2018年02月20日

独居老人の生活1118(#24忘れられない旅の思い出:娘の結婚式・前編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1118
        (#24忘れられない旅の思い出:娘の結婚式・前編)


 人は自分の子供に対してほとんど影響力を持っていない。

 人間の性格は生得のもので、 我々にはどうしようもない。

                                アンドレ・モーロワ(フランスの作家)


絵にも書けないような美しい風景を眺めて、
「ああ〜素晴らしい!」 と、 感動する。

でも生涯残る旅の記憶は、 思いがけない出来事にあると思う。

独居老人の 「忘れがたい旅の思い出・Top‐10」 をシリーズで
お届けしております。
本日はその番外編‐34(Top‐34)です。 
           


ジジイが初めてオーストラリアの地を踏んだのは2006年6月15日で61歳の時。

それもひょんなことから旅することになる。


ジジイの高校時代からの親友A(現在72歳)は大の飛行機嫌い。
当然、 1度も乗ったことがない。

ところがAの娘がオーストラリアで結婚式を挙げるという。
Aはその結婚にも反対しており、 オレは出席しないと強い態度。

娘が既に孕んでおり、 それだけでも不機嫌。
おまけに大嫌いな飛行機に乗らなきゃならない。


ジジイと飲めば、 出るは愚痴ばかり。
結局、 奥さんに説得され渋々飛ぶことになった。

「オレは病気になって入院したいよ」 としきりにこぼす。

で、ジジイが言う。

 「俺は1度も行ったことがないんだ。
  いい機会だ、 一緒にオーストラリアに行こうぜ」

              * *

出発日(夜行便)、 A家族と成田空港で待ち合わせ。
現れたAは既に酔っていた。

「酔わなきゃ怖くて乗れないよ、 付き合え、 おまえも飲め」

で、 搭乗前に先ずビールで乾杯。

Aは機内でもずっとウイスキー飲んでいた。
ジジイもウイスキーを飲み、 その内酔いが回って爆睡。

Aはウトウトしかできなかったという。

               * *

飛行機は翌朝、 目的地ブリスベーンに到着。


pict-pict-thJEKH46EF地図.jpg


娘の婿さんは日本人、 共にワーキング・ホリデーで現地暮らし。
ここブリスベーンで2人は知り合い → 妊娠 → 結婚に....

A家族は娘夫婦の迎えの車に乗り、 宿泊先のゴールドコーストへ。 このあと彼らはゴルフに行くという。

Aと別れたジジイは電車に乗り、 同じくゴールドコーストに移動。

乗車中に尿意を催し、 仕方なく途中下車。
辺鄙な駅で、 30分ほど次の電車を待った記憶がある。


ゴールドコースト到着、 予約のホテルにチェックイン。
サーファーズパラダイスにある高級ホテルだ。

pict-thDRXLQ142サファーズパラダイス.jpg
           ☝ サーファーズパラダイス。


2万円/泊近い料金だったが、 初めての街でのホテル探しは面倒、
日本で予約しておいた。

風呂に入り → 早めのランチでビール → 昼寝。

夕食はA家族と一緒に...奥さんが手料理を振る舞ってくれた。
Aが食べられるのは和食だけ、 他は食えないという。

奥さんが日本から持ち込んだ食材を入国係官が見つけ、 10分ほどすったもんだしたが、 今では笑い話。

しかしオーストラリアは検疫が厳しいので要注意。
日本の米だって見つかればストップがかかる。

                * *

A家族が泊まる高級コンドーは寝室3部屋、 リビング、 バス・トイレが2つ、 大きなキッチン付きなのだ。

ジジイのホテルから徒歩5分ほどの近い距離。

pict-thOPGC1P0Qコンドー全景.jpg
 ☝ A家族は高層の部屋、 見晴らし抜群。


ここにA夫婦、 娘夫婦、 Aの長男の5人で利用。
ブリスベーンに住む娘が予約しておいた。

1泊6万円近いが、 6人で泊まれば1人1万円。
カネは全て親の支払いだ。

娘はかって東京の一流ホテルに勤務、 カネに糸目をつけないとあらば、 ホテル探しはお手の物。


pict-pict-DSCN0900コンドーの部屋.jpg
 ☝ ジジイ(61歳)とAの奥さん(56)、 コンドーの台所で...


               * *


挙式は翌々日、 1日暇があるということで、 Aは 「乗馬に行こう」 と誘う。

で、翌朝、 A家族(婿さん含む5人)とジジイは迎えのミニバスに乗って乗馬観光へと出かける。

料金はランチ込みで、 確か12,000円/人だったと思う。


乗馬場の経営は日本人のオヤジ。
そのオヤジの指導で、 先ず馬の乗り方を教わる。

 そしていよいよお馬に乗ってお散歩。
pict-DSCN0903乗馬.jpg
          ☝ 左端がジジイ。


ジジイはかってケンタッキー(米国)暮らしの時、 何度も乗馬を楽しんだ。

ジジイが1人、 草原を疾走するほどに上達。
ゴールドコーストでの乗馬は安全第一で、 ジジイにとっては物足りない。

それ以上に退屈したであろう...婿さんだ。
彼のオーストラリアでの仕事は牧場の馬丁兼調教助手で、 度々
馬にも乗っている。

それでもそんな経験はおくびにも出さず、 黙って指導を受け、 言われるままに乗っていた。

この婿さんの態度にジジイは感心、 敬意を払う。
収入は少ないが、 人柄のいい青年ではないか。


両親は共に娘の結婚に反対、 収入だの学歴だのと....

「こんな素晴らしい青年はいないぞ」 とジジイは褒める。

  「冗談じゃない、 娘を孕ませやがって!」

「お前の娘が股を開いたからだよ」 とジジイ。

「そもそもお前ら親の教育が悪い。
 子供の時からお金が一番大切だと教えておかなかったからだ」

年寄りはこんな話で侃々諤々の議論。

これがオーストラリア、 ゴールドコーストでの思い出。


しかしジジイにとって、 最も忘れられない旅の思い出は.....
この一言。

乗馬を終えて一息入れた時だ。
1頭の馬が我々の目の前で、 ジャージャー長い小便。

これを見たAの奥さんが感嘆の声をあげる。



「馬のおチンチンって、 あんなに大きいのネ!」











 亭主のと比べちゃ...いけませんわ。


チェンマイって ホントいいですね!





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:14| Comment(4) | 旅の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする