年9月1日撮影)。.jpg
                   ☝
      北京で2国間協議, (2018年9月1日撮影)
      ザンビアのルング大統領と習近平主席。


中国による巨大プロジェクトで、 ルサカをはじめ、 全国各地で主に中国融資による建設ラッシュ。

空港、 道路、 工場、 警察署などの建設が進められている。

で、 中国支配の危機感から巨額の融資計画に抗議も出る。
首都ルサカで9月24日、 反中国デモが発生。

反対者は訴える。

「中国はザンビアからあらゆるものを奪い取ろうとしている。
 犯罪的な債務を通じて、 わが国の経済を乗っ取っている」
 
ザンビアの主要輸出品は銅。
その価格低迷から、 負債の利子さえ払えなくなる不安。

そうなると近い将来、 ザンビアは電力公社やルサカ空港、 国営放送局の管理権を中国に譲り渡すことになろう。

ザンビアの対外債務は、公表されている額では約106億ドル
(約1兆2000億円)。
だが実際の融資額を隠蔽しているとの疑いが強いという。

                * *

こんなアフリカ進出に中国は、

『この道に於いて、 中国は一貫して誠実さと正しい意志を持ち
  アフリカ諸国と運命を共にしてきた』
                 ☟
pict-pict-中国の巨額支援・アフリカの今.jpg


加えて 『協力に於ける中国の姿勢、4つの堅持』 の理念を発表。

 pict-pict-中国の巨額支援・アフリカの今2.jpg

次のように書いてある。

1、誠意のある友好と平等な付き合い。
2.利益よりも正義。
3.人民の為の発展。
4.開放と受け入れの両立。  

よくもまあ、 いけしゃあしゃあと嘘がつけるもの。
そうじゃないだろ?  4つの本音とは....

1.見せかけの友好と不平等な付き合い。
2.中国の利益あるのみ、 それが正義。

3.中国共産党政権の発展。
4.解放と称して植民地化を図る。

                * *

アフリカには3年間で6兆6000億円も拠出する中国。
一方で、 中国の地方都市は財政難で青息吐息の状態にある。

9月に起こったのが、 湖南省耒陽市(レイヤン)市の 「入学事件」。

耒陽市では9年間、 義務教育が実施されていない。
財政難でここ20年間、 公立学校増設はゼロ。

その結果、 中国の基準では36〜45人/クラスだが、 今では66人超えが740クラスに達する。

対応策として耒陽市政府は、 強制的に高学年の生徒1万人を私立学校に転校させた。
さすが人民のための政府..と思ったら大間違い。

私立学校の授業料は公立より10倍も高い。
こんな理不尽な措置に怒ったのが保護者たち。

で、 9月2日、父母ら約600人が市役所前で抗議デモ → 警察と衝突し46人が拘束。 これが 「入学事件」 である。
pict-湖南省耒陽市.jpg
耒陽市政府は教育と医療が財政難に直面していると報告。
今年5月には市公務員の給与が1週間遅配に....

加えて市直属の国有企業1社で、ノンバンクに対する債務不履行が発覚。

                * *

耒陽市の例は中国の地方財政危機の氷山の一角にすぎない。
地方政府の深刻な過剰債務は誰もが知っている公然の秘密。

中国の地方債務は40億元(653億円)前後。 
但し、どの地方政府も債務返済なし、 しかも利子返済の能力さえない。


アフリカへの援助金は600億ドル。
これはチベット、 青海、 新疆、 甘粛の4つの省・自治区の一般財政収入の合計より多い。

黒龍江、吉林、遼寧の3省の財政収入合計の80%より多いのだ。

財政危機で地方の子供たちがきちんと義務教育を受けられず、 農村地域では今でもぼろぼろの教室で授業が行われている。

ああそれなのに、 なぜ中国はアフリカに大金を送るのか。

その目的は人民のためではなく、 共産党政権を固めるため。

巨額の経済援助により、 中国/アフリカの連携強化を図る。
結果、 国際社会における存在感と発言権も強大に....

とどのつまりはアフリカの ”植民地化”。

               * *

中国では選挙なし、 言論・報道の自由なし、 法治国家にあらず。
財政(予算)も法律も中国共産党の自由裁量で決まる。

教育なんぞは ”反日” だけ叩き込めばそれで良し。
で、 習近平は何でもやりたい放題。

耒陽市では父母がたった600人で抗議して、 46人が拘束された。
それだって次のようなプラカードを掲げたわけではない。
                    ☟
pict-安倍政権批判のデモ.jpg
                    ☝
 中国にぴったりの表現だが、 これは安倍政権に対するデモ。


 日本ならこんなプラカードでも平気、 デモができる。
pict-安倍政権批判のデモ2.jpg
          ☝ 日本人はヒトラーがお好き。

これだって何のお咎めなし。 好きに書いてデモ行進。



それじゃあ耒陽市の父母が同じようにデモったら?
                  ☟
pict-安倍政権批判のデモ4.jpg



   これだっていい。
pict-安倍政権批判のデモ5.jpg



 財政難に苦しむ地方都市の住民は、 一斉に声をあげる。
pict-安倍政権批判のデモ6.jpg
                  ☝
  全てジジイが安倍の字を消し、 習近平に書き換えたもの。


これでデモが5千〜1万人にもなれば、 中国では戦車が出動。
あの天安門事件のように大勢の人民が殺戮、 または投獄される。

平和な日本、 安心してデモを繰り出す。
薄っぺらなこんな文字を書いて。
        ☟
pict-JR秋葉原駅前でプラカード.jpg


だれが独裁、 何処が独裁、 独裁の意味を知ってんのかい。

やるなら中国行ってデモってみろ。

こんなプラカードを掲げてね。

                 ☟

pict-pict-習近平.jpg



投獄された挙げ句に殺されるかも....







それが独裁よ。


チェンマイって ホントいいですね!

参考および引用: Newsweek誌(耒陽市の入学事件)




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:53| Comment(0) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする