チェンマイ独居老人の華麗なる生活1139(記憶の作り手)
人命に代えてでも我が英国領土を守らなければならない。
なぜなら、
国際法が力の行使に打ち勝たなければならないからだ。
マーガレット・サッチャー
@ パタヤ健全娯楽観光から戻って来ました。
スケベな皆さまには期待外れだったかも......
まさしく健全なる観光で終わった今回のパタヤ滞在。
Go Go Barなど女の子の連れ出しゼロ、 夜遊びレポートもライブバー程度。
これなら紳士・淑女にもお読み戴けるものと自薦。
宿泊したホテルは前回と同じで 「Dream Hotel」。
810バーツ/泊(朝食なし)、 快適な環境。
特に、 前回いた感じの悪いルームサービス(掃除婦)が辞めたようで、 初めて見る掃除婦が良かった。 今回は全く問題なし。
但し、 同行のBさんが入った部屋のエアコンに問題が.....
エアコンから水漏れし、 床に垂れてくるのだ。
で、 Bさんは部屋のゴミ箱(ポリのバケツ)を水滴の下に置く。
1晩で水が半分以上も溜まっていた。
エアコンの故障なら暑くて文句を言うが、 温厚なBさんは水滴に
マイペンライだった。
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A チェンマイが世界一、 空気が汚染されてる?
でもこちらの都市の方がもっと酷いのでは...と思う。

大量の車が駐車しているのではありません。
これは交通渋滞の写真で、 ニューデリー(インド)の光景。
排ガスによるスモッグの上に、 秋〜冬には野焼きの煙が加わり前方が見えない程に.....
世界最悪の大気汚染レベルにあり、 交通渋滞の解消が必要。
しかし政府は手をこまねいているそうな。
チェンマイの空気の方がずっとイイよ!
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B 日本の好感度は?
日本の公益財団法人 「新聞通信調査会」 が世論調査の結果を先日発表。
調査は、 米国、 英国、 タイ、 中国、 韓国、 フランスの6カ国の市民それぞれ約1000人を対象に実施。
その結果、 タイ人の対日好感度が6カ国中最も高い。
前年比6.7ポイント増の98.3%に.....
対日好感度が2番目に高かったのは米国で83.6%。
一方最低は中国で27.9%、 下から2番目が韓国で38.3%。
ただ、 中国は前年比4.5ポイント、 韓国は同8.3%上昇しており、全体的に対日好感度が高まる傾向にあるようだ。
さらに、 「日本を信頼できる」 と答えた人の割合もタイが最多の96.2%、 米国も81.0%と高い水準。
そう、 我々が出会う100人のタイ人のうち、 96人は日本(日本人と言いたい)を信頼しているのだ。
チェンマイの娘たちよ、 信頼してジジイの胸に抱かれておくれ!
一方、 韓国が19.2%で最低に、 中国が23.9%で下から2番目となる。
特に韓国人の日本に対する信頼感の低さが際立っている。
これは同様のことが言えると思う。
韓国・中国の好感度を日本人に訊けば、 両国が最低になるはず。
個人的には、 ジジイの韓国と中国に対する信頼度はゼロ。
とにかく関わらないことがこと。
政府間では、 たまには毅然たる態度で、 強気に出ることも重要だと思う。
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C 記憶の作り手、 伝え手。
米国コロンビア大学のキャロル・グラック歴史学教授が言う。
記憶には4つの領域がある。
1.オフィシャル領域。
政府を含む公的機関が記憶の作り手、 もしくは伝え手となる。
教科書、 歴史館、 政治家のスピーチなどで記憶を作っていく。
韓国のでっち上げ慰安婦など典型的事例。
中国もすごい作り方、 伝え方をする。
南京大虐殺記念館もその1つ。
30万人が虐殺された....こんな嘘を堂々と書いて展示する。
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習近平になるとその記憶を更に上積みする。
2014年、 彼は先ず9月3日を 「抗日戦争勝利記念日」 に制定。
9月2日は、 戦艦ミズーリ上で日本が降伏文書に調印した日。
で、 翌日の3日を上記の記念日にしたもの。
更に2014年、 習近平は12月13日を 「国家追悼日」 とする。
これは1937年の南京虐殺を追悼する目的で制定。
2017年には、 この80周年として大々的に式典が執り行われた。
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つまり戦後70年経ってから、 反日的記念日が新たに2つも誕生。
こうやって中国政府は記憶の作り手になる。
そして国民のエネルギーを共産党政府に対してではなく他国へ、 即ち反日へと導いて行く。
1989年勃発の 「天安門事件」 以来、 国民の反発や抗議の結集を恐れ、 その対策として反日を利用。
平和を求める戦争被害国の中国。 対して反省なき戦争犯罪国家の日本、 「中国人民よ、 団結せよ!」 ってことか。
中韓市民の日本好感度が低くなるのも当然と言えよう。
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2.記憶の作り方:民間の領域。
映画や小説など大衆文化を含む記憶の作り方。
ハリウッド映画 「パールハーバー」 などが典型例。
中国のテレビで流れる荒唐無稽な抗日ドラマも同じ。
これが毎日じゃあ、 対日好感度が悪くなるわけだ。
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3.個人の記憶の領域。
自分の過去の体験に基づく記憶で、 時間とともに変化する場合が少なくないとか。
例えば1942年のフィリピン 「バターン死の行進」。
捕虜となった米兵が苛酷な状況下で歩かされたもの。

米兵でもある特定地域の出身者が多かった。
で、 そのニューメキシコ州やウィスコンシン州では、 今でも記念式典が開催されている由。
個人の記憶が次の世代へとつながれて行く。
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4.メタ・メモリー。
直接的ではなく、 公の論争を通じて知る記憶。
例えば韓国・慰安婦報道そのものに加え、 それが大問題になり、 人々がその議論を通じて知った場合、 メタ・メモリーになる。
メディアが情報源の1つ。
学校での学習より、 映画・雑誌・TVを通じて知る議論に影響されやすい。
テレ朝の 「朝まで生テレビ」 のくだらない討論。
NHKの政治家出演の討論番組。
こんな討論は、 TV局の出演者選別によって左右される。
左が6人で右が2人なら、 当然左寄りが有利になろう。
ジジイが不思議でならないのはNHKだ。
大勢の議員数を誇る自民から1人、 2桁にも届かない社民党から1人が出演。
発言時間もほぼ同じ、 どう考えても公平じゃない。
せめて政党の議員数に応じて、 発言時間を配分すべきでは?
絶滅寸前政党の福島瑞穂など、 慰安婦に肩入れする。
公共電波が使われて、 こんなんで記憶が作られ伝わるのでは
堪ったもんじゃない。
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2月22日の 「竹島の日」 は誰が制定したか?
遅いよ、 2005年、 それも島根県議会が条例として定めたもの。
日本国政府じゃない、 武力で占領された領土問題が島根県に
委ねられている。 不思議!
2013年、 島根県は安倍晋三首相の出席を要望 → 実現せず。
他の閣僚の出席についても韓国側に配慮し、 見送られた。
日本も中韓同様、 もっと記憶の作り手、 伝え手になってよ。
日本の政治家、 み〜んな.....
腰が引けてんのばっかり。
チェンマイって ホントいいですね!
<出所・参考>
AとCは 「ニューズウィーク」 今週号より。