2017年04月19日

独居老人の生活845(先取り2017年流行語大賞・前編)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐845
                   (先取り2017年流行語大賞・前編)


 ある問題に対処するために出された法案の価値は、

その法案に反対するメディアのわめき声の大きさに反比例する。



まだ4月ですが、 独居老人が独断と偏見で選ぶ今年の流行語
大賞(候補)です。
こんなのもあるよ...皆さま独自の予想は何でしょう?

前編と後編で合計10、 世界の流行語候補を取り上げます。
ではどうぞ!


@ 忖度。

他人の心中を推し量ること。

森友学園の国有地売買に絡み、お役人の忖度があったのでは...
と騒がれている。

ジジイのちょっと付き合っている女の子はソンクランの時、 郷里の田舎でバイク走行中に転倒。

「病院に行くカネがない」 と負傷写真添付で連絡があった。

ジジイは忖度し、 少しばかりのカネを振り込んであげた。

いずれにしても、 忖度せざるを得ない空気があるようだ。


                 * *


A 検問出稼ぎ。

市内の至る所で毎日のように交通取り締まり検問を実施。
荒稼ぎしているチェンマイ警察の活躍を表した言葉。

pict-DSCN9447.jpg


でもあんなに頻繁だと、 警察って相当暇って思ってしまう。


                  * *


B THAAD不況。

THAADとは、 終末高高度防衛ミサイル。
Terminal High Altitude Area Defense missileの略称。

アメリカ陸軍が開発した弾道弾迎撃ミサイル・システム。

射程が短いパトリオットPAC-3よりも高高度、 成層圏よりも上の
高度で目標を迎撃するために開発された。

     pict-300px-Thaad_missile_and_launcher.jpg


これを韓国は、 ロッテの国内保有地に配備決定。
これに怒った中国が、 蜜月にあった韓国に嫌がらせを断行。

中国人によるロッテのボイコット。
加えて中国人の韓国旅行をやめさせた。

中国べったりはろくなことが無いという教訓。

チェンマイにいるジジイはこんな声を耳にした。

 「ざまーみろ!」

               * *


C 「Smoking Kid」


「あなたは子供の喫煙を心配する。
 それならなぜ自分自身を心配しないの?」

「You worry about me. But why not about yourself?」


「禁煙」 を啓蒙するために、タイ健康促進財団が制作したCM。
2012年に公開され、 海外でも高い評価を受けた。

喫煙者の方々には今年も聞いて戴きたい言葉。

スモーカーでない方もご覧なってください。
子供が大人に言います。 「Can I get a light?」(火 貸して?)
               ☟
https://www.youtube.com/watch?v=g_YZ_PtMkw0


                * *


D 共謀罪。

日本政府が目指すのは国際組織犯罪防止(TOC)条約の締結。

2000年、 国連がこのTOC条約を採択。
条約締結には各国の国内法整備が必要となる。

既に世界187ヶ国・地域が TOCを締結しており、 未締結国は
日本、 イラク、 南スーダンなど11ヶ国の状態にある。

政府は過去14年間で3度の法案を国会に提出、 しかしみな廃案。

で、 今回(今年3月)、 「テロ等準備罪」 を新設し、 組織犯罪処罰法改正案を出した。

しかしいつもの通り、 メディアや野党、 日弁連などはこれを共謀罪法案と呼んで批判。


陰謀・共謀は英語でConspiracy。

英米法では 「何らかの反社会的目的を達成するために、 秘密裏に行動することを決意する」 行為一般が処罰の対象。

日本法では、 内乱、 外患誘致、 爆発物使用、 特定秘密の漏洩など、 限定された犯罪共謀が対象なのだ。

これが誤解を生じさせる。

例えば会社の嫌な上司を話題にし、 居酒屋で他の人と「あいつを殴ってやろう」 と相談する。
こんなのは今回の組織犯罪処罰法改正案では処罰の対象外。

窃盗、詐欺、恐喝、強盗など、 二人以上で相談しても対象外。 
つまり素人は対象外なのだ。

あくまで対象は、 テロ等を準備するプロの組織犯罪集団に限定される。

戦前の治安維持法(昭和20年廃止)と同様の見方をする人がいるがこれも誤解。


因みに、 類似の法律に破壊活動防止法(昭和27年制定)がある。
これは暴力主義的破壊活動を行った団体が処罰の対象。

これまでに破防法が適用されたのは2件。

1つは三無事件(1961年)と呼ばれるクーデター未遂事件。
旧陸軍出身者らが日本政府の要人の暗殺を計画したもの。


2つ目が渋谷暴動事件(1971年)。

中核派の学生ら約400人が、 渋谷で警戒中の機動隊や渋谷駅前派出所を火炎瓶等で襲撃。  警察官1人が死亡した。


1995年の地下鉄サリン事件など、 オウム真理教に対しては適用されず。 現在では、 実質的に適用できない法律と言っていい。

pict-麻原彰晃-現在-画像-300x209.jpg
        ☝ サリン事件等で逮捕された麻原彰晃。



反対派は、 サラリーマンの居酒屋謀議でも処罰されると拡大解釈、 曲解して喧伝....これが平和認知症国家の現状である。


この点ではタイ軍事政権の方がよっぽどマトモ。










 世界の異端国.........日本。


チェンマイって ホントいいですね!

 (参考)
新聞ネットじゃわからない国際問題(宮家邦彦著):週刊新潮。





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 11:28| Comment(0) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする