2016年05月31日

独居老人の生活561(必要悪‐F ・ 銃)


    ”チェンマイ独居老人の生活” は低俗娯楽ブログです。
     紳士・淑女、 18歳未満の方はご遠慮ください。


今回は昨日の続き、 「必要悪シリーズ」 です。
前回未読の方は、 そちらから先にどうぞ!


必要悪:
悪ではあるが、 社会の現状からいって、 やむを得ず必要とされるような事柄 (広辞苑)。
しかし我々はともすると、 必要ならば善、 悪は不必要と考えがち。



チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐561(必要悪‐F 銃)


   アニーよ 銃を取れ!

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    ジジーよ 銃を取れ! 

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            * *


本日のテーマは、 銃は必要悪か? 

何を隠そう独居老人、 かって銃を数丁所有していたことがある。
米国ではスーパーや銃砲店で簡単に購入できるのだ。

運転免許証を店に提示、 で、出された指定用紙にチェックを入れるだけ。

・あなたはドラッグやってますか?  
・精神病を患ってますか?  
・逮捕歴がありますか?  等々(だったと思う)。

全てノーに ✔ マークすれば、 その場で拳銃が自分の手に・・・・。
 (注) 州によって違いがあります。


ジジイは先ず、 オートマティックガンを大手スーパーチェーン・
ウオルマートで買う。

米国・ケンタッキー暮らしの時で、 今から23,4年前のこと。
価格は150ドル前後だったか。 (注)現在の価格レベルは不明。

これは数回使用したら銃身にひびが見つかり、 店にそのガンを
見せて苦情を言う。
さすがウオルマート、 直ぐに別のガンに取り替えてくれた。


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                 ☝ 
        屋外のシューティングレンジにて。
左がジジイ、 右が夏休みで遊びに来ていた高校生の息子。


射撃場(レンジ)にはレンタル銃が置かれているが、 多くの米人は自分の銃を持って行く。
入場料は幾らだったか忘却、 とにかく安いという記憶がある。

              * *

銃(射撃)は初めてという会社の後輩を連れて行った時のこと。
ジジイが撃ち始めた直後、 こちらにやって来た。

「XXさん、 この銃、引き金を引いても動かないんです」

と引き金に指をかけたまま、 銃口をジジイに向けて言う。

 「危ネー、 銃は上に向けろ!」

調べると、 その銃には弾(たま)が入っていた。 
鳥肌が立った記憶が今もある。

              * *


これは取り替えて貰った新しいガン。 こっちの方がベター。
  (写真は悦に入るジジイです)

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オートマチック10連発だったと記憶する。
弾が小さく、 速射ができる。



次に買ったのがウィンチェスター銃。
西部劇でお馴染みの銃、 150ドル程度だったと思う。

ジジイは子供の頃にハリウッド映画 「ウィンチェスター銃73」 (ジェームズ・ステュアート主演) を観て以来、 この銃に憧れていたのだ。

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映画と言えば、 ジジイはダーティー・ハリーが好きで、 シリーズは
全部観る。
主役のクリント・イーストウッドが手にするマグナムがカッコよく、
ジジイを痺れさせた。

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米国では銃は安価、 このマグナムも100ドル代で買った。

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               ☝
銃を手にして気分はダーティー・ハリーのジジイ。
リボルバー式、 弾丸が大きくて、 撃ったときの衝撃が強い。


そういう事でジジイは同時期に3丁の銃を所持、 自宅アパートに置いていた。

              * *


では、 これらの銃を何に、 何の目的で使うのか?
ジジイは人を撃ったことなし、 動物もなし。

射撃の場所は全てシューティングレンジ(shooting range)。
的は一般的に円形の紙、 他に上半身が印刷された大きな紙。


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人物の写真やイラストもあり、 当時この人の的が人気だった。

    
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          ☝ イラクのフセイン元大統領。
       ジジイは何度写真のフセインを撃ったことか。



加えて、 大きなペットボトルをいくつか地べたに置き、 それを的にする。  これは屋外レンジのみ、 屋内ではできない。

                 * *

シューティングレンジは、 一般向けに営業する店もあれば、 会員専用のクラブもある。
最初の頃、 ジジイは一般向けの方に通っていたが、 自宅から車で1時間強と遠かった。

で、 近間にある射撃クラブを探し出して入会。
年会費を払えばOK、 会員証カードがゲートのキー兼用。

レンジが銃の種類で3ヶ所に分かれ、 別にアーチェリー用もある。
クラブで訊いたところ、 ジジイが初の日本人会員だった由。


アメリカ人は非常にフレンドリーで、 ジジイが1人でいると話しかけてくる。
時にはYouもやってみろと、 散弾銃を貸してくれたりした。


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          ☝ ジジイ愛用のウィンチェスター銃で・・・



ある日父親に連れられた子供(米人の小学生)が、 ペットボトルを標的に小型機関銃をババババっとぶっ放しているのを見た。

的のペットボトルが何度も何度も飛び跳ねる。

一緒にいた友人がそれを見て、 漏らした言葉が忘れられない。

  「こんな国と戦争したんだよなあ。
   これじゃあ日本、 負けるわけだ」



ここまでお読み戴いた皆さま、 銃についてどうお考えですか?

  必要悪?  それとも不必要悪?  


 Guns don't kill people, people kill people.

  (銃が人を殺すのではない、 人が人を殺すのだ)


これは 「全米ライフル協会 (NRA)」 のスローガン。
設立1871年、 会員数約400万人、 事実上の圧力団体である。

アメリカ国内の個人所有の銃は、 全人口以上の数に上るらしい。
となると3億丁以上、 石を投げれば銃に当たる...だ。

              * *

ジジイはシューティングレンジに月1〜2回ほど通った。
1人で楽しめる、 これがジジイの気質にぴったり。

ダーティー・ハリー、 多羅尾伴内などヒーロー気分になれる。

的に集中、 ぶっ放せば、 仕事での鬱憤が晴れる。
最高のストレス発散だ。


銃などこの世にない方がいいかも知れない。

しかしジジイにとって銃は 「必要」 であった。

鋏(はさみ)だってバカが使えば凶器になる。
要は使い方次第ではなかろうか。



米国に暮らしたからこそ味わった銃の醍醐味。
ジジイにとって生涯の思い出だ。

そう、今チェンマイに居るからこそ、 楽しめる事もある。

               ☟


               ☟











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チェンマイって ホントいいですね!

 (注) 
最後のツーショット写真の女の子は恋人でも何でもありません。
4,5年前にちょっと知り合った女性です、 念のため。

 (追記)
いよいよ日本に帰任、 さて所持する銃をどうするか。
拳銃2丁は、 他社の友人2人にそれぞれ譲渡。

ウィンチェスター銃は引き取り手がなく、 銃砲店に持って行く。
交渉したら、 思ったより高値の80ドルで買ってくれた。

 ”武器よさらば”
ジジイはその時以来、 銃に触ったことがない。





posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 08:49| Comment(6) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月30日

独居老人の生活560(必要悪シリーズE 核兵器)


    ”チェンマイ独居老人の生活” は低俗娯楽ブログです。
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チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐560(必要悪シリーズE 核兵器)


   いかに必要であろうと、 いかに正当化できようとも、

   戦争が犯罪だということを忘れてはいけない。

                                      
                               ヘミングウェイ (米国の小説家)


必要悪という言葉がある。
悪ではあるが、 社会の現状からいって、 やむを得ず必要とされるような事柄 (広辞苑)。

しかしある事柄の善悪と、 必要・不必要のいずれかであることとは、 全く次元が違う問題。

必要善..................善であって必要なもの。
必要悪..................悪であるが必要なもの。

不必要善................善であるが不必要なもの。
不必要悪................悪であって不必要なもの。

しかし我々はともすると、 必要ならば善、 悪は不必要と考えがち。

                * *


1964年(昭和39年)5月5日、 広島被爆者の阿部静子さん(89) は原爆投下を命じたトルーマン元大統領と面会した。

「広島・長崎 世界平和研究使節団」 の一人として渡米したもの。
阿部さんは、 トルーマンから原爆は 「必要悪」 と言われて落胆する。

しかし5月27日、 オバマ大統領の広島訪問のTVニュースを
こんな思いで見守ったという。

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「恨みとか怒りとかいう気持ちは横に置いて歓迎したい。  
 これが核廃絶の第一歩になると信じたい」   (産経新聞より)

恨み辛みを言わない日本人らしいお気持ち(観念)だ。
お隣の韓国人ならこうは言わない。

               * *

残念ながら、 阿部さんの願いはむなしく終わるだろう。
核廃絶は理想、 だが実現は無理。

この世にもう出来ちゃってる便利で最強の兵器だ、
誰が手放すものか。
たとえ無くしたとて、 今度は新たに核を作る国が現れる。

出来ることは、 核兵器を使用しない、させないことにある。
そして軍縮、 これなら可能だと思うが..........


核兵器は必要悪?

北の若将軍さまにとっては、 間違いなく必要
現在の核保有国はどう考えているか?  おそらく必要悪だろう。

ジジイは、 原発は必要、 原爆は不必要と思う。
しかし不必要悪であっても現実にあるものは仕方ない。

広島で炸裂してから約71年、 その後 核兵器は1度たりとも使用されていない。  
人類の英知を集め、 これを100年、 千年万年と続けるのだ。


で、どうすりゃいい?

                * *


 (参考‐1) 核保有国:

核拡散防止条約 (NPT) で核兵器保有を国際的に認められた国は、 アメリカ、 ロシア、イギリス、 フランス、 中国の5か国。

NPT非批准の核保有国はインド、 パキスタン、 北朝鮮の3か国。

加えてイスラエルは核保有が確実で、 世界で合計9ヶ国。

核開発の疑惑国にはイラン、シリア、ミャンマーなどがある。



  (参考‐2) 9ヶ国保有の核兵器数:

推定で約19,000個 (2012年1月現在)。

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     ☝ 出所: ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)




  (参考‐3) 2015年の9ヶ国の核兵器保有数:

「米科学者連合 (FAS) 」のクリステンセンはブログにて、 9ヶ国の核兵器総数を15,700個 (2015年4月28日アップデート) と書いている。



  (参考‐4) 米国の核兵器保有数推移:

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       ☝ 上記クリステンセンら発表のデータより。


数を減らしてもお次は核兵器の高度化を図る、 核大国の戦略は
そう単純なものではないようだ。


               * *


ジジイはこのツイートに肝を潰す。
民進党の蓮舫議員、 ついに気が狂ったか。

蓮舫先生は27日のツイッターで、 オバマ米大統領の広島訪問に関しこう書いている。

 「オバマ大統領の広島訪問、 そしてスピーチ、 被爆者の方と
  話される姿。
  この歴史的な声明を実現された安倍内閣の外交を高く高く
  評価します」


えー、 批判するしか能がない蓮舫が安倍首相を絶賛してる。
まあ、 貶(けな)しにくい situationではあるが・・・・・。

それともカッコつけて、 舛添後の都知事選挙に出るつもりかな?

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    ☝ 今日の画像は可愛いかった頃の蓮舫先生で・・・・。
      信じられないことを言ったのでね。

              * *

核兵器ではテーマがデカ過ぎる。
身近なところで鉄砲を取り上げてみよう。

ジジイが拳銃や鉄砲を使った戦いを見たのは映画のシーン。
ハリウッドの西部劇、 千恵蔵の多羅尾伴内シリーズなどだ。

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           ☝ 片岡千恵蔵


お暇な方、 千恵蔵主演の映画 「七つの顔」 です。
共演の轟夕起子の美しいこと、 ジジイびっくり。

懐かしいですよ。  1時間20分 (1946年公開)
               ☟
https://www.youtube.com/watch?v=GaShUgt6M5Q


しかし実際に人間が撃ち合うのは目にしたことがない。

拳銃は要らないもの、 しかし無くならない、 無くせない。
必要悪であろうか?



長くなりますので今日はこの辺で・・・・・。


続きは明日、 片岡千恵蔵に代わりこのジジイが颯爽と登場、
「必要悪シリーズ F」 をお届けします。




   See you tomorrow!


チェンマイって ホントいいですね!



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 08:35| Comment(2) | 社会思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月29日

独居老人の生活559(母と妻の間で・・・)


    ”チェンマイ独居老人の生活” は低俗娯楽ブログです。
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チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐559(母と妻の間で・・・)


          石に布団は着せられず

    墓石に布団を着せて親孝行するわけにはいかない。
    親が死んだら、親孝行はできないというたとえ。



先日ランチを共にしたのは元会社の同期の桜。
といっても机を並べて仕事したことは1度もない。

会った2人は共に技術屋さん、 女も賭け事もやらない真面目な
爺さんだ。

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          ☝ 写真掲載に快諾のお2人。


そのうちの1人Yくん(写真右)は現在札幌で一人暮らし。
彼の奥さんは東京の自宅(マンション)で...つまり別居中である。

彼は社内結婚、 なのでジジイは奥さんの顔は知っている。
真面目なYがよくぞ口説けた、と思うほどの美人だった。

但し、 彼女は気が強いと社内で評判。
数年前の母の日に、 Yが奥さんにカーネーションを贈ったら、

 「私はあなたの母親じゃないよ」 が奥さんのお言葉。


ではなぜ別居か、 それは札幌にYの女がいるから。
女と言っても小指の方ではない。

Yの母親(94歳)が札幌市内の老人専用マンションで一人暮らし。
彼は母親の傍に居て介護というか、 親孝行しているのだ。


Yも老人だが、 規則で母親とは同居できない。
なので札幌市内にアパートを借りている。

1ヶ月25,000円の1間、 エアコンなし。  
厳寒の冬は石油ストーブで暖をとるそうな。

彼は北海道生まれ、 北海道にある某国立大学卒、 寒さと貧乏には慣れている。


現在暇潰しを兼ねて、 宣伝チラシ等の宅配 (郵便受けに入れて
歩く) をやっている。
1軒配って2円、 それでも月5,000円は稼ぐとか。

Yの安いアパートには風呂がない。
で、 毎日通う母親のマンションで入浴する。

母親は、 寝込んではいるがボケの兆候はまったくない。
息子の顔を見ることだけが、 今ある余生の楽しみであろう。

             * *

そんなYが東京の自宅に帰る、 奥さんの顔を見るのは2年半ぶりという。
たまたまジジイの東京滞在とタイミングが合い、 この日のランチと相成った次第。


集合したのは東京・新宿。
馴染みの居酒屋 「トラノコ」 で乾杯、 久しぶりの再会を祝す。
  (トラノコの場所はココをクリック)

老老介護を厭わないYにはやさしさと気配りがある。
リュックから北海道土産を出してきて、 食ってくれと言う。

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マリモ羊羹(左端の箱包み)と鮭トバとコマイのツマミ。

1ヶ月近くチラシ配りで稼いだカネが土産で吹っ飛んだ。
ありがたく頂戴する。

2つともジジイの大好物、 ビールを前にすれば........
すぐ鮭とコマイの封を開け、 店内で食う。

勿論持ち込みはNGだろうが、 店員さんは何も言わず。
店員は中国人とベトナム人の美女、 持ち込みなんぞ当たり前の
感覚か。

                 * *

Yは当ブログを読んでくれている。

「文章が長すぎて、 読むのに疲れるよ、
 ブログってのは普通もっと短いんだよね」 とアドバイス。

その通りで、 読書好きな人を除けば大概の人は長く感じるはず。
で、 今後当ブログの内容を短かめにするつもり。


そのYもブログを出している。
興味ある方、 お読み戴ければ幸いです。
 (Yのブログ: 「北の一人住まい」 はココをクリック)

                * *


長年奥さんと別居しているYである。
2年半ぶりに帰る自宅(東京)に居場所はあるのか?

「息子がまだ独身で1部屋を占拠。  女房の部屋は物置になっており使用不可。  オレの部屋はちゃんとあり、 そこで寝てるよ」

 「じゃあ奥さんと一緒のベッドだな、 いいじゃないの」

「女房は1人で寝てるよ、 リビングのソファーで」


40年前は、 夫婦抱き合って寝ていたろうに。



今日のテーマは老老介護.....感動の親孝行物語。

  ”ろうろうかいご  息子シルバー  親ゴールド”


そこに奥さんの胸中が透けて見えてくる。


   母親を連れて、  








  亭主も一緒にあの世へ行って・・・・・

 
チェンマイって ホントいいですね!




posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 07:57| Comment(0) | 老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする