2018年09月05日

独居老人の生活1288(アベ・ヒトラー後編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1288(アベ・ヒトラー後編)


 平和を求める信条だけでは、 平和を築き上げることは
 できないということも分かっている。

 平和には責任が不可欠だ。  平和には犠牲が伴う。

                                バラク・オバマ (前アメリカ大統領)


ドイツではトルコ系移民の扱いをめぐって対立している。

そんな時、 西部の都市、 ウィースバーデンで開催された芸術祭に
エルドアン大統領像が出品された。

pict-pict-DSCN4443.jpg


独裁への皮肉で、 像にはすぐ 「トルコのヒトラー」 の落書き。

地元のトルコ系住民の抗議もあって、 金ピカ像は1日で撤去されたそうな。

こういうのは ”独裁” と言われても仕方ないだろう。

                 * *

ノーベル賞を受賞した初めてのアメリカ人は誰か?

1906年受賞のセオドア・ルーズベルト大統領である。

受賞理由は、 日露戦争をポーツマス条約の斡旋で終結に導いたこと。

   pict-セオドア・ルーズベルト2.jpg


但しS.ルーズベルトはこんな考え方の持ち主であった。

「戦争または戦争に類した行為で敢えて冒険をおかすものこそ、
  けだし最上の讃辞に値する人々である」

彼は平和主義者でなかったのだ。

                * *

大統領として2番目がウッドロウ・ウィルソンで、 1919年に受賞。

    pict-ウッドロウ・ウィルソン.jpg

受賞理由は、世界平和の達成に尽力し、 国際連盟設立を主導したこと。

                * *

3人目のアメリカ大統領の受賞はジミー・カーター。
彼だけは離任後21年も経った2002年に受賞している。

在職中に進めたエジプトとイスラエルの和平交渉の仲介を行ったことと、 人道的な取り組みに貢献したことが受賞理由とか。

                * *

核なき世界という理念で2009年に受賞したのがバラク・オバマ大統領。   
彼はそれを実現できずに大統領の任期を終えた。

ではオバマの受賞式での演説をご視聴ください。
    pict-オバマ大統領のノーベル平和賞受賞式.jpg


(2009年 Nobel Peace Prize Lecture by Barack Obama)
                ☟
https://www.youtube.com/watch?v=AORo-YEXxNQ


英語の演説ではチンプンカンプン、
ジジイがwikisourceの日本語訳から抜粋して.....
               ☟

・戦争はどのような形であれ、昔から人類とともにあった。
 その道義性が疑われたことはなかった。


・時を経て、集団間の暴力を規制する手段として法律が登場すると、 哲学者、 聖職者、 政治家が戦争の破壊的な力を制御しようとし、 そこで 「大義のある戦争」 という概念が登場した。


・それは、戦争は自己防衛の最終手段として、 適正な武力により、 可能な限り非戦闘員は犠牲にしないという条件に合致する場合のみ正当化されるというものであった。


・我々が生きている間に暴力的な紛争を根絶することはできないという厳しい真実を知ることから始めなければならない。


・国家が、 単独または他国と協調した上で、 武力行使が必要で道徳的にも正当化できると判断することがあるだろう。


・国民を守り保護することを誓った国家のトップとして、 私は現実の世界に対峙し、 米国民に向けられた脅威の前で手をこまねくわけにはいかない。


・誤解のないようにいえば、世界に悪は存在する。

非暴力運動はヒトラーの軍隊を止められなかった。
交渉では、アルカイダの指導者たちに武器を放棄させられない。


・時に武力が必要であるということは、 皮肉ではない。
  人間の欠陥や理性の限界という歴史を認識することだ。


・私は、バルカン諸国や、戦争に傷ついた他の地域でそうであったように、 武力は人道的見地から正当化できると考えている。


・だからこそ、 すべての責任ある国家は、 平和維持において、 明確な指令を受けた軍隊が果たし得る役割というものを認めなければならない。


・私は、なぜ戦争が好まれないのか理解している。

だが、同時に、 平和を求める信条だけでは、 平和を築き上げることはできないということも分かっている。

平和には責任が不可欠だ。 平和には犠牲が伴う。


まあ、 このような演説がノーベル平和賞式典で堂々となされた。

オバマは、 軍隊は必要、 戦争は人道的見地から正当化できる..と言っている。

オバマの考え方は当たり前、 世界の常識と言っていい。


いつもなら噛みつくはずの朝日新聞は、 オバマのこの演説を非難せず。 何故かすっとぼけていた。

仮に安倍首相が受賞し、同じ演説をやったとしよう。
野党&朝日新聞はこぞって、 未曾有の大批判を繰り出すだろう。

そこに中韓も呼応して糾弾の雨嵐。

 「安倍首相、 戦争を正当化!」

 「日本は軍事大国を目指す!」

 「平和を脅かす安倍首相の軍国主義!」

 「安倍首相、 ナチス政権再来を目論む!」

日本中が蜂の巣をつついたかのようになろう。

そもそも 世界の常識は、 「平和を祈り、 反戦を誓う」 や、 憲法で平和を保てると信じる日本とは180度異なる。

要は、 世界でこんな阿呆は日本人だけということ。
平和認知症は日本に蔓延する風土病なのだ。

                 * *

では日本の元首相はどうだろう。
下のポスターは、 民主党代表選(2010年)のもの。

    pict-2010年民主党代表選3.jpg

副総理だった菅直人と小沢一郎の一騎打ち。
小沢は陸山会問題の渦中にありながら立候補。

なので菅直人は 「オープン、 クリーン」 を掲げ、 小沢をそれとなく叩く中身のない演説ばかり。

選挙結果は菅直人の勝利、 これで菅首相が誕生したのだ。
                  ☟
pict-2010年民主党代表選2.jpg



その時に菅直人が出した選挙公報を読めばよく分かる。
                   ☟
pict-kan5_senkyokouhou.jpg

お読みになれないと思うので、 以下、ジジイが抜粋して.....

外交:

・「平和創造国家」 を標榜する外交を目指します。

・「東アジア共同体」 構想を推進します。

・核不拡散、 核廃絶、 PKO等に取り組み、 世界平和実現に努め
  ます。

・日本の主張を世界に発信します。


なんと薄っぺらい言葉、 平和に対する責任・犠牲の覚悟が感じられない。
こんなんで総理大臣になるのだから怖いものがある。

ナニ、 東アジア共同体だって?
これって大東亜共栄圏とおんなじ、 近衛文麿の再来かい?

核廃絶だって?  だったらどうやるのか具体的に言ってよ!


ジジイが呆れ返ったのは、 菅首相の中国訪問の時だ。

「日本の主張を世界に発信します」 と言っておきながら、 胡錦濤主席との会談ではノートを持参。
                   ☟
pict-菅直人首相と胡錦濤会談2.jpg
        ☝ ノートを見なきゃ世界に発信できないの?



それとも胡錦濤主席さまのご発言をメモするつもりだった?
                   ☟
pict-菅直人首相と胡錦濤会談.jpg


ジジイは、 こんな我が国家元首を見て愕然とした。

まるでどこかの県庁の課長が、 官邸の首相に陳情にでも行った
ように見える。

何とも無様で情けない姿を世界に発信したもんだ。

                * *

国内政策:
野党だった頃の民主党は、 自民党政治を 「官僚主導」 と批判していた。
そこで菅直人は 「官邸主導」 を強調、 自民との違いをアピール。

・政治主導で進めます。
・また、予算は総理大臣が直接指揮して編成します。

・省庁間で合意できない課題があれば、 機動的に関係閣僚会議を開き、 最終的に私が結論を出します。


今、 安倍首相がこれと同じ発言をしたら大騒動になるだろう。

 「どこまで続く安倍独裁政治、 首相が直接予算を決める!」

野党と朝日などメディアは鬼の首を取ったように糾弾しよう。


                   ☟


pict-安倍首相ヒトラー.jpg


「安部晋三は、 ヒトラー!」

つくづく思う。  野党と朝日の常識は、世界の非常識。


いや、非常識じゃないか。








 タダの馬鹿。


チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:34| Comment(0) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする