2018年07月16日

独居老人の生活1242(結婚できない爺さん-2)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1242
                        (結婚できない爺さん-2)


  老年になったら、 極端な話、
  いつ死んでもいいんですよ。

  死んでもいいなら、 冒険すればいい。
  だから冒険は、 老年のためのものである。

  若者のときに冒険をする人は選ばれた人ですけれど、
  老年はほとんどの人が冒険していいんです。

                                       曽野綾子 (作家)


昨日(15日)登場のAさんとBさんは、 女性に関心を持ち、 結婚する気のある爺さんだ。

しかし本日登場のジジイの元会社の後輩2人は、 女性に興味がなさそうな爺さんだ。

@ Cさん(67)。

彼がチェンマイに来たのは今年の2月、 ゴルフ目的で1週間滞在。
この模様は本ブログ#1129(2018年3月6日)でお伝えした。

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         ☝ 左がSさん、 右端がジジイ。


Cさんは60歳で隠居、 東京から郷里の田舎に戻った。
未婚(子供なし)だから、 引っ越しは気楽なもの。

しかしそれからが困った。
郷里に帰ってもやることがない。

ヨメ探しでも...とはならず、 地元のゴルフ会に入れて貰う。
で、 初対面の高齢者ばかりの中、 新入り爺さんはデビューした。

地方のゴルフ会には、 引退した中小企業のオーナーが多い。
若手爺のCさんにいろいろ質問を浴びせたという。

会社はどこだったの?    役職はなに?
大学は?  学部は?    結婚しなかった?  なぜ?

Cさんは2,3回参加したあと、 この会に行かなくなる。
そうこうするうち、 新たなゴルフ仲間ができたそうな。

東京から地方に戻り、 そこに溶け込むにも苦労があるようだ。


引退してチェンマイに来ても、 前述のような質問をする爺さんは滅多にいない。

それでもジジイに、 会社/大学/結婚などを訊いた人は4人いた。 

とあるチェンマイ日本人会でのこと。
入会に際し、 前の勤務先、 役職、 出身大学を訊かれたと友人数名が呆れ返っていた。

但しその日本人会、 現在は一切質問なしというからご安心を。


話が脱線、 本筋に戻そう。
このCさん(67)には、 結婚する気がないのだろうか?

彼の若い頃は結婚願望があり、 ジジイは2人の女性を紹介した。
女性の扱いが下手なので、 どうしても振られてしまう。

将来性ある好青年でも、 ネクラで爽やかさに欠けると女が敬遠。
加えてマメじゃないから、 デートも儘ならぬ。

ジジイは思う。
こういう爺さんこそ、 チェンマイで婚活すれば道は開ける。

流暢な会話が成り立たないから、 トークセンスなど不要。
口下手、ネクラでもどうってことない。

金持ちという日本人イメージを活かして欲しいのだが......
Cさんに女体への欲求があるんだろうか?

このまま日本の田舎町で、 たまのゴルフで憂さを晴らし、 衰えて老人ホームに入居 → 孤独なまま死を迎える。

遺産は甥か姪に行くのだろう。  万歳、叔父さんってことか。

                 * *


A この日の夕食。

先週、 オープンして間もない和食店に行ってみた。
店名 「蔵や」、 シャングリラホテルの前にある。
  (地図はココをクリック)

この店は、 以前 「いもや」 があったところ。
そのあと 「いち」 という和食店が開業 → 3ヵ月ほどで撤退。

そのあとに居抜きで入ったのが 「蔵や」 ということで、 繁盛してくれると良いのだが......

  店内から外を見る。
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  店内、 夜8時半ころ。
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 ビールのツマミにポテトサラダ:49バーツ。
 Beer Chang大瓶:99バーツ、 日本茶:30B。
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  カツオ味噌:119バーツ。
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  天丼:189バーツ(約650円 + 5%=680円)。
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全ての価格にプラス5%(サービス料かな?)。

この価格レベルだと、 年金生活者が通うにはキツい。
ジジイにとって最初にして最後となる 「蔵や」 の夕食だった。

                * *


Dさん(66)。

Dさんは今年7月上旬、 同じ会社OBと一緒にチェンマイに.....
泊まるホテルが爺さん2人で相部屋と聞いて驚いた。

彼も未婚(子供なし)、 年金も退職金も全て自分で使える結構な
身分。

65歳で定年・引退、 引き続き独身貴族を謳歌するようだ。
とはいっても恋人なし、 デートしたことは1度もないと思う。

会社をやめたらすることがない。
で、7百万円近いベンツを購入、 ほぼ週に1度、 一人でドライブするのが楽しみという。

ベンツを買っても一人で運転......横に乗せる彼女もいない。
なんか哀れを誘う話だ。

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            ☝ Dさん(左)とCさん。


チェンマイに来た時、 ジジイは提案してみた。

「いつも爺さんばかりの食事じゃね〜、
 30前後のタイ人女性を誘うこともできるよ」

「いいえ、 要りません、 でも誘えるんですか〜、凄い!」 

こんな調子で、 2人して風俗でも何でも女性は拒否。
世にも珍しい爺さんカップルだった。

ジジイの友人がこれを知り、
「2人はホモ同志に決まってますがな」 と断言する。

ジジイはそう思わないが、 ”女は魔物” と見ているのかも。
男を惑わし、 害を与えるもの、 それが女だと......

魔物に接しその穴に吸い込まれるや否や、 男はメロメロ。
で、貢ぎ続ける爺さんがいることも確かである。

ジジイは、 それも結構と思っている。
魔物と結婚し、 魔界で余生を送るのも冒険、 刺激的でいい。


Dさんは若い頃から全くモテなかった。
会社の女子社員からも相手にされなかった。

ジジイにはその理由が分かる(が省略)。
しかしチェンマイでなら必ずモテる → いい女性に巡り合える。

欲しければ子供だって作ることができる。

そう、冒険は老人のためにある......これが最高の余生だと思う。



前回を含め、 登場した4人には共通点があるように思う。

あくまでジジイの推察だが、 4人はこれまで、 この言葉を発した
ことがないはずだ。

女性に向かって、 


 「愛してます」   (I love you)







老人の冒険はここから始まる。


チェンマイって ホントいいですね!

 <後記>
前回登場のAさんとBさんは冒険を試み、 チェンマイでそれなりに頑張っている。

Bさん(73)などは冒険のしまくり、 最近は意欲をなくされたようにも見える。

まだまだこれから、 爺さんは死ぬまで冒険だ。
4人の今後のご活躍を祈ります。            以上



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:35| Comment(20) | 愛を求めて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする