2015年10月31日

独居老人の生活387(恋愛市場)


昨年9月5日の当ブログ-54で、 「市場の兄ちゃん」 を掲載。
今日はその兄ちゃんの再登場です。

前作をまだお読みでない方、 #54もどうぞよろしく!



チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐387(恋愛市場)


     男と男、 義理と人情の 絆あり。

     女と女、 堅き友情  愛がある。




独居老人、 野菜の買出しはソンペット市場に行く。
場所は、 北タイ情報紙 「Chao」 の地図(F-4)

買う所は決まっており、 「市場の兄ちゃん」 の店。
兄ちゃんと言っても正真正銘の女性だ。


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         ☝ カレは女ですからね、 お間違えなく・・・・。



2,3ヶ月前あたりからか、 時たま本物の女が売り場にいる。

お昼どきだと、 兄ちゃんと2人でぶっかけ飯を食ったりしている。

女性は売り子をする訳でもなく、 せいぜい客に野菜入れの籠を
渡す程度。


この女性、 かなりの美人でジジイの好み(のタイプ)。
で当然、 笑顔で声をかける。

 「こんにちわ、 ここで働いてるの?」

と、この本物のオンナ、 なにも答えず反対側の棚に行く。
いかにも迷惑そうな感じ。

ジジイが顔をしかめたら、 横に居た兄ちゃんが笑みを浮かべて
誇らしげに言った。

 「私の恋人よ、 美人でしょ?」


2人はレズの恋人同士、 同居して1年が経つという。
こんな関係、 珍しくも何ともない。    驚きもしない。

但しタイ人同士によるホモ関係 (男の恋人同士)、 ジジイはこれを目にしたことがない。


           * *


ここ1ヶ月、 店に行ってもあの女性の顔が見えない。

「もう別れたの?」  とジジイは兄ちゃんに訊く。

 「いや、 今 彼女はセンタンの売り場で仕事よ」


これではツーショットを撮るチャンスがない。

 「2人の写真をブログに載せたいんだけど・・・・・・」

こう言うと、 その場で兄ちゃんはLINEに送信してくれた。


市場にいる兄ちゃんとは見違えるほどの男? っぷり。



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  ☝ 右が市場の兄ちゃん、 間違いなく 「女」 です。



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    ☝ 右の彼女、 実物も美人なんですよ。  
      本物の男を好きになって欲しいな。



まさに愛し合う男女のようなカップルではないか。
一人淋しい独居老人、 写真を見て羨ましくなる。


こんな熱々カップル、 いつまで長続きするのやら・・・・・・。
いえいえ、 末永く幸せにやって欲しいと願ってるよ。


兄ちゃんに訊きそびれてしまった。

 「浮気することあるの?  バレたらどうなるの?」


まさか言わないだろう。












  「彼女に股間をチョン切られるよ」


チェンマイって ホントいいですね!





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2015年10月30日

独居老人の生活386(#2 女の一言)


女性と話をしていると、 思いがけない言葉が返ってくることが
ある。
聴いた相手の男はこの独居老人、 またはジジイの友人など。
今日はその第2弾、 一般女性の名言・放言を取り上げます。




チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐386(#2 女の一言)


太郎くんと良家のお嬢さま 花子さんがデートした。
まだ清い関係の2人は公園のベンチに腰掛け、 熱く語らう。


ちょっと沈黙が走った時だ。

  「太郎さん、 今なにを考えていらっしゃるの?」

  「いやあー、 花子さんと同じことだよ」



  「まあ太郎さんったら、 イヤらしいー!」

                                           小噺より


前回からの続きです。

(3) 家庭で (日本)。


亭主関白で遊び好きな友人Bくん(当時58歳)の話。
Bくんには息子がおり、 結婚式の日取りが決まっていた。

奥さんからは、
「式には何があっても絶対に出席、 体調には気を付けて。
 父親としての務めなんですから」

と強く念押しされていた。


そして結婚式は無事終了、 ご機嫌で帰宅した。
そこで奥さんから言われる。





「もうこの家であなたの用事はありません。
 何処へでも好きな所に行ってもらっていいわ!」


Bくん、 己の存在が単なる冠婚葬祭用であったことを思い知る。
で、 彼は定年後、 チェンマイ暮らしを始めたそうな。


体よく追っ払われただけの話。





(4) 別れ話 (チェンマイ)。

友人Cくん(66)は、 タイ人の恋人ファー嬢(27)と1年近い関係。

彼女は風俗には縁のない普通の女、 1歳3ヶ月の子供がいる。
子供の父親なる男は、 彼女が孕むとすぐ逃げたという。

ところがCくん、 ファーにはうんざりしていた。
彼女には時間的観念がない、 余りにも時間にルーズ。

1、2時間の遅刻は日常茶飯事、 キャンセルの連絡は定刻を
過ぎてから。
なのでCくんは、 日本からのお土産に日本製腕時計を贈った程。


彼はいつも薬をのみ、 自宅でファーの来るのを待っている。

その事情を話し、 キャンセルは1時間前に電話しろ、 と言い聞かせる。  しかし全く効果なし。

4度目のキャンセルでCくんはキレた。  別れを決断。

で、 Cくんはカフェーで恐る恐る関係打ち切りを告げる。
ゴネられたらどうしよう....不安でならない。

「日本の株価暴落で、 渡せるカネ (お手当) がなくなった。
 今後カネは出せないが、 会いたければいつでも来てくれ」

ファー嬢は物静かに答えた。






「あたしは仕事で来てたから・・・・・・」



斯様にCくんとファーとの関係は円満に終了。

 「あれ程あっさりした(気性の)オンナと分かってれば、  
  無理して別れるんじゃなかったかな」

Cくんはちょっぴり悔やんだと言う。

尚、 彼女がすんなり別れに同意してくれた事にCくんは感激、
退職金を渡した由。

これはゴネられた時の為に用意したカネ、 月給(お手当)の
2ヶ月分だったそうな。  甘いなあ。





(5) お見合いの席で (日本)。

ジジイには甥っ子がいる。
彼が30歳のころお見合いをした。

甥っ子は某国立大学工学部を卒業、 大手企業に勤務する
エンジニア。

釣書(の履歴)としてはまあまあで、 性格もいい。
だが男っぷりが悪い、 加えて口下手、 冗談一つ言えない。


いよいよお見合い開始。
仲人や双方の両親を交えての雑談、 そのあと見合いの2人
だけが残る。

これからが勝負。 色々話をし、意気投合となればしめたもの。

甥っ子はカノ女なし歴30年、 女の扱い方が未熟、 なので
話は全く弾まない。

そうこうするうち、 相手の女性が言ったという。






「私、 急用を思い出しました、 これで失礼します」


甥っ子はそれ以来、 2度と見合いをすることはなかった。

彼は現在50歳、 未だ独身、 おそらく童貞であろう。



強気もの 汝の名は  オンナ     

                     <続く>

チェンマイって ホントいいですね!


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2015年10月29日

独居老人の生活385(理想の死に方)


チェンマイ独居老人の華麗なる生活‐385(理想の死に方)


             死中に活を求む            「後漢書」

助かる見込みのない状態の中で、 生き延びる道を求めること。



週刊ポスト」 10月30日号で、 次の記事にぶつかった。

  ”「老衰死」 するために必要なこと”

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ポスト記事を参考に話を進めよう。

先ず老衰死とは、
直接の死因となる病を持たず、 老いによる身体機能の低下で
死を迎えること。

特徴は、”食べる” という機能が低下 → 身体全体の機能低下。
平均寿命あたりが老衰死の目安。 (男80.5, 女86.8歳)

この目安ならば、 ジジイの友人の某さん (75) や誰さん(74)
などはもうあと5年で老衰死。

しかしお二人は非常にお元気、 今も若い女が大好きだ。
このジジイだって残り10年しかない。

             * *


この”食べる”という機能は、 毎日同じ栄養価の高いモノを食べていても、 体重が減り続けるという。

これは老化により体内の細胞の数が減少 → 小腸が萎縮 →
栄養摂取減 → 体重減に至る。

そして段々と食事中に眠るようになり → 食べなくなり → 死亡。


上記状態になった時、 当人は苦しくないのか?

食べられない状態になれば、 本人には意識がないそうな。
なので医師は断言する、 「全く苦しくない」 由。

そして死の瞬間も苦痛はなく、 むしろ ”快楽” を覚えるとか。
(これは死んだ人にしか分からないと思うが・・・・・・)


そう言えば、 ジジイも飲んでいる最中に意識がなくなりよく眠る。

残念なことに、 翌朝二日酔い気味で目が覚め、 また昼から飲み始める。
ちっとも ”飲酒しなくなり” の状態にならない。
これじゃあ老衰死はかなり先の話だ。

             * *


自然と死なせてやれば良いものを・・・・、 しかしこれを阻むものが現れる。

例えば、年老いた親と同居していた娘はこのまま老衰死をと・・・・。

しかし地方で別居していた息子が帰って来て異見を主張する。

「親にはできる限り長生きして欲しい、 放ってはおけぬ」

で、 ここで始まるのが病院での延命治療。
胃ろう、 点滴、 いわゆる人間スパゲティだ。


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ある医師はこう言う。  (注)ポスト記事とは無関係。

「人間は口から何も食べたくなくなったら、そこに管で栄養を流し込むことがベストとは言えない。

過剰なエネルギー投与は本人を助けるどころか、むしろ負担になることも・・・・・・。

終末期に点滴で投与された栄養は、それらを有効利用する身体
機能が十分に働かない」

               * *

「週刊ポスト」 記事は平穏な老衰死を望む人にアドバイスする。

元気なうちに書面 (メモでもいい) で自分の意思を残し、 近親者に徹底させておきなさい。 


尚、 その典型例が 「Living Will」

ジジイのお勧め、 これは近親者 + 医師への意思表示である。

「Living Will」 は、 当ブログ-18 : 終末期医療 (’14年8月2日) で掲載済み。  未読の方、 興味あればご参照ください。

               * *


死は敗北ではない。

人は老衰で穏やかに死ねる。
「直接の死因となる病を持たず」・・・こんな理想的なことはない。

欧米では死の質(Quality of Death)を求める動きが盛んだ。
それをどう考えるかは各人各様。



独居老人、 老衰死は最高だと思う、 勿論延命治療は無用。


とは言えできれば、 やはりこの手立て。   ハイ出ました、









     90代での 腹上死。


恍惚のうちに、 気持ちよく死にたいです。


チェンマイって ホントいいですね!

 (参考までに)

死の質(Quality of Death)に関する調査結果(2015年)です。
調査は英国の週刊誌 「エコノミスト」 によるもの。

「クオリティの高い死を迎えられる国」 ランキング。

評価の対象となったのは世界80カ国。
医療体制、特に末期症状の苦痛緩和ケアの充実度を評価基準としている。

・苦痛緩和ケアのための環境が整っているか、
・プロフェッショナルな人材がそろっているか、
・経済的に無理なく治療を受けられるか、
・質の高いケアを受けられるか、
・社会全体が高い参加意識を持っているか、

といった5項目を点数制で評価。


2010年の調査では40カ国中、日本は23位、 だが今年は80カ国中14位へと躍進。

地域のコミュニティやボランティア、 患者家族などが緩和ケアに
積極的に力を貸す体制が整っていることを示す結果だ。


尚、 中国は71位。

この国の緩和ケア事情の遅れを物語る。
ホスピスは上海や北京などの都市部に集中し、 利用できる患者は全体のわずか1%に満たない。

患者側も医療者側も、病気そのものの治療のみに専念し、 患者やその家族の苦痛や悲嘆に対するケアは置き去りにされたまま。


            * * *


 ランキング上位10ヵ国は以下の通り。


「クオリティの高い死を迎えられる国」 (80カ国中)

1位 イギリス

2位 オーストラリア

3位 ニュージーランド

4位 アイルランド

5位 ベルギー

6位 台湾

7位 ドイツ

8位 オランダ

9位 アメリカ

10位 フランス  
    ・
12位 シンガポール
    ・ 
    ・  
14位 日本
    ・
    ・
18位 韓国


71位 中国     

台湾が健闘、 ご立派!        以上



posted by チェンマイ華麗なる独居老人 at 06:27| Comment(0) | 老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする