チェンマイ独居老人の華麗なる生活1166
(ソンクランで交通事故)
人生は 危険に満ちた冒険か無の二択
ヘレン・ケラー
16日(月)で終わった今年のソンクラン、 チェンマイの街も静かになった。
狂騒水かけを恐れ、 4,5日家に籠城をしていた人もいたろう。
(チェンマイ市内)

観光客の乱痴気騒ぎも酷いが、 もっと怖いのは子供、 容赦なくぶっかける。(チェンマイ)


☝ これじゃあバイクでは走れない。
祭りとなれば浮かれるのは人間誰しも。
その結果が交通統計となって現れる。
まずタイ全土、 2013のチェックポイントで捕まった交通違反ドライバーは、 6日間合計で176,415人(29,400人/日)。
1番多いのが約50,000人のヘルメット着用なし。
次いで約46,000人が運転免許証の不携帯。

* *
では、 4月11日〜16日(6日間)の交通事故統計を見てみよう。
・交通事故発生件数:3,418件(前年比1%増)
・死亡者:378人(同8%増)
・病院に搬送された負傷者:3,575人(同2.6%増)
1日あたり約660人の死傷者が出たことになる。
事故死の発生原因は、
・スピード違反:28.5%、 ・飲酒運転:27.3%。
死亡した人の82%がバイクの運転。
てことは1日平均310人のバイク運転者が死んだことになる。
死亡者が1番多かった県はナコンラチャシーマで、 19人。
負傷者が1番多かった県が我がチェンマイで、 136人となった。
交通事故死がゼロだった県が6県ある。
ヤラー、 ラノーン、 ノーンカイ、 サトゥーンなど。
では事故現場を確認、 全てソンクラン期間中に発生。



バスも例外ではない、

* *
飲酒運転の車両を一時的に押収:13,964台(6日間で)
内訳は、 バイクが10,139台、 車が3,825台。
押収車両は警察署、 役所、 軍のキャンプに留め置かれた由。
6日間で法的措置(主に罰金)の対象者は、 計234,645人。
バイク運転:147,971人、 車の運転:86,674人。
1日あたり約4万人が処罰されたことになる。
ではここで、 バイクの死亡事故をビデオで検証(41秒)
☟
https://www.youtube.com/watch?time_continue=5&v=lezF5e0Ua80
タイは普段から交通事故死が多い国で、 WHO(世界保健機構)統計ではリビアに次いでワースト2位。
ワールド・アトラスの調査では、 タイがワースト1位という結果。
となればソンクラン6日間では断トツ1位になっているはず。
そんな危険な6日間を、 72歳のジジイはバイクに乗っていた。
水浴びを凌ぎながら.......
日頃の行いがいいからだと思う。
無事でよかったです。
チェンマイって ホントいいですね!
(source:Bangkok Post)