2018年09月12日

独居老人の生活1294(愛妻への遺産)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1294(愛妻への遺産)


  その人の生き様は、

  その人が相続を受ける時に現れてきます。

                                      加藤諦三 (社会学者)


@ アントニオ猪木。

アントニオ猪木参院議員が9日北朝鮮を訪問、 昨日帰国した。
北朝鮮の建国70周年に合わせて訪朝したもの。

ジジイはこんな記事に目を奪われたわけじゃない。
赤ネクタイと赤の長いスカーフを首にかけて....これは毎度の事。

驚いたのは猪木のこの姿。


              ☟


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         ☝ 車椅子での旅。



アントニオ猪木は現在75歳、 「ヤー!」 の元気なレスラーでも歳には勝てぬ。
糖尿病を患ってヨタヨタとか、 腰が悪くて歩けないなどの噂。


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            ☝ アントニオ爺さん。


73歳のジジイには他人事とは思えない、 そのうち自分も車椅子。
みんな老い、 みな衰えていく。

                  * *

A 日本、 2018年の民法改正。

法曹界では40年ぶりの大改正と呼んでいるらしい。
いろいろ改正がなされたが、 ジジイが興味を持ったのが相続税。

配偶者への相続が配慮され、 また介護や看護をした人に報いる制度になっている。

例えば、 夫の死去後、 夫名義の家や土地は遺族が相続する。
妻が半分、 残りを子供たちで分割といった具合。

その子供がプータローだったり、 事業主だが経営不振の状態。
こんな時、 子供は自分の相続の権利を主張、 現金を早く欲しいと言い出すかも。

となると妻は土地・家屋を売却してお金を捻出、 配分する必要も出てこよう。

数十年暮らしていた家がなくなると、 妻は何処に住めばよいのか、 こんな問題が出てくるのだ。

で、 今回の改正で作られたのが 「配偶者居住権」 の制度。

これは、 配偶者(例えば妻)は相続が開始した時点で住んでいる ”被相続人が所有している建物“ に住み続けることができるという権利。

この権利は配偶者が死亡するまで継続する。

これまでは、 配偶者が住んでいる家に住み続けるためには、 その不動産の所有権を取得せねばならなかった。

だが取得するだけのカネがないと、 前述のような土地・家屋の売却が1つの手段となる。

こうした自宅不動産の遺産分割トラブルは結構あったという。

                 * *

では、 例を挙げて具体的に見てみよう。
以下は、 専門家の説明(ガイド)からコピー。

妻A(配偶者)と子供Bが法定相続人で財産が自宅(評価額2000万円)と預金(3000万円)、 合計5000万円の財産があったする。

この場合妻Aが1/2、 子供Bが1/2なので2500万円ずつ分割。

妻Aが自宅に住み続けるために2000万円の家を相続してしまうと、 預金は500万円しか相続できず、 その後の生活が不安。

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しかし、今回の法改正によって妻が居住権を、 子供Bが所有権を取得すれば、 1000万円ずつの財産として分割できる。

なので3,000万円の預金は1500万円ずつ相続。
子供はこれまでの相続(半分)の2,500万円は要求できない。

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                * *

<婚姻期間20年以上の配偶者は遺産の取り分が増える>

今回の民法改正は配偶者への配慮が手厚い内容になっている。
その例の1つが上記の配偶者居住権。

これ以外にも婚姻期間が20年以上の夫婦であれば、 遺言書で配偶者に住んでいる家(自宅)を相続させる意思を示すことで、 自宅は遺産分割の対象から外すことができる。

例:
婚姻期間が20年以上の夫Aと妻B、 子供Cがいたとする。
そこで夫Aは次の遺言書を書いておく。

 「妻Bに自宅を全て相続させる」

財産が自宅と預金(800万円)であった場合、 遺言書により自宅は遺産分割の対象にならない。

妻Bは自宅の全てと預金の半分(400万円)を相続できる。

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                  * *


 <看護・介護をした人への優遇>

これまでの相続では、 法定相続人以外の相続は、 生前の贈与契約または遺言書がなければダメだった。

しかし今回の法改正に伴って、 相続人以外で看護や介護をしていた人が、 相続人に金銭を要求できるようになる。

息子のヨメが、 舅・姑の看護・介護をしていた場合などだ。

                  * *

 <法改正で変わった相続に関する3つのポイントは、

1.配偶者居住権を使うと財産の取り分が増える可能性あり。

2.看護や介護をした相続人以外の人を報いる制度が誕生。

3.遺言書が全国の法務局で管理できるようになった。


てなことで愛妻をお持ちの皆さま、 奥さまがバカ息子、 アホ娘との相続トラブルに巻き込まれないよう、 しっかり遺言書作成を!

                  * *

B 昨日(9月11日)のランチはお洒落なカフェで......

店名 「Fern Forest Cafe」  
     (地図はココ、  Street Viewはココ

旧市街(堀の内)、 ワットプラシンの前の通りを北へ500mほど行った右側にある。

入り口は狭い。  初めて行く人には分かり難いかも。

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  でも店内は広々とした静かな庭園。
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  この白人はコーヒーだけの客。
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      メニューを見よう。
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      タイ料理はまだ安い方。
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ジジイの注文はベーコン・ガーリックスパゲティ:175B。
シンハービア大瓶:145バーツ。
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   シーザーサラダも:185B。
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昨日は午後2時頃から雨がポツポツ。
客はガーデンから室内へと移動する。
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コーヒーだけなら75バーツから、 Latte Icedは85バーツ。
営業は8:30〜20:30。  入り口の脇に車の駐車場あり。

旧市街でゆっくりしたい時にはお勧め。

                   * *

タイではまだ相続税が施行されていないようだ。
だから金持ちの家に生まれれば生涯金持ちのまま......

しかし相続のトラブルはないのだろうか?

ジジイの知り合いのタイ人は、 母方の祖母が寝たきりのまま死んだ時、何も貰えなかったとポツリ。

その母親は祖母より先に死んでおり、 父親とは離婚。

となると、 1人しかいない孫(ジジイの知り合い)も相続.....とはならなかった。
近くに住む母親の兄弟(叔父)が全部相続したという。

といってもほんの僅かな額、 だがたとえ5千バーツでも欲しいのが人情。
孫 → 祖母への毎月の仕送りがなくなっただけでもいいか。


日本では1千万円の遺産でも、 相続で揉めるという。
一方で、 1千億円ならば揉めないらしい。

男やもめでチェンマイに来て、 タイ人女性と長年同居の爺さんもいらっしゃる。

だがある人は、 「結婚はしない、 子供は作らない」 とか。
このようなお考えの爺さんが他にも結構いるのだ。

自分の死後、 日本にいる家族(子供)と遺産相続で揉めることを
懸念。
反対に、 チェンマイではタイ人に財産を残し、 全て彼女が相続して生活する。

遺族年金を渡せない代わりに、 チェンマイで不動産や現金を残して去る(死ぬ)というわけだ。

子供が1人もいない彼女は、 爺さんの子供を欲しがるそうな。
子供は何よりの相続、 年金代わりにも......

人間の欲には限りなしというが、 己の死後、 長年連れ添った彼女が普通の生活ができるように計らうのも、 Japanese gentleman であればこそ。


ジジイは遺産を貰ったことが1度もないし、 与えたこともない。
亡くなった親の財産は全て、 親と同居していた弟が相続した。


もしジジイに遺産が転がり込んでいたらチェンマイで.....








華麗なる生活が実現しているだろう。


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 13:05| Comment(4) | 食べる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする