2018年01月30日

独居老人の生活1100(タイの軍人は金持ちだ)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活1100(タイ軍人は金持ちだ)

                    

    老兵は死なず、 ただ栄えるのみ

                                 ダグラス・マッカーサーのパロディ


このニュースを読んでジジイは興味津々。

2017年11月24日、 タイのプラユット首相が内閣改造を実施。
2014年、プラユット氏が権力を掌握して以来5回目の改造。

内閣の36メンバーのうち、 今回の改造で軍出身の数は12から
プラユット氏を含め9名に減少。

軍事政権は民政復帰に向け、 2018年11月に総選挙を実施すると約束している。


いよいよ総選挙、 と言っても軍事政権の思うが儘(まま)だろう。

               * *

その内閣改造の後、 閣僚の撮影中にチョットしたハプニング。

その主役がプラウィット副首相兼国防相(72歳)だ。
たまたま日差しが強く、 彼は目に腕をかざす。

ここで衆人の目に留まったのが、 彼の腕時計と指環。


pict-DSCN3303プラユット国防相.jpg


これを見てネットが騒ぐ。

 「時計はスイス製の超高級ブランド品、
  指環はダイヤ入りの高価なものだ」


「週刊新潮」 によれば、
その時計は 「リシャール・ミルRM029」 で、約1200万円もする。
                 ☟
     pict-リシャールミルRM029.jpg
            ☝ カタログより(参考)


で、 これを弾みにプラウィット副首相の画像解析が行われ、 次々に別の高級時計を発見。

今年1月半ばまでに、 ロレックス11本、 パテックフィリップ8本、
ミル3本など、 総額で約1億4千万円が確認されたとか。


資産報告書にはこれらの記載がなかったため、 地元メディアが
疑惑を報道。

で、独立司法機関の国家汚職追放委員会(NACC)が調査する
ことに......

                * *

プラウィット副首相は陸軍出身で2005年に退役。

陸軍司令官などを歴任した実力者で、 その後輩にあたるのが
現首相のプラユット氏。


NACCの調査に対しプラウィット氏は、

「腕時計は友人4人から借りたものでもう返した。 指輪は母親から
 もらった」  と弁解。


尚、NACC幹部とプラウィット氏は親しい関係とか。
公正な調査を期待する方が無理だろう。


ちなみにプラユット首相の腕時計や指環はどうなのか?


                ☟



   残念、 見えません。
pict-pict-プラユット首相.jpg


                * *


2015年の歳末、 プラユット首相(当時61歳)は閣僚、 軍幹部らを引き連れ、 陸軍基地内にあるプラウィット副首相・国防相(当時70歳)の執務室を訪れた。

目的は副首相に新年の挨拶をするため。
首相より、 陸軍で先輩の副首相が偉い、 敬意を表するのだ。


そのあと、 首相ら軍政幹部がプレム枢密院議長(当時95歳)宅を
表敬訪門。 

                   ☟

pict-pict-プラウィット副首相兼国防相とプレム議長2016-1月4日.jpg


プレム枢密院議長は1978年に陸軍司令官就任。
1980〜1988年に首相を務め、 格別にプミポン国王の信頼が
厚かった。

               * *

プラウィット副首相は、 シリキット王妃の近衛師団である第2歩兵師団出身者の派閥の領袖。

その派閥にいるのがプラユット首相、 アヌポン内相(元陸軍司令官、 68歳)など。

なのでプラウィット副首相が、 プラユット政権を影で操っていると
みるメディアもある。


それ程の実力者なら、 総額1億4千万円もの高級時計を所有していても納得。

収賄であれ何であれ、 逮捕の危険はゼロに近い。
軍事政権下で解任されることはないだろう。


タイの軍人さんって強力.......イイね!

                * *


これが日本だったらどうなることやら。
何せ忖度だけでモリ・カケの大騒ぎ。

もし陸上自衛隊出身の佐藤正久参議院議員(57歳・現外務副大臣)が同様に、 1億4千万円ものブランド時計を所持していたら...

   pict-佐藤正久参議院議員2.jpg
                 ☝ 
           佐藤正久一佐(当時)、 
        イラク・サマワのヒゲ隊長として有名に....


当然議員報酬だけでは賄いきれない。
元の職場・自衛隊の給料は高が知れている。

それじゃあそのカネは、何処でどのようにして手に入れたの?
カネの出処を徹底的に追及される。

野党やメディアの追求は止むことがないだろう。


タイの政治家って、 楽でイイネ!

                * * 


下の写真は、 タイ軍政の陰の実力者・プラウィット副首相・国防相の誕生日会(2015年8月)のもの。
                 ☟
pict-DSCN3315副首相誕生会.jpg


勿論プラユット首相も出席、 大物軍人や役人で賑わっている。
欠席などしようもんなら、 すぐどっかに飛ばされちゃうよ。

主要な出席者は、
内務大臣、 天然資源環境大臣、 国防事務次官、 警察長官、
国軍最高司令官、 陸軍司令官を含む3軍司令官など。


ではその模様をビデオでご覧ください。
                ☟
https://www.youtube.com/watch?v=wxJcLPI-LeU


それにしてもプラウィット氏、 何故そんなに金持ちなんだろう?

軍人と政治家の経歴で収入はどれ程のものか。

あちこちから、 カネがスーと舞い込んで来るのかな?

               * *

プレム枢密院議長 ー プラウィット副首相 ー プラユット首相、
みんな陸軍の繋がり。  3人とも陸軍司令官を務めている。

で、 寄ってたかってインラック前首相を追っ払ちゃったのか。


可哀想にインラック(50歳)、 職務怠慢などの罪で禁錮5年の
実刑判決だって。

せっかく首相にまでなったのに、 お兄さん同様海外逃亡とは。
母校のチェンマイ大学で教鞭を執ってくれたらいいのに....



ジジイは心配してます。  美しい貴女は今どこに?

  pict-インラック.jpg
         ☝ インラック前首相。



             ☟




             ☟




pict-pict-インラック買い物.jpg



 「イギリスでのんびりネ、 お買い物してま〜す」


チェンマイって ホントいいですね!

  <追記>
お暇でしたらプラウィット副首相・国防相のある日の動きです。
ホント偉いんだなって感じ。 (約8分)
                ☟    
https://www.youtube.com/watch?v=I8wpbQ9WRjQ&t=9s




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 12:03| Comment(2) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする