2018年07月04日

独居老人の生活1232(#27忘れられない旅の思い出:エジプト・シナイ半島前編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1232
             (忘れがたい旅の記憶‐27:シナイ半島前編)


  すべてを納得すれば、 心はきわめて寛大になる。

                                   スタール夫人 (フランスの小説家)


絵にも書けないような美しい風景を眺めて、
「ああ〜素晴らしい!」 と、 感動する。

でも生涯残る旅の記憶は、 思いがけない出来事にあると思う。

独居老人の 「忘れがたい旅の思い出・Top‐10」 をシリーズで
お届けしております。

これまではその番外編ばかり、 Top‐36まできましたが、 番外編はここでしばらくお休み。  今回からTop‐10に突入です。


Top‐10、 シナイ半島への旅。

ジジイがはじめてエジプトを旅したのは2003年11月/28日〜12月7日、 ジジイが58歳の時だった。

元会社の上司(当時72歳)から誘われ団体ツアーに参加。

元上司は1人で参加する場合、 ホテルの1人部屋割り増し料金を
(約5万円)払わねばならない。
それなら過去数回、 団体旅行で相部屋だったジジイが最適。

団体旅行が苦手なジジイだが、 シナイ半島の旅は魅力だった。
当時ジジイはまだ現役、 それでも10日位なら休暇は取れる。

航空会社はアエロフロート航空、 成田を出た飛行機はモスクワへ。 ここで乗り換えカイロに向かう。

30代前半の女性添乗員が同行、 こんな気楽な旅はない。
旅行代金が幾らだったかは忘却、 忘れる程だから安かったことに間違いない。

                 * *

カイロではお決まりの市内観光、 ピラミッドやカイロ博物館などに案内された。
      
       ピラミッドで。
   pict-DSCN0824.jpg
          ☝ 58歳のジジイです。



  ここはカイロの考古学博物館の前。
pict-pict-DSCN0827.jpg



   同館内。
pict-DSCN0828.jpg 


カイロ滞在中にオプショナルツアーの勧誘があった。
日帰りでエジプト最北の大都市、アレキサンドリアへのバス旅行。

こんな旅、 1日バスに揺られるだけ。
ジジイは興味なく不参加、 1人でカイロ市内をブラブラする。

pict-DSCN0823.jpg
             ☝ カイロのダウンタウン。


地下鉄に乗って観光地やデパート、 カイロ市内の飲み屋(ビールOK)、 動物園に行ったりした。

デパートは結構広く、 店内をウロウロしていると出口や方角が分からなくなる。

来たこともない道路にポンと出て、 そのまま歩けば迷子になる。
で、何処に行っても、 入った場所から出ることを心掛けている。

ジジイは小さな街メーサイ(タイ)で道に迷ったくらいだ。

欠かせないのが方向磁石、 これを手にして1人で歩く。
他に小さな懐中電灯も旅の必携品。

余談になるが、 ジジイは自分の財布にこんな物を付けている。
                        ☟
   pict-DSCN4040財布と笛s.jpg
         ☝ 呼び子、 笛である。

何か変事があればこれを吹く、 かなり大きな音が出る。
ジジイは何事につけ用心深い、 だからカノ女が中々できない。


飲み屋はダウンタウンを歩いていた時、 偶然目に止まる。 
店内はタバコの煙でもうもうとした状態、 変なことが記憶に残るものだ。

ランチも夕食もジジイ1人でレストランに入って食べた。
エジプト旅行中、 単独行動はこの日の1日だけ、 ジジイにはこの方が合っている。

但しトラブルも出る。
ホテルに帰るにはタクシー(約20分乗車)しか手段がない。

拾ったタクシーの運転手は途中、 夜道で停車しこうゴネる。
「(合意した)料金の倍をくれなきゃ、これから先は行かない」

この顛末は旅シリーズ#14(#728、 2016年12月15日掲載)でお伝え済み。


ジジイが無事 ホテルに着いた時、 元上司を含むほとんどが参加したアレキサンドリア・ツアー組はまだ旅の途中。

ジジイは部屋に入ってシャワーを浴びてビール。
1時間ほど経った頃か、 元上司が部屋に現れてこうボヤいた。

「なんだ、 帰ってたのか、 ホテルの受付嬢が部屋のキーは
 預かってないって言うんだ。
 てっきりお前が持って出ているものと思い、 ロビーで
 ずっと待っていた」

おかしいと思い、 念のため部屋に来てみると、 ジジイがビールを飲んでいたという訳だ。

元上司は
「こんないい加減な....連れが鍵を受け取って部屋に戻ってます、
 と言えばそれで済んだ話、 俺は1時間もロビーで待ったんだ」

と受付嬢の対応に憤懣やるかたない。

「ちょっと部屋を覗きにくれば良かったのに....」 とジジイ。

「お前のことだから、 夜遊びしてると思ってたんだ」

高級ホテルにあるまじき行為...元上司は添乗員にクレーム。
翌日、 果物バスケットが元上司に届く。

立腹した元上司はバスの中で果物をみんなに配っていたが、 これで納得して寛大になった?

こんなくだらない話が旅の思い出になるから面白い。

                * *

団体旅行の楽しみの1つに、 同行メンバーの顔触れがある。
10日間も一緒にいれば必然的に仲よくなる(気が合えば....)。

ツアーメンバーは30人ほど、 12月初旬の旅行となればどうしても老人ばかり。

しかし異彩を放ったのはこちらの2人。

                   ☟

pict-DSCN0884女の子と.jpg
            ☝ 中央がジジイ(58歳)


我々団体ツアーで若いのは添乗員とこの2人だけ。
弥が上にも目立つ。

こうしてカイロを発った我々一行はバスで北上、 スエズ運河橋を
渡り、 シナイ半島を目指す。
                     ☟
pict-スエズ運河橋地図.jpg  



独居老人の ”忘れられない旅の思い出” はこの後に起こる。

思いがけないハプニング、 それが記憶に残るもの。








 この続きは後編で......


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:52| Comment(0) | 旅の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする